さまざまな出会い

今日は、1・2年生対象の高座です。ついでだから?ということで、地区の同研の研修会も兼ねておられるようです。体育館には詰め襟・セーラー服の生徒さんがズラー。その奥には近隣の学校の人権担当の教員の方々がズラー。なんかえらいことになっています。でもまぁ、ここは根性を決めて高座の開始。
基本的にこの高校の生徒さんたち、マジメみたいです。でも、そこはやっぱり高校生、適当にネタを振ったら笑って下さいます。さらに、うしろで聴いておられる教員の方にも、局所的に大ウケして下さる方がおられます。「笑い」がほどよい合いの手になって、こちらのペースもあがります。なんだかんだで、予定の1時間を15分ほどすぎてようやく終了です。あかんなぁ…。まだまだ修行が足りません。
高座の後、生徒会長さんのあいさつですが、これがまた見事なあいさつです。きちんと講座の内容を把握し、自分の感想や意見を述べながらも勝手なまとめをしない*1。これって、ヘタな教員のあいさつよりよっぽどうまい?
高座が終わったら、地区同研の会議におじゃまして、教職員向け質疑応答の時間です。わたしのみのまわりのことからはじまり、トランスのこと、生徒のことなど、30分ほどの間積極的に質問をされました。続いて、生徒会主催の「談話会」です。ふたたび生徒会長さんの司会のもと、質疑応答がはじまります。これがまたすごい。「◯◯さん」と指名をしたら「え〜」とかだれも言わず、すぐに質問をしてきます。この子ら、絶対すごいわ。こちらのほうは、1時間半ほどゆっくりといっぱい質問を受けました。
さて帰ろうと思ったのですが、すごくもの言いたげな生徒さんがひとりおられたので「話、ある?」と聞くと、やっぱり相談事を持っておられました。しばらくふたりでゆっくりと話。6時過ぎに、いったんお開き。
4時間という短い時間でしたが、すごく充実した時間を楽しませてもらいました。

*1:たまに、再度講演を始めて、しかもこちらの意図とはぜんぜん違う内容を語りはじめる人がおられます^^;;

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