マジでビビった

今日は午後から用事があるので、午前のうちにやらなきゃならないことをやっちゃいましょう。
ということで、まずはゲンコ。いちおう昨日の時点で完成していましたが、あとほんの少し加筆をしようかと。てことで、調べ物をして、こちょこちょ書き加えて完成。いや、ほんとにこれくらいで終わらないと、次のことができません。で、えいやと送りました。
速やかに次のタスクに移りましょう。てことで金曜日のスライドをつくりはじめたけど、MCD[1]Menbership Categorization Deviceのところで横道に入ってしまって、脱出できなくなりました。なので、走ろうかと。

今日は久しぶりにインターバルと1.5kmばっかの周回コースにしましょう。スパートかけるのは6本にしようと決めてスタートしました。しかし、昼間は目標物が見えるから、逆にスパートのゴールが遠く見えますね。1本目から、かなりしんどかったです。でも、結果、500mのスプリットは6分02秒→5分40秒→5分21秒→5分28秒→5分22秒→5分25秒→5分59秒→6分10秒→5分50秒でした。思ったよりも速いですね。
トータル5.1kmを29分14秒で、アベレージは5分43秒でした。涼しくなってタイムがあがってきたのかな。

で、家に帰って昼ごはん。今日はラーメンにしましょう。

野菜たっぷりです。
おなかがいっぱいになったところで、今日のプレゼンの確認。ついでにネットでちょこちょこ調べ物。と、宮崎駿が死んだ?マジかと思ってリンクを踏んだらdefenderの警告音が鳴り響きました。ちょっとあわてたけど、escを押したらブラウザを閉じることができました。で、ウィルスのスキャンをしたら特に異常はなし。ついでに調べると、なるほど、そういうことなのね。やれやれ。
てことで、エキスパート研修です。そう言えば、一枚スライドを足そうと思っていたのでした。なので、しゃべりながら作業をしてプレゼン開始。ひでぇな。まぁでも「警告」の対処をしていたから仕方ないです。本来40分のところが35分しかないので、大急ぎでしゃべりました。聞きとれただろうか…。
エキスパート研修が終わったら、柳原銀行へ。ここで久留米からのH江さんご一行を迎撃です。とりま、いつものように口から出任せを話ながら、「負けてたまるか」の石碑のところに行くと、工事中で入れません。どうしよう…。そうだ!ここ、古~いキャンプ仲間がいるはず。と思って、受付に行くと、あいにくおられませんでした。が、
「石碑見たいので立ち入り禁止のところ、入らせてください」
と頼むと黙認してもらえました。よかったよかった。
あとは、崇仁のあちこちを歩きまわって、ひかり公園でいつもの話をして、さらにマダンセンターでちょっと話をして、さてと、お好みです。
平井にしようか、それとも…。やはりお客さんを連れて行くならわかばでしょう。
ということで、お店に入ると、いきなりお母さんが
「なんや、あんたか。うち、しんどいねん」
とカウンターパンチが来ました。これでなくては「わかば」じゃないです。
いつもの席に座って、とにかく生ビールですね。もちろん手酌です。あとはオーダーを出して、いろいろしていると、カウンターに座ってるお兄さまから
「いつきさんですか?」
と声をかけられました。なんなんだろう…。
お好みエントリのお世話になってます」
マジか…。
このブログが人様の役に立っていたとはしりませんでした。かなりうれしいですね。
そこからお好み焼き屋さん談義がはじまります。お母さん、完全にドン引きです。まぁしかし、よく知っておられます。てか、わたしが最近あちこち行ってないというのはあるかな。それにしても
「超マニアックな情報ですが、あいこちゃんのお母さんとりんごのお母さんはきょうだいですよ」
にはまいりました。すごい情報量です。
「だから、りんごはツバメ-ソースなんです」
なるほど…。奥が深い…。
で、記念写真をパチリ。
ただ、なんでわたしってわかったんだろう…。
「ブログのヘッダーに写真があるじゃないですか」
そうでした。忘れてました。
と、お友だちが
「イモのロック」
とか言うので、またまた手酌です。
「どれくらい?」
と聞くと、お母さん
「それくらいや!多いわ!」
とストレートパンチを出されました。しもた。家にいる感じでした。
そんなこんなで、大笑いをしながら終了。さてと、家に帰ってラグビー見ましょうか。

