教員の時間感覚

朝、やはりしんどいですね。当たり前か。でも、今日は出勤しなくちゃなりません。なので、ノロノロ起き出して、勤務時間ギリギリ到着の電車で出勤です。ちなみに、ふだんより30分ばっか遅いだけですが、それでもかなり楽ですね。
今日は赤点の子らの「基礎補充」です。それまで少し時間があるので、ちょっといろいろインタビューをすることにしました。
というのは、某所から「2まわり5年の担任経験」とか「3まわり目の担任」のなかにある「◯まわり」という表現がわからないという指摘がありました。考えてみたら、これ、教員世界の独特の言いまわしかもしれません。なので、こんなことを聞いてみることにしました。
「「担任3回やったねん」って言われたら、何年やったと思う?」
この答がおもしろかった。まず同じセクションの新採教員に聞いたら
「9年ですね」
とのお答え。そこにたまたま来られた事務職員の方に聞いたら
「3年ですよね」
さらに養護教諭に聞いたら
「9年」
です。
結局こういうことなんです。高校教員の多くは「3回やった」は「1年から3年までの3年間の担任を3回やった」と解釈するんです。が、そうではない人の多くは「どこかの学年の担任を1年ずつ3回やったので3年」と解釈します。ついでなので、他の教員にこんなことを聞いてみました。
「1年→2年→3年と担任やったらひとまわりやんな。1年→2年→担任外とか、担任外→2年→3年やったらひとまわりとは言わんよな。そしたら、1年→担任外→3年やったらどう?」
答は
「うーん、それ、メチャクチャむずいですね」
でした。ちなみに、最後のパターンの場合、3年担任に「復帰した」と言います。そういう意味では、おそらくギリギリ「ひとまわり」なんですよね。
おそらく高校教員の多くは、個々の生徒に対しては3年単位でとらえます。それに対して、授業や行事なんかは1年単位でとらえます。そのふたつの時間の流れが混在しています。さらに、クラブなんかは学年が混在しているので、学年ごとにズレながら3年単位と1年単位が混在しています。そういう時間感覚なんです。
問題は、これをどう教員以外の人にひとことで伝えるかってことです。おそらくムリですね。ただ、大切なのは、高校教員の時間感覚は、あくまでも高校教員内でしか共有されないということを、高校教員自身が認識することってことなのかな。なので、それを気づかせて下さった方には感謝ですね。まぁ、ここ読んでないだろうけど(笑)。
てことで、基礎補充。
昨日円陣を組んだ子らがやってきました。みんなニコニコしています。変だ。でも、不思議と笑顔になります。おそらく「同志」って感じなんでしょうね。
午後はまたまた校正です。校正が終わったらラン。

どこを走ろうかな。とりあえず、職場の中をてきとうに走って、その後アップダウンがキツイというか、アップダウンしかない4kmコースを走って、再びグラウンドを走る適当コースにしました。一応6kmを目途にゆっくりと走りましょう。しかし寒い。さらに4kmコースの最初がヘビーな登りなので、ほんとうにペースが上がりません。まぁいいか。結果、トータルで6.4kmを41分17秒で、アベレージはは6分24秒でした。スプリットは6分22秒→6分28秒→6分25秒→6分26秒→6分17秒→6分36秒。ついでに最後の400mは6分03秒で、これはクロカンコースの一部でした。やはりここは速いんだな。まぁ、この間スピード出してたから、今日はこんな感じでOKですね。

走り終わってひと息ついたら職場を脱出です。今日はお医者さんのはしごをしてからの、髪の毛のカットです。それぞれ少しずつ離れています。これらを限られた時間の中でどう移動するかです。
まずはお医者さんその1です。ここ、時間に厳密で、あまり早く行っても怒られそうです。なので、最寄り駅から時間調整も兼ねて歩きです。うーん、5分前に着いてしまった。が、にこやかに迎えてもらって、あっという間に診察も終了。ただ、薬が出てます。行きつけの薬局は最寄り駅の近くなので、次のお医者さんその2から離れてしまいます。まぁ、薬はあとでもいいので、まずはお医者さんその2ですね。ここへはバスで移動です。ここでリハビリと薬のゲットです。リハビリ終わって帰り際に
「あの…。NHKに出られたんですよね?有名人ですよね?」
とか言われて、悪いことがどんどんできなくなってきてるなと。もちろん
「有名人じゃないですよー」
とは念押ししておきました。
さてと。髪の毛のカットの予約時間まであと35分。薬屋さんまでの移動+処方にかかる時間を考えたら、どうなるかな。バスだと間に合わないかもしれないなと思った次の瞬間
「わたしの出身高校のキャンパスの縦の長さじゃん」
と思いつくなど。そう言えば、バスはメッチャまわり道してるけど、直線距離は近いのでした。が、歩きだとたぶん間に合いません。走るか(笑)。
ちんたら走ったら5分で着きました。走ることへの拒否感はもちろんないし、走っても息も切れない。てか、疲れがないのは、走り込んでるからかな。
で、薬を処方してもらった、美容院の予約の時間まであと20分。バスに乗ったら早すぎますね。歩いていきましょう。
髪の毛をバッサリカットしてもらって気持ちいい。あとはおふろからのビールですね。
そんな冬休み初日でした。

