初訪問

朝、某国営放送の方からメールが来てました。web版が公開されたらしいです。

で、職場に行くと内線電話がかかってきました。なんでもわたしが副担任をしてるクラスの担任さんがしばらく休むことになったんだとか。
またかよ。
昨年度もそんなことがあったし、一昨年度もこんなことがありました。わたしが副担任をやると担任さんが長期の休みになるサイクルができてますね。
まぁでも時差登校だから少しは楽かな。
ちなみに、ロングホームルームはわたしは不可。その日、部落差別について話をしなきゃなりませんからね。まぁ「休まないことが前提」だとこうなるってことです。
で、ワクチン接種の予約をするなど。
いや、「生徒は若いから感染しない」とか言って、教員は若くないから感染リスクがあるのにエッセンシャルワーカーにしてるから、こんなことなら高校教員がワクチン接種するのは世界で最後かなと思ってたのですが、どうやら優先枠がまわってきたみたいです。で、予約サイトに行ったら、各枠が100人なんですけど、平日はガラガラですね。こりゃ優先枠がまわってくるわ。てことで、サッサと打つことにしました。
ここからわわわと授業を済ませて、午後は出張です。出張先は京都府国際センターです。ここ、基本的には「国際交流」とか「異文化交流」をやってるだけって聞いてたから、そういう目で見てたんですが、一昨年あたりにめっちゃすごい人がおられるって聞いて、これは行かなきゃアカンなと思ってました。が、とてもじゃないけど行ける状況になかったので延ばし延ばしになってましたが、ようやく行ける状況になったのでアボを入れました。ほんとは先週行くつもりだったけど、先週は本店の人が来たから。行けませんでした。
てことで、話しはじめたのですが、京都府ひどい。いや、たいがいひどいと思ってたけど、ほんとにひどい。なーんにも実践してない。
なかでも印象的だったのは「ベテラン教員が自信を持ってる」って話。なーんにもしてないのに、そしてなーんにも知らないのに、不思議と自信を持っていて、そのせいで外国人生徒がしんどい状態に追い込まれていくんだとか。
わたしは自信なんてないです。だって、かつて中国帰国生徒が指の間から砂が落ちるように、サラサラとやめていったのをどうしようもなく見ていることしかできなかった経験がありますからね。あの時わたしはなにができたんだろうと、今も思ってます。
きっと教員を踏みとどまらせるものは、失敗の経験なんだろな。そして、もしもわたしがあの子らとかかわっていなかったら、「失敗した」っていう認識が生まれなかったんだろな。
まぁそういうことです。
ということで、山のようにひどい話を聞かせてもらって、「すみません」しか言えないんだけど、それでも「なにかやらなきゃならないですね」って話をしてるときに、ふと思い出しました。
「京都府って指針を出してるやん!」
で、指針を見せたら
「ちゃんとしたのを出してますやん。でも、忘れてるんとちゃうかな」
と、厳しいお言葉。まぁでも、これをひとつのテコにして、いろんな形で働きかけていく以外方法はないですね。この動きを置土産にしよう。

てことで、すんごく興味深い話のあとは、角打ちです。ようやく長い長い禁酒令があけて、みなさんどうだろなと思ったら、オールスターがそろってました。で、わたしも認識してもらえて、メッチャうれしかったり。
うん。今日はいい1日だったな。