わたしにとっての新データ

今月末が「Dead Line」と書いてあるところに原稿を出さなきゃならなくて、いま七転八倒してます。まぁ、アウトラインはできていますが、それを文字化しなくちゃならないのがしんどい。
とりあえず、昨日各種データをくみあわせて、ひとつのグラフをつくって、「なるほど、そういう数値か…*1」と納得していたのですが…。
そんな中、最新のデータを読んでいる時に、ひとつ「えっ!」と思うデータを読み落としてたことに気づいたので、さっそくそれをしらべようとしたのですが、出典が書いてない。なので、出典とおぼしき方に直接メール。こんな時に、アドレス教えてもらっていて助かったと思うわけです。で、そのデータによると、もうオーダーが違うわけです*2
うーん。ま、原因はいろいろあるだろうけど、その原因を追求するのは別の人がやること、あるいは、わたしがやるとしても今回のテーマではない。わたしが今回やらなきゃならないのは、このデータを元にして、なにをどうすればいいと考えるのかを明らかにすることです。
まぁなんしか、基礎データをもらったし、他にも興味深いデータはいろいろあるので、そこから組み立てていくしかないかな。

*1:25歳〜30歳では1:2000

*2:15歳〜20歳で1:50

思考がたりない

夏ごろからこっち、大切だけど、でもそれだけに大きな仕事を入れてしまい、そのために年末までいろんなものごとがストップしていました。年が明けて、ようやく「次」へと向かう時間ができたのですが、そのために必要なペーパーが書けません。
このペーパー、ある程度考えがまとまってないと書けないんです。「AはCなはず。その間を埋めるためにはBが必要で、それをやります」ってペーパーです。でも、たぶんAもCもまとまっていない。いや、漠然とはあるんだけど、すべてがあやふや。なので、いざ文字にしようとするととまってしまう。きっと自分の中でまとまるところまで行ってないんですよね。たぶん、キーワードが見つかっていない。
焦ります。でも、焦るとますます書けなくなる。時間だけが過ぎていきます。マジでヤバいです。

レジュメを切り切り

で、大急ぎで「おべんきょ場所」に向かいます。ほんとうは今日は丸一日おべんきょデーだったのですが、午前だけ失礼させてもらい、午後から参戦です。
今日のテーマは『在日朝鮮人女性による「下位の対抗的な公共圏」の形成』という本です。
これ、おもしろい。高いけど。
この本をみんなで読みながら、担当の人のレジュメに基づいて「あーだこーだ」と言いあうのがおべんきょです。これが楽しい!
みなさん、それぞれの「おべんきょネタ」がありますから、やはりそこに引きつけて本を読まれます。話を聞くにつれ「なるほどなぁ、そういう読み方があるのかぁ」と思います。
にしても、この本、もともとは太平寺夜間中学独立運動と、そこから生み出された「うり・そだん」「さらんばん」というふたつのコミュニティの成立過程と、そこから生み出された「下位の対抗的な公共圏」について論じられた大作です。で、「在日朝鮮人女性」という観点がおもしろい。一世や高齢の二世は、民族的な抑圧よりもジェンダー的な抑圧をより強く受けるんですね。そして、私的領域に追いやられている。こうした人々がいかにして公的領域に進出し、そこで何が起こったのか。そして、「文化=社会的仲介」が公的領域において行われた結果、それが例えば民族の継承にどのように影響を与えたのかみたいな話で、ものすごく興味深い内容です。
これ、例えば「ウトロ農楽隊」に応用すると、あの「場」をすごく興味深く考察できるんじゃないかなって思いました。
あと、あの本にはハルモニと後続世代の在日朝鮮人女性が主役として描かれていますが、おそらくは東大阪の解放運動や教員たちの力はそうとう大きかったんじゃないかなと。やはり、「問題提起」を「運動」にまで発展させるにはそれ相応のものが必要だし、そこには東大阪在日朝鮮人教育運動がそうとうコミットしていたんじゃないかな。そんな背景を少し想像するとおもしろいです。
でもその上で、東大阪にできた「下位の対抗的な公共圏」のすごさと魅力ーーそれは在日朝鮮人女性をしばるジェンダー規範の強さの裏返しでもあるわけですがーーを感じさせる本でした。
あぁ、お腹いっぱいo(^^)o。

出た!