変なダブルヘッダー

今日は出張のない出張日です。なのでいろんなことができるかなと思いながら出勤。とりま、2時間目、走りましょう。

本日のランはクロカンコースをフルです。先週走ったタイムが20分45秒だったので、それより短くできるかが勝負ですね。ちなみに、一緒に走った子らは昨日1000mを走った子らです。
はじめの1周はけっこういいペースで走りました。もしかしたらオーバーペースかと思ったら、やはり660mを3分10秒切って帰ってきたので1km5分を少し切ったくらいでした。ただ、2周目からペースダウン、2番手の子に抜かれました。まぁしかたないですね。3周目4周目は耐えるだけです。ここで3番手の子にも抜かれました。それでも、5周目から少しペースアップしましょう。と思ったけど、たぶんペースを維持しているだけだろうなと。そしてラストラップです。バックストレートから少しずつペースアップを試みました。後ろ化ら4番手の子が来ている気配がします。最後のストレート残り50mくらいで時計を見ると、まだ20分シングル台です。最後にスパートをかけました。4番手の子に抜かれたけど、鼻の差で同タイムです。
タイムは20分09秒でした。先週より36秒縮めましたね。
スプリットは5分07秒→5分14秒→5分07秒→4分44秒で、4kmのアベレージは5分03秒です。5周目6周目をあげられたのは大きいです。やっぱり「レース」ですね。楽しい。夢の5分切りまであと少しだけど、走りの授業は今日でおしまい。来年に夢をつなげるとしましょうか。

走り終わったところで、仕事をひとつやらなきゃならないことを思い出して、データをもらったり。そんなこんなでおべんとタイム。おべんとを食べたら眠い。昼休みはひっくり返りましょうか。
と、体育の教員から
「放課後、30分走の補習がありますよ」
との悪魔のようなお言葉が。これは行くしかないですね。ということで、再び着替えて集合場所へ。
「また来たん?」
「なんか、楽しい集会があると聞いてな」
ということで30分走開始。

1周290mのアップダウンのあるところを、ひたすら往復するだけのコースです。30分走って、「どこまで走ればおしまい」ではなく、とにかく30分走り続けなければなりません。その中で、どこまで距離を伸ばせるかが勝負です。28分30秒くらいで最終周回にチャレンジしたけど、10秒ほど足りませんでした。結果、記録は18周。でも、距離的には19周で計算してみましょう。19周を30分10秒と考えると、5.5kmなので1kmを5分30秒ばっかで走れたことになりますね。のぼりがあったことを考えると、まぁいいペースです。

それにしても、これはこれでひとつのダブルヘッダーかな。もっとも、2時間目に一緒に走った子もいたから、その子もダブルヘッダーですね。過酷だわ。
ということで、着替え終わったら、ほぼ退勤の時間です。何やってんだろ。
で、電車に乗って大阪へ。今日は久しぶりに関西GICネットワークの会議を対面でやることになっています。今は責任のある立場ではないけど、末席に加えてもらっています。なので、久しぶりの席に座って会議に参加。隣のS久間さんとヒソヒソ話をするのも久しぶりです。T田さんがおられないのが寂しいな。
1時間ほどで会議も終了。その後忘年会です。これに出るために来たのかと言われたら、まぁそういうことですね。
みんなでお店に移動。ひと足さきにお店に入ると、
「久しぶりです」
とびっくりされました。何年ぶりだろう。でも、飲みはじめたら、いつもの感じです。Kうさんと向かい同士に座って、赤星→日本酒と進んでいきます。そこにあるのはおいしい料理と楽しい話題。最後、ちょっとヒートアップしてしまったけど、わたしはタイムアップ。
さてと。帰りましょうか。

依存への一歩?

