無力さ…

大学の頃から感じていました。時代のどうしようも流れの中で、はたして自分一人でなにができるんだろうという無力感。そんな思いをますます強くする今日の出来事でした。
いや、実はぜんぜん知らなかったんですよ。のんびりと子ども達といっしょにテレビを見ていて、「あ、津波警報や」としか知らなかったんです。さらにその後、「へ〜、松阪は60億円かぁ」とのんきに構えてました。と同時に、トップに来ないんだから、強行採決はなかったんだろうと思っていたのです。ところが、ネットニュースを見たら、すでに通っていた…。
先の衆議院選挙の結果が出た翌日に日記に書いたことが、いま現実のこととして展開されていることを、ひしひしと感じます。
学力低下少子高齢化・教育の荒廃・不景気etc…。すべてを「誰か」のせいにして、「誰か」をたたくことでよしとしてきた勢いは、とうとうそれらを含めすべてを「法律」のせいにして、「法律」を変えるところまで来ました。
いや、人のせいにするのはやめないといけないですね。少なくとも、わたしは。
後々、子どもたちから「あのとき、父ちゃんはなにもしなかったの?」と言われた時、「これくらいのことしかできなかったけど、それでもやった」と言える程度のことはしないといけないかなと思います。そして、それでもこの国に住むならば、「非国民」という称号を胸に生きていくしかないかとも思います。それが、残された「ひとりでもできる闘い」かもしれないです。