で、みんなで帰ったのですが、わたしだけ東九条で寄り道。今日から明日にかけて、夏にやった全国在日外国人生徒交流会の生徒実行委員会の総括合宿をやっています。で、わたしも夜から参加。といっても、着いたらすでに今日の論議は終わっていて、生徒はお風呂へ。教員はビールという状態でした。なんとなくぐだぐだしゃべっているうちに、昨日からの疲れがでてきておねむ。おとなしく2段ベッドの下段にもぐりこんで、おやすみなさい…。
で、ふたたび祭
帰ったら、夜店もたけなわ。さっそく、たこ揚げ屋さんになりました。揚がったたこ焼きを、パックに5個入れて、ソースを塗って、青のり・粉鰹をかけて、楊枝をさして、ふたをして、輪ゴムでとめたらおしまい。これを延々と3時間ほどやりました。でも、てきとうにビールを飲んでつまみながらやっていると、けっこう楽しかったりします。やっぱり、夜店は客より店側が楽しいな。
老人会用のカラオケは10時までやるとかいう話だったけど、店の方はほぼ完売ということで、お役御免になりました。まだ最後の一盛りあがりがあったけど、家が遠いので、お先に失礼しました。
それにしても、区の区長さん。引っ越しても祭の手伝いに行ったのが、よほどうれしかったのかなぁ。帰りにビールを持たせてくれて、しかも見送りにまで来て下さいました。恐縮です。
女人禁制のシンポ
詳細はあまりよくおぼえていないのでパス(笑)。
途中、すごく事細かな質問があって、これへの回答として、コーディネーターの方から「ケガレ意識」あたりの話が出てきて、なかなか興味深い展開になりました。
ここで話された「ケガレ意識」って、たぶん「延喜式」あたりから出てくる話なんでしょうけど、この価値観のおよぶ範囲って、しょせんは京都を中心とした当時の都近辺だけですよね。となると、その勢力の外側にある地域では「女人禁制」ってあったのかなかったのか。あったとしても、「延喜式」を元にした「ケガレ意識」というわけにはいかないだろうと思うのですよね。にもかかわらずあったとしたら、もう少し普遍的に「女性を排除する」という文化があったというふうに考えなくちゃならないだろうし、それってどうとらえたらいいんだろう…。
それ以外にも、いろいろ話がありましたが、まぁ、これもここではパス。というか、「祭」のために帰らなくちゃならないので、途中で失礼したという…。
まつり
在日外国人の卒業生のうちにお呼ばれ
で、たまたま1年生の時に知りあって、そのまま4年越しのつきあいをしている在日外国人の元生徒の家にお呼ばれで行ってきました。
家に着くと、お母さんが満面の笑みで迎えて下さります。テーブルの上には山のような料理。お母さんのふるさと*1の料理である「エンパナーダ」とか、日本の食材が使えるようにアレンジした魚料理や豆料理など、すごいごちそうです。お母さんがお気に入りのスパークリングワインを飲みながら、話がどんどんはずみます。と、そこへ、南の島で大学教員をしておられる方とそのお弟子さん(?)も到着。いよいよ話はダブルの子どものアイデンティティの持ちようとかの核心をつく話に移行していきました。そんなところに、さらに在日コリアンの高校生やアメラジアンの高校生もやってきて、いきなりえらい感じになってしまいました。話は佳境にいきそうだったのですが、帰りの時間もあるのでお開き。
いや、けっこう身体は疲れていたけど、来てよかったなぁと。
それでも帰宅
帰りの車、運転しながらも、眠いのなんのって。それでも、なんとか家に帰れました。今日は2〜3、家でやる用事があります。
ひとつは、バイク修理。この間、いきなりバックファイアーを起こしたあと、右のシリンダーが死んだみたいで、走ったあとにもかかわらず、右のマフラーはひんやりしていました。おそらく、プラグが死んだんだと思います。なので、プラグ交換。
もうひとつは、車の修理。というほどのことはないですけど、ワイパーブレードの交換です。リアワイパーなんですけど、ブレードが垂れ下がって、後ろが見えない。
なんとかかんとか、そのあたりをやったけど、やっぱり眠いものは眠いです。ベッドに横になっても身体が休まりません。結局、意を決して(てなもんでもないけど)お風呂に入ってリラックスすることにしました。でも、そのままじゃぁなんですから、ハーブオイルをちょこっと混ぜてもらいました。ふだんは烏の行水ですが、さすがに今日ばかりはかな〜りつかっていました。おかげさまで、ようやくふかーつ。
