まぁこの寂れたところ、誰も読んでないでしょうけど、いまから書くは、単に「ふと思った」一般論です。
ある会議で発言がぜんぜんなかったので
「じゃぁ近況報告を1分間で」
とふってみたことがあります*1。
発言はないのですが、みなさん言いたいことがいっぱいあるんですよね。だから、話しはじめると長い。
まぁそれはそれでいいんです。いいんですけどね…。
例えば、10人いたとして、30分しか時間がないとする。となると、ひとりあたり2分程度で話をしないと、たぶん30分をオーバーします。で、2分で終わろうと思うと、1分で終わるつもりで話をしないとできないと思っています。
「1分間」って、メチャクチャ短いです。そのこと、たぶん頭では誰もがわかっているんでしょうけど、なかなか実感できないんじゃないかなぁと思います。
1分間で話をするというのは、結局は次のような感じなんですよね。
言いたいことが5つあったら、そのうちの1つをセレクトしなくちゃなりません。で、ひとつをセレクトするということは、同時に「残り4つを切る」ということなんですよね。で、たぶん正しいのは「後者」の考え方だと思います。でも、つい「思い」が残ってしまうので話したくなる。その思いを断ち切るところから、まずははじまると思います。
さて、4つを切り捨ててひとつだけ残った。でも、そこに起承転結とオチ*2をつけるとなると、ものすごく内容をそぎおとさないと無理です。枝葉末節を切り捨てて、それでも絶対に必要な枝を残すという作業は、ほとんど植木職人の世界だと思います。
でも、そうやってつくられた「1分間のスピーチ」には、たぶん「余韻」があるんじゃないかと思います。
大切なのは、「話すこと」ではなく「聞いてもらうこと」=「伝わること」。そして、それは「考えてもらうこと」につながるんじゃないかと思います。その考える余地が「余韻」だと思います。
とはいえ、わかっていてもむずかしいんですけどねぇ。
若い頃、某団体(ナイショ)で毎回3分スピーチの練習させられました。その時は、無限に思えるほど長くって苦しみましたが… 1分は1分で大変そうですね。
東京ではオチは要求されない(東京人の話には、オチが無いことが少なくないだす)んですけど、それでもタイヘンだと思う。
あぁ!
「オチ」を要求されないと、もしかしたらよけいスピーチが難しくなるかもしれない。
で、ずいぶんと時間ができたので、皆さんが話している間に、オチのある話を考えていたのですが・・・某「議長」によって、とばされました。次の機会にとっておきます。<なんと卑怯な書き込み、人間性が表れているな。
> 帰宅さん
遅くまでごくろうさまです。
あ〜、あいつね。あの時は議長じゃなくて書記だったのに、なんだか仕切ってる変なヤツでしたね(笑)。
まぁ、最初にたっぷりしゃべったからええやんか(笑)