今日は卒業式の日です。なので、早めにガッコに行って、態勢をつくります。なにしろ、今、部員が3人しかいない。となると、スポットに人が出せない。と思ってたら、卒業生が手伝ってくれるとのことで助かりました。
と、去年担当した子が「写真撮ろう」って来てくれました。いつ以来やろ…。もしかしたら、このフィールドワークで一緒に歩いた子かな。てことは、授業中に部落史学習したきっかけになった子か(笑)。
てことで、朝からスポットを設置。さぁ、これで準備はすべて終わりました。あとは開始を待つだけです。わたしはバックヤードに巣を設置。
式の開始早々に「とある曲」が流れます。もちろん、放送部とは別ライン。30年以上別ラインで過ごしてぎました。ちなみに、今年、別ラインのトラブルでこちらに来そうになったけど、トラブルシュートをしたおかげで、無事別ラインから流れました。かつて別ラインにMD接続用のケーブルを仕込んでおいたのですが、こんなところで役に立つとはね。ちなみに、別ラインの人のうちの何人かが「なんで自分たちが」って言ってたらしいけど、わたしのことをよくわかってる人たちが、わたしのことを守ってくれてます。トラブルシュートはそのお返しです。
で、ここからはうちのラインです。淡々と粛々と式は進んでいきます。おかげさまで、わたしはバックヤードにいられます。なんだかんだでトラブルなく終了。よかったよかった。
そして、機材の撤収。卒業生ふたりいてくれるおかげで早い。まぁ、ここに来てくれるくらいだから、そういう子ってわけです。
片づけがすんだら、卒業生の保護者としばし話。この人はかつて担任をした人です。そうそう、去年担当した進級も危ぶまれた子が無事卒業したので、「よかったなぁ」と声をかけたり。はたまた卒業生の親とラインで連絡とったり。
こんな学年もここまでかなぁ。
で、放送部の卒業生を送り出して、卒業式も終了。
去年はここからフルボッコ大会で、ほんとうにフルボッコにあったけど、今年はそんなのもなし。おかげさまで、卒業学年の担任さんたちのお疲れさま会に出られました。例年、飲み会をやってますが、一昨年から校内でやってます。
こんなのを見てると、やはり担任が主役やなぁと思いますね。2度とすることはないと思いますがね。それと、うちの学校の教員が仲好しってのも伝わってきます。わたしが担任してた頃は、こんなのなかったしなぁ。てか、2年の時は3年のために企画したけど、3年になったら、2年から「なんでせなあかんねん」とか言われたな(笑)。
その後、再来年度の仕事確保のための資料づくり。通ったらいいなぁ。たぶんダメでしょうがね。
まぁそんな感じでゆるゆる過ぎていった、今年の3月1日です。
しかし、今年はのんびりしたけど、書けるのか?
カテゴリー: work
特殊業務(その1)な日
朝、メッチャ早めに出勤です。なにせ、始業が普段より15分早いです。てことは、普段の時間に出勤きたら朝ごはんすら食べられない。
職場に着いて、部屋の鍵を開けて、暖房つけて、お湯を沸かしてと、ルーティンワークをしてると、普段ゆっくり来られる教員が来られました。
「いつもこんなに早いんですか?」
と聞かれたけど、基本的には出勤の時間は早いですよ。退勤も早いけど(笑)。
朝ごはんを食べたところで、今日の「基地」に移動。再び暖房つけて部屋を暖めます。とにかくアナウンサーの教員に居心地よくしてもらうのが、今日のわたしのタスクです。アナウンサーがストレスなく気持ちよく話してくれたら、エラーもなくなります。ついでに掃除機もかけてみたり。ヤツら、ほんとに汚くても平気やしなぁ。
