某外国人教育関係の会議

今日は事務局会議。なので、会議は午後から。
いつもは会議→ラーメン屋で呑み→会議→呑み(エンドレス)となるのですが、今日ははじめのふたつがありません。ちなみに、わたしは車を動かさなきゃならないので、今日は夜までノンアルコール。まぁ、時代も変わったよなぁ(笑)。
会議の内容は、主としてある文書の添削なんですが…。もとの文章がひどい。何がひどいかというと、くどいところへもってきて、字数が完全にあふれているという…。しかも、いらないところにいらない労力をふんだんにつかっているので、非常にわかりにくい文書になっています。
このあたり、会議に出席している皆さんはあっさりとした方々なので、バッサバッサと気持ちいい位に切り刻んで行かれます。しかし、そこまでやって、原案を出した人、怒らないかなぁ(笑)。

昼夜逆転

ふと目が覚めると5時。暖房が効きすぎて暑いです。なんか汗をかいています。喉が渇いています。ついフラフラと冷蔵庫に行き、目の前にあったチューハイをあけてしまいました。あぁ、久々のモーニングチューハイです。でも、これが飲めるところまで体調が回復しているんだなぁ…。
横では一晩起きていた元気なヤツらがなにやらしゃべっています。と、突然二人で出て行って、しばらくしてもどってきました。で、「どう?」とか言っています。
見てみると、FTMとMTFが服を交換しています。FTMの子のスカート姿…。なんかおかしい。なにがおかしいんだろう…。足さばきとか背筋の感じとか、結構似あっているわりに立ち居振る舞いがぜんぜんなっていない感じです。でも、ヤツは学校では現役女子高生なんだけどなぁ…。一方、FTMの子のジーンズ姿…。ぜんぜん男に見えない。さすがお水出身です。着こなしが「メンズを着ているおねーちゃん」なんですね。本人もずいぶんと気に入っているみたいです。それにしても、たいしたもんだわ…。
一緒に泊まっていた人が「7時にスタートしたい」ということだったので、6時過ぎから撤収開始。7時過ぎに撤収終了でお家へ…。
家に帰ったら9時前。そのまま布団にもぐり込んで次に気がついたら12時過ぎでした。

今年度最後のイベント

3月はイベントが続きます。先々週がGID学会*1、先週は在日外国人生徒交流会、そして今週はstn21*2の総会・学習会・懇親会です。
この総会、東京と関西で交代で行っています。東京でやる時は、たいてい「中野ZERO」でやります。で、京都でやる時は、なぜかわたしが段取りをしていまして、会場は知りあいに頼んで、学校を会場にしています。
で、まずは総会。と言っても、会計の報告と活動報告が口頭であるだけです。まぁ、もともとが「組織」ではなく「自立した個同士の緩やかなネットワーク」をめざしているので、そう厳密に総会でなにかを決めなくちゃならないわけでもないんですよね。ただ、活動をしていく上で会費をとっている関係で、報告はしなくちゃならないということです。で、そんなことはあっという間に終わって、あとは自己紹介と簡単な近況報告です。とは言え、近況報告が後ろの順番に行くに従ってどんどん長くなるのは世の常です。それだけみなさんがそれぞれの場でそれぞれにとりくみをすすめているということなんだと思います*3
続いて学習会。
わたしは前に一度トランスジェンダー生徒交流会で報告を聞いている「レインボースクールプロジェクト」のアンケート結果についての話です。交流会の時には、子どもたちがアンケートに答えたこともあり、そこで感じたことなんかを交流しました。それに対して今回は、大人が対象ということと、聞いている人が主としてゲイであるということ、さらに教育関係者やアクティビストであるということから、あらたな提起がたくさんありました。中でも、「パレードに行っている人はほんの一部」「パレード以外のところでとれば、おそらくぜんぜん違う結果が出てくる」という提起を自分の経験にもとづいて語られたのですが、このあたり、わかってはいるものの、やはり実感としてわかりきっていなかったなぁという気がしました。そうそう、爆笑したのが、トランスジェンダー生徒交流会の子どもが「パレードに行ったら、「オレって普通やん」と思った」という話でしたかねぇ。それ以外にも、アンケートの活用方法についての話とかもあり、「今後に期待する」という参加者の思いが伝わってきました。
で、懇親会。
今回は京都駅近辺でやったということもあって、「チヂミの王様」です。
ここ、ほんとうにいつも無理を聞いてもらって、しかもすごくよくしてもらっています。いっぱい飲んで、いっぱい食べて、いっぱいしゃべって、みなさんにも満足してもらえたんじゃないかなぁ。あまりにも盛りあがりすぎて、はじめに「3時間ね」と言われていたのに4時間もいてしまいました。さすがに大将「もうそろそろ勘弁して」と言いに来られました。ごめんなさい。
で、その後、文庫センターで2次会(笑)。
ゲイのメインストリームは夜の街に消えて行かれて(笑)*4、文庫センターに行ったのはトランス系+ゲイの方2人。いや、ゲイの方が来られたのはすごくうれしかったです。なんか酔っぱらっていたので、えらい勢いでしゃべっていた気はしたのですが*5
で、帰らなくちゃならない人が帰りはじめたところで、わたしも押入から布団を引っ張り出してダウン。