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1 Menbership Categorization Device

まぁよかったよ

今日の午前は地域の同研の夏季研です。なので、京都府の南の端の高校まで移動です。しかし、駅からの道はメッチャ暑いですね。
今日の研究会のテーマはヤングケアラーです。
もちろん関心はメッチャあるけど、実はそれどころじゃないです。ここしばらくずっと外まわりをしてたから、自分がしなきゃならないことがまったくできていません。物理的にもきついけど、精神的にもきついです。なので、もったないないけど、講演は脳みその半分くらいで抑えることにしました。
と、Tじさんから、突然ライン。
「教採の1次、落ちました。申し訳ないし悔しいです」
マジか…。
「申し訳なんかない。悔しさをスタートにしよう。とにかく帰っておいで。昼ごはん一緒に食べよう」
と返事するしかないわな。午後の研修までの間だけど、まぁ気が紛れてくれたらいいかな。
てことで、帰りの電車を調べて、午後の予定を組み直して。と、再びライン。
「ちょっと待って。通ってるかも。見てたの、去年の情報でした」
をい!
結局通ってました。まぁでもそれなら「お祝い」にしてあげましょう。そのほうが、なんぼかこちらも気が楽です。
てことで、わかばへ(笑)。オモニは相変わらずです。が、少し丸くなったかな。なにより、腰が曲がってたいへんそうです。この腰は…。木下@堀池を思い出すな。
でも、お好みの味は変わりません。

そして、黄金色に輝く台。

もちろんうまいに決まってます。
てことで、お好みと焼きそばを突きながら、しばし話。でも、わたしは午後から研修なのでバイバイ。まぁよかったわ。
で、前のおべんきょ場所へ。今日は4人のおべんきょ会です。マジで〆切が8月末になったのがキツイ。でも、乗りかかった舟なので、歯を食いしばってやるしかないです。
幸い、今日のおべんきょ会で、他のみなさんはゲンコをつくってくださってます。なので、読みあわせをするというよりも、今回の見取図を修正確認する感じです。
しかし、つくづく「学校教育労働」というのは変な仕事です。もちろん、それぞれの仕事がそれぞれの「変」は持っているんでしょうけど、やはり変です。その最大の要因が、対象が確定してなくて、変化するところにあります。しかも、その変化が予想できない。常に再現できない1回性の中にあります。なので、習熟がとても難しい。
そんな中で使える「もの」は限られています。今回のテーマはそのあたりです。まぁ、とにかく1週間以内、できればもっと早くにやっつけてしまいましょう。書籍化のためにはそれしかないです。
そんな感じでおべんきょ会も終了。
しかし、なんか落ち込むな…。それでも、Tじさんも、他の人たちも、よかったよ…。

たんぽぽ@和束

前々から気になっていたお店があります。いつも出張先に行く途中、川の向こうの看板だけ見えていたお店です。でも、たいてい次の仕事が入っていたりして、なかなか寄る機会がありませんでした。でも、今日は少し余裕があります。なので、意を決してお店の扉を開けました。
「いいですか?」
「どうぞどうぞ」
メニューを見ると、いろいろおいしそうな品が並んでいます。夜も飲み屋をしておられるんですね。まぁ、よそで呑んだら帰ってくるのがたいへんですから、地元の人達が集まって楽しむお店ってことですね。こんな店、近くにほしいなぁ。
てことで、カスのお好みを注文。やがて焼きはじめられました。

すばらしいカスの並び具合です。否応なしに期待が高まります。
ちなみに、メニューをよく見ると、「洋食」とか「ネギ焼き」もあるので、べた焼き系もあるってことですね。
やがて出てきたのがこれ。

美しい。ソースはボトルに移しかえられるところをチラリと見たのですが、おそらくはイカリソースですね。
さて、お味は。
おいしい!ふんわりとした生地にカリッとした油カスの歯ごたえと、そこから出てくるカスのジュースがたまりません。久しぶりやなぁ。なんか、比較する対象を舌が忘れてしまっているので、他と比べられませんが、これ単独でおいしいです。
あっと言う間に食べてしまいました。ビールが飲めないのが悲しいな。
帰り際に
「油カス、どこで仕入れておられますか?」
と聞くと
「うちは羽曳野や」
とのことで納得。