やがて打ち合わせの時間。あまり関係ないけど、時計あわせだけは必要です。もっとも、基準となる時計にあわせたわたしの時計にあわせたPCの時計ですべてが動くんですけどね。
しかし、windows10の時刻あわせはめんどくさい。設定から入るんじゃなくて、コントロールパネルから入るのか。さらに、PCが起動するといろんな音がなります。いらんし。とにかく頻繁に音がなるソフトはkillです。あとは落ち着くのを待つ。
さて、心静かに最初の音出しを待つ。ん?鳴らない?違う。音が小さいのか。あと、「基地」は外の音がわからないからかな。まぁ、誰もワチャワチャしてないから、流れてるんでしょう。しかし、ザワザワします。とにかく、次の音出しまでの10分でチューニングしましょう。この10分は、ほんとにザワザワです。でも、2発目の音がきちんと出てひと安心。ここでようやく平常運転になりました。
あとは淡々と業務をこなしていきます。45分のインターバルは、ゲンコを触ってみたり。なにせ、脚注をうまく使えないので、使う練習をして、よしよしと思ったら「脚注が多い」って言われたので、地の文章に埋め込まなきゃなりません。まぁでも埋め込めるってことは、無駄な脚注ってことで、そうなると、やはり脚注の使い方がヘタってことです。
あとは、普段と違うネタでしゃべらなきゃならんので、それのレジュメを切ってみたり。しかし、あの古いのを引っ張りだされるとはなぁ。まぁ、今回の話にほとんど関係ないですけどね(笑)。
と、とあるニュースレターが届いていました。なに?定年延長になると、今より年間100万円ちょい支給額があがる?そりゃそうだろうけど、ひどいな。わたしらの年代は制度の狭間だな。イヤになってきた。
それでも、午後からは「基地」も少し暖かくなってきて、気持ちも緩みます。が、ここは締め直しましょう。
そんな感じでつつがなく特殊業務も終了。あとは、おとついの「原始的な作業」の復旧などしたら、わたしの特殊業務も終了です。心地よい緊張感と、そのほぐれがいい。
できた…
朝、メールチェックすると、最後のゲンコが来てました。てことは、組める?ただ、完成までは、まだまだハードルがあります。それを授業と明後日にある特殊業務の準備の合間を縫ってやりきれるか?
まぁでも、やらなきゃできません。やるか…。
とりま、データをindesignに流し込んで、整形して。さらにpdfを貼り付けて。bookをつくって、ページのチェック。扉は奇数に来てるかな?
最後の扉が偶数じゃん。
ゲンコをチェックすると、表の回り込みを調整したらいけそうなことがわかりました。試してみるときれいにページがおさまってひと安心。
なんてことを、なんてあたしゃ授業とか会議とかの合間にやってるんだ?なんてことを考える間もありません。
そうそう、送られてきたゲンコ、フィールドワークのヤツなんですよね。せっかくだから、ビデオデータからスナップショットをつくって、写真を貼り込みましょう。
やがて時間が来たので、特殊業務の準備に移行。あちこちのスピーカーを切ってまわってると、事務の人から「原始的やね」と笑われたけど、原始的が一番確実です。かつてドリル使った人もいるしね(笑)。
特殊業務の準備が終わったところで最終チェック。うん、これでよさそう。では、入稿ですね。印刷屋さんに電話して、無事入稿。
今年も綱渡りで完成しました。
しかし、引き継ぎとか後継とか言うけど、これを全部やってくれる人、いるのか?