*1:これもイベントか(笑)

*2:セクシュアルマイノリティ教職員ネットワーク

*3:単に教員がしゃべりたがりであるという話もありますが(笑)

*4:もしかしたら、誰かの家に行ったのかも

*5:たしか、就職時にカムアウトすべきかどうかみたいな話。「カムアウトに公式なんてない」「無理にカムアウトなんてしなくていいよ」という話をしていた気がしますが…。

シーズンも終わりかぁ・最終日

朝、窓の外を見ると雪(笑)。
てことは、レッスンのはじめは新雪汚しにケテーイ!
初級に毛が生えた程度の子どもたちですが、お客さんが少ないこともあって、レッスンがはじまってもまだまだ子どもたちが滑れる斜面には新雪が残っています。あちらのコース、こちらのコースと1時間ちょっとかけてたっぷりと新雪を滑りました。子どもたちも「ふわふわ感が楽しい〜」とおおはしゃぎしていました。そりゃそうだ。わたしも楽しいもん(笑)。
その後はちょいと練習。
午後からは、ふたたびあちこちのコースを滑りまくります。
子どもたちに細かい練習はさほど必要ありません。それよりも、たくさんの距離を滑らせること。ただし、いいシュプールを滑らせて、リズム感とかふさわしいスピードを身につけさせること。これは、いい姿勢を体に染みつかせるためにもとても大切なことです。極端に小さなリズムや極端に速いスピード、極端に急な斜面に行くと、いい姿勢が身につきません。あとは、滑りながらも名前を呼んで声をかけることかなぁ…。
午後の最後はフォーメーション。
フォーメーションは、互いに相手を見ながらスピードをあわせ、リズムをあわせ、さまざまなことを調整することが必要になります。これもまた、すごくいい練習です。そうやって、自分本位な滑りではない滑りを身につけていきます。みんなの息がピッタリとあうことで、すごくきれいなフォーメーションへとつながっていきます。それがまた、みんなで滑る喜びへとつながっていくんですよね。
で、レッスン終了。
さて、あとは自分の練習だ。残された時間は約1時間。とにかく、コブに飢えています。コブに行こう。1時間コブを滑り続けて、一番最後のコブで派手に転倒。リフトの真下のコブだったので、上から「おぉ!」という声が聞こえてきます。ユニフォームのままでこけたのはちょっとまずいけど、まぁそれもスキーです。ちょっと気持ちよかったです。