朝、やはり身体が動きません。なので、ふだんより20分長くおふとんの中にいることにしました。それでも、いつもの時間の電車に乗って出勤。長い一日がはじまります。電車の中ではいつもの通りduolingoで英語のおべんきょです(笑)。とにかく聞きとれない。困ったものです。
それにしても今朝は寒いです。職場まで歩く途中、どんどん足先の温度が奪われていきます。ヤバイです。なので、立番ではウィンドブレーカーを着ることにしました。
授業の方はやることがなくなってきています。いや、別に教科書を進めてもいいんですけど、そうしたら、3学期にやることがなくなります。まぁ、もう一回すべておさらいしてもいいんですけどね。とにかく、教科書に対して単位数が多いというか、それよりもなによりも、試験のあとの授業が長すぎます。授業時数の確保の仕方が間違ってます。まぁそれでも、いろいろやるんですけどね。
4時間目はラン。

今日は1年生と走ります。先週は「慣らしクロカン」でしたが、スケジュールを見たら今日は30分間走のようです。どんなペースで走ろうかと思ってグラウンドに降りたら、1000mでした。
まずはアップ。ですが、わたしはストレッチをしたり、自分なりの温め方をさせてもらいます。なんでも、2チームにわけて走るそうです。
「どっちで走りましょう」
と聞くと
「速いほうで」
と言われたのでAチームで走ることになりました。
1周目は1分弱でした。てことは4分ペースです。速い。でも、2周目でペースが落ちます。3周目はいつもの通り「なんで走ってるんだろ」状態です。そんな時は抜かれてしまいます。4周目はスパートかけようにも残ってません。てことで、タイムは4分28秒でした。それでも先週から14秒縮めたのでよしとしましょう。
その後インターバルをおいて、Bチームとも走ることにしました。こちらはトップを引っ張るのが目標であり目的です。
一度スタートしたけど、最後尾が遅すぎてリスタートになりました(笑)。
そしてスタート。トップにいこうとしたけど、ひとり前に行ったのでその子についていくことにしました。が、ほどなくペースダウン。なので、前に出て引っ張ることにしました。2周目はさらにペースダウン。うーん、楽だ。それでも、3周目は後ろに影が見えたので、少しペースをあげましょう。お、ついてくる。そして4周目。足音が近づいてきたのでペースアップ。ところが、さらに近づいてきます。なので、さらにペースアップ。が、どんどん近づいてきます。よし、デッドヒートといきましょう。そして最終コーナー。ここでインを譲ります。すると、わたしをパスしていきました。あり?別の子じゃん(笑)。
まぁいいです。きっとその子のペースもあがったでしょう。タイムは同着の4分37秒。それでも先週より速いですね。あのペースで走ってこのタイムかと、少しびっくりしました。それにしても楽しかった。

そしておべんとからの午後の授業です。眠い…。2時間連続、なにをする?まぁとにかく接線の方程式で1時間。そのプリントでもう1時間。も、もたないですね(笑)。そして、水曜日にやることがなくなりました(笑)。
そんなこんなで授業を終えて、いつもの通り「夜の仕事」へ。が、途中の電車の中で猛烈な眠気が襲ってきました。ヤバイです。なので、最寄り駅で今週も手を出してしまいました。

ヤバイな。これは依存症への一歩なのか?来週は飲まなくてもいい日曜日を過ごさねば。てか、走ったあとのおべんとがアカンのか(笑)。午後は猛烈に眠かったです。
てことで、「夜の仕事」です。今日のテーマは「日本の学校も多文化社会の中にある」です。これ、地域によって随分と差があるしょうね。今日の発表者の学生さんは外国人の集住地域の学校に通っておられた経験があるので、日本語指導が必要な子どもがいることは、そんなに不思議な感じは持っておられないようです。が、生徒としてそこにいるのと教員としてそこにいるのはずいぶんと違うだろうなと思います。なので、このテーマはそれなりに驚きを持って受け止めておられる感じでした。
そしてそれは、他の学生さんも同じ感じでした。でも、統一テーマである「学校は社会の中にある」ということを、この半年延々と論じ続けてきているので、さすがに「そういうことね」という理解は早いですね。
で、学生さんの発表が終わったら、わたしの方から補足。一つは、テキストに書いてあるのは「日本語指導が必要な生徒」についてであるけど、それはおそらく紙幅の関係でそうなっているだけで、例えば在日韓国・朝鮮人のように「日本語指導が必要ではない生徒」もまた、独自の困難を抱えさせられていることは知っておかなければならないということです。もうひとつは、ターゲットが小学校・中学校に絞り込まれていて、高校にはあまり言及されていないことです。高校については、わたしもそれなりに考えるところはあるけど、それよりも専門にされている方がおられるので、そちらを紹介しておきましょう。てか、学生さんたち知っているはずだし。そしてもうひとつ、法的地位の話が書いてない。つまり、国籍や在留資格の話ですね。そのあたりのことも少し触れておきました。
そうそう、ホワイトボード書き書きの内容もおもしろいです。というか、今回は「ツイート課題」がおもしろい。「教育の国際化、多文化化と聞いて思いつくことは?」というお題です。当然のことながら、学生さんたちが書かれることは、いわゆる「国際理解」や「他文化・異文化」といったことになります。なので、わたしの方からこのpdfから中島智子さんによる「多文化教育」の定義と、それに付随した「おまけ」の話をしておきました。
しかし、マジでこういう話を知らずに教員になったとしたら…。こわいわ…。教育社会学を必修にしないとまずいです。が、おそらく文部科学省はしないというか、したくないだろうな。
ということで、「夜の仕事」終了。さてと、家に帰ってシャワーとビールだな。しかし、来週はクリスマス。みなさん来るんだろうか(笑)

