で、新大阪へ

新大阪某所で、某集会があるのでおでかけ。いや、一度家に帰ろうと思っていたのですが、やっぱり時間的に無理でした。
新大阪からあるいて会場へ。途中、前に行って「うま!」と思ったお好み屋さんに寄って昼ご飯。やっぱ、ここおいしいわ。残念だったのは、今日は昼のビールを飲んではいけない集会だったので、お好みだけしか注文できなかったことです。そのかわり、安かったです(笑)。
集会の方は、2時間半ほどかかる予定がすぐ終わってしまい、時間があまりまくり。
ちょうどよかったので、某交流会の打ちあわせを現地の人たちとすることにしました。
現地の人たち、ほんとうに協力的です。地元の組織をあげて、某交流会のバックアップをして下さいます。感謝感謝!
打ち合わせの時に、「昼ご飯、お好み食べてきましてん」と言って写真を見せると、みなさん「お好み焼き食べたなってきたわ」と完全に釣られはじめています。てことで、打ち合わせの後、お好み焼き屋に移動してしばし呑み。
ここで、「なんでこないに協力してくれはるのかなぁ」という話になりました。
やっぱり、地元にもトランスの人がいるらしいです。個人的にはつきあいがあるけど、地元の組織の中にはからかいの対象にしかしない人もいます。そういう地元の組織のあり方を考えるとともに、地元のトランスの人ときちんとつながりたいという思いを持っておられるようです。そのために、「もっともっとたくさんのトランスの人と交流して、そこから学んで、自分たちを変えていきたいんだ」と熱く語っておられました。
いろんな思いがひとつに結集した姿として、今年の某交流会があるんだなぁと思いました。

玖伊屋の朝

7時半頃、やたら首が痛いので起きました。そうか、マクラなしで横向いて寝たら、首がずっと斜め向くので痛いんだ(笑)。しばらくもがいていましたが、8時半頃に観念して起き出しました。あとは、紅茶を飲んだり後かたづけをしたり。みんなが起き出してきたところで、雑炊をつくって残飯整理。
あー、今回も終わった…。

  • 水菜のおしたし

水菜をさっと茹でて水にとる。固く絞って、ふじっこと和える。ゆずぽんを軽くかけたら風味が出ておいしい。

  • ひじきのゴマ和え

ひじきを水でもどして茹でる。適当にしぼってふじっこと和える(笑)。ゴマをかけたらできあがり。

  • フキのたいたん

フキは板づりをして多めのお湯でゆがく。湯がけたら水にとって皮をむく。食べやすい大きさに切ってお揚げと一緒に炊く。

  • 蕗の葉っぱの炒め煮

蕗の葉っぱをさっと茹でて水にとる。千切りにしてごま油で炒める。そこにふじっこを入れて、みりんしょうゆを入れて炒め煮にする。最後にゴマを入れてできあがり。

で、玖伊屋

学習会の後、錦を通って四河へ。軽く交流の一時を過ごした後、東九条へ。
今日は玖伊屋です。
あたりは一面雪景色。とりあえず、会場に入ってストーブの点火。それから買い出し。帰ってきたら、会場の前にたたずむ白い陰ひとつ。Yちゃんでした。ごめんね。
で、準備。今日のメニューは鍋。ひたすら鍋。
ついでに、箸休めに「水菜のおしたし」「ひじきのゴマ和え」「フキのたいたん」あたりをつくってみました。
それにしても、今日の玖伊屋のメンバー、濃いぃ!
なんでも大阪であった交流会から「あんな人」とか「こんな人」がなだれ込んできます。さらに、雪で大幅に遅れたバスから降りてきたお伊勢参りの途中の人も寄ってくれました。「また機会を見て」と10月に言ったはずなのに、これで3回連続来ている人とかもいます。なんかもう、わたしの陰なんてうすいですよ(笑)。
そういえば、12時過ぎからえらいしゃべりたくっていた気がするのですが、よくおぼえていません。2時半頃、「今からでもいいですか?」と来られたお客さんに「どうぞどうぞ!」と言いながら、ふとんを敷いて寝てしまった気がします(笑)

