一冊の本を何人かの原稿で作る時って、当たり前なんですけど、全員の原稿が出そろわないとつくれないんですよね。で、最後の一人の原稿を待っているときって、何かをしようとしてもどうしてもできないんです。なので、一見ヒマそうに見える。でも、精神状態はかなり悪いです。
で、最後の人の原稿が来て、版組が終わると、あとは目次と表紙の作成。で、いきなり完成します。
今日もそんな一日でした。「あれ?」と思う間もなく、「完成」と言われてこの夏3冊目の本の作成が終了しました。
それにしても、たくさんつくったなぁ。ニュースレターも2つばっかつくったし。
さてと、頼まれていた仕事が放ったらかしだったし、そっちを片づけようかなぁ。
投稿者: ituki
卒業生の来校とか
いろいろ「顔出し」をすると、思わぬところから連絡をもらいます。
6月の終わり頃に、「◯◯さんという方から電話」という連絡をもらったので電話してみると、わたしが現任校に赴任したとき(つまり教員になったとき)の1年生からの電話でした。めっちゃなつかしかったです。で、「7月の終わりに学校に遊びに行きます」なんてことになって、今日来てくれました。
20年ほど前の16歳ということは、現在はだいたい35歳。そんな連中が、4人ばっか、自分の子どもを連れて来ました。あのころは、教員と生徒、大卒と高校1年、20過ぎと20前。ものすごい「差」を感じたものですが、いまとなってはさほど変わるもんではないです。逆にお互い仕事をしていたり子どもがいたりということで、近い方が多くなって来るという感じです。そんなことで、「共通の話題」なんかをしたり、一方で「あのころ」の話をして20年間のタイムスリップをしたり、楽しい時間を過ごしました。
ちなみに、放送部関係者がメインだったので、現役部員も集合していました。まぁ、20年前の部員も今の部員も、基本的にはそんなに変わるもんじゃないですね。
夕方は、弟のところに用事で行って、ついでに『婦人公論』を渡してきました。やっぱヒゲの写真を見て「こんな時代があったあった」と大うけでした。んなもんだよ。
どうも土曜日以降の疲れがまだとれていないみたいで、録画してあったF1を見ながらウトウト。でも、いちおう最後まで見ました。う〜ん、フェラーリが調子悪いと、やっぱさびしいなぁ。
てか、WRCが見たいなぁ。
夕方から、ウトロでサムルノリの練習。この間はプクを叩いたのですが、今回はチャンゴなので、ちょっと気合いが入ります。とはいえ、ブランクが長いのがきいたんでしょうね、クンチェ(左手)があちこち叩きまくるし、途中ですっぽ抜けるし。一緒にチャンゴを叩いている人にウケてしまいました。
本番の27日、クンチェが飛んだらどうしよう…。不安や。
帰り道
いろいろ迷ったのですが、大阪の映画祭に行くというPさんと一緒に帰ることにしました。
にしても、8時14分発ひかりに間にあうように起きられるかどうか心配だったのですが、習慣とは恐ろしいもので、6時にピピピと時計のアラームが鳴ったら、起きてしまいました。
新幹線の中の約1時間半、関東と関西の病院事情の違いとか、その他いろいろ話に花が咲きました。おかげさまで、あっという間に京都に着きました。どうもありがとうございました>Pさん
昼前に「映画見に大阪に来ない?」というメールがこの人から入ってきたのですが、さすがにかなり眠たいのと、すでに上映に間にあいそうにない時間だったので、断念。一緒にお昼でもと思わないわけでもなかったのですが「三宮」とかいう話もあったので、これまた断念。おとなしく昼寝をすることにしました。
GIDしずおか
朝、ふと思い立って今日はスカート姿にしようかなぁと…。久しぶりにスカートを引っ張り出してみました。とそこに、上の子どもが来ました。「とおちゃんのスカート、◯◯(忘れた)に似てるなぁ」。とそこに、下の子どもが来ました。「とおちゃん、スカートはいてるぅ。なんで?」「パフォーマンス!」まぁ、そんなところで静岡に向けて出陣です。
会場について、ダラダラしているうちにフォーラムの開始。あとで聞いたところによると50人を超えていたとか。話の方は…。ネタおろし(「情況」の焼き直し・笑)ですが、珍しく約束の1時間ピッタリで終了。こんなこともあるんやなぁと、自分でびっくりです。その後、質疑応答。すんごく大切な感想や質問を出してくれた人がいて、大感激です。
てな感じで、4時過ぎまで話をして、その後懇親会へ。静岡は食べ物がおいしいなぁ。でも、ちょっとスカートのウェストが苦しい。
9時頃から3次会へ。プロ根性をきっちり見せていただきました。すんげぇ〜。
その後12時頃からホテルの部屋で4次会。みんなで足の見せあい。黒い大根とか、なまめかしいのとか…。ええ感じです。
でも、GIDしずおかって、おもしろいグループです。当事者もいますけど、支援者もたくさんおられます。その支援者の人たちのキャラがいいです。こんなところもあるんやなぁ…。
てなことを書いているうち、おねむ…。おやすみなさい◯O。
