キャベツ屋@芦原

芦原は大阪だけじゃなくて、和歌山にもあるんですね。
ちなみに、Sさんの知っている店を何軒かまわったのですが、すべて日曜・祝日は定休です。最後の望みをかけて行った店がキャベツ屋さんでした。
この店の特徴は、具をキッチンスケールではかっていることでしょうか(笑)。
というのはおいといて…。
カスとホルモンをトッピングしたものを食べたのですが、とてもていねいに並べられます。たしかにこうしたほうが火の通りも管理ができますよね。こんな感じです。

しかも、このあと、カス・ホルモンの上にブタをのせて、さらにタネをのせるので、ふんわりとあがります。
で、できあがりがこれ。

味の方は…。
なんというか…。これといった特徴はないのですが、なんしか軽い!サクサクサクと食べていると、すぐになくなる感じです。でも、もちろんホルモンとカスはしっかりと姿が残っていて、味もガツンと来ます。
そうそう、一緒に塩味つけの焼きそばも食べたのですが、こちらのほうも軽い!さらに麺がおもしろい。なんというか、パスタ的な感じなんですよね。
てことで…。

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お好み焼き(ブタ玉+カス+ホルモン) 600円+200円+200円
ビンビール(キリンクラシックラガー中ビン) 500円
スタイル 混ぜ系
その他 ブタ抜きでトッピングはできませんでした。ちょっと高いなぁ…。塩焼きそばはおいしいです。あと、ネギ焼き醤油味もなかなか。トン平も名物だそうです。このあたり、もともと皮革の町だったみたいで、肉屋さんもたくさんあります。なので、ホルモンはたしかにおいしい!でも、ちょっと高いなぁ…。
独断的評価 ★★★★☆(もうひとつ「特徴」がない感じ。と、コストパフォーマンスが…)

なかがわ@崇仁

最近できた店で、いつも前を通るたびにソースの香りにそそられるものがあったのですが、なかなかタイミングがあわずに食べることができていませんでした。なので、今日はせっかくの機会ですから行ってみることにしました。
中にはいると、おばちゃんひとり。声を聞くと「あぁ、ムラや…」という感じです。
ま゛さんとわたしの好みは似ているので、ふたりで1枚とおでんあたりをつつくことにしました。頼んだのは「カス・スジ・ネギ」のお好みです。
まずはこんな感じです。

これ、実は相当大きいです。
カスはかなり細かく刻んであります。たぶん、ここの近くの店で「お好み用」って売っていたサイズですね。あと、特徴的なところとしては、天かすと刻みショウガを入れています。
で、焼き上がったらこんな感じ。

味の方は、すごく軽い感じがします。そうとう長い時間焼いていたように思うのですが、ふんわりとした感じに仕上がっています。カスの方はというと、細かく刻んである関係からか、「固まり」では見つかりませんが、香りはしているかな。ま゛さんは「こういうの好きやなぁ」と言っておられました。ソースはたぶんつばめですね。まぁ、定番です(笑)。
てことで、総合的には…。

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お好み焼き(スジ焼き+カス+ネギ) 500円(だったと思う)+150円+50円
生ビール 450円(だったと思う)
スタイル ベタ焼き系
その他 カスとかネギはトッピング扱いです。食べ物としては、うどんとかおでんもあります。また、鉄板焼きもあります。ビールは小もあります。あと、キリンプレミアムでした。かなりおいしい。そうそう、「バクダン(400円・これはおぼえている・笑)」があるのがうれしいですね(笑)
独断的評価 ★★★★☆(でも、なんかもうひとつパンチがない…)

オモニ@御幸森通り(鶴橋)

久々の「お好み」エントリです。
わたしを呼んで下さったお友だち、かつて大病をされた経験があります。その時「娑婆にもどったら絶対もう一回行きたい」と念じ続けられた店が、この「オモニ」という店だったそうです。
御幸森通り、通称コリアンタウンから少し入ったところにある店です。なんでも、「潤(ユン)の街」という映画のロケ現場にもなった店とか。店内にはタレントの写真がところ狭しと飾ってあります。こういう店は、おいしいかまずいかはっきりとわかれます。で、来ているお客さんを見たら、近所の人がかなり多そうだったので、おいしそうだな、と(笑)。
焼いておられるのをみると、キャベツたっぷりに、溶いた粉が少しです。なので、鉄板にのった姿を見ると、キャベツが山になっている感じ。その上にカスがのっています。