ダメダメ先輩から一通のメール。「出ましたね」。で、URLがはってあるので、リンクを開くと…。
出た
「内容説明」見たら

学校においてなされる性別分化のとトランスジェンダー生徒の葛藤の関係に取り組んだ「トランスジェンダー生徒の学校経験」ほか計4つの論稿を掲載。及び、「教育社会学と教育実践」および「文化的再生産」に関する教育社会学の研究動向を整理した2つのレビューを掲載。

って、紹介してくださっています。
なんか、生まれて初めて書いた論文がいきなり掲載されて、「ほんとにいいのか?」と思いながらも「生まれて初めて入ったパチ屋で大当たり」的気分です。
って書いたら、いろんな人から怒られました。そりゃそうだm(__)m
なんしか、素直にうれしい。
でも、わたしの中にはなにもない。これからです。

怒られた^^;;

今日は月一行くと決めている「おべんきょ」の日です。でも、さっぱりワヤです。とりあえず、行きの電車でもっかいおさらいして、気づいたことをメモして、地下鉄では座れたからパソコンパチパチして。あとは謝ろうと(;_;)。
で、「おべんきょ仲間部屋」に行ってプリントアウト。ふだんは前日にプリントアウトしてるから、ほんとに切羽詰ってるよなぁと、我ながら思います。
さて、いよいよ「おべんきょ」の時間がやってきました。
わたしの説明は15分くらいでしゅうりょ。「よくわからないので教えてください」と正直に謝ると、「それでは困るんですけどね」とニッコリと怒られてしまいました。すみません、すみません。
でも、それからの時間は楽しい。センセの豊かな知識が、テキストを深めていきます。思わず、自分なりにそれでも読み込んだところについて意見を出してみたり。脱線していく先もまたおもしろい。気がつくと、あっという間に12時です。
ということで、今月の「おべんきょ時間」も終了。終わるとやっぱり「楽しかった」なんですよねぇ。

その後は「おべんきょ仲間」と学食でごはん。みなさん、5年選手、6年選手なので、最後の〆の話をしておられます。そんな日が自分にも来るのかなぁ。少なくとも、今みたいなことをやっていたんじゃ、永遠に来ないでしょうね。でも、この人たちがいなくなると、かなり寂しいな…。

尻に火がついた

激しい金・土・日を過ごしたおかげで、今日はメチャクチャ眠い。でも、明日は月一回は行くと決めてる「おべんきょの日」です。ということは、レジュメを切って発表しなくちゃなりません。でも、まだまったく本を読んでない。どうする…?
ということで、今日はおべんきょさせていただくことにしました。
ま、こうなることが少々予想できていたので、金曜日にがんばったわけです。
が…。
本の中身が難しすぎて、読んでもわからない。
やばい…(;_;)

ネーチブチェック

どうしても英語で出さなきゃならないペーパーがあって、でもそんな学力のないわたしは人に頼るわけです。てことで、K淵さんに翻訳してもらってそのまま出したのですが…。
今度はネーチブチェックが入ったのが帰ってきました。うーん。さっぱりわからん。どうしたものか…。
てことで、再びK淵さんに頼るわけで、家の近くの呑み屋で集合です。
にしても、ネーチブチェックってどういうものかよくわからなかったのですが、K淵さんとのやりとりで「あー、そーゆーことかー」ってわかってきました。
ひとつはスペルミスのチェック。
もうひとつは「専門ではないネーチブチェッカー」が読んで「誤読」するかどうかのチェックなんですね。で、「誤読」があったら「そーくるかー」ってなって、そういう読み方にならないようにリライトする。
ひとつの言語から別の言語に変換するのって、単語を置き換えたり順番を置き換えたりするんじゃなくて、たぶん文意を把握しながらイチから作文しなくちゃならないのかな。
そんなことを考えさせられたけど、K淵さんと呑むと呑みすぎるわ。帰ったら爆睡ですな…。

本決め→来年へ→大丈夫か?

