ひとつの終焉

台所にあった封筒を開けてみると

解放教育研究所を本日をもって解散いたします。

とありました。
忸怩たる思いとはこのことかなぁ。
わたし、ほんとうに『解放教育』に育ててもらいました。それこそ「謙一郎」時代から、何度も原稿を書かせていただきました。当時の編集長の桂さんから
「学級通信のとりくみ、おもしろいから書いてみて」
って言われたのは、本当にうれしかった。
トランスジェンダー生徒交流会のことも2度ほど書かせてもらいました。なぜかバラバラに、でも2ヶ月連続でした。きつかったけど、いい機会でした。
わたし自身のこともT川さんに紹介していただきました。このT川さんの連載は『元気のもとはつながる仲間』という形で本になっていますね。
そして、渾身の思いでつくった2011年1月号「LGBT特集」。ほんとうにいろんな人に助けてもらってできた特集でした。
これから「教育」に特化した人権にかかわる月刊誌なんて出てくるんだろうか。
でも、どこかでそれを共有する「場」をつくらなくちゃならないんだろうなぁ。

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