で、できあがりがこれです。今回は、カス玉にスジ・卵・ネギをいれてもらいました。

ここのシステムは、基本になる「玉」にいろんなものを入れる形になっているみたいです。で、コンニャクやチーズ、餅は当たり前で、ジャガイモなんかもあるみたいです。なかなかおもしろい。
ひとくち食べると、キャベツがふんわりしあがっているのがよくわかります。なるほど、キャベツが大切りなのがこの食感につながるわけですね。このあたり、「わかば」と共通しています。しかも、粉が少ないのでサクサクしていて、キャベツの甘味がしっかりと出ています。
カスも火が通りすぎず、元の味と香りがきちんと出ています。でも、そんなに大きく切ってあるわけじゃないので、カスの面はそんなに長時間焼いていない感じです。たぶんこれも、キャベツたっぷり粉少なめという配分の為せるところなんでしょう。
棚にはソース・削り粉・青のりに混じって「オモニ特製タレ」という赤い物体と使い切りのキューピーマヨネーズがあります。タレの方は、唐辛子を少量の油で溶いた感じ。どっかで食べたけど思い出せません。これとマヨネーズを混ぜてお好みにつけると、これがまたんまい!
てことで、大満足のお店でした。

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お好み焼き(カス玉) 700円
生ビール 不明
スタイル 混ぜ系
その他 ほかにも、「基本」がたくさんあります。さらに、「オモニスペシャル」からはじまって、「坂田スペシャル」とかいろんな人の名前がついたスペシャルバージョンがあります。このあたりを参考にして、独自のトッピングを楽しむことができます。
独断的評価 ★★★★★(なんか、5つ星ばっかりやなぁ…)

くいしん坊@芦原橋

ところで、昼ご飯に食べたのはお好み焼きです。
この店、カスがないのはわかっていたので、瞬間「どうしようかなぁ」と思ったのですが、時間もないことですからとりあえず入ってみました。
で、とりあえず「カスありますか?」とダメもとで聞いてみると、「油カスか?ごめんな、あらへんねん」とのこと。「スジこんやったらあるで」ということなので、それにしました。
鉄板で焼いている姿はこんな感じです。

見てのとおり、生地の上にスジこんをのせて、さらに生地をのせています。こうすることで、タネによけいな火がはいるのを防げるわけですよね。あと、ダシが全体にまわるということもありますか。
で、できあがりはこんな感じです。

さて、一口食べると。外はさっくり、中はふわふわです。これはおいしい!
混ぜ系のお好みの命は生地にあるということがよくわかります。で、スジは…。トロトロです。アメスジです。これを細かく切ったこんにゃくと一緒に甘辛く炊いてあります。わかば@東九条とはまったく違う攻め方ですね。
ソースの銘柄はわかりませんが、けっこうスパイシーです。「辛ソースありませんか?」と言いたいのを押さえていたのですが、必要ないかもしれません。それにしても、ソースの銘柄を知りたいなぁ。
てことで、いつもの…

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お好み焼き(スジこん) 800円
生ビール 500円
スタイル 混ぜ系
その他 豚玉は600円です。スジこんはやっぱりちょっと高いみたいです。昼は定食もあったりして、近所のおっちゃんとかおばちゃんが来て食べてはります。そういえば、このあたりの店、軒並みつぶれてしまって、いま夜でも食べられる店って、この店くらいかもしれません…。
独断的評価 ★★★★★(なんか、5つ星ばっかりやなぁ…)

わかば@東九条

次の作業との間に時間があったので、お昼ご飯は久しぶりに東九条の「わかば」で食べることにしました。
ここ、フラフラと東九条をほっつき歩いている時、あるお好み屋さんの前でたまたま出会ったおっちゃんに「どこかええ店知りません?」と聞いたところ、「ここ*1とちごてな、あっちの店がいい」とわざわざわたしたちを店内まで連れて行ってもらったというところなんです。
まぁ、見捨てられた方の店も店ですが、それでもつぶれずに残っているのは、やはり常連さんがいるからなんでしょうね。不思議なもんだ…。
それ以来、何度か行っていたのですが、ずいぶんとごぶさたです。
お店に入って「久しぶりです」とあいさつすると、「あら珍しい」と言われてしまいました^^;;。
とりあえず「お好み、カス入れて」と頼むと「カスだけでええん?」と言われてしまいました。なので「ホソも」と頼むと「ホソないねん」とのこと。「じゃぁスジ」で決定です。
さて、焼きはじめられて驚いたのは、スジが生のまま鉄板にゴロゴロとおかれたこと。さらに、キャベツは大切りだわ少ないわ。とりあえず、今日はあごのトレーニングを覚悟します。