断念した

朝起きると布団の中にいました。アカン、記憶がない(笑)。このままお布団の中に居続けたい。でも、パートナーは準備をはじめてます。今日のお客さまは9時半スタートなので、当然ですね。
残りの人たちは朝ごはんにしましょうか。昨日の鍋の具材を他の鍋に移し替えて、魚の身をほぐしたのを入れて、雑炊にしましょう。うまし!
やがて子どもたちはMみさん&Kうちゃんとお出かけ。わたしは留守番です。なんか、気が乗りません。なのでおべんきょできない。のろのろとipadを触ったり、椎名誠を読んだり。そういや、『わしらは怪しい探検隊』好きやったなぁ。おべんきょするようになってから、ほんとうに小説とかエッセーを読まなくなりました。
と、頃合いもいいかなと着替えました。ランです。

せっかく米子に来てるので、9号線と海沿いの周回コースを走ろうかな。
てことで表に出ると、寒い。しかも雪と風がすごい。前半は向かい風なのできつい。後半の海沿いは追い風でいいけど、雪がメッチャ降ってきました。
やめよう…。
結果、1.2kmほどを7分13秒走って終了でした。アベレージは5分47秒だけど、意味ないですね(笑)。

その後、やはりダラダラ。まぁこんな日も必要なんでしょう。いつも意味のある日を過ごしててもしんどい。
1時過ぎにふたりめのお客さまが帰られて、今回の出張アロマサロンも無事終了。
あとは片づけです。そこに4人が帰ってきて、片づけのペースが一気に上がりました。最後にパートナーはKうちゃんにお礼のヘッドです。その間、しばし休憩。
さてと。スタート。今回も本当にお世話になりました。
帰りの道では冬用タイヤの点検があったけど、こないだ新品のスタッドレスにしたので問題なし。みんな寝てるので、そのままノンストップで大阪へ。ライブに行くというパートナーを降ろして、残り3人は下道で京都まで帰ることにしました。
まぁ無事家に着いて、お疲れさまでした。

やってきたことが統合されてきたのかも

今日は1・2時間目に「走り」があります。が、さすがに2時間連続で走るのは気が引けます。というよりも、そろそろ1日1時間にしようかなと。ということで、2時間目の「走り」に参加。すでに子どもたちも慣れてくれています。よしよし。

今日の走りは30分走です。今日も雨なので、走る場所は体育館です。この間書いたように、1周が130mくらいとのことです。とにかくひたすら走って44周まわりました。てことは、5.7kmってことですね。てことは、アベレージは5分16秒か。これが本当なら、かなりいいペースってことです。まぁでもいいペースでした。おかげさまで、大汗かきました。

汗が引かないうちに次の授業です。教室に入った途端、
「お酒飲んでるみたいやー!」
と笑われました。仕方ないので
「アンパンマンみたいになってるわ」
と逆襲しました。あとは平和にプリント学習です。
午前の授業が終わったら、労働者の正当な権利である「割変」をとって退勤。向かうはウトロです。今日はN地岡さんプロデュースのフィールドワーク→お座敷です。聞いてくださるのは副支店長会のみなさんです。とはいえ、みなさん歳下か(笑)。
てことで、まずは館内案内。S煥さんのような話はできないけど、土地問題を少しだけではあれ一緒に闘ってきたので、その臨場感が伝わればいいな。そしてフィールドワーク。ほんとうに建物がない。寂しい。もちろん、安心安全な場所で生活できるようになったことは、なにものにも変えがたいです。でも、あまりにも大きな代償を払っておられる気もします。
そんなこんなでだいたい1時間ばっか過ごして、その後しばし休憩。でも、できればこの間にもう一度展示室を見てほしいなと。そうしたら、展示室の写真がどこか他の世界のことではなく、「ここ」のことだっていうことが、よくわかるはずです。
そしてお座敷です。ネタはこの間に続いて「新ネタ」です。ただし、ほんの少し短縮バージョン。と言っても、1時間15分くらい話ができるので、それはそれでいいのかもです。
みなさん、はじめは面食らっておられる感じでしたが、少しずつメモをとりだされました。うーん、それほどのことではないんですけどね。
おそらく「新ネタ」で言ってることは、そんなに新しいことではないです。誰もが言ってることです。ただ、そこに至る道筋がある。それは、わたしが失敗してきた実践史です。あるいは紆余曲折してきた歴史です。それがあるから「ネタ」になる。最後は質問も出てきてうれしかったな。
お座敷が終わったら、ひと駅移動して懇親会です。S煥さんにお世話になっての「海雲亭」です。とにかく肉が多い。そしてうまい。量と味がともに満たされるお店は、そんなにない気がします。ここでお腹いっぱいになるまで肉を食べて、ワインを飲んで、過分な感想をいただいて、さらにしゃべりまくって、楽しいひと時を過ごさせていただきました。
とはいえ、明日の朝は早い。もっとも、みなさんも遠方まで帰れなきゃなりません。てことで、20時に解散。さてと。帰ってお風呂に入って寝ましょうか。