てことで、今年はようやく滑走日数10日を達成。けっこうたいへんだったわ…。

シーズンも終わりかぁ・2日目

今日の相手は小学生のちっちゃいのが5人。
そこそこ滑るのはいいのですが、それでかえってチョカチョカできるわけで、もうたいへんです。
曰く「ジャンプしよう*1」「コブに行こう」「スピード出していい」「急斜面に行こう」いや、全部あかんし。あげく、先頭争いをするわ、追い越しをするわ。
こういう時は、正直「ガツン」と言わないといけません。
「お前、ジャンプしたいって言ってたな。そこのコブでジャンプさせたろか。ほんまに飛べるでぇ…」
なぜなら、すべては安全のためです。
楽しいスキーも、ケガをしたら台無しです。そのためには、スキー場でやってはいけないこととやってもいいことの区別ができることが大切。小学生のうちにそういうのをたたき込むことによって、これからのスキー人生を長く楽しみ続けることができるようにしたいんですよね。
とは言え、ハメを外すことも大切。自分の技量の範囲を見極めて、その中でできる「ハメはずし」はスキーを楽しむうえで大切です。その範囲を設定することもまた、わたしたちの仕事です。なので、時折「え〜」というところにもつれていきます。
あるいは、ゲレンデでもいろいろなことをやって楽しむことができます。せっかく5人で滑っているのでフォーメーションを楽しんだりもしてみます。
そんなことをやっていると、3時頃には子どもたちもヘトヘト。「もっと滑りたい!」と言いますが、それはダメ。今日はいい天気でした。ということは、気温が高く、雪は重たいです。そういう状況でやるスキーは、予想以上に体力を使います。しかも、3時を境に気温はどんどん下がっていきます。すると、溶けた雪が凍り始めます。荒れた雪がそのまま凍ると、バーンは大変な状態になります。ここでの転倒はケガに直結します。
引き際を教えるのもまた、わたしたちの仕事です。

でも、自分自身の引き際、よく見誤るんだよなぁ…。あ、スキーじゃなくて人生のね(笑)。

*1:それ、ボード用やし

クラァッシュ!

午後は天気も回復してきたのでレッスン。生徒さんを待っていると、集合場所の横にあるコブ斜面を楽しそうに降りてこられます。
「そっちから来ましたか」とツッコミを入れると、「コブ、スキなんです」とのこと。じゃぁ、今日のレッスンはコブへ向けたトレーニングですね。
まずはストックワークの練習から。ストックワークって、簡単そうに見えて実は奥が深いんです。ウェーデルンができるかどうかはストックワークにかかっています。と言っても、「ストックつくだけやんか」なんですよね。実は、ポイントはストックをつかない方の腕にあるんです。ふつう、ストックをつく方の腕に意識は集中していて、もう一方の腕には意識はいきません。すると、腕が下がってしまう。ここで腕が下がると、体が回る。すると、斜面に対して正対できないんです。これ、緩斜面だったらどうでもいいんですが、アイスバーン・急斜面・コブでは致命的です。ですから、緩斜面でそれができるように練習をします。
あとは、足首の使い方ですか。それと、コブのことをにらんで、ちょっと屈脚のウェーデルンなんかもやってみたりして…。
で、仕上げに一本コブをやってみました。
まずはわたしから。調子よく滑り始めて3ターンほどした時、いきなりストックが雪に突き刺さってしまって出て来なくなりました。おぉ!と思った瞬間板がはずれて、頭から斜面につっこんでいきます。そのまま頭で一回転前転して見事着地。立ち上がってしまいました。
それにしても、首は痛いし、なによりも頭が「キーン」とかいっています。やがてクラクラッとして吐き気までしてきます。これ、やばいやん…。と、しばらくしたらそのあたりの症状は治まってきました。が、首が痛い…。当たり前ですがね。
さいわいレッスンも終わるところだったので、そのままレッスンを続けて、すぐに終了。そのあとの自己練習では、大事をとってコブは一本しか滑りませんでした(笑)。

で、現在夜9時。食欲は旺盛。お風呂も気持ちいい。問題は首痛です。あしたはもっときついやろなぁ…。

シーズンも終わりかぁ・1日目

昨日は試合のあと、しばし会場近くでクールダウン。家に帰って速攻寝て…。
朝早くに起きて、一路東へ。やがて到着したのは、おなじみの雪と氷の世界です。というか、雨やし(;_;)。雪と氷と土の世界やし。
もちろん雨の場合はレッスンはありません。結局午前はオフ。さすがに寝不足なので、布団に入ってウトウト→グーグー。気がつくと昼前でした。