どないなんねん。
やがて軽く炒めたスジをお好みの上に乗っけて、さらにカスをバラバラっとおいて、上からタネをかけます。

しばらくたってからひっくり返して上からぎゅうぎゅう押さえ込みます。そういえば、前押さえはったせいか、お好みがバラバラに破れてたこともあったなぁ…。どないなんねん。
オモニから「卵入れんにゃな」と言われて「はい」と答えます。
「ところで、なんで写真とってんの?」
「あ、サイトにアップしてるんですわ」
「そんなん、やめといてぇな」と言いながら、うれしそうだったりするのがおもしろいです。
で、できあがったのがこれ。

一口食べて…。
んまい!
いや、マジでうまいです。
なにがうまいかというと、スジがうまい。あれだけ軽く炒めただけなのに、きっちり火が通っていて、それでいて固くありません。しっかりとした歯ごたえがあって、噛むとスジのスープが口の中いっぱいに広がります。
「どない?」
「このスジ、マジでおいしいですわ」
ここで、オモニ、俄然やる気です。冷蔵庫からスジを出してきて
「そうやろ。スジがちゃうねん。うちのスジはええのんばっかりやねん」
「あとね、キャベツが大切りやし少ないし、どうなるかと思ってましたんですわ」
「あ、キャベツがすけないのな*2理由があんねん。多すぎたら水っぽなる。切り方もな、これくらいがちょうどええねん。細こう切ると水っぽなる。焼きそば用はこれや」と言いながら見せてくれた焼きそば用のキャベツを見ると、10cm角ぐらいに切ってあります。
「だいたいテレビ番組見たら「お好み焼きは押さえたらアカン」って言うてるけどちゃうねん。押さえなあかんねん。押さえたらスジのダシが全体にまわっておいしなんねん」
言うてはることが、いちいち理にかなっています。てか、たしかにおいしいからなにも言えません。
「お客さんが「キャベツもっと」とか言わはったら、そら入れるで。でも、これくらいが一番おいしい。お客さんが「押さえんといて」て言わはっても、わたしは絶対に押さえるねん。そばを入れたら破れることがあるけど、それでも押さえなあかんねん」
う〜ん、それほどにこだわってはるんや。お店は新しい感じなんですが、建て替えられたらしいです。なんでも、この道20年とか。
とにかく久しぶりに行って、ほんとうによかったです。味としては、「お好みを食べさせる」と言うより、「スジを食べさせる」という感じですか。お好みはスジを味わうためのベースと考えた方がいいかもしれません。でも、これはこれでひとつの境地ですね。
てことで、恒例の…。

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お好み焼 400円
トッピング(カス・ホソ 100円
トッピング(スジ・卵) 50円
生ビール・マッコリ 450円
スタイル ベタ焼き系
その他 サイドメニューが豊富です。天肉・アギ・ウルテなどの鉄板焼きもできます。あと、「韓国風焼きそば」とかぁゃιぃものもあります
独断的評価 ★★★★★(そらしゃーないですわ…)

*1:わたしたちの目の前にあったお好み屋さん

*2:「少ない」を「すけない」と言うのはウトロのオモニ達もだったなぁ…。

おたふく@天部村

なんとなく小腹が減っているので、「はしご」をすることに決定。おたふくに行くことにしました。
ところが、途中から雨。店に着いたらベトベトに濡れていました。
と、お店のおばちゃん「使い」と言ってタオルを出してくれたのは、やっぱりうれしかったです。
今回は、知りあいから言われていた「イカスジ台つき」と、やっぱりこれ抜きでは語れない「カス台つき」を頼みました。
「台つき」というのは、そばがついているものなんですが、これ、「山本マンボ」と同じような感じになりますね。今回は、写真に納めることができました。これです。