居続ける意味

今日の午前は授業が詰まってます。なので、朝のスタートダッシュが今日一日を左右します。
と、いきなりおひとり休みなのが判明。嫌な予感がしたので時間割を見ると、マジか。あいてるのはわたしだけ。まぁいいや。こういう時は快く代講を引き受けるほうがいいです。
さっくり2時間授業をして、次の時間は走りです。

いよいよクロカンコースをフルに走ります。6周、4kmです。とにかくスタート。久しぶりなのでペースがつかめません。それにしても子どもたちのストライドは長いですね。基本わたしはピッチ走法なので回転が早いんです。が、子どもたちは回転がわたしより遅い。はじめは子どもたちのピッチに惑わされたけど、途中で自分のピッチを思い出して、そこからペースに乗れました。1周が660mとして、1周を3分20秒でまわれば1kmを5分のペースで、20分になります。これが目標ですが、結果は20分45秒。スプリットは1kmごとが5分07秒→5分21秒→5分15秒→5分06秒で、500mごとだと5分07秒→5分07秒→5分25秒→5分16秒→5分23秒→5分07秒→5分13秒→5分00秒でした。やはり3周目4周目のタイムが落ちてますね。まぁ、「なんで走るんだろう」って思う周回だし、しかたないかなぁ。
それでも、去年の同時期のタイムが21分10秒だったので、今年の方が速いですね。よしよし。

走り終わったら、速やかに授業です。相手はさっきまで一緒に走ってた子らです。
ここは走った後感を出さないことが大切です。ケロットした顔をして、とりまタイムを申告。そして授業です。とは言え、もうやることがない(笑)。しかたないのでプリントを出しましたが、明日は何をすればいい?
午後は代講です。なんでも期待値をしろと。ただ、今日の子らも前に一度一緒に走ってます。というか、1・2年の全クラスと一緒に走ってるので、去年とあわせると、わたしが走ってることは全校のみんなが知ってます。なのでやりやすい。なので、ここでも今日のタイムを申告。
「速!」
という言葉が漏れたので
「いやいや、まだまだ」
と訂正しておきました。
で、期待値ですね。ダラダラとぬるい授業をしてしまいました。まぁただ、語り口がアレなので、それなりにやってくれたかな。
定時が来たら退勤。今日はTじさんに呼び出されました(笑)。
てことで、Tじさんのお宅におジャマして、鍋をつつきながらいろいろ話。ほんまにがんばってやるなぁ。こういう人を大切にしなきゃなりません。
どこかに出かけて、そこの人から評価されるのは簡単です。でも、自分の生産点で評価されるのはとても難しい。でも、そこでくだされる評価がほんとうの評価です。そして、もっとも厳しくて優しい評価は子どもたちがやってくれる。
挫けそうになることもあるけど、とにかく続けること。降りたらそこで終わります。
そういや、かつて史朗さんから
「お前がやめたとき、その次に来るのはお前みたいなヤツだと思うか?お前がやめずにいるだけで意味がある」
って言われたことがあります。昔も今も、その言葉を思い出しながら、教員を続けてるよなぁ。

やっぱり「久しぶりの…」

今日も1・2時間目が空いています。ということは、走りですね。
ということで、立番前に着替えです。そうそう。職場での走りはスピードを出すので、家で使っていた「cw-xジェネレーター」を職場で使うことにしました。そしてこの間ポチったウィンドブレーカーを着ると、快適です。

本日のランは1000mのタイムトライアルです。1周250mのトラックを4周走ります。生徒たちは1000mを1回だけど、せっかくなので2回トライアルをしましょう。しかし、トラックの一部がぐっちょなのがイヤですね。ということで、スタート。いい感じで走れます。1周目が終わったところでタイムを見ると1分10秒です。このペースだと1000mを5分切れますね。これを維持するのが今日の目標かな。結果、1時間目の1本目が4分42秒で2本目が4分54秒でした。2時間目もがんばったけど、1本目が4分51秒で2本目が5分01秒でした。最後の1本が悔しいな。
ちなみに、昨シーズンは12月が4分25秒かな。2月が4分32秒ですね。落ちてるな。