てことで、恒例のdata。

カスのお好み焼き 650円
ビール 瓶650円生580円
スタイル 練り込み系
その他 べた焼きもネギ焼きもあります。そしてサイドメニューが豊富です。夜は9時までやっておられるようです。ただし、ここに行こうと思うと、呑まない人と一緒に行くか宿泊するしかありません。さらに、宿もなさげなので、誰かの家に泊めてもらわなきゃならないかもしれません。なかなか難攻不落ですが、いつか来てみたいな。
独断的評価 ★★★★☆(お好みは久しぶり&ビールがないというのはあるかもしれません)

さらに詳細なリンクも更新しましょう[1]してません

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1 してません

やはりざぶとん

朝、友だちから「車の運転の練習をしたいからつきあって。つきましては、高速道路の練習ができるところで行きたいところはない?」という連絡が来ました。
やっとできた「何もない日」なので、せっかくだからつきあおうかなと。で、どこにしようかと思ったけど、ここは「きみちゃん」かなと。
ということで、「おおくぼまちづくり館」に行くことに決定です。道中、別に練習の必要もないやんと思ってたけど、友だちは軽自動車乗りなので、感覚の修正に手間取っていたみたいです。わたしはというと、やることがなにもないからナビだけやってました。
で、おおくぼまちづくり館に到着。車庫入れも練習なんだとか。なるほど。
で、館の説明を聞いて、しばし中を見てまわって、生國魂神社を見て、ちょいと山登りをしてシュロの木とか井戸の跡なんかを探訪して、そのまま「きみちゃん」へ。
お店に入ると、お客さんはゼロ。なんでもすでに帰られた人と明日来られるであろう人と。
てことで、うどんとカスのざぶとんを注文。

カスが大きい!

この生地です。

できあがり。
うまいなぁ。さらにスジの炒ったのをつくってくださいました。

「おまけや」とのことです。
てことで、1時間ほどきみちゃんの味を堪能して帰途につきました。
いやぁ満足!

本多@東九条→わかば@東九条→平井@崇仁

朝、ムダに早く目が覚めました。もったいない。でも、目が冴えて寝られません。しかたないので起きましょう。
寝ているのはIずみちゃん・Kっかわくん・Iちくんでした。でもIちくんは仕事に出かけたので、Kっかわくんとダラダラ。そうこうするうちに味噌汁が飲みたくなってきたのでつくってみたり。ついでの卵も焼きましょう。Iずみちゃんも起きてきたから朝ごはん。
その後しばし時間をつぶして、今日の目的地、本多に行きましょう。
ここ、知る人ぞ知る名店です。が、まだ来たことがない。なので、今日はここと決めていました。
到着して中を見ると、お店は満席です。なので、外で待ちましょう。しばらくするとお客さんが出て行かれて、店の中に呼んでもらいました。
まずは缶ビールをぷしゅ。さてと、何を食べようかな。なんでも油かすはないんだとか。なので、スジ玉と肉玉、あとはスジの焼きそばにしましょう。今回はF原さんという方が一緒に来られています。なんでも東京の方なんだとか。
「スジって、炊いたものですよね」
と言われたので
「いや、焼いてるかもしれません」
と謎の返答をしておきました。
で、お店の方が焼きはじめられました。
すじ肉は…。サイコロ状にして茹でてあります。

「うどんかそばかどっち?」
と聞かれたので、どうしようか迷ったら
「半々にしようか」
と言ってくださいました。

うれしいな。どうやら本多では台付きがデフォルトなようです。さらに、イカとちくわもデフォルトで入ります。
「卵は半熟?堅焼き?」
と聞かれたので、これは半熟にしました。

