子どもの勉強

子どもは明日から中間試験。なんでも、明日の試験は理科と数学らしいです。「電気がわからない」とかいうので、「持ってきぃや」ということになりました。で、ノートを見たら…。「おまえ、この半学期間なにしてたんや!」ほとんど真っ白です。
しゃーないので、教科書に従ってオームの法則とか右ねじの法則・フレミングの左手の法則あたりをザクザクッと教えました。しかし、こんなんで点がとれたら、逆にアカンと思うのですが…。
しかし、勉強が苦手な子を教えて思うことですけど、教え方って大切だなぁと思います。わたしの場合は、まずスキーの教え方から多くのことを学びました。簡単なことです。

  • いまやったばかりのことはできなくてあたりまえ。
  • できるようになるためには、練習が必要。
  • 伸ばすためには欠点を見抜いて、その矯正法を練習する。

もうひとつ教わったのは、小学校の先生の教え方。

  • ひとつひとつのテーマを明確に。
  • いま何をしているか、課題を具体的に把握させる。
  • 最後に振り返りをする。

こんなところでしょうか。
振り返って昔の教え方を考えると、これらの正反対のことをやっていたなぁと。説明と例題と問いと解答の区分がイマイチだったり、いま何をしているのかをきちんと説明していなかったり、「いまやったやろぅな、なんでできへんねん」と怒ったり…。
すべてのことに「ポイント」があり、ひとつのことをやることは次のステップになっているということ。バリエーションをこなすことが「強い解き方」につながるということ。そんなことをきちんと教えていけば、「解く」ことがうれしくなるじゃないかなぁと思う、今日この頃です。

事故・さらにその後

今日は、生徒たちの前に「ケガ人デビュー」の日です。といっても、いまは中間試験中なので、試験監督くらいしかないんですけど…。
朝、出がけに昔パートナーが使っていた「杖」を借りることにしました。わたしの仕事場は4階。学校なので、当然エレベーターやエスカレーターなんかありません。手すりを使うと、それはそれで楽なのですが、廊下なんぞを歩く時は杖がある方が便利。というか、もう少しいうならば、パフォーマンスですけどね(笑)。だって、ギブスをはめているわけでもないし、パッと見はわかりませんから…。
で、まずは朝から教職員のみなさん、「どないしたん?」「大丈夫?」という反応。で「バイクで空を飛んだ」とか「流れ星になりかけた」とか、てきとうに答えておきました。まぁ、職員室の話題づくりには、ちょっとは貢献したかな。
で、教室へ。もう、会う生徒がみんな「どないしたん?」と聞いてきます。答は何パターンかあります。「空飛んだ」はふつうかな。「ライフル、バン!」とか「仕込み杖」とか、適当に答えます。生徒は「ショーもなー」で、おしまい。ひどいヤツは「きも〜(笑)」おもわず、「そこへなおれ!ぶつぞ〜(笑)」「ごめん、ごめん」。横で見ていたやんちゃそうな生徒「2年生、俺等より口悪いなぁ」。いや、やんちゃそうな生徒たちほど、真剣に心配してくれますから。
実は、「かいーの!」がやりたかったのですが、さすがにあそこまで身体が動きません。寛平ちゃんの偉大さがよくわかりました。

金…

それにしても、向こうの車が自賠責にしか入っていないという状態なので、めんどくさいです。幸い自賠責の限度額を超えるようなケガではなさそうなので、治療費はなんとかなりそうですが、問題は「立て替え」です。
処置をしてくれた病院が家から遠いし、薬については院外処方、さらに首や筋肉の関係で接骨医にもかかろうと思っています。ふつうは、加害者側の任意保険の会社が立て替えをして、限度額以内の分については、自賠責の方に「加害者請求」をするわけです。ところが、向こうにはそれをやってくれる人がいないし、そうなると向こうに立て替えさせるのはかなりめんどくさいです。結局わたしが立て替えをして、加害者請求をすることになるんですけど、これがめんどくさい。
ところが、このことを向こうに電話で伝えたところ「それでけっこうです」などという返事。ぶち切れかかりました。さらに「わたしも首が痛い」とか言いはじめます。箱の中に入っている人間がなにを言うねん!ぶち切れました。
結局、任意がないので、物損分は自腹なんですね。それを払うのにビビっているようです。
この間病院で見せた「誠意」らしきものは、電話の向こうにはありませんでした。金がからむと、人間こうなるのかと、よくわかりました。はぁ…。

