7月の中ごろ、Hがしさんから一通のメールが来ました。
「今度、ある場所で研修会があるんだけど、わたし一人じゃなんだから、一緒にやりません?」
はぁ?と思いましたが、まぁええかと。そう言えば、かつてT田林でKさんと一緒にやったこと、あったものなぁ。
てことで、今日がその2人会の初日です。ちなみに、午前午後のダブルヘッダー。事前の打ち合わせは一回やったものの、あのときはバタバタ&酔っぱらいだったからまともな打ち合わせになっていません。なので、今日午前9時に会場にて待ちあわせということになりました。
そこから逆算すると、起床は6時。7時過ぎの電車に乗ってちょうどいい時間です。にしても、6時か…。なんでお盆の最中に6時やねん…。とは思いながらも、引き受けたのは自分なので、しゃーないです。
開始30分前に合流。会場の前のドトールで軽く打ちあわせ。思わず「Hがしさん、さすがに綱渡り慣れてますねぇ」と言うと、「なんで、ぜんぜん大丈夫よ〜」と簡単に返されてしまいました。でも、研修会開始10分前に会場に行くのはそうとう綱渡りな気がするんだけどなぁ…。ま、それぞれのスタイルがあるからぜんぜんOKなんですけど。
で、バタバタしているうちに午前の部が開始。
まずはわたしから「漫談」を一席。ウケません(;_;)。
「では、10年前の写真を…。あ、ちがった、こっちです」というネタも仕込んだんですが、ダメです。
それでも、途中からポツポツ笑いがとれるようになりました。まぁ、9時45分はじまりだからなぁ…。
その後、Hがしさんの全体を俯瞰した話に移行。さすがは研究者と同時にサポーターとしての長いキャリアを持っておられる方です。歴史的な経緯をはじめ、「当事者」の声をきちんと押さえておられます。そういうのをコンパクトかつ確実にプレゼンしていかれます。ま、ところどころ古い資料もありましたけど(笑)。
全体としてはすごく積極的に聞いておられたなぁとは思いながらも、個人的には少々敗北感を感じながら、午前の部は終了。昼休みを3時間はさんで午後の部です。
わたしはこの昼休み、近くでお昼ご飯を食べて、あとは控え室でイスをひっつけてウトウトしていたのですが*1、Hがしさんは「堂山で会議があるの」と飛んで行かれました。綱渡りだと思うんだけどなぁ(笑)。
で、午後の部。
午後はちょっと構成を変えてみることにしました。と、これがまた「ウケ」のためには大失敗。いや、みなさんすごく聞いて下さっているのはわかるのですが、個人的にはすごい違和感があります。結局、50分間ほとんど「笑い」のない漫談に終始してしまいました。ダメじゃん>自分。
で、後半はHがしさんの担当。今回は、ところどころわたしへの質問を交えながらの話です。ところ、ここでもつい「マジメ」な答えをしてしまって、ますますダメダメでした。う〜ん。
結局午後の部を聞かれた方にはほとんど笑ってもらえず終了。
ダブルヘッダーが終わったところで、まずは控え室で軽く反省会。
「あしたはどっちのパターンで行きましょう」
「う〜ん、午後のパターンは「ひとりの教員」としての話の感じで、けっこうよかったよ。午前の方はみなさんに笑ってもらって、それはそれでいいんだけど、「やっぱりセクマイはトークがうまい*2」みたいな感じにとられかねないし…。まぁ一長一短ね」
みたいな総括です。う〜ん、あしたはどっちだ?
その後、会場の向かい側にある焼鳥屋で反省会の続き。
実は、昼には
「わたし、今週末から1ヶ月出張なのよね。だから今日は呑めないの」
「じゃぁ、◯島さんでも誘って京橋で呑もうかなぁ」
などと言っていたのですが、結局
「1時間だけね、すぐ帰るから。ごめんね」
ということで、ちょこっと反省会。
「社会福祉をやりながら、やっぱり自分のガンバリズムを認めざるを得ないのよね〜」
「でも、そういう不完全さが大切なんじゃないんですか?絶対的な正しさを持った人の語る言葉なんて魅力がないですよ」
みたいな話をしていると、あっというまに3時間が経過。
「引き留めてしまってすみませんでした」
と謝ると
「なにが?」
と平気な顔で返されてしまいました。この人も、結局「人」が好きなんだろうなぁ。