走りが終わったら授業です。12月のこの時期は、ほとんど惰性ですね。しかも、片方のクラスは進んじゃいけない。どうするねん。
そんな感じで、ちょいと早めに職場を出て、向かうは滝井です。前に来たのはいつだろう。寒かった記憶がありますね。とりあえず病院の待合室に入ると、いきなり「いつきせんせい」と声をかけられるのはお約束です。久しぶりやなぁ。ちなみにいつ以来か調べると、ちょうど1年前でした。
O田さんの診察はいつものパターンです。この間の情勢を読みながら、これからの展望や愚痴などを、主に聞くパターンです。まぁでも、この時間も大切なんですよね。こういうディープな話は、たまにしておかなきゃなりません。
診察が終わったら買い物です。従来は買い出し→調理→宴会だったけど、今は飲み物食べ物は各自でゲットすることにしているんだとか。でも、何もしないのはおもしろくないから、カップ焼きそばと袋入り野菜を買うことにしましょう。
そして、久しぶりの「まんまるの会」です。久しぶりすぎて、知らない人が何人かおられます。それでも、いつもの通り自己紹介の司会をして、あとは宴会です。Hっぴぃちゃんと
「次回は乾麺茹でようか」
とか言いながら、ダラダラ。でも、このダラダラ感がおもしろいですね。でも、明日も仕事があるから9時においとましましょう。
A「もう帰んのー!」
い「シャワー浴びんとあかんねん」
A「なに、女子力あげてるねん!」
B「女子力ってなんだ!」
い「女子力って、正拳突きか!セイッ!セイッ!」
しょーもない話をして退散。さてと、本当に帰ってシャワーを浴びねば。

やはり問わざるを得ない

今日は午後から出張です。が、午前は出張がありません。なので、朝イチからラン。と言いたいところですが、まずは立番。こないだメッチャ寒かったので、ウィンドブレーカーをポチりました。おかげで暖かい。
今日は雨なので、立番が終わったら速やかに体育館へ。

今日の走路は体育館の最外周です。なんでも1周が130mくらいとのことです。1時間目は5分のインターバルを4本の予定でしたが、時間の関係で5分のインターバルが3本+3分のインターバルを1本になりました。周回数は6周→7周→8周→3周で、合計24周走りました。どうしようかなと思ったけど、2時間目も走りましょう。2時間目は5分のインターバルを3本+2分のインターバルを1本になりました。周回数は7周→7周→8周→3周で、合計25周でした。2時間目の方が時間は短かったけど周回数は多かったってことです。たぶん身体が温まってたからでしょうね。
走り終わったら、筋肉がピンと張って、気持ちいい。