カスの量はそんなではない感じなのですが、とにかく味の引き出し方が絶品です。やはり、ここのお好み焼きの焼き方はうまい!
あと、雰囲気*1もいいです。昔はこわかったおじちゃんが優しい笑顔で昼間から呑んでいます*2。お店の人とお客さんとで、京都に引っ越してきた友だちが男か女かでえらい論争になっていました。わたしについては、前回論争になって、寄り切って「女」にしてありますから、今回は問題なしです(笑)。
結局、雨が止むまで2時間ほどお店にいて、優しいおじちゃんに一人一杯ずつごちそうになってしまいました。ありがとうございます〜!
そうそう、ここで使っているソースがチラリと見えました。やっぱり「ツバメソース」でした(^o^)/

*1:変換できた(笑)

*2:なんでも、3日前から歯が痛くて、3日間焼酎で食いつないでいるそうです。

なかがわ@錦林

お昼ご飯は3人でお好み焼き屋へ。
前から気になっていたお店に行ったのですが、看板はあるけど入り口がありません。ウロウロしていたら、中から人が出てきて「ここ、お店とちゃうで」とのこと。「え?」と驚くと「あそこの歩道橋の向こうに店があるし」とのこと。なるほど。店の入り口をつぶして居住スペースにしたけど、看板ははずさなかったというわけですね。それにしても、立派な看板なんだけどなぁ。
で、到着したのが「なかがわ」。表にあるメニューを見ると「トッピング、カス・ホソ」とあります。よっしゃぁ!とお店に突入。
メニュー*1を開くと、ベタ焼き・お好み焼*2・ネギ焼きがあります。お店の人に「このあたりの人の食べ方でポピュラーなのは?」と定番の質問をすると、「お好み焼き」とのお答え。ただ、せっかく3人いることなので、3種類頼むことにしました。
最初に出てきたのは「ベタ焼き」です。

う〜ん、まぁベタ焼きですわ。カスの香りは、ちゃんと口の中に広がります。けっこう切り方は大きいみたいです。味の方は可もなし不可もなしかなぁ。
続いて「ネギ焼き」です。

まぁ見た目はベタ焼きもネギ焼きもあまり変わりませんよね(笑)。中身がネギなだけです。味の方は、これまた可もなし不可もなしかなぁ。
で、「お好み焼き」です。

上にほとんど生の半熟卵がのっているのにはびっくりしました。で、食べてみると。これはうまい!生地がフカフカです。なるほど、「お好み焼きが定番」というお店の人のおっしゃることがよくわかりました。
てことで、いつもの…。

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ベタ焼き・お好み焼き(豚) 750円(だったと思う)
ネギ焼き(豚) 800円(だったと思う)
トッピング(カス・ホソ) 200円
トッピング(卵) 100円
生ビール 500円
スタイル いずれもあるが「混ぜ系」が得意
その他 メニューがある時点で、普通のお店っぽいです。食べるところと厨房も別々です。でも、「混ぜ系」の味は絶品です。やはり、得意なものを食べるのがいいのかなぁ。そうそう、「豚抜きカスのみ」みたいな注文にも応えてくれます。
独断的評価 ★★★☆☆(ふいんきなぜか変換できない(笑)が普通すぎて…)

*1:しかし、メニューがある時点で「普通のお好み焼き屋さん」みたいな…。

*2:まぜ系

おたふく@天部村

お店はカウンターがぐるりと鉄板を囲んでいます。4時半にはすでに「ええ具合」になったおじさまたちがずらり。ほとんどお店の中はいっぱいだったんですが「入り入り!」と定番のかけ声。イスをガタガタいわせて、みなさん場所をあけてくださいました。
実は、この店は、あいこちゃんのお母ちゃんに教えてもらった店です。と言っても、とってもわかりやすいところにありますけどね。
お店の人に「何時からあけてはりますの?」と聞くと「12時からあいてるよ」とのこと。そら、みなさん「ええ具合」なわけです。ちなみに、7時からはカラオケも解禁だとか。まぁ、ムラの集会所みたいなお好み焼き屋さんということですね。
さて、いよいよお好み焼きの注文です。
「カスください」「油かすか?」「そうです」
「どない焼こ」「この辺の人らはどないしはりますの?」「そやなぁ、ベタ焼きかなぁ」「じゃぁそれでお願いします」
ということで、わたしはカスのベタ焼き(卵のせ)、お友だちはスジのベタ焼き焼きそば入り(卵のせ)に決定。
まずは、いろんなものをのせた状態から。ただし、スジのほうです。カスの方は「あっ!」と思ったら、すでにひっくり返るところでした(;_;)