やっと買いました。
やっと終業式
近隣の中学よりも遅く、小学校並みの日程で、ようやく終業式が来ました。長かった1学期もようやく終了です。
ところが、この終業式の日がまた目が回りそうな日だったりします。
まずは、式場準備。今回「第2会場をつくるので、放送が入るようにしてほしいんやけど」との生徒指導部からの要請。頭髪違反の生徒を集めて話をするけど、式はきちんとやりたいらしいです。まぁ、ウチの学校の現状です。で、「できない」という言葉を吐くのはどうしてもイヤなタイプなので、「いいよ〜」とできるあてもないのに返事してしまいます。方法は、返事したあとに考えるタイプなんです。さて、FMトランスミッターで飛ばそうか、ワイアレスマイクで拾おうか、それとも…。思案した結果、最も派手なやり方にしました。第1会場のミキサーからrec outで拾ってケーブルを伸ばして、アンプにつないで臨時のスピーカーを慣らすというやりかたです。
方法が決まったら、あとはケーブルの引き回しだけです。放送部員とワイワイ言いながらげた箱よじ登ったり、ウォータークーらによじ登ったり。こういう時が一番楽しいですね。
無事終業式が終わったら、ケーブルなんかをテシューウ。
ホッと一息ついたら、次は「赤点者指導」です。生徒一人一人に「なぜ赤点を取ったか」「2学期に向けてどうするか」なんていうことを分析して課題を与えるという。しかし、んなめんどーなこと…。生徒はみんなわかっています。勉強しなかったから赤点を取ったんです。なので、わたしの指導は「わかってるな」「うん」でおしまいです。まぁ、コミュニケーションの場だし、ふだんはでかい顔をしてサボりまくっている子が、ちっとは神妙な顔をして来るので、「そんな顔を見るのもいいか」みたいな時間ですね。
で、昼ご飯を急いで食べたあとは、2学期にある文化祭の演劇をやるクラス向けの「音響講習会」です。音響さんがプランを練るのに、なにができるかわからないのではどうしようもないので、やるわけなんですけど、ここでやる意味すらわかっていないのではないかという気がするのがちょっとむなしいひとときです。
てな感じで、走り回ったら、半日で2kg体重が減。ま、どうせその分ビールをたくさん飲むことになるからあんまり関係ないと思いますけど(笑)。
つきあい。
わたしのサイトはセクヘル系で〜す!かな?
今日の女坂の風景
毎日の通勤路に、通称「女坂」と言われる場所があります。京女の入り口になる、東山七条の交差点から東に向かって延びる坂です。
ここ、毎朝中・高・大の生徒・学生がわんさか通学しているところなんです。ちなみに、そこを走っている市バスの横腹には「princess line」なんぞと書いてあります。
ところが、今日そこを通ったのですが、人影がなし…。そこであらためて気がつきました。そうかぁ、みんな夏休みなんだぁ。なのに、なのに、なぜウチの学校は今日も授業なの(涙)?悔しいから、授業なんてやらない!てなわけにはいかんわなぁ…。
わたしたちのコミュニティ
わたしのサイトの中に「わたしたちのコミュニティ」というコンテンツをつくろうと思ったまま、すでに「永遠の工事中」となりそうな今日この頃です。でも、やっぱ考えることが多々あります。
トランスにとっての「たまり場」ってどこにあるんでしょうかねぇ。E館とかSイッチとかなんとかかんとか…。あるいは、OブリガードとかMグネットとか。でも、なんか違う。そしてなによりも京都にはない。
なので、玖伊屋ができたんだっけ。
玖伊屋に行くことによって、自分はずいぶんと助けられました。おそらく、玖伊屋で出会った人たちって、自分にとっての一生の「仲間」だろうなぁと思います。なにせ、それなりのいい歳になってもつきあい続けているんですから。そんな玖伊屋に恩返しをしたいと思って、いまはスタッフをしています。
かれこれ1年ほど通っている関西医科大学。待合室を少しでも楽しくしたいなぁと思って、最近ジェンダークリニックに行っている人たちの出会いの場をつくりはじめました。同じような思いを持っている人って、いるんですね。たまたまの出会いが、みんなが心の奥底に持っていたもやもやを形にすることになってきたみたいです。
そうそう、OブリガードもMグネットも、考えてみたら、きっと「憩える場所をつくりたい」という思いの結晶なんでしょうね。やっているうちに、しんどいことも山のようにあるだろうけど、そこに集まる人たちへの「仁義」で続けているところも多々あるんじゃないかなぁ。
結局、ほとんどの「場」って手づくりなんですよね。リアルに会えなくても、blogで会える。会えるから、しんどくても続ける。その繰り返し。
でも、だからこそ、どんな形であれ、出会えた人たちって、やっぱり大切だなぁと思ってしまうんですよね。だって、それぞれなりに、必死で生きている人たちですから。
こういうの、優等生だなぁと思うし、自分で書いていて鼻につくけど、酔った勢いでまぁええことにしようかな。今日はいろいろあったのよ。