ハレの舞台・wpath(4日目)

今日はKうさんのポスター発表の日です。明日わたしがやらなきゃならかいことなので、やはり早めに行って見に行こうかなと。てことで、みんなよりもちょいと早めに、ひとりで出かけました。
今日は日曜日。誰も歩いていません。天気は晴れ。空気は澄んでいます。街はどこまでもきれいです。
会場にはCENTRAL STATIONの裏からフェリーに乗ります。このフェリー、タダです。てことは、大正区の渡船と同じです。

と考えると、乗ってる人も歩きとチャリンコ、どこか同じ感じがしてきます。
で、フェリーに乗るべく歩いたけど、目の前で出港したので3分待とうと思った時
「着いたー」
という日本語が聞こえてきました。あり?日本人?振り返ると、今朝スキポール空港に着いたM木ちゃんでした。思わず
「こんなところで偶然だねぇ」
と、わけのわからんことを口走ってしまいました。
そこからは、いろんなポスター見てまわったり、ポスター見てまわったり、ポスター見てまわったり。いや、一般演題聞いてもわからないし、シンポジウムに行ってもわからないし。てか、20%くらいはわかるのですが、せめてもう少しわからないと話になりません。なので、ポスターをじっくりと読む作戦に出たということです。
昼ごはんはランチパック。ウェルカムパーリーの森で昼ごはんです。と、「トーマスさん」に呼びとめられました。
と「キャサリンを探してるかい?」
い「She comes here?」
と「来るともさ!」
い「Oh I will wait here」
と「あぁ、来た。あれがキャサリンだよ」
い「Thank you」
みたいな会話をして、キャサリンさんと合流。
い「What must I do tonight?」
き「いいこと?今日のパーリーの最後、9時に名前を呼ぶからね。そしたら出てくるの」
い「Must I speech?」
き「いらないよ。サンキューだけ言ってね。それだけ」
い「OK」
で、2時すぎから謀議開始。なんも、わざわざこんなところでやらなくてもとは思いますが、必要だからやってるのかな。でも、わたし、関係あるのか?例えまざっても、役割を見つけられるのか?ちょっと消化不良な謀議でした。
で、明日のポスター発表のために、Kうさんのホテルでプリントアウトしてもらって、いったんホテルへ。ガラパーリーの準備です。
とにかくRぽたんがわたしの顔をつくります。Kうさんがドレスのアイロンがけをやります。M木ちゃんたちが、その風景を撮影します。なんかもう、ものすごく大掛かりな気がします。

で、タクシーに乗ってガラ会場へ。
とりあえず、小腹を満たしたところで、おしゃべりにチャレンジ。やはり少しお酒が入っている方がうまくいくみたいです。臨床心理士の卵さんとしばしそれぞれがやってることについてしばしお話。
そうこうするうちに、9時になりました。いよいよAwardの授与式です。
いろんな人が呼ばれて、最後の方でいよいよ「2016 Outstanding Student Contribution Award」の発表です。心臓がバクバクします。
事前にひとことあいさつをHがしさんから入れ知恵してもらいましたが、覚えられません。そういや、数唱が苦手なんでした^^;;。それでもなんとかかんとかワンセンテンスだけ詰め込んで、いよいよ受賞の時が来ました。

まずはキャサリンとハグ。そして、楯をもらいました。
「Thank you very much.I feel very honor.This is…」
ここで、セリフが飛びました。が、下からHがしさんが「for,for」と叫んでくれてます。そうでしたそうでした。
「This is for my fellow transgender kids.」

わたしのスピーチはこれだけでした。でも、すごい歓声と拍手が聞こえてきました。
さてと。さすがにもうクタクタです。とりあえず外に出ましょう。
と、そこにAPTNの人々が…。
みなさんに
「そんなことやってたのか。がんばれよ」
みたいなことを言ってもらって、記念写真を撮ったりして。

どうやらこれからダンスがはじまるらしいです。でも、とてもじゃないけど、体力がもちません。てか、ガラパーリーの時間設定がPM19:15〜AM0:00って、何考えてるねん(笑)!
とにかくみんなとアパートに帰って、ひと口ワインを飲んだだけで倒れちゃいました。

てか、明日がポスター発表なんですよね…。