「焼き方、うまいですね」
とF原さん。すると
「失敗することもあるで」
とのお答え。プロですね。それにしても、おばさまはとても愛想がいいです。ここでIずみちゃんが
「ソースはやっぱりツバメですか?」
と質問。するとここだけは答が濁ります。
「ふたつあるから」
なるほど。企業秘密ということですね。
で、お味の方は…。
うまいな。ただ、すじ肉がちょっとヘビーです。あと、茹でてあるから少し固い。豚肉の方がおいしいかな。

なんか、ちょっと物足りない感じなので、せっかくなのでわかばに行くことにしました。
お店に入ると
「生きてたん」
と強烈なカウンターパンチをもらいました。ちなみに、お店のカウンターにはハルバンのオモニがおられてビックリしたり。
ここでは定番の「スジ焼き」「ホルモンミックス」「韓国風焼きそば」ですね。あとは油かす入りのそばめしか。飲み物はもちろんハイボール濃いめです。
やはり、安定の味です。うまいわ。

てことで、Iずみちゃんを京都駅に送りがてら歩いていると、平井の中からお客さんが
「入っていき!」
と声をかけられてしまいました。なので、京都駅からバックして、平井へ。ここで油かす入りのお好みにようやくありつけました。
うまいわ…。
それにしても、食べすぎ呑みすぎです。やばい…。

焼き焼き@崇仁

夕方は崇仁新町へ。
自分でやるイベントは、まぁあれやけど、これを中止したらお店に迷惑がかかります。集まってきたのはわたしを含め5人。さっそくお母さんが焼かれます。

ベタ焼きです。

具材が多い!ちなみに、今回は油カスはなしです。その代わりに天かすが入ってます。これは並びのお店からもらってるんだとか。

そばが乗ります。ちなみに豚肉は中に入ってます。間接的な熱でふんわり焼く作戦とのこと。
返すとこんな感じ。いい焼き色です。皮の面がつやつや輝いてます。

そして完成。

マンボです。なんか、「かっくんスペシャル」を思い出します。うまい!
さらにホソ焼きが出てきました。

まったく臭みがないです。たぶんていねいに下処理をしておられるんでしょうね。
そして焼きそば。

これもホソが入ってます。と、あたりか?メッチャ柔らかいホソがありました。

なんか、落ちたメンタルがほんの少し癒やされたかな。またお願いしよう。今度はカスを持ってきて入れてもらおう。「恒例」はその時に。
さぁ、帰ってリハビリしようかな。

アチャコ@虎姫

今日は知りあいの運転の練習のつきあいで琵琶湖一周です。なんで琵琶湖一周かというと、琵琶湖のまわりは練習にとてもいいというだけのことです。
まずは湖東には「さざなみ街道」というのがあります。かつて「湖岸道路」と呼ばれていました。ここは琵琶湖の湖岸にしたがった緩やかなカーブが続きます。信号もあまりないので渋滞もない。ほとんど人がスムーズに走っているので、その流れに乗るという練習です。湖西にはR161という「ほとんど高速道路か?」という道があります。ここもまたいい練習になります。
ということで、昼前に京都を出て、途中寄り道をしながら走ってたのですが、そんな寄り道をしている時に、たまたまお好み焼き屋さんが視界に入りました。ここは行かねばなるまい!いや、そんなにお腹は減ってないんですけどね。でも、ここまで来ることはそうそうありません。というか、滋賀でお好み焼き屋さんを見ることはほとんどなくて、油カスがあろうがなかろうが、ここで入って確認しなければ、一生後悔します。なので、知りあいと半分こしようということで、入ることにしました。
ア「なんにしましょ?」
い「あの、アチャコ焼きってなんですか?」
ア「キャベツと生地を混ぜたヤツや」
どうやら練り込みのようです。
い「てことは、田舎焼きはべた焼きですね。油カス。りますか?」
ア「油カスは全部入ってるねん」
い「え?」
ア「うちでは油カスいらんて言わはったら抜くねん」
このあたり、「みつや」と同じです。が、この「油カス」、はたして油カスなのか天カスなのか…。
い「じゃ、田舎焼きのイカ玉ください」
メニューには「イカ450円」「イカ玉450円(サービス)」とあります。
やがて鉄板に生地が敷かれました。続いてキャベツが乗ります。が、多い!

