闘いはここから闘いは今から

闘いはすでにはじまっていました。それは、たぶん、70年前からはじまっていたんです。で、転換点はいくつもあった。そして、わたしにとっての転換点は、まぎれもなく9年前のこの日です。あの日から敗北を続けてきました。そして、何度となくこの詩を思い出しました。

きょうから ぼくらは泣かない
きのふまでのように もう世界は
うつくしくもなくなったから そうして
針のようなことばをあつめて 悲惨な
出来ごとを生活の中からみつけ
つき刺す
ぼくらの生活があるかぎり 一本の針を
引出しからつかみだすように 心の底から
ひとつの倫理を つまり
役立ちうる武器をつかみだす
しめっぽい貧民街の朽ちかかった軒端を
ひとりであるいは少女と
とおり過ぎるとき ぼくらは
残酷に ぼくらの武器を
かくしている
胸のあひだからは 涙のかわりに
バラ色の私鉄の切符が
くちゃくちゃになってあらわれ
ぼくらはぼくらに または少女に
それを視せて とおくまで
ゆくんだと告げるのである

とおくまでゆくんだ ぼくらの好きな人々よ
嫉みと嫉みとをからみ合はせても
窮迫したぼくらの生活からは 名高い
恋の物語はうまれない
ぼくらはきみによって
きみはぼくらによって ただ
屈辱を組織できるだけだ
それをしなければならぬ
(「吉本隆明詩集」思潮社 1966.0601 第6刷)

でも、昼に「強行採決」というニュースが入ったその瞬間、頭の中に鳴り響いた歌は、ほんとはこっちでした(笑)。

1.がんばろう
  つき上げる空に
  くろがねの男のこぶしがある
  もえあがる女のこぶしがある
  闘いはここから闘いは今から
2.がんばろう
  つき上げる空に
  輪をつなぐ仲間のこぶしがある
  おしよせる仲間のこぶしがある
  闘いはここから闘いは今から
3.がんばろう
  つき上げる空に
  国のうちそとのこぶしがある
  勝ちどきを呼ぶこぶしはひとつ
  闘いはここから闘いは今から

今はあの時みたいに国会前に行く時間はないです。でも、いまここでできること、やらねばならないことをする。たとえ一人であってもやる。いや、逆でした。「ひとりになってやる」。
まずはここから。

麻酔を打ったあとのビールの味についての一考察

夜は歯医者。今回は「親知らず」をいじるとか。こわいよー(;_;)。もしかしたら、神経抜くかもとか。こわいよー(;_;)。
で、ガッツリと麻酔を打たれてキュイーン。
ふむ。うまいわ。というか、どんだけ強い麻酔を打ったねん。何時間たっても口の中がしびれてます。
で、晩ごはんのビール。うわ。舌の左1/3が感じない。すんごく変な感じです。
あー、もしかしたら、ビールの味って、舌全体で感じることで統合されたものとして認識しているのかな…。
そんなことを考えながら、晩ごはんを食べ終わって、横になったら爆睡です。
そりゃ、疲れてるわ…。

index

で、午後からは出張。
「絵本に興味を持たない幼児がいる」
って話が出てきましたが…。
なんとなくなんだけど…。
わたしたちがなにか本を読んだ時、どのようにその内容を理解しているんだろうって、ずっと考えてました。
たぶん
1、単語を拾う
2、単語のかたまり→熟語を拾う
3、脳内辞書のindexにかける
4、意味がわかればよし
5、意味がわからなければ調べる
6、調べてもわからなければ前後の文脈を見る
7、それでもわからなければ、同じような用法を探す
みたいな感じなんじゃないかなと。で、問題は「脳内辞書のindex」なんです。ここにあるかどうかがとても大きい。なければ、膨大な手間がかかります。で、どうしても読まなきゃならなかったら、この手間をかけるけど、読む必然性がなければ「めんどくさい」となって放り出してしまうことになりがちです。
で、幼児の場合は?
たぶん1から3は同じですが、「脳内辞書のindex」は、それまでの絵本経験+生活言語によってつくられている。で、どちらがより大きいかというと、生活言語なわけです。となると、目の前の絵本が生活言語とは異なる言語である場合、「めんどくさい」と放り出してしまう可能性が極めて高い。その体験を繰り返すと、そもそも絵本そのものがめんどくさい存在になってしまう。
もしかしたら「絵本に興味を持たない幼児」って、そんなふうにして生み出されていくのかなと、ふと思いました。