すぐにやってすぐ終える
今日は試験最終日です。わたしの担当科目は2時間目と3時間目。ちなみに、3時間目はほとんどのクラスで試験はありません。まぁ言ってみると、最後の最後ってことです。
試験って、返ってくるまで採点できません。なので、そこまでの時間は採点前にやらなきゃならないことと、採点中にできないことをやらなきゃなりません。てことで、解答に途中点を入れてみたり。はたまた、懸案事項のメールが来たので返事を書いたり。そうそう、ゲンコも書かねば。
そんなことをしてるうちに、2時間目の試験が終わりました。さてと、教務にとりに行くか。
帰ってきたら採点開始。採点をはじめるとあっという間に時間が過ぎます。いつの間にかチャイムが鳴って3時間目の試験も終わったらしい。と、教務の人が来て「出欠入力がまだ」って紙を持ってきました。
は?今終わって、今持ってくる?早すぎる。てか、3時間目の試験は終わっただけで、まだ試験封筒手元になくて出欠わからへんし。早く入力ほしいのはわかるけど、教務の人みたいにすぐにわかる場所にいるんじゃなくて、別室の、それも一番遠いところにいるものの気持ちになってくれ。完全に紙のムダです。
それでもひとクラス採点を終えて、おべんとのあとは、速やかにもうひとクラスに手をつけます。こちらは20人弱のクラスなのであっという間に終わります。よしよし。
あとはノートチェックをしたら、成績処理はほぼ終了。試験を前に「めんどくさい」とか考えない。すぐにやったらすぐに終わります。てのは、数学だからか(笑)。
しかし、来年の1年生からはややこしくなるらしい。そんなことやって、なんのためになるのかわからんけどね。そう言えば、大学の成績もすでに変わってるらしいです。高校が最後ってのもおもしろい。
すぐにやったらすぐ終わるんだけど、採点中はすごく集中してるから、終わったら抜け殻です。なので、ゲンコも書けず。しかたないので、急遽開催形態が変わったGID学会のシンポジウムについていろいろ連絡をとったり。
そんなことをしてると、気がつくと定時です。
なんか、こんな感じで日々が流れていくのかぁ。
これからの人権教育のあり方を考える
今日は、某人権教育研究会の総会です。とは言え、このご時世なのでネット開催です。わたしの役まわりはもちろんホスト。ホステスではないんだな。
てことで、昼前に他校の司会の教員がやってきて、ボチボチzoomを立ちあげましょうか。いちおう職員室のPCがホストマシンで、これに毎度おなじみのGV-HUVCをかませてビデオカメラを接続→司会の教員を写すという段取りにしました。
ところが、テストした時はOKだったビデオカメラを認識しません。GV-HUVCは認識しているけどなぁ。PCを再起動したりしたけどダメ。断念してipadを渡して「これでやってね」と。
てことで、総会開始。午前の部はつつがなく終了。
午後の部は記念講演です。講師は濱元伸彦さん。そうか、角岡さんと名前が同じなんだ。どうでもいいけど。演題は「これからの人権教育のあり方を考える――探究的・問題解決的な学習とエージェンシー」です。楽しみです。
まずは自己紹介から。これが長い(笑)。でも、この長さが大切です。おそらく、放っておいたら2時間でも自己紹介を話すことができるんでしょうね。というか、本来は誰もがそうなんです。でも、「そんなに話すことはできない」と、よく言われる。それはおそらく「自己開示」とつながるんじゃないかなぁ。
お次はイントロダクション。ベラスケスの話です。これがまたおもしろい。そして長い。でも退屈しません。さらに人権教育への示唆として「自分の中にあるマジョリティ性とマイノリティ性の葛藤を見つめる」と、真ん真ん中へと突っ込んで行かれます。すごいな。一見つながらなそうなものをつなげていくって、おそらくいろんなものごとを「人権」というまなざしで捉え続ける日常を送っていないと、なかなか難しいんじゃないかと思います。てか、たぶん24時間365日、人権のことを考えておられるんでしょうね。わたしもだけど。
そしていよいよ本論です。
まずは、豊中市人権意識調査報告書の分析結果です。日本国憲法に関する知識と人権の観点をクロスさせると相関があると。そこから「知的理解の大切さ」がもちろん出てくるんですけど、もうひとつ「学びに向かう力」が重要であるという指摘がなされます。このあたり、高校の弱いところかなぁ。それは教員の資質というか指向の問題もあるけど、構造的な問題があるように思いますね。なんというか、学年が進行するにつれて、学びに向かう力を削いでいくみたいなのがあるのかもしれないです。もうひとつ、教員間の意思一致みたいなのも、高校は弱い。それが居心地のよさをつくってもいるんだけど、いざという時はジャマになる。そういう意味では、同和教育というのは、少なくとも同推校なんかだと「意思一致」の要というか、名目というか、そんなのになっていたのかもしれませんね。