やがて、ええ感じで出てきました。

端っこの方に、カスの焼けたのが見えますよね。かなりたくさんカスが入っています。ソースをかけて完成。

もちろん、ソースは「甘辛」です。
一口食べると…。うまい!カスの焼け具合が最高です。おかげさまで、焦げ焦げにならず、適度な油分とジューシーさを保っています。もちろん、噛むとカスの香りが口の中に広がります。これ、マジうまい!
となりのおじさまに「メチャクチャうまいですわ!」と言うと、「そらそや、ここのお好みは最高やで」とこともなげに言われます。お母ちゃんも「この店はな、わたしの先代から70年間*1やってんねん」と、これまたこともなげに言われます。すごいよ…。
ソースを壺に入れておられるのをみて、「ソースはやっぱりツバメですか?」と聞くと「ちゃう。おたふくでもないで*2。うちは、ブレンドしてるねん。秘密やねん。企業秘密(笑)」とのことでした。
お好みを食べている最中にビールがなくなって、続いて頼んだのが「バクダン」です(笑)。お好みを食べ終わったんですけど、まだ残っているので「他になにかおすすめのものありますか?」と頼むと、「ホソ焼きかなぁ」とのことで、頼んでみました。
これまた、ホソ特有の臭みと油の香りがなんとも言えません。たっぷりのネギと一緒に出てきます。思わず「バクダンおかわり!」。なんのためにホソ焼きを頼んだことやらorz。
そうこうするうちに、時間は6時半。おじさまたちがそわそわしはじめます。30分ほどフライングだけど、カラオケタイムのスタート。みなさん、うまい。そら、毎日ここで歌ってるんやろなぁ。
ちなみに、カラオケの点数がキリ番になったら、飲み物が一杯タダになるらしいです。みなさん、それを狙っておられたみたいです。お友だちもわたしも一曲ずつチャレンジしましたが、キリ番まであと1点というところで挫折しました。
てことで、7時をまわったあたりでいいあんばいになって「お勘定」。
いやぁ、いい店ですよ!

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お好み焼き(カス) 600円
瓶ビール 500円
スタイル ベタ焼き
その他 混ぜ系もやってくれるみたいです。サイドメニューも豊富です。昼から夜までやっているので、夜にいっぱいやるのもいいし、昼間から盛りあがるのもいいし。お客さんと一体になれる感じのいい店です。
独断的評価 ★★★★★(いやぁ、文句なしです)

*1:と言ったと思う。すでに飲んでいたからよくおぼえていないっす^^;;

*2:店の名前はおたふく

番外編@いつき

我が家のお好み焼き。生地は薄力粉にダシとすり下ろした山芋を入れてつくります。キャベツはその日の気分で切り方を変えます。ふんわりさせたい時は、みじん切り。ちょっと重めにしたい時はざく切り。あと、ネギも入れますね。もちろん卵を忘れちゃいけません。ただし、ちょっとケチって4人に対して2個しか入れなかったりしますけどね(笑)。それ以外に、紅ショウガかな。
具については、その日あるものを入れていきます。例えば、味つけをしたこんにゃく。餅。チーズ。タケノコ。なんでもいいです。そして、肉類ですね。下の子どもとパートナーは豚です。
で、わたしはカス。

上の子どもはミックスです。

焼き方については、かつて中島中学校の並びにあったお好み屋さんで盗んだ焼き方です。生地を全部鉄板に乗せるんじゃなくて、少し残しておいて、具を拡げた上に生地をかぶせるんです。