売れるかも…

今日は午前はおべんきょです。おべんきょ場所がかなり遠いので、そう簡単には行けないのですが、せめて月一は行きたいなと思っています。てことは、今月はもう行かないってこと^^;;。
とりあえずレジュメを切らなきゃならなかったんですが、書いている最中にめんどくさくなってきて、最後は絵にしちゃいました(笑)。

でもま、レジュメ以前に話が弾んだので、よしとしましょう。
あ!ちなみに、今日のペーパーはタイトルにはゲイって言葉が出てこないけど、だから一般的に捉えられがちだけど、実は読んでみるとゲイ限定なんじゃないかと思ってしまうものでした。もちろん、2002年のペーパーだから、その時代性と先駆性を考えると「そりゃそうだよな」とは思うのですが、他にはあてはまらない。てことで
レズビアンは?→堀江有里『レズビアン・アイデンティティーズ』に期待!
ってしておきました。するとみなさん
「出るの!」
って色めき立ってたので、たぶん5冊くらいは売れます^^;;。
まぁ、それはそれとして、話は弾んだから楽しかったo(^^)o。

新たな仲間

待ちあわせの時間まで2時間くらいあります。涼しくてゆっくりできるところ…。やはりマン喫ですね(笑)。
てことで、名駅にもどってマン喫にチェックイン。1時間半ほど、あしたの資料づくりをしました。
で、再び待ち合わせ場所へ。
ちょっと縁あって知り合いになった方と、初呑みです。
鳥とお酒のおいしいお店みたいです。
まずは○ビスで乾杯!いやぁ、解禁の一杯はまずこれでしょう。というか、そのためにはじめに予約しておられたお店から変更してもらったし^^;;。
にしても、まわります。やはり、久しぶりはあきません。でも、これ、安上がりちゃうん?いろんな勘定が頭を駆けめぐりますが、それとは関係なく、話をしながらいろんな共通点がみつかったりして、なかなか驚きの3時間でした。
てことで、9時すぎには呑み終了。
いやぁ、なかなか楽しいひとときでした。
うん、新たな仲間との出会いだったかな?

一週間後検診

午前の授業をサックリと終えて、またまた名古屋へ。今日は一週間後検診です。とは言え、基本的にはすべての管は抜いているので、ほんとに「その後」を見るためです。でも、不安です。なにせ、前回よりははるかに無茶をしているので、たぶんろくなことがないだろうな。てか、禁酒期間が伸びたらどうしよう。それが一番心配です。
正直、「日曜日まで」「月曜の夕方からは」だけを心の支えに生きてきたこの一週間です。

待合室に着いたら誰もいない。よし、これは寝られます(笑)。とりあえず寝転んで、少しでも「はれ」がおさまりますようにと祈ります。
まずは問診。
「尿は出ますか?」
「出ますよ」
「あー、水分多めにとってるから」
「あ…。水分、あんまりとってない。ビール呑めないから」
「(笑)」
みたいな。で、終わってから
「じゃ、待合室へ」
と言われましたが、あまりにも眠いので、そこのベッドで寝させてもらいました。寝るぞ^^;;。
で、検診室へ。と、先週、すんごい世話になった方が
「いつきさーん!」
と元気なテンションで来られました。うれしいなぁo(^^)o
やがて検診開始。ふむ、心配されたところも大丈夫だったみたいです…。って、心配されたところがあったんだ(笑)。ま、タバコを吸わないわたしが「心配されたところ」があったとてどうこうできないわけですが、それでもそんなのがあったとはなぁ…。ま、ええか。なんしか、あれだけ無茶をした先週でこの結果なら、よしとしましょうか…。
最後に
「あの、ビールを…」
「大丈夫です!呑みましょう!」
んー、そのテンション、高すぎ(笑)。でも、おふろとビールの解禁はとてもうれしいo(^^)o