今日の午前はおべんきょタイムです。
とってもとっても久しぶりにおべんきょ場所に行きました。まぁ、うちから2時間ぐらいかかるからしかたないんですけどね。とにかく行ったら、ついでにできることをすまさなきゃなりません。今日もあっち行ったり、こっち行ったり。
しかし、こないだ呼び出しうけて反省文書いたRぽたんのおかげで、9月終わりにやらなきゃならない大切な手続きを思い出して、そのおかげでこの半年を棒に振ることがなくなったから、Rぽたんには感謝ですね。
で、今日のおべんきょ内容は「本決め」です。わたしはほとんど行けないので、あまり発言権がないかなと思いながらも、やはりついついしゃべってしまいました。でも、しゃべってリアクションもらって、そこからいろいろ広がることや学ぶことがあるので、まぁよしとしましょうか。

で、昼からは来年の人権公演の出演交渉です。来年は「太鼓」です。こないだの「絆」はそのために見に行きました。
なんだかんだと、いろいろ裏話を聞かせていただいて、これがまたおもしろかった。ちなみに、Tにもとさんも「こんなんしゃべったのはじめてや」とか言っておられたので、なにかがあったのでしょう。なんしか、来年の人権公演も大期待ですね。
その後、昼ごはんはお好みです。ま、これは別エントリで。

時間がとっても中途半端です。まぁここは自主フィールドワークかな。てことで、浪速から大正にかけて渡船を使ってうろついてみたりして。

夜は久しぶりのメンバーで呑み。かなり心配なこともあったけど、そんなに心配するほどのこともないかな。Sゅんすけは修羅場くぐってるからね。少し安心しながら、飲みも終了。

厳しい減量の予感

で、家に帰ったら一通のメール。
「あと数点修正した方がよろしいところがあるよ」
とのこと。さらに
「ちょっとあふれるかな…。さらに減らさなきゃならない覚悟はしておいてね」
とのこと。
いや…。かなり極限まで減らしたんだけど、これ以上まだ減らすんですか。
なんか、力石の気分です。

「ところ」変われば

で、今日の午後は「前のおべんきょ場所」の研究会。
京都府教育委員会は、人権教育にかかわる長期研修として、年間2人を半年間「前のおべんきょ場所」に派遣しています。今日はその報告会。で、わたしは長期研修じゃなくて純粋な「趣味」で行っていたのですが、「所属するおべんきょ部屋」が同じなので「報告する?」と声をかけてもらったので「やりますよ」と答えることにしました。
集まってこられたのは15人ほど。なぜかほとんどの人を知っています。にしても、かなりの人が教育委員会に行っていることを知って、「なるほどな」と。ま、ある種の「コース」なんでしょうね。かつて「行きたい」と言っていたのですが、わたしが選ばれなかったのはよくわかるし、選ばれなくてよかったと思いました。わたしには「趣味」で行くのが似合っています。
今回の報告者は2人(予定では3人だったけど)。
てことで、まずはもうひとりの方の報告です。んー。まさに「研修報告」です。「自分の目の前にいる子どもたちを何とかしたい」「そのためにはどうしたらいいのか」。その答を出すために、ほんとうによく勉強しはったんやなぁということが伝わってきます。結論的には、いろんな手法を取り入れながら、子どもたちへの「まなざし」を変えていく必要があるってことだなぁと思いました。
で、続いてわたしの報告。わたしのは1月に出した「おべんきょ結果」を5月にリメイクして、さらに8月にリメイクしたものです。こちらは、まったくスタンスが違います。正直やりにくいです。はたしてこれをここでやっていいのか?でも「やる?」って言われたのでいいのか…。なんか、頭の中が少々混乱しながら「えいっ」とやってしまいました。質疑応答は、いつになく「実践編」になりつつあって、まぁこれはこれでいいのかな。「今のおべんきょ場所」だとこういう質問は出てこないだろうなぁとか思いながら、楽しく答えました。