今日の午前は4コマ連続です。もともと3コマですが、昨日の分をひとつ振り替えたので、こんなことになりました。まぁでも「キリ」なので、ひとコマはプリント授業です。
てことで、朝からフルスロットルでスタート。といきたいところですが、たいがいテンションがさがってるので、手術の話とかして、ボルトも見せてという感じで10分くらい雑談。
それにしてもボルト、萌えます。
素材はあこがれのチタン。たしかにお医者さんが言ってたとおり、中空ボルトです。これ、軽量化のためじゃなくて、ワイヤを通すためだとか。
骨にボルトを打つとき、まずは骨を所定の位置にして、そこにワイヤを張るんだとか。で、そのワイヤをボルトの中の穴を通す。そうすることでズレずにボルトが打てるんだとか。なので、ボルトの中の穴、外は大きいけど、貫通部はものすごく細いです。もちろん、ワイヤが細ければ細いほど、穴が小さければ小さいほど、正確なガイドになります。
でも、問題は素材です。チタンは軽いけど硬い。高価なのは、その加工の難しさにもあります。それが、すごくきれいにつくってある。
さらにネジ部も萌えます。先がきれいに骨に入っていくようになっていて、おそらく貫通部の骨を効果的に掻き出すためかな、そういう溝がある。さらに、ネジの終わりの部分に謎の加工がしてあります。たぶんこれ、ネジが逆転しないための爪だな。
とにかくすごいです。
まぁ、そんなこんなで、ゆるく4時間授業をして、午後は授業なし。なので、赤点者課題の作成です。なにをさせようかと思ったけど、それや!と気づきました。ヤツらはほんとに計算が苦手です。なので、負の数を交えた()つきの加減乗除の計算からスタートですね。そして1次方程式。連立方程式。2次方程式。ここまでは、中学校の内容です。そして1次不等式。
「そんなんできてどうなんねん」
とか言うけど、
「これくらいできなくてどうすんねん」
と、自信を持って言い返せる内容です(笑)。
さらに、この計算ができるかできないかの子には答えだけ渡しても意味がないです。なので、解説もつけましょう。
ちなみに、課題は中綴じにするので、ページ数は表紙を含めて4の倍数じゃないとダメです。さらに解答とか解説は別刷りですが、これもB5サイズが1枚か2枚か4枚が理想です。間違っても5枚は×です。そういう制限下でつくるのが工夫というものです。
そんなこんなで、4時過ぎに作成終了。
あとは人権アンケートのマークシートの読み込みですね。コイツをやったところでタイムアップ。
さてと。帰ろうかな。シャワーを浴びたい。そしてビール!
それにしても、肩の痛みはずいぶんとマシになってきました。というか、軽い!もしかしたら、あの軽いチタンボルトであっても、やっぱり重かったのかな。あと違和感がない。やはり拒絶してたのかなぁ。