ここから教育改革の話になりますが、はっきり言って文科省の言ってることは、そこそこいいことなんですよね。さらに「人権教育の指導方法等の在り方について 第3次とりまとめ」が出てきますが、これもまたいいこと言ってるんですよね。ただ、それを現場で実践しようとすると、これが難しい。
というところで、高知県の農業高校とか松原高校が出てくるんですけど、「それ出すか」状態です(笑)。
農業高校って、やはりすんごい特色があるんですよね。それは「銀のさじ」を見てもわかります。あるいは、松高は松高です(笑)。ちなみに、大阪には他にも長吉とか桃谷とか西成とか柴島とか、かなり特色のある学校があります。特色のある学校って、自分の学校に来ている生徒にあわせてミッションを設定する。大阪にはそういう文化というか実態というか、そういうのがあるんですよね。ところが京都って、小学区制だったころを引きずっていて、実態にあわせたミッションにならない。結果、「特色」とか言いながら、みんな一緒になってしまう。あるいは、学力が高い学校に特色が出て、そうではない学校はどことも同じみたいになる。何が言いたいかというと、「特色がなくなった学校」にとって文科省が言ってることは理想論にしか聞こえなくなってしまう。もちろん理想を追い求めたらいいんですけど、そのあたりがきついです。
それにしても「エージェンシー」って言葉がキーワードなんですが、頭の中には「行為体」が出てきて、わけがわからなくなったのはここだけの話です。ちなみに『未来へすすむ ――エージェンシー」というマンガ』を紹介されました。なるほど…。
ここからは「地域」との協働の話へと移っていきます。なぜなら「地域」にはさまざまな課題があり、それを解決するための探究的な学びが人権教育へとつながっていくからです。事例として大熊中学校の「ふるさと創造学」や戸波中学校のとりくみをあげられました。中学校かぁ。さっきの『未来へすすむ』も主人公は中学生だなぁ(笑)。
うちの学校も、地域とつながりがないわけじゃないです。が、それがある教科のある教員のとりくみで終わってしまう。なぜなら、教科の独立性が高いとともに、教員の独立性も高いからです。だから、ジャマされずにできるけど広がらない。このあたりをどうするかって、ほんとうに課題ですね。
でも、「探究と人権教育」のつながりが、なんとなくわかった講演でした。
が、消化するのは時間がかかりそうですね。人のこと言えんか(笑)。
置土産
朝、明日の越冬合宿の準備をしながら出勤準備。思いのほか遅くなったけど、車だと定時に間に合う不思議です。
今日の出勤は、復命書と出張伺いを出すためです。なので、時間が来たらまたまたスタート。とはいえ、まずは自分にカツを入れます。
今日はプルダックタンメンです。辛いけど甘い。
昼ごはんを食べたところで、向かうは京都府国際センターです。6月に続いて2回目かな。
ここ、年末に勉強会を開催してくださったんですが、その中である人が「京都に外教組織はないのか」という発言をされたんですね。なので、その件で相談です。
京都の外教組織は「全外教京都」です。が、現在活動休止状態です。正確にはこういうのとか作文コンクールとかのことはやってますが、日常的な活動はできていません。まぁ、それは諸事情があるのでしかたないです。
ただ、具体的に子どもにかかわってる人からそういう声があがったのはうれしいです。なぜならニーズがあるからです。なので、それを現実のものにするために動こうかなと。そのための相談です。
H江さんと話をしてると、やはりどうしようもない京都府の状況が明らかになります。そんな中で、具体的にどんなことを各学校がやらなきゃならないのか。まずは在籍把握ですね。それすらやってない。そして研修ですね。なにも知らない。研修といっても、ほんとうに基礎の話。例えば在留資格の知識とか、生活言語・学習言語の話とか。そんなことをきちんと伝えていくことが、まずは大切です。
そのあたりのことを確認したのち、本店へ。ここで、相談した内容を話します。
だいたい、障害のある子だとアセスメントとかするのに、外国人の子は在籍把握すらしないとかおかしいです。わからないことがあれば勉強すりゃいいし、悩みがあればあちこち行って、そこでグループつくって勉強会やりゃいい。でも、そんなことをする前の段階、そこまで考えることすらできてない状態です。じゃあ、誰かがそれをやらなきゃならんです。
