徳島へ

本当は、きのうの夜から徳島に行く予定でした。でも、せっかく生徒と一緒にやってきたのに最後だけ「ゴメン」というのはやっぱりできませんでした。それと、「遊んでいただけます?」とお願いしていた相手の人がどうしても都合がつかなかったり、そのお友達が昨日は広島に行っていたりと、遊び相手がいなかったのもあるんですけどね(笑)。
てことで、朝一番のバスで徳島へ。総合教育センターで行われている「なるほど人権教育セミナー」という講座で話をしました。
徳島県教育委員会って、すごく人権教育に力を入れているみたいです。このセミナーも教育委員会主催で、保・幼・小・中・高の教職員対象に3年計画でやっておられるそうです。そんなところにわたしみたいな際物がええんやろうか…。
話の方は、まぁいつもの通り漫談です。ただ、久しぶりに2時間45分ももらったので、かなりゆっくりと話ができました。というか、最近1時間半バージョンばっかりだったので、最後の方は時間をもてあまし気味だったような気がします。ちょっとネタをつめんといかんなぁと思いました。
そういえば、11月に「去年の続きが聞きたい」と言っておられる方々がおられるんですよね。思わず「続きはないんです」と答えたんですけど、やっぱり聞きたいそうです。
考えてみると、「続き」って過去のことじゃなくて「今」のことなんですよね。まだ自分なりの評価は固まっていないし、わたし一人のことじゃないので、やっぱり難しいです。それと、あまり「しんどい目」にあっていないので、ネタがないんですよね。もっとも、「しんどい目」については、単に感じていないだけかもしれませんけどね。
でもまぁ、これから準備をしていこうかなぁ…。

夕方まで話をして、バタバタと帰りのバスに乗るためにターミナルへ。おみやげと晩ご飯をちょこっとゲットしてバスに乗車。
晩ご飯に買った鯖寿司がうまい!ほんのり香りがするので成分表を見ると、やっぱりゆずが入っています。さすが徳島です。ビールを一本飲むと、もうおねむ。明石海峡大橋を渡ったところで一度目が醒めて、あとは京都市内に入ったところで再び目が覚めました。8時半頃には家に帰って、F1の録画を見たら爆睡でした。

振り返るといろいろあるな

実は、こういう大きな行事をやる中心的な人たちって、1年ほど前から必死で準備をしているし、今日終わったからと言ってすぐに仕事が終わるだけじゃなくて、事後処理もまだまだ残っています。なので、ほんとうにたいへん。
あと、今回のような、インターハイに匹敵する行事をやるには府教委や市教委の協力は少なすぎ。正直言って、10年ちょい前のインターハイとの落差に_| ̄|◯でした。まぁ、文化系クラブへの扱いっていうのはその程度のものなんだろうと思います。そういう意味でも、中心的にやってこられた方々には心の底からご苦労様と思っています。
それに比べたら、たかだか3日ほど炎天下にたつのは、さほどしんどい仕事じゃないです。だから、いろいろ文句を言うのは筋違いというのは、別に初日からわかってはいました。たぶん、担当が逆になったらわたしだって自分の仕事をこなすのでいっぱいいっぱいだっただろうと思います。
てなことで、かなり好き放題に言いすぎたなぁと、生ビールを飲みながら思いました。
はたしてわたしの声が本部で中心的に仕事をしておられた人たちのところまで行っているかどうかはわかりません。もしかしたら、不快な思いをされたかもしれないですね。
ま、10月に顧問総会をするそうです。またその時にいろいろ振り返りながら、これからのこともゆっくりと話ができるかな。いままでバラバラだった京都の放送部が、それでも一緒にひとつのものをつくってきたんだから、大きな成果だったよなぁと思います。
てことで、こんなところ読んでいないだろうと思いますけど、みなさん、ほんとうにお疲れ様です*1