目覚め
朝、ふと目が覚めました。テレビの音がしています。と、そこへ「ピピピ」という音がします。腕時計のアラームが鳴っているようです。ということは…。6時かorz。
ホテルのフロントでもらった朝食券には7時半と書いてあります。でも、お腹減った。シャワーを浴びるにしても、かかる時間はそんなに多くはありません。散歩しようにも、天気があまりよくないです。というより、眠い。なんで、朝ゆっくりできる日に限って、早くに目が覚めるのかなぁ。
やがて、それでもそれなりの時間になったところで、朝ご飯を食べに行きました。すると…。バイキングじゃない。出てきたお皿を見ると、おいしそうなサンドイッチがいっぱい。でも、お腹はそんなにすいていません。う〜ん。でも、全部食べてしまいました。太るな…。
宍粟牛(じゅるっ)
それでも、終わった後は懇親会です。宍粟市内にある居酒屋*1に行きました。なんか雰囲気のある店で、「高そ〜」な感じです。
宍粟って、牛がすごくおいしいらしいです。「神戸牛」とか有名ですけど、実は宍粟の牛だったりするみたいです。あと、「但馬牛」とも違うらしくて、宍粟は宍粟独自の牛がいるそうな。で、食べましたが…。なんと言ったらいいのか…。とろけるような味です。薄切りにしたカルビ(かな?)を軽く焼いたものは「わさび醤油で食べてください」と言われたのですが、もったいない。そのまま食べると、牛の味が存分にします。さがり*2の焼いたのにネギがたっぷり載っているのは、スライスニンニクと塩!もう…。ねぎまの炭火焼きはカリッとしていて、食べるとサクッとかみ切れて、しかも油がジュワッと広がります。生センマイも、センマイの味がきちんとしています。そして、極めつけは生レバー。臭みはぜんぜんありません。とろけるような味でした。
この店、梅酒にも力を入れていて、いろんな種類のがあります。飲み比べるとなかなかのものです。
てなことで、お腹いっぱい。1次会がお開きになって、2次会へ。こちらはスナック。隣になった人とパッチギの話なんかで盛りあがってしまいました。
そうそう、お店の人、わたしの性別でずいぶんと悩んでおられたようです。で、最後に言われたのが「え〜、女でしょ?なんでそんなにみなさんこだわってるの?」。まぁ、暗いところで見たら、そんなもんですわな(笑)。
最後にスナックのお姉さんにホテルまで送ってもらって、爆睡。
兵庫で話
7月に兵教組で話をさせていただいた時に、「ぜひうちの支部で」という方がおられて、その関係で「兵庫で話」ということになりました。行ったのは、宍粟という町です。
みなさん仕事帰りでしかも金曜日。さらに、家族をお持ちの方はご飯の支度をしなくちゃならないというとんでもなく忙しい状況だったみたいです。にもかかわらず、150人ほどの方々がいらっしゃいました。びっくりです。
で、話の方は…。ふぅむ、やっぱり1時間半では終わりません。2時間かかってしまいます。なので、20分ほど時間オーバー。忙しい人ばかりだろうに、すみません。もしかしたら、会館の閉館時間もオーバーしてしまったかも…。
そのわりに、話の方はいまいち乗りが悪かったようです。やっぱり、ネタをくる時は「間」が必要なようで、焦ってしまうとその「間」がとれなくなるんですね。タメがないから、いまいち笑いに爆発力がない。勉強になりました。
てか、来て下さった人には、ほんとうにすまないことをしてしまったなぁという…。
結局は、自分との対話
で、家に帰ってメールチェック。すると、お友だち*1から一通のメールが…。
「いつきさんの日記を読ませていただいています。のど仏の件。わたしは今まで、のど仏に注目したことなどありませんでした。気になるもんですかね。◯◯さんも、昔は、のど仏のこと気にしておられましたなあ」
そうなんだろうなぁ、きっと。結局、わたしにとってののど仏の切除とかって、「自分の『ボディイメージ』とのズレをどう埋めていくか」という作業でしかないんだろうなぁ。
てか、まわりの人は、きっとそんなに気にはしていないんだろうなぁ。で、「わたし」という人間を知ってくれている人にとっては、きっと「のど仏があるかないか」なんて、どうでもいいことなんだろうなぁ…。
そう思った時、ちょっとうれしくなって、ホッとしました。う〜ん。ありがとうございます。
*1:m(_ _)m