死のロード(笑)・さらに休肝日

集まられた方々を見た時、瞬間「どうしよう」と思いました。だって、そこそこの年齢層のおじさまがたがけっこうおられましたから。でも、話しはじめてしばらくしたら、ずいぶんと柔らかい空気があたりを包み込みはじめました。みなさん、すごい柔軟な感じなんですよね。
F市のとりくみって、すごいなぁと思いました。
最後はなんとも言えない心地よい「疲れ」を感じながら終了。
さて、今日は寄り道せずに帰りましょう。
京都縦貫道を使うよりも、山道を走った方が早いんですよね。車でぐねぐねと走りながら2時間ちょっと。11時半頃には家に着いていました。
家に帰ったら、とりあえずクールダウンのためにビール。あと、ちょっと残っていたチューハイ。録画してあったF1ハンガリーグランプリをみて、布団に入ったら爆睡です。

再びダブルヘッダー

金曜日の研修会は、地域の研修会だったのに対して、今日の研修会は京都府全体の研修会です。でも、各校から代表が出てくるので、まぁ70名あまりの参加者です。もちろんわたしは「聴く側」です。
今日の講師はイダヒロユキさん。「働けなくてもいいじゃないか 脱貧困の視点と、人権教育の課題」というタイトルの講演です。
結論から言うならば、「おもしろかった」です。
なんというか…。「元気がでた」。それだけで十分です。
もちろん、いろいろ勉強になることもいっぱいあったし、発想をころりと変えられたこともあった。あるいは「なにをいまさら」と思うことももちろんあった。
でも、それ以上に、いまわたしがやろうとしている/やっていることにたいして「それや!それやで!」と背中を押してもらった気がしました。だからこそ「元気がでた」んですよね。

午後からは、実践発表の分科会。
午前とうってかわって、静かなものです。なんか最近、一人の子どもにかかわった実践があまり出てこないんですよね。う〜ん。
分科会の最後に「最近の人権教育って、人間関係みたいなところばかりに注目しているけど、元来人権教育っていうのは、例えば日本国憲法にあるような人権をウンチャラカンチャラ」という人がいて、その人最後に「で、どうなんですか?」と質問形式で終わってしまった。ところが誰も何も返さない。やっぱりこれ、返さないといけないでしょう…。
てことで、「はい」と挙手。

まぁ、法律に定められた人権って、そこから漏れる人がいるんですよね。
で、人間関係への着目ですけど。
人と人との間には、どうしても権力関係が生じてしまうことが多い。でも、そのことに敏感になり、権力関係に依存しない関係をつくりだしていくスキルとかをどう身につけていくのかみたいなことが、ここ数年の人権教育で考えられていることで、そのからアサーショントレーニングなんかが人権教育の中に取り入れられているんだと思うんです。

などと、わかったふうな口をきいてしまいましたよ。あ〜あ。

で、夜はF市にふたたび行って、わたしの高座。です。