今日は下の子どもの授業参観。なんで、午後から休みをとって行ってきました*1
授業内容は、ジェンダー社会的性別のありよう(笑)にかかわる話*2。
さすがに職場から急いでいっても授業の最初には間にあわず、途中から教室に入ったのですが、中では侃々諤々の討論をしています。教室のあちこちに「そう思う」「どちらかとそう思う」「どちらかとそう思わない」「そうは思わない」という紙が貼ってあります。「部屋の四隅」というヤツですね。で、前を見ると「男の人がスカートをはくのはおかしい」というお題が貼ってあります(爆)。うちの子どもはどこにいるのかなぁと探すと「どちらかというとそう思わない」という、なんとも玉虫色のところにいます。
あとで聞いたら、はじめはほぼ全員が「そう思う」系のところにいたそうな。ところが、ある一人の男の子*3が「そうは思わない」というところでがんばって、だんだん「なかま」を増やしていったみたいです。
で、ウチの子も発言をしていました。「わたしのお父さんもスカートをはきます。でも、オカマと言わないでほしいです」。
授業が終わってから、子どもがこっちにきて「ごめん、お父さんのこと言っちゃった」って言うから「いいんだよ。えらかったね」って頭をクリクリしました。
しかし笑いました。まぁ、わたし的にはオカマでもいいんですけどね。
ところで、うちの子どもの言葉、ちょっと聞くとわたしのことを弁護しているように思えるんですですけど、たぶん違います。
というのは、弁護しなくちゃならないほどわたしは今の小学校の子どもたちに、その存在を知られてはいないです。ましてや、わたしは今の住所に移ってからスカートをはいたことは…。1回あったかな、程度です。なので、わざわざわたしがスカートをはいているなどということを言う必要は、まったくありません。もっと言えば、弁護するためだったら、わざわざ言うよりも隠した方がよっぽど効果的です。
じゃぁ、なぜ言ったか。
きっとウチの子ども、、本当に「別にかまわない」と思っていて、その自分の考えを主張するための材料としてわたしという存在を使ったんじゃないかなぁと思います。だからこそ、授業が終わったあと「ごめん、お父さんのこと言っちゃった」というふうに、わたしに言ってくれたんだろうと思います。
やるやん(笑)。