*1:過去形にならない…

京都総文・5日目

さて、いよいよ京都総文最終日。つっても、わたしたちは朝から駅に立ってあいさつするだけですけどね。
朝のミーティングで、さらに増員をしてくれました。疲労が蓄積しているわたしたち*1には本当にありがたいです。外回りのミーティングで「8時15分になったら少しの時間でいいから黙祷をしようよ」と提起。生徒たちも「なんで???あ!」みたいな感じで賛同をしてくれました。
相も変わらず、暑さとの闘いです。時間の変化の中に気温の変化を感じたりといった「自然」を感じられるのはとても楽しいのですが、しんどいのはしんどいです。
でも、セクションのチーフははっきりと「たいへんだなぁ」と思ってくれているみたいです。ほんとうにいろいろと配慮をしてくれています。ありがたいなぁ…。
そんなこんなで、じりじりと業務終了の4時が近づいてきます。一緒に立っている生徒と「あと10分、あと5分」と「分読み」をすることしばし。ようやく終了です。みなさん、ほんとうにおつかれさん。
あとは、閉会式とか最終ミーティングとかを残すだけです。ようやく館内で比較的長い時間を過ごすことができます。受付でボーっとしていると、参加者の方が不意に質問に来ます。さっぱりわからないです。隣にいた生徒が「先生、ぜんぜん知らないんですね」「うん、でも、近所の大学のオープンキャンパスシャトルバスの発着所の場所とか、結婚式場の行き方だったらわかるよ」と笑って答えました。そんなもんです。
セクションのチーフが来て、「最終ミーティングでそれぞれのセクションの代表がひとことずつあいさつをするんだけど、ウチのセクションからは外回りの子にやってもらおうと思うんやけど」と言ってくれました。迷わず一人の生徒を指名しました。そういうふうに評価をし、前に押し出そうと思ってくれているんですね。うれしいなぁ。
あとはどんどん日程が進んでいって、あっというまに解散時刻。
生徒たちは「打ち上げや〜」と言っています。ちょっとカンパを渡して、わたしはお友だちになった人と一緒にビールを飲みに行きました。生ビールを2杯飲むのは久しぶり。やっぱり乾いていたんだなぁ。

*1:すでに、ウチの学校だけじゃないです

京都総文・4日目

さすがに今日は案内役に増員をお願いしました。おかげさまでローテーションも組めるのでずいぶんと楽です。といっても、休憩時間が短い。どうしたもんだろう…。
きのう本部からのあいさつに憤慨したことを同じセクションの人に話すと、「そんなこと言ってたの!それはひどい!」とやはり憤慨していました。そりゃそうだわ。
おそらく本部の人たちはわたしたちを人数に入れていない。言い換えるならば、人間扱いしていないわけです。てことは、「非人」?かなりぴったりですね。
会館から排除されたところに、わたしたちはいます。会館内の人たちは、休憩に帰った時の暑そうなわたしたちを、畏怖と排除のいりまじった、なんとも言えないまなざしで迎えていることを感じます。セクションのチーフは、そんなわたしたちの姿を見て「こりゃなんとかせんとあかんわ」と思ってくれたみたいです。なので、特別にジュースをもらったりということはあります。でも、そのジュースのために誰かが代わりに仕事をするかというと、やるわけないです。
う〜ん、畏敬と畏れ、忌避・排除…。まさに、ケガレとキヨメの世界です。てことは、やっぱわたしたちは非人集団?てことは、わたしは非人頭?
こんなことをウチの部員に話をすると、「そうか〜、部落の起源がなんとなくわかるわ〜」と妙に納得してくれました。
今度、部落史の学習をする機会があったら、これ、使ってみようかな。でも、実際にその役をやらないとわからないかなぁ…。