かつてわかばのお母ちゃんから「お好み焼き用のキャベツは大切りで少なめに」と言われましたが、その正反対です。横から見ると、こんな感じ。

この高さは、関西のべた焼き系お好みと広島のお好みの間くらいですね。それが隣のところまで圧縮されるんですね。
さらにその上に、天かす・紅ショウガとともに、油カスが散らされます。

い「油カス、どこで仕入れてはるんですか?」
ア「京都や。わたしは35年この店やってるけど、それ以来のつきあいや」
い「へー」
ア「うちはキロ単位で仕入れるからな」
い「そりゃそうですよね。だって、この値段ではじめから油カスが入ってるとか、信じられません」
ア「そや。値段はずっと据え置きやねん。でも、だんだん高くなってきてな。消費税が上がったら値上げしようかと思ってるねん」
い「消費税、上がるな!」
ひっくり返して、上からぎゅうぎゅう押さえつけるのは、わかばといっしょです。
やがて、卵が敷かれます。これがまた、美しい!

その上にお好みを置いて、ひと息置いてひっくり返すと完成です。

美しい!
さっそくソースを甘辛にして食べます。
濃厚です。かなりしっかりしています。あれだけのキャベツがしっかりと押さえつけられて、しかも水分が中に閉じ込められているわけですから、べた焼きなのにどっしりしています。油カスの香りはあまり感じられません。が、天かすと相まって、なんとも言えないダシ感があります。そして、イカですね。うまい。
い「ソースはどこのですか?実は,お好みのマニアでして」
客「お好みのマニアとか、はじめて聞いたわ」
い「いや、もう、あちこち行ってて」
ア「辛か?これは…。名古屋のやな」
名古屋!それははじめてです。遠目に見ると「サン◯」とか書いてあります。後で調べると「サンキョー」というメーカーがありますが、ラベルが違う。てか、見たことがないラベルです。また調べなくては…。
ということで、アチャコさんとお客さんの「また来てやー」といううれしい言葉をいただきながら、満足してお店を出ました。
それにしても、今日は大きな収穫です。なにしろ、油カスのお好みの最北端は、現認する限り「アチャコ」ということがわかったからです。
ということで、今のところ南端は「」、西端は「みなみ」、東端は「うきなみ」で、北端は「アチャコ」です。

てことで、恒例のdata

イカ玉(サービス) 450円
ビール 不明
スタイル ベタ焼き系
その他 「田舎焼き」がべた焼き系、「アチャコ焼き」が練り込み系です。が、地元とおぼしきお客さんが「田舎焼き」を注文されていたので、そちらにしました。それ以外にそば入りもありますし、焼きそばもあります。
独断的評価 ★★★★★(とにかく、キャベツの量の多さと、その質感は異次元です)

さらに詳細なリンクも更新しましょう。

みつや@精華

はじめてこのあたりに来たのは20年以上前になりますか。これまた家庭訪問でした。で、今年久しぶりに何回が来ることになりました。
ちなみに「みつや」の存在を知ったのは、子どもとの会話でした。おいたをした子どもと「お好み」の話をしてる時に「近所にあるで」と。で、家庭訪問に行く道すがら探してると、それらしき建物を発見。前には張り紙がありました。

マジか。開店時間が11時〜13時30分!選ばれた人しか来られない店です。それ以来チャンスをうかがっていたのですが、今日がそのチャンスだったってことです。
とりあえず10時半に到着。扉を開けながら
「いいですかー」
と声をかけると
「どうぞー、あら久しぶり」
との返事。一緒に行った子どもは小さい頃からここのお店のお客さんらしいです。でも、お店で食べるのは久しぶりだとか。
「なんにしますか?」
「油カスありますか?」
「ありますよ。油カスはもともと入ってるけど、多めね」
なんと、油カスはデフォルトらしいです。ちなみに、袋入りの油カスも売っておられます。3個入って1000円。まぁまぁですね。
「油カス、どこから仕入れてはるんですか?」
「このあたり、売りに来はるんですよ」
「へー、どこから?」
「羽曳野から」
向野かぁ…。
ちなみに子どもは常に「イカ玉」らしいです。
「ここ、昼間しかやってないんですね。夜にやってお酒も出したら、みんないつきそう」
「そんなんいらんわ。悪い子ばっかり来て」
定番の返しですね。
やがて出てきました。