心のざわめき

今日は昼から組合の女性部の学習会に行って来ました。講師は三輪敦子さんという方です。
今日の話はきわめて初歩的だったので、ちょっとものたりなかったかなぁ。ただ、「ジェンダーという概念が根本的に抱えている問題点として、性別2元制をその考え方の基本においている。なので、多様な性という観点が抜け落ちやすい」「「個別」ということを大切にあるので、「平均」というとらえかたと相反することがある」といった提示をされたのは、ある意味新鮮でした。なんというか、いままでジェンダーに関する話を聞くたびに頭では納得しながらも自分が「外」におかれている気がしてならなかったのですが、その理由がある程度鮮明になったかなぁという感じです。まぁもちろんこれだけじゃないですが…。
三輪さんのお話の後、小学校・中学校の「男女共生教育*1」の実践例を提示されたのですが…。
まずは、直感的に思ったのは、「男女共生教育」と「性教育」と「生殖の教育」がすごく混同されてしまいがちなのではないかということです。もちろん、それぞれに不可分なところがあるのは当然なんですが、「切りわけ」をきちんとこちら側が意識をしていないとゴチャゴチャになっていく可能性があるなぁという感じがしました。
それから、2つほど疑問がわきました。

  • ひとつは、「違うのは「生物的な差」だけ」という言説は、身体の性別の絶対化・固定化を招くのではないか?
  • もうひとつは、例えば「ランドセルの色」みたいな学習が、はたして「労働観」「家族観」に結びつくのか?

ということです。
ま、このあたり、掘り下げがないので自分の疑問をメモっておく程度で終わっておきます。
そうそう、おもしろかったのが、ジェンダーと階層のとらえ方の2つの観点です。
ひとつの立場が「「ジェンダー」には階層という概念が含まれている」とする考え方*2。もうひとつは「「ジェンダー」はもともとは単なる役割分担で、階層はない。そこに男性が優位であるという価値観が持ち込まれることで階層という概念が発生した」とする考え方。後者の方は、発展途上国におけるジェンダーのとらえ方によくみられる考え方とのことです。
これまた、自分の中での掘り下げがないので、メモっておく程度にしておきます。

*1:っていう名前の方が風当たりが少ないのかな?

*2:上野千鶴子とか

モットー

この間のお友だちからメールが来まして…。

……ずいぶんな書かれようで。

いえ、けっしてそんなつもりじゃなくて…。
で、その後の言葉にハッとさせられました。

「疑問はその場で解決する。
特にもう2度と会えない、訊けないだろう相手は逃さない」というのがモットーなんですよ。

そうなんだ!すごい!
うん、わたしも「13万円で生活できるのかなぁ」と思いました。でも、できるのかどうかは本人に聞かなきゃわからない。そこから「事実」というものと向きあうことができる。
そういえば、解放教育の合い言葉があります。
わからないことは本人に聞け
通じるものがあります。
本人に聞くことで、「本人」自身が自分を問うこともまた、あるわけです。「聞く」「聴く」ということは、そういうことでもあるんでしょうね。

そうそう、そのお友だちから、池上さんが「まとめ」で言われた言葉が送られてきました*1。いくつか言われた最後のメッセージです。

私が今みなさんにご紹介したい言葉。「Think Globally , act locally」(考えは世界的に。行動は足もとから)」

これから1年、この研究集会でシャワーのように浴びたさまざまなステキな出来事を糧に、「また来年行くぞ!」と思いましたよ。

*1:ほかにもいっぱい知りたかったことが入っていました

概要が出たみたい…

せっかくだから転載します。ここ
http://blog.goo.ne.jp/trans08/e/74cb7502201412a1d64ec00be4868207
からです。

交流会の概要決定!

交流会の概要が決まりました!
以下の日程・場所で行います。ぜひともたくさんいらしてください!
なお、だいたいの人数把握のために、参加される方は
trans08@mail.goo.ne.jp(@は半角にしてください)
にメールをいただけると助かります。もちろん事前申し込みなしでも参加はOKです。

  ☆  ☆  ☆

日 時 3月15日(土)18時開場 18時半開始
場 所 大阪市営日之出住宅公民館
    JR新大阪駅より北東に200m
    http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E135.30.27.1N34.44.0.7&ZM=11
参加費 2000円(食費含む、飲み物は別)

タイムスケジュール
☆3月15日(土)
18:00 受付開始
18:30 「いただきます」の発声
19:30 スペシャルイベントスタート!
21:00 スペシャルイベント終了〜アピールタイム
22:00 中締め
☆3月16日(日)
08:00 会場を施錠