京都総文・3日目

今日は午後から参加受付開始。いよいよ全国の参加者が国際会館に集結しはじめます。そんな日なのに、朝、いきなりぶち切れました。
朝の全員集合の時の本部からのあいさつが「本番は明日からです」だったんです。こいつら、自分たちの意識は実際に放送をするホールの中にしかないな?物品担当はきのうからすでにTシャツの配布や弁当の配布でバタバタしています。今日の参加受付で、案内担当も受付担当も「本番」を迎えます。本部のあいさつとしては「すでに昨日から本番を迎えている仲間もいます」であるべきでしょう。まぁ、わたしたち「肉体派」は本部の「エライさん」から見れば忘れてしまいそうな存在なんでしょうけどね(笑)。
で、10時頃から案内業務開始。
メチャクチャしんどいです。全部で4ヶ所ある案内ポイントを5人の生徒+教員2人でやるということは、ほとんど休むヒマがないということに他なりません。「まだ昼ご飯食べてへんの、だれや?」「◯◯と◯◯です」「ほな行かしたって」。そのうち「あいつ倒れそうやし休ませたって」「はい」「かわりに自分、そこに入ったって」「はい」。倒れる前に休ませる。休ませるのは、倒れささないためであって、次に仕事をさせるためです。ひでぇ…。
国際会館の中はクーラーがききすぎていて、生徒たちは「寒い、寒い」と言っていますが、外回りは猛暑です。しかも、午後からは光化学スモッグ注意報も出ています。でも、案内業務は続きます。頭の中にチラリとよぎった言葉は「一寸の虫にも五分の魂」。
一日終わると、すでに脱水状態でした。これが、あと2日あるわけね。
帰ったら、とにかく缶チューハイ。シャワーを浴びてご飯とビール。そして爆睡です。

京都総文・2日目

今日から、場所を国際会議場に移して準備です。
といっても、わたしたち外の案内役はやることはありません。館内の案内だったら、迷路のような会場ですからいろいろあるんでしょうけどね。やらなきゃならない作業はせいぜい、参加者に配付する資料の袋づめぐらい。これだって、集中すれば1時間もかかりません。せっかくなので、お弁当を持ってみんなで宝ヶ池に行くことにしました。
まぁ見事に晴れ渡った空。真昼の太陽が遠慮なく照りつける中を、みんなでお弁当を持っててくてく歩いていきます。たしかに暑い。でも、東屋に入ってお弁当を広げると、冷房とはぜんぜん違う心地よさがあります。明日からのことを考えながら、しばしくつろぎました。
午後からは、生徒たちは群読の練習。教員はやることなし。4時頃終了。そのまま自転車で家に帰ると4時10分くらい。あ〜、勤務地が近いと楽だわ。

京都総文・1日目

今日から6日まで、京都で全国の文化系クラブの総合文化祭が開催されます。なので、文化系顧問は総動員です。わたしも文化系顧問として放送部門の要員で動員されてしまいました。会場は、京都国際会館。で、役割は国際会館駅の改札口から国際会館までの案内役です*1。てことは、冷房ないやん。ま、ええです。ウチの学校の生徒たちは「肉体派」ですから、ちょうどいいです。
今日は、国際会館では総合開会式が行われます。その関係で、放送部門は近くの精華大学で準備作業。といっても、案内役は何にもないですけどねぇ。まぁ、えてしてこういうものって、「表」に出る人たちを基準にいろんなことがまわっていて、「裏方」の動きは放ったらかしだったりします。ま、だから「裏方」なんですけどね。でも、案内役に限らず、出てきたゴミの回収役とか、スタッフ生徒のお弁当や飲み物の配布役とか、そんな裏方がいないと「表」はまわりません。この手の行事の時に「表」をやることもいい経験だけど、「裏方」の必要性を自覚しながらそういう経験をすることも、とても大切な経験だと思います。てか、「表」しか知らない人生って、きっと薄っぺらな人生だと思うけどなぁ。これって、裏方しかやらない人間のひがみかな…。
それにしても、ウチの学校の生徒、うるさいのなんのって。まわりにいる他の学校の生徒さんたちが「し〜ん」としている時も、ウチの学校の子らだけなんだかわからないノリで盛りあがってしゃべっています。まぁどんな状況でも楽しめるというのは大切だけど、大丈夫だろうか…。あの子ら敬語が使えないんだよな。