練り込みです。その上に大量に天カス&油カスを混ぜたものが載せられました。さらに「油カス増量」なのて油カスが追加されてます。これをじっくり焼いて完成です。

天カス&油カスが香ばしそうです。ちなみに、わたしのにもイカが入ってます。そういや、ムラ中のお好みを食べてる常連さん、豚よりもイカを好む人が多いような気がします。
これに甘辛ソースです。
「ソースはどこの使ってはるんですか?」
「うちはイカリや」
「あー」
「でも、辛は違うで。辛はヒロタや」
「ヒロタ!」
子どもは「ぜんぜんわからん」とあきれてます。ソースの世界は奥が深いのさo(^^)o。
甘辛ソースの上に炒り粉と青のりをかけると完成です。

うまい!
子どもははじめ「金太と変わらへんのちゃうん」とか言ってましたが、まったく違います。
なんでも、前の代から引き継いで、今の代になってから20年。
「値段も引き継いでるねん」
とのこと。
なんなんでしょうねぇ。サクフワの生地に練りこまれたイカがうまい。やはりイカなんですね。油カス感は少し希薄ですが、たぶん天カスと一体になって油がまわってるんでしょうね。でも、まったくしつこくないです。そして量がまたいい感じです。そんなに分厚くないのですが、それがいいのかな。
あっという間に食べてしまいました。帰り道に「また来てな」って言ってもらえました。ちなみにビールもあるとのことなので、また飲める体制で来たいな。
帰り道、子どもは「やっぱりオレはここのやな。金太とはぜんぜん違う。うまいわ」とつぶやいてました。こういうソウルフードがあるってこと、そしてそれを再認識してくれたことが、なんとなくうれしいな。

てことで、恒例のdata

イカ玉油カス増量 500円
ビール 不明
スタイル 練り込み系
その他 お好み焼き以外に、「ようしょく」もあります。メニューにはひらがなで書いてあります。それ以外に、焼きそば系があるのはもちろん、うどんメニューが豊富なのも京都府南部の特徴かな。たぱんカレーうどんはおいしいはずです。ちなみに中華そばもあります。ほんとの地元の人のためのお店ですね。
独断的評価 ★★★★★(油カス感が希薄なのはもったいないけど、そもそもデフォルトで入ってるのがビックリです)

さらに詳細なリンクも更新しましょう。

きみちゃん@大久保再訪

実は今回のフィールドワークのコースは3コースありました。ひとつは東之阪近辺、もうひとつは水平社博物館&西光寺近辺、そしてもうひとつが洞部落でした。
わたしが洞部落を選んだのは、前に一度来たけど跡地に行けなかったんです。なので行きたいなと思っていたんですが、これは見事にジャマされました。で、もうひとつの理由は「きみちゃんにきてざぶとんを食べたい」だったんです。もちろん東之阪にも「ちえちゃん」や「白梟」があります。が、奈良市内は行く機会があるかもしれないけど、畝傍御陵前は来年の夏は行くのは確実だけど、なかなか来られません。というか、謎のお好み「ざぶとん」を一度食べてみたいなと。
てことで、一度橿原神宮前まで行って、Aっちゃんと合流して、再度大久保へ移動しました。
記憶をたどりながらお店に行くと、めっちゃ人がおられます。
「あかんわー、満員やわー」
と腕でバツをされたのですが、ここで帰ったらなんのための大久保やねんと思い
「えー!京都から来たのにー」
と言うと、とたんにお客さんたちが場所をつくってくださいました。ほんとにもうしわけない^^;。
てことで、無事席にありついて、とりまビール。キリンラガーがあるのがうれしいです。ビールを呑んでる間も、お母ちゃんはひっきりなしに動いておられます。それにしても、お客さんたち、フレンドリーです。
「あんたら、夫婦か?」
定番のツッコミです。てか、歳、離れすぎやろ。
「ちゃいますちゃいます、友だち友だち」
みたいな。と、ご高齢のおじさまがおいしそうなお惣菜をつつきながらおいしそうにお酒を飲んでおられます。なんでも95歳だとか。で、毎日来ておられるとか。で、来られたら、自動的になんなと食べ物とお酒が供されるとか。
お母ちゃん曰く
「いろいろバランスを考えてるんやで」
とのことです。