事故・その後…

昨日の日記に、ものすごくたくさんの楽しい(笑)コメントありがとうございました。
とりあえず、この場を借りてその後の報告など…
まずは、ケガの具合。
とりあえず、昨日塗ったところとその上下の擦り傷が外傷です。で、内部についてはわかりませんが、今日首のレントゲンを撮ってもらったところ、レントゲン上は特に何もないようです。ただ、瞬間的に大きな力が内側から発生しているので、首のまわりの筋肉が痛いのなんのって。それ以外に、足をかばって歩いているので、ふくらはぎとか脇腹とかがとても痛いですね。くしゃみをする瞬間が、ものすごい恐怖です。
次に、バイクの具合。
今日バイク屋に見に行ったら、意外と大丈夫そうでした。何より助かったのが、フレームとタンク。フレームにひずみはなさそうだし、タンクには傷ひとつついていませんでした。フロントフォークはまだわかりませんが、まぁ修理の範囲内にすみそうです。
てことで、午前中は消毒や検査でつぶれましたけど、午後からは勤務でした(笑)。もっとも、本日の勤務は出張だったので、まだ学校には行ってませんけど…。

くそ〜…

今日夕方、いつもの通り渋滞をしている道の左をすり抜けをしていました。と、いきなり車と車の間から車が…。
てなことで、つっこんで、一回転してしまいました。飛びながら考えていたことは、「こりゃぁ長引くぞ…」。落ちてから、身体を確認。「ふむ、左足OK。腕、OK。右足、痛いけど動く。首、ついてる。頭、いつものとーり」。どうやら生きていました。たぶん、ボンネットの上を滑るか飛ぶかして、向こう側にヘルメットから落ちて、受け身の状態になったので助かったようです。とりあえず、道ばたで寝ころびながらパートナーをはじめ、必要なところに電話。携帯って便利だわぁ。
あとはもう、まわりにいた人たちが迅速な措置をして下さったので、ぜんぜん楽チン。あっというまに救急車の車上の人になりました。
救急隊員に名前とか住所とか電話番号とか年齢とか聞かれたので、いつもの調子でヘラヘラと答えていたのですが、病院に搬送する問い合わせをしているのを聞いてorz。
「43歳男性、◯◯」
おいおい、性別を言ったおぼえはないぞ。ふーんだ。いいよいいよ。どーせあたしゃパスしてませんよ。結局、病院内でも、わたしは「43歳男性」と呼ばれ続けました。
結局バイクは大破したものの、身体は右膝の下を縫っただけでおしまい。松葉杖すら貸してもらえないという状況でした。そうそう、リュックに入れていたパソコンも無事でした。kりゃ、奇跡だわ。
で、病院にはパートナーが駆けつけてくれました。いや、助かりました*1
と、そこへ、車の運転手の方が来られました。で、パートナーに向かって「お母さんですか?」。パートナー、「いえ、身内のものです」と笑顔で答えながら、裏側で怒ってました。運転手の方といろいろ話をしていたのですが、こちらのほうは「はじめ男の人やと思っていたけど、女の人だったんですね」とのこと。まぁ、ちょっとお年を召した方で、気が少々動転しておられたのかな。
いろんな処理がすんで、帰り道。パートナーとふたりでマクド*2のドライブスルーに入りながら「こんな時しかふたりでゆっくりできないね」と話しあいました。でも、あまりこういうのはイヤだなぁ。
家に帰って、子どもたちと再会。つっても、帰った時間、いつもよりちょっと遅いぐらいですけどね。下の子どもは宿題をしていたみたいで、上の子どももきちんと子守をしてくれたみたいで、どうやらわたしが事故にあった時の方が子どもたちは「えらい」ようです。下の子どもが扇風機の風をこっちに向けてくれたので、「冷やしてくれてるの?」と聞くと、「うん、早くよくなってね」だって。なんとゆーか。
で、パートナーとビールで乾杯。生きていること、家に帰ってこれたことを実感しました。

それにしても、縫った場所、ひざの少し下だし、ミニスカはたぶんはかないからいいけど、傷跡が残ると困るなぁ。単純に男と思われたら困るので*3、ていねいにやってもらうようにお願いはしたんだけど。まぁ、あとはわたしの驚異的な自然治癒能力に頼るとするかな。

