朝起きて…。お、起きられない…。
でも、無理矢理起きて、出勤です。
今日は午後から日直。といっても、クラブで何かあった時のためにいるだけのことなので、何か仕事があるわけではありません。ただ、先週はほとんど学校に行けなかったので、いろいろたまっていることがあるだろうなぁ。
で、ちらちら仕事をしていると、いきなり大仕事が降ってきました。
テープおこしのファイルが来たのですが、これがすごかった。文章の途中にやたら改行が入っているわ、無意味な半角空白がいたるところに入っているわ。あまりのひどさにしばし呆然。
でもまぁ、テキストファイルで空白処理をしたりしたら、それなりになんとかなるかと気を取り直して作業開始。3時間ほど格闘して終了。にしても、もう少しなんとかしてくださいよ…。
さぁ、仕事を終えてお家に帰って、すぐに「街」へ向けて出発です。
「行ってきます」
と子どもに声をかけると
「またかぁ!」
とあきれられてしまいました。そりゃそーだ。
今日は、いろいろあった日の反省会みたいなもので…。
高座のあとに話に来られた学生さんと、その後いろいろメールのやりとりをしていたのですが、そのうち
「じゃぁ、一度会いますか」ということになって、反省会の開催です。
きっかけは「「ありのままのわたし」って、ほんとうはないんだ」というわたしの「解題」に対する反応からスタートしていたんです。
う〜ん。なんか最近「どこかにあるはずの「ありのままのわたし」を獲得したい」みたいな風潮があるように思えてしかたないんですよね。これ、日常生きている自分は「ありのままのわたしじゃない」へのリアクションというか、「本当の自分は今の自分じゃない」という自己否定感のあらわれみたいに思います。でも、その「ありのままのわたし」を獲得するためになにをするかというと、「自己啓発セミナー」みたいなところで癒しを経験したり、あるいは「自分へのご褒美」と称して「自分探しの旅」に出かけてみたり。まぁ、それでOKならべつにとやかく言わないんですけど、ほんとうにそうかよという思いはあります。
わたしにとっての「ありのままのわたし」っていうのは、「どこかにある」ものじゃないんだと思います。じゃなくて、それを獲得するために右往左往するその航路の軌跡の中にあるんじゃないかと思うのです。あるいは、右往左往するその「方向性」の中にあるといってもいいのかな。
あるいは、「ありのままのわたし」って、つかんだと思ったら実は蜃気楼だったみたいなものだと思うのです。
じゃぁ、「おまえはなぜあんなタイトル*1をつけるんだ」と言われたら、ひとまずは、「ウケがいいから」と答えておきましょう(笑)。でも、わざわざそのために「ために」をつけたんですけどねぇ…。
てなことを含めて、けっこう深い話をいろいろやりとりしていましたよ。
*1:「ありのままのわたしを生きる」ために