そういや「在籍把握するな」って言ったのが本店で、だからうちの職場はできなくなった。まずはそれを訂正してもらわないと話にならない。発達検査を受けることを勧めることができるのに、在籍把握ができないのがわけわからんです。
てことで、あれやこれやと話をして、定時のあたりに終了。とにかく、これをなんとかするのはずっと言ってきたことだし、これをなんとかするのが、わたしの置土産です。
本店から最寄りの地下鉄までは歩き。と、本屋に行ってほしいとの連絡が入ったので、またまた歩き。今日は30分ばっか歩きました。
そうそう。身体のメンテも必要です。カイロプラクティックに行きましょう。たぶん2年ぶりくらいかな。
「2年前に肩を骨折して、こないだの7月と9月に手術を受けました」
と言ったらあきれられてました。
なんでも身体の劣化は進んでないけど、ケガがひどいんだとか。なるほどね。
まぁそんな1日でした。
仕事にまみれた大晦日
朝、猫の額で朝ごはんを食べようと思ったけど、雪が降ってきたので断念。
てか、寒い。
去年までは大晦日はおせちをつくってきたけど、今年はごめんさせてもらいましょう。今日は年内に終わらせたいことをとにかくやる。
まずは毎年つくってる本の校正です。基本的には上の子どもがやってくれてるけど、見出しを入れたり漢字の統一をしたり。なんとかかんとか午前で1本終えました。速攻、講師の人にメール。年の瀬にすみません。
走ろうかと思って外を見ると、やはり雪。うーん。
昼ごはんのビールは念のためにやめときましょう。
午後はもう1本の校正。校正をしながらbeckyのデータをgmailに移行。なんと、thunderboltを使うのね。なかなか時間がかかったけど、なんとかこちらもできました。アドレス帳もgoogleコンタクトに移行。これでipadの準備は整いました。校正も終わったので、またまた講師の人に送りました。ほんとに迷惑なヤツです。が、1月末にはやっていただけるとのお返事。ありがたい。
と、外を見ると雪が弱くなってます。行こうかな。
てことで、7キロばっか走りました。44分ほどかかったので、6分20秒/kmというところかな。まぁいいペーすです。走り終わったらおふろ。気持ちいい。
さてと。仕事はすべて終わったので、そばをゆでるくらいはしましょうか。
年越しそばを食べながらipad開封の儀。gmailを入れて、zoomを入れて、googleと連絡帳を同期させて、準備完了です。あとはeSIMの手配が終わったらOKですね。
てことで、1年を振り返りましょうか。
まずははじめの1/4は、ひたすら「おべんきょ成果」ですね。ほんとによく書けたな。なので、次の1/4は、何も手につかずボーとしてたかな。
次の1/4は「次の仕事探し」でしたね。ひたすら書類書いてました。
最後の1/4はきつかったです。映像つくったり、文化祭とか体育祭とか人権学習とか、ひたすら仕事にまみれてました。なにもできないから焦りましたね。というか、仕事もこなせるのかどうか心配だっだけど、なんとかできました。最後の1ヶ月は第1週のお座敷週間でホッとするかと思いきや、なにがなんだかなことがあったり、合宿でトラブルが起こったり。なんだかんだとバタバタしました。おかげでゲンコが書けなかったり。
まぁそれでも、なんとか大晦日までは来ました。それでいいかな。
あいさつまわり
今年は今日までを出勤日と決めました。おそらくそういう人が多いんでしょうね。なにせ、今日は赤点を取った子の補習日ですからね。
てことで、数学の補習の時間。あえて課題テストを出してみました。補習の時間にテストをしても意味ないじゃんと思われがちですが、テストの内容は小学校や中学校の復習です。例えば、足し算と掛け算が混じった計算や、( )が混じった計算。あるいは、分数の計算。どの計算を間違うのかということを直視してほしいと思ったからです。
数学の教員が取り囲む中、テストに粛々と向きあう子どもたち。ところが、数学ではない教員が、なぜか教えはじめます。それを見ていた去年の人権教育副担当が
「なぜなんでしょうね」
と聞いてきたので
「教員という人種は教えたくなるんだよ」
と教えておきました。
補習が終わったら、今日も走り。昨日40分走ったから、今日も40分走りましょう。走り終わったら筋トレです。きついけど気持ちいい。
その後おべんと。今年最後のおべんとです。
