「小さな大切」

今日は「滋賀県デー」らしいです。
まず、午前中はK中学校でお座敷。この学校は、ここ数年間、毎年のように呼んでいただいています。なんでも、卒業していく子らに最後に聞かせたいとか^^;;。
でもうれしいことです。
確かに朝は眠いけど「小さな大切、小さな大切」と心でつぶやきながら会場に向かいます。
で、話をしてたら、よく聞いてくれます。たぶん生徒さんの中には外国人の子も部落の子もいるんだろうなぁ。他にもいろんな子がいるんだろうなぁ。それぞれの心の中に小さな引っ掛かりができてくれたらいいなぁ。そんなことを思います。
あとで聞いたら、入学時は大人というか社会というか、そういうものへの不信感がすごくあった子ららしいです。でも、この学校で過ごした3年間で、大人や社会をまっすぐ見られるようになってきたって言っておられました。そんな3年間の最後に出会わせてもらったのは、やはりうれしいですね。
お座敷が終わってから、ホームルームをのぞきに行ったり、相談に来た子どもと話したり。
結局昼ごはんを食べる時間がなくなって、給食をいただいてしまいました。量、多かった(;_;)。

で、M小学校に移動。午後はこちらのPTAの研修会です。こちらは今年度のはじめにていねいなお手紙が来て依頼されたものです。なんか、恐縮です。
「参加者、少ないかも」
って言っておられたけど、話をする側としてはほとんど気になりません。というか、
「おもしろかったよ」
っていう噂が流れたら、次の研修会の参加者が増えます。それでいいと思います。
PTAのみなさん、話をしていたら、少しずつ顔がほころんできて、顔があがりはじめるのがわかります。うれしいです。話をしながら、やっぱり「小さな大切、小さな大切」です。
あとで話を聞いたら
「2回目です」「3回目です」
なんていう人がいて、思わず
「何回も聞く話じゃないっしょ^^;;」
と笑ってしまいました。たぶん何度も聞くような価値はないんだけど、でも
「ま、いっか。もっかい聞こう」
と思ってもらえるなら、それはとてもうれしいことです。心のどこかに小さな引っ掛かりがあったのかな…。
そんなことを思いながら、仕掛人の人と少し呑み。
さて、これから大阪だ^^;;。

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