こうすると、豚やカスがカリカリにならずに、しっとりと焼きあがります。
それでもひっくり返すと油がじんわりとしみ出してきて、表面を揚げるような感じになります。

で、焼きあがった表面はこんな感じです。

お味の方は…。
やはり生地の小麦粉の量と、キャベツの量のバランスがむずかしいですね。ついつい生地の量が多くなったりします。あと、キャベツと混ぜる時の空気の入れ具合もむずかしいみたいですね。まぁ、まだまだ研究の余地があるということですわ。
てことで、独断的評価は省略です。

あいこちゃん@崇仁

とにかくはずしちゃいけないのが、この店です。
はじめて行ったのはいつの頃だろう。とにかく、威勢のいいお母ちゃんが鉄板の前にデンと陣取っておられます。横のカウンターの中には配達担当のおばあちゃんとか、うどん関係担当のお兄さんとかがおられます。鉄板の前は4席。横のカウンターの前には2席。そして4人掛けのテーブルがひとつ。店の中はこれだけです。ただし、外で食べてもいいのならば、テラス(笑)がありますけどね。
ここの店は、ある程度気心が知れているので、いろんな話ができます。今回もお母ちゃんに
「このあたり、お好み屋さん、何軒くらいあります?」
と聞くと、商売敵であるにもかかわらず、
「あそこの団地の1階やろ。あそこの道の北っかわやろ…。この辺の店でわたしが行ってへんのは、たか橋のこっちのところだけや」
とあっさり教えてくださいました。このあたり、けっこうたくさんあるようです。でも続けて
「あぁ、やまもとマンボですよね。あそこ閉まってませんか?」
「そやねん。閉まってるねん。なんか、おっちゃんが具合悪いか死なはったかなんかやで」
「やっぱり…」
と、店のお兄ちゃんが乱入。
「せやなぁ、この辺の店もどんどん減ってきたわ。わしらが子どもの頃は、こんな店と違ごて普通の家の奥でもやってたもんな。よその人にはわからへん。それが最近は若いもんはみんな外に出て働いてるし、減る一方やな。この店も、あと数年とちゃうか」
んなさびしいことを!で、わたし
「そうでしょ?どこのムラでもどんどん減ってるんですわ。でも、お好みはムラのソウルフードですやんか。そやから、記録を残していかんとあかんと思ってるんですわ。ちなみに、この店ははじめっから5つ星って決まってますねん」
「そうか」
とちょっとうれしそう。
「ウチの店はな、みんなから「どなやってつくってんにゃ」て聞かれたらな、全部教えたんねん。この粉にもな、ちょっとだけ重曹が入ってるねん。そやからパリッと焼けんねん」
そうか。重曹を入れてるんだ!でも、続けて
「でな、家で焼いてきはるやろ。で、言わはんねん。「ウチで焼いたけどあかんかったわ」ってな。当たり前やんか。熱が違う。それにな、家で焼いたんといっしょやったら、店やって食べていけへんやろ」
そりゃ当たり前ですわ。
てなこと言っている最中に、お母ちゃんは手際よく粉をひいてキャベツとネギを乗せて行かれます。つまりベタ焼き系ですね。そして、トッピング(笑)は当然カス!こんな感じです。

店のテレビには、NHKが映っています。番組は、のど自慢。60過ぎのおっちゃんが「お嫁サンバ」を歌ってます。すげぇよ…。
と、間もなく焼きあがりました。栄養をつけるために、卵を落としてもらっています。

ソースは定番ですが、甘辛。つまり、まず甘口を塗って、その上から辛口を落とすようにしていきます*1。そして、粉がつおと青のりのふります。
一口食べると、マジでうまいです。なるほど、重曹の効果がバッチリ出ています。表面はパリっとしていて、中はキャベツの水分でトロリとしています。カスにあたると、しっかりとカスの味がします。久しぶりに来たけど、やっぱりここの味はええわ。
てことで、恒例のdata。
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お好み焼き(カス) 500円
瓶ビール350ml(笑) 300円
生ビール(笑) なし
お茶 飲み放題
スタイル ベタ焼き系
その他 ベジタリアン用に「肉類一切なし、お新香入り」というのもやってくれます。450円でした。その他、「ベタ焼きだけやのうて、混ぜるヤツもやるで。客の注文にはよっぽどムチャを言われんかぎり応えるねん」とのお兄ちゃんの頼もしい言葉でした。
独断的評価 ★★★★★(そら、文句なしですわ!)

*1:ハケに甘口がつくとあかんのです。