職員室に立ち寄ってレターケースを見たら、こんなのが入ってました。

やはりうれしい(^^)。
あとはさくっと事務作業をして、おべんと食べて、スタートです。今日の出張場所は山の上にあります。登り道が張った筋肉にこたえます。まぁいいでしょう。
そして会議。
今日は参加者が少ないですね。いろいろ用事が重なってるらしいです。が、優先順位の問題かな。まぁそれぞれです。
会議はいつものようにつつがなく進んでいきます。が、ある学校から出された人権学習の資料に「ん?」と思いました。そこには「日本固有の人権問題である部落差別」と書いてありました。思わずなぜ「部落差別」に「日本固有の人権問題である」をつけたのか質問しました。すると、なにかの本で読んだときに「そうだ」と思ったからつけたとのこと。なんでも「南アフリカ固有の人権問題」ときたら「アパルトヘイト」なので、それと同じなんだとか。
んー、それでいいのか?わたしには、差別の問題に価値づけ、あるいは優先順位をつけてるように思えます。なので、思わず絡んでしまいました。すると、かなりカチンと来られたようで、ケンカになりました(笑)。他の人がいろいろ間に入ってくれたので、まぁその場は収まりました。
帰り道、なぜ、わたしがカチンときたのか、振り返ってみました。
おそらくさんざん価値づけとか優先順位とかをつけられた経験があるからでしょうね。
例えば、1997年だったかの日教組教研の人権教育の部会でゲイの友だちとの出会いをレポートした時に、世話人の人から「なんでお前はゲイなんていうアメリカの人権問題をやってるんだ。日本にはちゃんとした部落問題という課題がある」と言われたこと。あるいは、ある会合で「いつきさんの話をして」と言われてたけど、ある戦争が勃発してそちらに話題がいったこと。さらには、あるお座敷のあいさつで「部落問題をはじめとするほにゃらら」って言われたこと。そりゃもう数え切れないくらい「二の次三の次」にされてきた経験があります。だからこそ、わたしは優先順位をつけたくない。他の人権課題の当事者にわたしのような思いはさせたくないと思っています。だから「カチン」ときた。
もうひとつは「日本固有の」という発想です。論議の中で「ケガレ」をとりあげて、「日本固有の」という説明をした人がいました。ただ、それは「差別の理由」に着目するからで、「排除」という構造に着目したら、特に「日本固有の」とはならない。だから、IMADRという形でつながれる。
今回の話とは違う文脈ですが、部落差別の特殊性をとりあげる人がおられます。そりゃ特殊です。というか、それぞれの人権課題の「理由」は、個々違うので、それぞれが特殊です。例えばトランスジェンダーの置かれた状況なんて、「あるジェンダーアイデンティティを持つ人が権利を奪われてる」という、メッチャ特殊な理由です。そして、アイデンティティが原因であるなら、その人の存在そのものを否定するわけで、もう、ダメダメです。そういう特殊性がある。ただ、その特殊性を取り上げたときに、そこに軽重や優先順位がどうしても付随してしまう。もちろん、本人にその気がなくても、「特殊性」という言葉を選択した時点で、そう相手に受け取られてしまう。だからこそ、言葉にはセンシティヴでありたい。
そして、そのような隘路にはまらないためには「理由」ではなく「構造」で捉える。そうしたときに「日本固有の」という言葉は成立しなくなる。そして、そう捉えたときこそ、ある課題の解放が他の課題の解放とつながる。だから「日本固有の人権問題である」という冠はわたしは使わないし、例えば「部落差別をなくすための学習」とも言わずに、単に「差別をなくすための学習」と言う。
それが今わたしが考え実践していることなんですね。
まぁ、でも、こんなことをここで一生懸命書いても、誰も読んでないしな(笑)。てか、だから書けたりする(笑)。
そんなことを考えながら、京都駅まで移動です。少し時間をつぶそうかと入ったアバンティのブックセンターでショックを受けました。年明けに閉店ですか。まぁそりゃそうか。
そんなこんなで向かったのは、とあるホテルです。今日は京都府南部の生徒指導部の教員の合同宴会があります。その数、約100人です。おかしいです。まぁでも参加してもええかと。
会場に入ると、知り合いはほとんどが支店長と副支店長です。なので、会話は当然「同和教育の継承」です。ちなみに継承のためには人事がマストです。なので副支店長には
「この最初の一文字がとれたら、本気でやってや」
と言っておきました。ホンマに知らんよ。
宴会の方は、安いだけあって、あまり食事が出てきません。まぁでも、全同教以来食べすぎが続いているので、ちょうどいいです。ワインも3杯だけに抑えて、宴会終了。さてと、おとなしく帰って、シャワーでも浴びますか。

つい手を出した

朝、あまりにもしんどいので、労働者の権利を1時間行使しました。おかげさまで朝はゆっくり。これくらいの時間に出るのであれば、まぁ楽ですね。
職場に着いてまずは授業。休みが多いな。まぁ急いでるわけじゃないから、プリントか。授業が終わったら着替えましょう。今日も走りです。

今日もクロカンコースの「慣らし」です。今日は1年生と走ります。授業を担当してないからドキドキ。でも、「人権の人」とは認識されてるから、まぁええかな。1年生なので、はじめて走る子らです。まぁペースメーカーになればいいかなと思いながらスタート。2周目でトップの子が落ちてきて、わたしがトップに浮上。2周目最後で3番手につけていた子がトップへ。そのままスパートをかけられてしまいました。さらに、最後にもうひとり抜かれて、結局3番手でゴールでした。まぁでも、去年はトップ争いはできなかったから、今年は少しは速くなってるってことです。
結果、
スプリットは1kmごとが4分56秒→5分02秒で、500mごとだと4分51秒→5分00秒→5分19秒→4分44秒でした。トータルで2kmを9分44秒、アベレージは4分59秒でした。実測値とスマホにずれがあるけど、まぁしかたないですね。

走り終わったら昼休み。おべんとです。アカン、眠い。そりゃそうか。走り終わってからのおぺんとはそうなるわな。
そして5・6の連続授業。まずは数学的帰納法。みんな騒然としてます。ええねん。こういゔ世界があることを知ることが大切やねん。なので、6時間目のはじめに数学Bという科目について簡単に説明。数学のメインストリートは連続量です。そんな中で、数学Bは少し傍流にあたることをやります。そのひとつが離散量なんですよね。そして去年まではベクトルがありました。ただ、今回の改定でなくなりました。なんでやねんと思いますね。なので、その「なんでやねん」をぶつけておきました(笑)。
そして授業はメインストリームの微積へ。まぁこっちのほうが子どもたちにとっては楽やろうな。
放課後は会議。ただ、最後は労働者の権利を行使してパス。速やかに「夜の仕事」に向かいます。ただ、あまりにも眠い。なので、駅から仕事場に向かう途中、つい「薬物」に手を出してしまいました。