母「さぁ、お待たせ、何、焼こ?」
い「えーと、ざぶとんとお好みをお願いしたいんですが、それぞれ何を入れたらいいですか?」
母「そやなぁ。ざぶとんはてっちゃんかなぁ。お好みはカスかなぁ」
い「じゃ、それで」
ということで、いよいよ焼きはじめられました。
こちらがカスのお好みです。

そして、こちらがざぶとんのベースにあたるもの。

不思議です。単にべた焼きのタネではなくて、そこに卵と山芋が混ざってる感じです。トロッとしてます。そこにうどんが投入されます。

お好みとざぶとんのコラボです。

美しい!
で、完成。こちらがお好みです。

そしてざぶとん。

写真では区別がつきませんね。かろうじてうどんがはみ出てます。
さてと、お味は…。
お好みはあいかわらずうまいです。生地はフカフカでしかもしっかりと味があります。
ざぶとんは…。
うまい!うどんなのでどっしりしてるかと思いきや、なんとも軽めです。パクパク食べられます。そしてじんわりと染み出てくるてっちゃんのダシ。ちなみに、お母ちゃんとお客さんの会話を聞いてると「チヂ」って言っておられます。チヂと言えば「よっちゃん@笠神村」です。てか、たぶん奈良県中部ではチヂって言うんでしょうね。
とにかくおいしくて、あっという間に食べてしまいました。が、お店の雰囲気があまりにもよくて、帰りたくないです。なにせ、娘さんもお孫さんも食べておられます。そして、みんなでワイワイ。
なんでもこのお店は18年めだとか。まだ新しいですね。でも、ガッチリと常連さんをつかんでおられます。というか、有名店なのか、東京都からアメリカとかからも食べに来られるとか(笑)。
Aっちゃんと「ネギ焼き食べようか、どうしようか」と悩んでいたら、こんなもんを焼きはじめられました!

これ、べた焼きやん!
い「べた焼きもしはるんですか?」
母「これはキャベツ焼きや」
なるほど、ネギの代わりにキャベツだからキャベツ焼きですか。
客「ここな、メニューに書いてないもん、いっぱいあるで」
母「そやで、さいぼしとか大チヂとかな。うちのさいぼし食べたら、他の食べられへんで」
Aっちゃんの目がキラリンと光りました。
A「さいぼし、ありますか?」
母「ないわー」
い「ほな、大チヂは?」
母「あるで」
ということで、大チヂ登場。

焼けるまでの間の飲み物はと…。
い「すんません、焼酎ストレートとお水ください」
出てきたのがこれ。

何も言わなかったら、「焼酎ストレートと氷水」なのか「焼酎ロックとお水」なのかわかりません。
と、焼けました。

うまい!
い「これ、大腸ですか」
母「そやね」
さらに野菜がほしくなつたので
い「なんか野菜ありますか?」
と聞くと、キャベツとチヂを焼きはじめられました。が、そこにあった水菜が食べたいんだよなぁ。
い「水菜も食べたいです」
母「ええよ、ここに入れよか」
てことで、なんだか2回目なのにやりたい放題してしまいました。
ちなみに、前回「ソースが謎」だったのですが、今回教えてもらいました。ヒロタソースのとんかつソースらしいです。

が、メーカーのサイトを見ても、このラベルが見当たらない。また謎がひとつ増えました。
てことで、完全な酔っぱらいになってAっちゃんと帰りました。

てことで、恒例のdata

うどんのざぶとんてっちゃん入 650円
ビール キリン中瓶500円
スタイル 練り込み系
その他 べた焼きを食べたければ「キャベツ焼き」と言えばいいようです。サイドメニューはいろいろあるけど、謎です。なので、お母ちゃんに聞くしかないです。なんしか、お客さんも含めておもしろいお店です。
独断的評価 ★★★★★(文句なし!)