  ☆  ☆  ☆
注意事項

  • 当日開催されるGID学会は19時終了です。そこから参加される方のことも考えて、食事は18時30分と20時の2回にわけて提供させていただきます。
  • 飲み物については、会場内で販売いたします。持ち込みも可能です。
  • げた箱がありませんので、当日は靴を入れられる袋を持ってきてください。
  • 会場での宿泊は可能です。追加料金はいりません。ただし、貸しふとん等の用意はしませんので、寝具(毛布・寝袋)は各自で持ってきてください。なお、暖房はきいています。
  • 翌朝は8時にカギを閉めます。それ以前に宿泊した人で後かたづけをしますので、ご協力お願いします。
  • お風呂は近くに銭湯があります。トランスジェンダーへの理解は比較的進んでいる地域ですので、性自認に従った方に入ることもまるっきり不可能なことではありません。ただし、そこで起きたことについては、それぞれの責任でお願いします。また、少し離れたところですが、シャワーつきのネットカフェもあります。
  • 会場内は禁煙です。喫煙は台所の換気扇の下でお願いします。
  • 会場周辺は夜が早い街ですので、会場内外を問わず、遅くまで騒ぐことは控えてください。
  • その他、交流会の運営に支障をきたすことがないように、みなさんのご協力をお願いします。

そうか、今年は宿泊可か…。
とさりげなくアピール(笑)。

最後の仕事

2ヶ月ほど前に「どうしても…」という要望があって、諸事情から「うにゃにゃ〜」とは思ったのですが、行ってきました。
担当の方、すごい気合いが入っておられて、はたしてその気合いに対抗できるかどうか心配だったのですが、まぁなんとか無事こなすことができました。
で、その後、若い衆*1と10人ほどで呑み。
一通り飲みはじめて落ち着いたところで自己紹介開始です。
ある人は、「この間、ある生徒から「「今度生まれた赤ちゃん、男でも女でもない」って言っている先輩がいた」って聞いた。もしも前にいつきさんの話を聞いていなかったら「そんなことあるわけないやん」ってこたえてただろうけど、その時「そういう赤ちゃんも生まれてくるんやで」ってこたえられました」なんていうことを言って下さいます。
ある人は、「いつきさんの話を前に聞いた時、「つかまないと離せない*2」というのが印象に残りました。実は、自分は逆で、「離さないとつかめない」と、ずっと思っていた。そんな自分が肯定された気がしました」と言って下さいます。
いろんな人といろんなところで出会っているんだなぁと思います。
で、今回の仕掛け人の番。
「この3月で、いまの仕事の任期は終わる。今から4年前、ある集会の講師をみんなで選んでいる時、「いつきさん」という人がふたりいた。でも、どんな人か知らないので聞いてみたらセクシュアリティの話だという。「えー」と思ったけど、そのふたりは引かない。なので「企画書出せ」と言った。その企画書を持って、あちこち行った。どこも「時期尚早」とか言ったけど、なんとか実現させた。あのとき、あの集会をやって本当によかったと思う。だから、いまの仕事の最後である今日、どうしてもいつきさんにもう一回来てほしかった」。
あのときそんなことがあったんだ。そして、今日、そんな思いでわたしを呼んで下さったんだ。そうとはつゆ知らず「呑み会だぁ〜」とか言っている自分が、ちょっと情けなかったです(笑)。

でもまぁ、これからも「つきあい」はありますよね?S久間さん*3

*1:「未来塾」というのがあるんです

*2:「なぜトランスジェンダーは往々にしてジェンダーバイアスがきついかっこうをするのか」という質問へのわたしのこたえ

*3:って、読んでないよ(笑)

ノーチャイムな日

本務と並行しての特殊業務。その中でも、そうとうコアな仕事がちょろっとだけまわってきました。まぁ、さほどの枚数じゃなかったので、あっという間に終わりましたけどね。ふたりペアで、お互いにチェックのしあいです。ミスの数の少なさは、わたしのほうがちょい上。でも、作業の早さは相手の方が上。てか、ほとんどクレペリン検査みたいでしたよ。

う〜ん、それにしても、ノーチャイムって、静かでいいなぁ*1

*1:「ノーチャイム&ノーキッズだともっと静か」と言っているヤツもいたけど…(笑)