エスカップといえども、カフェインが入ってます。そういや、昨日、Mぎちゃんがもっと濃いのを買ってて、ひとくちもらったけど、やっぱりあまりにもヤバげでした。なにせこの時に飲んで、もう飲まないぞと決めましたからね。
で、「夜の仕事」開始です。今日のテーマは「『性別』で子どもの可能性を制限しないために」です。ドンピシャ、わたしの専門です[1]もちろん、専門は数学ではない(笑)。。ちなみにこういう曰くがある章です。
おそらく社会であれ教育であれ、ジェンダーというフィルターをかけて見ると、いろいろ気づくことがあるんだと思います。が、あまりにもそれが日常化しているために気づかないし、「どうしろと言うねん」となってしまう。まぁでも、いきなり結論に行くのではなく、まずはフィルターをかけて日常を見渡すところからスタートすればいいと思います。その中で理不尽なことに思い当たればいい。そうすれば「どうすればいいか」が浮かび上がってきます。
なによりジェンダーというのは、単に「社会的に定められた性」というスタティックなものではなく、その場その場において実践され構築されるものです。つまり、ジェンダーの受動的な被害者なのでなく、わたしたちはジェンダーを実践する主体ってことです。そう考えたとき、希望が湧いてくる。なぜなら、わたしたち自身がジェンダーのアンバランスを是正する主体ともなりうるからです。
そんなことを考えながら、いつものホワイトボード書き書き。「男女でわけられてた学校の「もの・こと」」というお題に対して学生さんが書かれた内容が非常に象徴的でした。やはり体育がらみが多い。なので
「身体が違うというふうになったのはルネサンス以降のことでね」
と、つい話してしまいました。ただ
「熱量の違い」
と言うと、
「熱量ってなに?」
と、騒然となりました。しかたないので
「いや、だから、ジェンダーに基づいて「熱量」というのをつくったんだけどね、そこで問題になったのがオルガスムスでね」
と、さらに騒然とさせそうな話をしたりして。
まあでも、こういう話を教室内で、学術的にやることに意味があるんだと思います。
そんなこんなで、今日の「夜の仕事」も終了。しかし、学生さんたち、レポートに卒論にたいへんなんだよね。がんばってね。
わたしは家に帰ってビールを呑むo(^^)o

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1 もちろん、専門は数学ではない(笑)。

今年も合宿

朝、ノロノロ起き出して、コーヒーを淹れて、さてどうしよう。まぁでも猫の額にしましょうか。

晩秋という感じですが、冬ですかそうですか。
しばしのんびりしたのち、まずは筋トレ。そして走りましょう。

本日のランは、いつもの6kmの周回コースにオプション1kmを加えた7kmのコースにしましょう。
昨日は追い込んだので、今日はとにかくゆっくり走るところからはじめようと、のんびり走りはじめました。ところが1kmのコールを聞いて時計を見ると、6分10秒かかってませんでした。速いじゃん。そこから少しずつペースアップしていきます。ただ、昨日の今日なので、無理は禁物です。楽とは言えないけど、それなりにいい感じで走れた気がします。結果、スプリットは6分07秒→5分47秒→5分34秒→5分31秒→5分42秒→5分42秒でした。トータル7.1kmを40分41秒で、アベレージは5分42秒、いい感じですね。

昼ごはんを食べたら、しばしノロノロ。そして合宿場所に移動開始です。今日はトランスジェンダー生徒交流会の合宿です。これまで使ってた場所が使えなくなったので、はじめての試みです。台所をはじめ、いろいろ使い勝手が違うのでどうなるかなぁ。
しばし待機してると、続々と参加者が集まっていました。これはすごい。そして山のような食材が届いて、調理開始。とは言え、メインは鍋です。ただ鍋だけでは悲しいので、サムギョプサルとか焼きそばとかたこ焼きとかもつくりましょう。
とにかく野菜を切ってもらって鍋に放り込んで、肉も放り込んで、水を入れて、コンロにかけます。メッチャ大ざっぱです。でも、子どもたち、バクバク食べました。さらにサムギョプサルもあっという間になくなりました。たくさん食べるのはいいことです。ただし、おとなにはあまりまわってきません。まぁしかたないか。それでも中学生がつくってくれたたこ焼きがまわってきたので、ありがたくいただきました。
あとは、呑んでしゃべってってやってるうちにおねむです。寝よう。