おべんと食べてひと息ついたら出発です。今日の午後はあいさつまわり。移動をはじめると、なんとなく眠くなってきました。なんだろうと思ったら、わかりました。スキーの帰り道の感じです。そりゃ運動してごはん食べたら眠くなりますわな。
まずは、谷間にある小さな町の公民館へ。地域の人たちは地域の子どもたちのことをほんとうによくご存じです。ここで気になる子のことを少し相談。また町で出会った時に声をかけてもらうようにお願いしておきました。続いて中学校へ。支店長は同い年。というか、第2のふるさとで一緒にPTAをやった仲です。ここでもいろいろ情報交換。次に第2のふるさとの公民館。ここの情報網はハンパないです。こういう場所って、ほんとうに大切だと思います。ここでも気になる子のことで情報交換。そして中学校へ。ここは上の子が1年だけ通った学校です。ここの支店長さんは、中高連携で長いつきあいです。うちの子ら、この中学校が大好きだから、いりろ相談にも来ているのかな。そのあたりの情報交換。
生徒を高校が抱え込まない。いろいろなリソースを駆使して生徒の進路保障をする。そういう同和教育がつくりあげてきた成果のうちのひとつが、ここにはあります。これはつないでいかなきゃならないものですね。
そんなことを考えながら帰り道につきました。それにしても、早く帰るつもりが、ふだんより遅くなったのは、まぁあたりまえか。
気分転換の方法
金曜日は2コマ授業をすれば、あとは雑用ができます。しかもすでに試験1週間前。プリント学習です。しかし、勉強してるヤツらの姿を見ると不安しかありません。キミとキミがくっつくのね(笑)。一方、メッチャ苦手な子に対してふたりサポートに入ってくれてるケースもあって、いろいろだなと。
ちなみに質問受付以外の時間は久しぶりにペーパーを読みました。落ち着きます。いや、ペーパーを読んで落ち着く日が来ると思わなかったけど、落ち着きます。この間、脳みそが錆びついてる感がハンパなかったんですけど、たぶん子どもの感想文ばかり読んでたのがあるかな。いや、その前に文化祭か。いや、その前の学校説明会が。いや、その前のビデオづくりか。とにかく、ずっとおべんきょ以外のことを考えなきゃならなかったから、それがきつかったんだろうな。まぁでも、心の奥底からおべんきょしたいって気持ちが湧き上がってきたから、それはそれでよかったのかもしれません。
で、雑務です。試験作成とか課題作成とか。再び脳みそが錆びつきそうです。ヤバイ。4時になったところで限界が来ました。もうやだ。なにをしよう。
そうだ!ターンバックルの交換だ(笑)。
てことで、スパナを持って体育館に行って、コチョコチョやって、全交換。うーん、ターンバックルが長すぎて調節できないぞ。これはワイアーを引っ張らなきゃならんな。でも時間がないから、今日はやめときましょう。
で、事務室に行って事務長にそのあたりのことを報告。それを横で聞いておられた事務の方が
「せんせい、来年もいててくださいね。せんせいがいないと学校がまわりません」
えーと。そんなもんか。まぁ施設管理は好きですからねぇ。
い「そういや、うちの放送室、技術職員室の次に工具が充実してるかな」
事「いや、学校一でしょう」
い「そんなことはないですよ(笑)」
いや、放送室には木工系はないです。でも、金属対応のドリルピットはあります。
まぁ、いい気分転換でした。さて、定時が来た。帰りましょう。
とにかく終える
木曜日は午前に仕事ができる日です。なので、ひたすら昨日の作文読み。
うーん、なんかもやもやする。
ほんとうに昨日の小林さんの話を聞いていたのか?いや、聞いていたのはわかるんだけど、すごく表面的なきき方をしている気がします。例えば「優しさ」という言葉を使いながら合理的配慮の話をしているんだけど、「優しさ」という言葉に引きずられてしまっている。で、結局、「障害者には優しくすべきか否か」みたいな結論になっている。そうじゃない。
さらに、小林さんの話全般に対して「意見」とか「考え」という言葉を使っている。そういうone of themにしてしまっていいのか?おそらくボキャブラリーがないんだと思います。ただ、ボキャブラリーがないにしても、使う単語がそれでいいのか?もしかしたら、そういう言葉をこれまで使われてきたのかなと思わないわけでもないです。
そんなもやもやを抱えながらも、「おぉ」と思う作文がごく少数あったりして救われたり。
1時間くらいで全員分を読み終えて、ここからは音声入力です。途中、授業をはさんで4時ごろには入力終了。
これで今年度の「わたしの」人権学習は終了。次のことをしなくちゃね。