レフェリー

今日は、大阪市内の某所において、大切な大切な「闘い」があります。で、わたしはその試合のレフェリー役。
レフェリーといってもそれぞれの競技ごとにその役割は違うのかもしれませんが、今回わたしがしたいと思っているレフェリー役は、まさにプロレス。あるいはラグビー
ラグビーの試合って、最近レフェリーはマイクをつけていますね。あれ、きっちり聴いているとすごくおもしろいです。「◯番、オフサイドの位置にいるよ」とか、けっこう細かく指示を出しています。つまり、いきなりトラップをかけるように反則をとるのではなく、基本的には試合が反則で中断しないように細かく試合をコントロールしているみたいなんです。
これ、プロレスではもっとすごいんじゃないかな。詳しいことはその筋の人*1に譲りますが、試合をコントロールというよりも、時として試合をメイクしているんじゃないかという気もしています。
で、わたしが今回の「闘い」にあたってめざす役割は、そういう感じ。はたしてできるかな。
午後になっていよいよ試合開始。「試合開始」の合図はもうひとりのレフェリーの方が。そしてわたしの出番です。とりあえず、互いにフェアに闘いをしてほしいので、次の一言を言ってみました。
「勦りではなく、互いに尊敬しあう空気が、この会の最後まで会場に充満していることを願います」
まぁ、わかる人にはわかるネタです。というより、今回の会場の当事者でこれがわからない人がいたらビックリするわ。
で、2時試合開始。途中、10分の休憩をはさんで試合終了が6時40分。4時間半にわたる長丁場を、無事終えることができました。
結果は、とりあえず「勝ち」です。でも、この勝利が、もしかしたらこれからの長い長い闘いのスタートになるかもしれません。でも、それもまた人生の岐路における選択です。この試合に参加しないという選択はもちろんありました。その方がおそらく安全だっただろうと思います。でも、その結果、きっともっと大切なものを失った、あるいは得られなかったんだと、今振り返って思います。
今回の試合に参加して、わたしにとっての最も大きな収穫は「ともに闘う仲間」に連ねてもらったこと、そしてその闘いを通して仲間を得たことだと思っています。

きっとなんのことかわからへんやろなぁ…。

*1:リンクの人とかまりあさんとか

謀議とか

謀議につぐ謀議も、とりあえずあしたで一段落(笑)。いや、そうたいしたことじゃないんですけどね。
てことで、交流会が終わったら京都駅で待ちあわせ。さて、どこで打ち合わせをしようかと相談したのですが、ここはおとなしくモーツァルト(笑)。コーヒーを飲みながら、3人であしたある集まりの最終のつめをしてきました。
その後、一人は大阪に帰られて、京都在住の2人でクールダウン。
とりあえず、モーツァルトで支払いをしようとした瞬間、「あっ!」という小さな叫び声。財布の中から出てきたのは、子ども銀行の1000円札です。なんでそんなもの財布に入れてるねん(笑)!
てことで、クールダウンはウィンドショッピングから。
「あ、これかわいい!」「これ似合うかも」とふたりではしゃいでしまいました(笑)。
その後、某立ち飲みへ。あまりの落差ではありましたが、まぁ、300円で呑めるところはここしかなさげです。結局、3時間ばっか、生ビール+お酒一杯でねばってしまいました。で、いろいろ話をしてバイバイ。「帰れる?」と聞くと「50円玉4枚あるし」と元気な答えです。ちょっと安心かな。
でも、あしたは財布、大人用のを持ってきてね(笑)。

もう15年かぁ

今日は、京都・在日外国人生徒交流会の春の例会です。
考えてみると、交流会をはじめたのが1993年。すでに15年やっています。なんかあっという間だったけど、振り返ると長いものだなぁ…。だって、結婚直後からやっていることになります。下の子どもは、まだ生まれていなかったわけで(笑)。
でも、交流会そのものはいつものとおり。集まってきたらメニューを考えて、みんなで買い出しに行って、みんなでワイワイ言いながらつくって一緒にごはんを食べて。そして自己紹介。そうか、トランスジェンダー生徒交流会も一緒だな。
そうだ。ふたつの交流会のコラボもやろう(笑)!