ちょっとは安静

今日は基本的には家の中ですむ用事だけです。少しうつぶせになれる感じになってきたので、パソコン仕事はしやすくなりました。でも、うつぶせはアカンのやろなぁ…。
てことで、午前は某在日外国人教育関係の大会資料集の最終編集。今回はできるかなと思ったけど、なんか、できた感じがします^^;;。
昼からはトランスジェンダー生徒交流会の連絡先の整理。なんか、いろんなところから連絡があるので、わけがわからなくなっていたりするんですよね。で、今度のキャンプのメールを送ったり。なにせ、申し込みが全然ない。フタを開けたら昨日の3人だったというのは、なんとしてでも避けねば(笑)。ほどなく各所から参加表明があって、ほっとひと息。
このあたりで、突然眠気がやってきて、爆睡。やっぱり無理してるのかなぁ。その分疲れてるのかなぁ。
で、夕方から原稿作成。と、髪の毛カットしに行くのを忘れてました。アッチャァ。
夜はスカイプで会議。いろんなことがあるけど、とにかくこの企画は完成させたいな。とは思うけど、わたしには荷が重すぎるな。
晩ごはんは手巻き寿司。昨日買ってきたサバを〆鯖にしたけど、これがすんごいおいしい。やっぱり新鮮なサバを自分でやるとこんなふうになるんだ。
てことで、満足な食卓です。
にしても、手巻き寿司を炭酸水で食べる日が来るとは…。

あ!禁酒が今日でまる一週間ですo(^^)o

非安静3日目(笑)・下見

今度、トランスジェンダー生徒交流会では、初の試みとして「キャンプ」をしようかと。
ということで、今日はその下見です。まぁ、車で行くのでそんなに身体に負担はかからないでしょう。
と思っていましたが、完全に読みが外れました。そりゃそうです。往復はベンツに乗せてもらって快適でしたが、現地では歩きまわらなくちゃならんわ、ハチの巣駆除はせにゃならんわ、薪拾いはせにゃならんわ。気がつくと「普通の生活」をしていました。
昼は「とれとれ市場」でご飯を食べましたが、ここはぐっとガマン。生まれてはじめて「ノンアルコール・ビール」を呑んだりして。うー。炭酸水の方がおいしいな。
帰りは魚屋さんでおいしそうな魚を買って帰りました。なんせ、サバの刺身。かつて北海道で食べて以来です。
家に帰って子どもたちに食べさせたらえらい喜んでました。

にしても、9時過ぎに頭痛がしてきてダウン。これは動きすぎだな。とにかく寝よう。

非安静2日目

なんか身体に発疹があったので、昨日某所に電話したら「薬をやめろ」と言われたので、薬をやめました。すると、今朝はなんとなく痛みがあります。そうか。ボチボチ薬が抜けてきたのか。てことは、この痛みは自然な痛みなわけですね。なかなかおもしろい。

で、今日は授業が3発。さてさてどうなるか。
まぁ、念入りに試験返しをしたら、かなり時間をとってしまって、授業をするヒマがほとんどありませんでした(笑)。
おかげさまで、いちおう座りっぱなしでいけたのですが、やはりダメですね。5時頃には限界が来てダウン。

んー。四条河原町のマルイ前では街宣やってるけど、とてもじゃないけど行けないな。

安静とは

さてと。
今日から出勤です。たぶん「非推奨設定」です。でも、しかたないです。だって、職場には「採点の祭典」が待ってます。
かなり不安だけど、とりあえず車でスタート。いや、電車とか乗れそうにないし。職場まで歩くの、無理やし。
走りはじめてすぐは「身体とスピードのミスマッチ」を感じます。が、身体の位置や力の入れ方、さらにはバランスを調整するなかで、徐々に「居心地のいい場所」を探っていって、やがて「落ち着くところ」を見つけました。これで安心です。

今日の仕事はパソコン仕事と、カントクと、採点の祭典と、ノートチェックです。たぶんそれだけやったらタイムアップです。でも逆に、それだけはやらなきゃマズイです。

パソコン仕事からのカントク。すでにこの時点でダメダメです。座っているのがしんどいです。
いちおうこんなのは下に敷いていますが、それでもしんどいです。ヤバイな。
それはそれとして、はじめての1年生のクラス。久しぶりのそよ風が吹いて、まぁめんどくさいな。そんな中、かつて担任をした本名宣言した在日の生徒の子どもが試験終了後ツツツとやってきて、「お母ちゃん、今度会いに来るって」と笑顔で声をかけてくれたのは、なんか、めちゃくちゃほっこりしたというか(^^)。

カントクが終わったら採点の祭典開始です。
まずはひとクラス。おべんと食べて、またひとクラス。
とやっていくのですが、ダメです。しんどいです。とりあえず寝転んで、なんとかなんとかしんどさをやり過ごして、再び採点。またまたしんどくなったので寝転がって…。って、電話かよ!
みたいなのを繰り返しながら、なんとか採点終了。でも、この時点で、ほんとにダメダメになってしまいました。
もう限界です。帰ろう。

結局、「安静」ってのは、走らずに歩くこととか、歩かずに座り仕事をすることじゃなくて、横になることなんだな。よくわかりました^^;;。