しかし、あしたも出勤かぁ…。いてて、麻酔が切れてきた(笑)。

*1:今日だけじゃないです。はい。まぁ今日は特にということで…

*2:関西では「マクド」と略します

*3:多少傷跡が残ってもいいだろうという価値観でやられると困りますわな

F1最終戦

アロンソの圧勝。ミハエル・シューマッハは途中リタイア。なんか、今シーズンを象徴するエンディングでした。
でも、シューマッハって、初チャンピオンの時ルノーに乗っていたような気がする。あのとき、たしかV8エンジンだったけど、すごく早かったんじゃなかったっけ。あのときからファンなんですよね。というか、もともとわたしが好きだったドライバーは、アラン・プロストだったりするんですけど…。
まぁ、フェラーリが長いトンネルを抜け出したここ数年で、その間他のチームは長いトンネルだったわけで、ふたたびフェラーリはトンネルに入ったわけです。これが長いのか短いのかは、まだわかりません。来年のフェラーリシューマッハに期待しようかな。

庭仕事

うちの実家の庭がうっそうとした「森」になっているので、「ちょっと整理をしてほしい」というリクエストがありました。なので、実家に行ってお手伝い。
ひたすらスコップで穴を掘って、木を掘り出して、別のところに穴を掘って、そこへ移植するというのの繰り返し。さらに、花壇として囲みがしてある石の移動。こういうことをやっていると「庭仕事は土木工事だなぁ」という気がしみじみとしてきます。さらに、親が「あれをここにやって、これをここにやって」というのを聞いていると、「中世の河原者って、こんな感じで作業をしていたんだろうなぁ」などという気がしみじみとわいてきます。
午後からは、木の枝切り。脚立に登って一本。さらにその上は枝の分かれ目に足をかけて3本ばっか。久しぶりの木登りは、それなりに楽しいもんです。
夕方、作業中に目の中に入った木くずをとってもらいに目医者さんへ。「ほう、立派なものが入ってますね」とのこと。とりだしてもらったのを見たら、たしかにりっぱなものが入っていました。
教訓「庭の作業をする時はゴーグルをする」

突如電話

家に帰って、ダラダラしていると、突然友だちから電話です。この人たち、適当に酔うと、人の携帯に電話をして、順番にまわしていくというクセがある人たちで、かける側にまわると結構おもしろいです。で、今日はかかってくる側だった、と。
で、「今日はどないしましたん?」と聞くと「アサヤンの飲み会や」へ?思わず「浅草橋ヤング用品店」の飲み会かと思ったわたしは、アホでした。プロレス好きの某博物館の関係者の方を囲む会だったようです。
で、いきなり「で、お前手術すんのか?」「いや、見あわせましたけど」「なんでや」「いや、まぁいろいろ考えて」「そうか、ほな次にまわすぞ」「へ?」みたいな、会話かどうかわからないような話がしばらく続きます。で、「まぁ、明日になったら多分忘れてるけど」とか言いながら「ほな、じゃましたな」でおしまい。
愉快な人たちです。
ところが、しばらくして再び携帯が鳴りました。普通、2回目はないんだけどなぁと思いながら出てみました。すると、アサヤンさんが、妙にまじめな声でこう言われました。「手術やけどなぁ、おれはやらんでもええと思う。そのままでええと思う」。
なんだか、すごく「わたし」を肯定してくれる言葉だなぁと思い、思わず、「ありがとうございます」と答えました。
倫理観とか、そういうのじゃないんだと思うんですよね。この人たち、「やる」となったらとことんやる人たちだし、「やったらええやん」と平気で言う人たちです。でも、そういう人(たち)が
「やらんでええやん」ということの重みって、なんか感じることがあったんですよね…。

初デート?

で、夜は上の子どもとパートナーを某所に送って、下の子どもと二人でごはん。家で食べてもよかったのですが、せっかくなので、一緒にご飯を食べに行くことにしました。
「なにがいい?」と聞くと「デザートはケーキ?」。はぁ?
「ご飯は何がいいの?」と聞くと「考えてない」。はぁ?
「お寿司は*1?」と聞くと「お寿司!」
ここで、前に行って「いいなぁ」と思った店に行ったら、つぶれてました(涙)。
で、たまたまおいしいたこ焼き屋さんの前を通ったので「ここのたこ焼きおいしいんだよ」と言うと「じゃぁ、たこ焼き」。はぁ?
「晩ご飯にたこ焼きだけっちゅうのはなんやし、焼肉屋に行こうか」と聞くと「うん、焼肉焼肉!」
ということで、焼肉屋に行きました。お店にはいると、テレビで「IQサプリ」をやっていて、子どもはずっと見ていました。わたしは、コリコリを食べて満足。まぁ、こんな日があってもいいかな。

*1:下の子どもは回転寿司が大好き