さらに詳細なリンクも更新しましょう。

カメちゃん@崇仁

崇仁と言えば、これまで「あいこちゃん」「山本マンボ」「平井」「よりみち」「なかがわ」と、数々の名店がある地域です。おそらく日本国内のすべてのムラで、これほどたくさんのお好み焼き屋さんがあって、それらがすべて生きている場所ってほかにはない気がします。ちなみに、たぶん昔はもっと多かったんじゃないかと思います。てか、わたしが知ってるだけでもあと2軒ありましたからね。
そんな中、まだ行けてなくて気になってたのが「カメちゃん」です。ちなみに、この店は前に「やきやき」で教えてもらったお店です。
中に入ると、壁にメニューが貼ってあります。なるほど、トッピングは書いてない。と「すじ焼き」があることに気づきました。すじ焼き!すじ焼きと言えば、名店「わかば」の独壇場かと思っていましたが、ここはどんなんだろう。
ということで、さっそく注文です。
「カスのお好みと、すじ焼きと、ホソ焼きください」
とりあえず上を見ると営業日が書いてあります。

なるほど、そりゃめったとあいてないわけですよ。今日はあいててよかった!
で、鉄板を見ると、ちょうど油カスがトッピングされたところです。すばらしい。単に「お好み」と言ってこれなので、ここではデフォルトがべた焼きということですね。

油カスはざく切りです。ここの特徴はたくわんを入れるところですね。これ、いいダシが出ます。さらに天かすがこれでもかと撒かれます。

ひっくり返すと…。

うわぁ、いい色してます。これは期待できますね。それにしても、でかい!
と、すじ肉が鉄板の上に投下!

まさに「わかば」のすじ肉と同じです。やがてお好みが完成。

でかい!そう言えば「やきやき」のお姉さんが「大きいよ」って言ってました。
さらに、すじ焼き。大量のキャベツと一緒に出てきました。

そして、ホソ焼き。

「ソースはそこにあるし」と言われたので、ひょいと見ると、見覚えがある器です。

中は、名店「おたふく」と同じく炒り粉です。当然味つけは甘辛です。そこに炒り粉と青のりをパラパラ。ひとくち食べると、うまい!当然のことながら、油かすはじゅわっとした油が出てきて、そこにカリッとした食感が残っています。そして、皮がうまい。これはたまりません。
すじ焼きは、「わかば」同様、柔らかい。これは、すじのお好みも試してみないといけないですね。さらに、ホソ焼きはジューシー。とにかく、メッチャクオリティが高いです。
「実は、ずっと通ってた三条のおたふくが、年末に閉店しちゃいましてね」
「それはさびしいなぁ」
わかってくださいます。なんでもお母さん、お好み焼きがメッチャ好きらしいです。それでですね、お好みへの愛を感じます。
「ここでやってるやろ。そやから、同じムラのお好み焼き屋には行けへんねん。偵察しに来たって思われるのもイヤやし、お客さんと会うたらばつ悪いやろ」
なるほどなぁ。だから九条のお店に行ってはるみたいです。
「ここな、もうすぐなくなるねん。来年やな」
そうでした。ここ、芸大が来るからなくなるんですよね。
「ほな、閉店されるんですか?」
「いや、次のところでやるよ。今度はお昼の定食をつくろうと思ってるねん」
よかった。なくなったらどうしようかと思いましたよ。
「ここな、めったとあいてへんし、みんな遊んでると思ってるみたいやけど、違うねん。平日の昼はお弁当をつくって配達に行ってるねん。だから、メッチャ忙しいねん」
なるほどなぁ。
と、そろそろ8時です。閉店時間ですね。
「お店の写真、撮らせてもらっていいですか?」
「ええよ」
ということで、パチリ。

もう1枚パチリ。

てことで、恒例のdata

カスのお好み 800円
ビール キリン中瓶550円
スタイル ベタ焼き系
その他 ベタ焼き系さいかないのかどうかは不明です。あと、サイドメニューは豊富です。もちろんバクダンもあります。とにかくメッチャおいしいです。問題は時間が短いことかなぁ。
独断的評価 ★★★★★(とにかく、圧倒的においしい!文句なしの5ツ星です)

さらに詳細なリンクも更新しましょう。