あいさつまわり

今年は今日までを出勤日と決めました。おそらくそういう人が多いんでしょうね。なにせ、今日は赤点を取った子の補習日ですからね。
てことで、数学の補習の時間。あえて課題テストを出してみました。補習の時間にテストをしても意味ないじゃんと思われがちですが、テストの内容は小学校や中学校の復習です。例えば、足し算と掛け算が混じった計算や、( )が混じった計算。あるいは、分数の計算。どの計算を間違うのかということを直視してほしいと思ったからです。
数学の教員が取り囲む中、テストに粛々と向きあう子どもたち。ところが、数学ではない教員が、なぜか教えはじめます。それを見ていた去年の人権教育副担当が
「なぜなんでしょうね」
と聞いてきたので
「教員という人種は教えたくなるんだよ」
と教えておきました。
補習が終わったら、今日も走り。昨日40分走ったから、今日も40分走りましょう。走り終わったら筋トレです。きついけど気持ちいい。
その後おべんと。今年最後のおべんとです。
おべんと食べてひと息ついたら出発です。今日の午後はあいさつまわり。移動をはじめると、なんとなく眠くなってきました。なんだろうと思ったら、わかりました。スキーの帰り道の感じです。そりゃ運動してごはん食べたら眠くなりますわな。
まずは、谷間にある小さな町の公民館へ。地域の人たちは地域の子どもたちのことをほんとうによくご存じです。ここで気になる子のことを少し相談。また町で出会った時に声をかけてもらうようにお願いしておきました。続いて中学校へ。支店長は同い年。というか、第2のふるさとで一緒にPTAをやった仲です。ここでもいろいろ情報交換。次に第2のふるさとの公民館。ここの情報網はハンパないです。こういう場所って、ほんとうに大切だと思います。ここでも気になる子のことで情報交換。そして中学校へ。ここは上の子が1年だけ通った学校です。ここの支店長さんは、中高連携で長いつきあいです。うちの子ら、この中学校が大好きだから、いりろ相談にも来ているのかな。そのあたりの情報交換。
生徒を高校が抱え込まない。いろいろなリソースを駆使して生徒の進路保障をする。そういう同和教育がつくりあげてきた成果のうちのひとつが、ここにはあります。これはつないでいかなきゃならないものですね。
そんなことを考えながら帰り道につきました。それにしても、早く帰るつもりが、ふだんより遅くなったのは、まぁあたりまえか。