*1:あ、昼間国際会館駅のあたりをウロウロしていますので、おひまな方はどうぞ(笑)。

兵庫の中部へ

今日は、兵庫県中部に用事で遠征です。
せっかく京都駅に行くので、祖父地図に行ってiPod nano用のストラップをゲット。シリコンのケースもいいけど、ビニール製のケースにしました。コードがまとめられるのが魅力でした。
さて、途中でご飯を食べようと思ったのですが、尼崎駅には立ち食いそばがない。橋の上にコンビニがあるかと思いきや、実は本屋さん。ふぅむ…。で、しゃーないから宝塚駅へ。そば屋を見つけたと思ったら、駅の外側に入り口が。駅の内側には売ってくれないようです。だったら、値段表をおくなよ…。しかも「駅弁下さい」というと、「え〜」とか言われました。「そこで食べるから売ってください」と言って、やっと売ってもらえました。なんでやねん。
なんとかお昼ご飯をゲットして、再び電車に乗って快速の終着駅へ。ここの近くで学習会がありました。
集まってこられたのは80人ぐらい。みなさん、基本的にはまじめな方で、少々「沸き」が少なくて、はじめのうちはかなりきつかったです。でも、話しているうちにだんだんと呼吸がわかってきて、最後はなんとかなったようです。あーこわかった。
学習会のあとは、近くで宴会。まじめだった人たちも、実はTPOをわきまえているだけということがよくわかりました。楽しむべき時はきちんと楽しまれます。あたりまえですが…。部落史の話からお酒の味の話までいろんな話で盛りあがって、あっというまに9時過ぎ。もう少しで帰れなくなる時間です。そのことに気づいて下さった責任者の方のおかげで、突然お開き。なんとか帰れました。よかった…。

これか?これなのか?

今日も今日とてウチのパソコン、家に帰ってから火を入れて、しばらくたったところで、リセット。再び起動して、メールチェックまでいったけどやっぱりブルースクリーンでダンプをはきました。これはいよいよ…。と思ったのですが。
実は、夕方パソコンショップに行って自分のパソコンのスペックを見せながらマザーの交換についての相談をしてきました。結局、ソケットAのマザーなんて今どきもうないそうです。で、athlon64 3000+あたりの石にあうオンボードビデオカードのマザーを導入しようかと。ついでにどうやら電源も交換する必要がありそうだなぁなどと考えていたところでした。
で、ふと思い立って、マザーから一度電源コネクタをぬいて、「フッ」と息を吹きかけてふたたび差し込みました。ついでに、IDEコネクタも同じことをしてみました。さらについでなんで、BIOSもちょっといじくってみて…。再び電源投入。すると…。結局寝るまでの4時間、落ちませんでした。
はたして、息の一吹きで3万円助かったのか?

ありがたい電話

この夏休み、予期せぬ東京行きと、40数年に一回の「京都総文」というやつのおかげで、もうメチャクチャです。なので、某セミナーの運営委員会とか某秘密結社の学習会とかを不義理することにしました。特に、前者の方ですが、先日キャンセルした「ヤクゲト」が主たる理由なんです。で、某セミナーのMLに「ヤクを入手しないとストックが…」みたいなポストを投げておきました。
すると、今日突然電話が…。
「いつきさん、ホルモンって、プレマリン?」「そうですけど…」「0.625よね?」「ええ、そうです」「一日何錠飲んでるの?」「4錠ですけど」「そうか…多いなぁ」「…」「実は、ウチにあまっているから、もしも必要だったらあげようと思って」「え!」
どうやら、その方HRTをしておられるみたいで、少しあまっているそうな。なので、ヤクゲトが理由で運営委員会を欠席するんだったら、あまったので急場をしのげばということで電話を下さったみたいです。残念ながら、当日は血液検査もあるので、これ以上伸ばすわけにはいかないことを話したのですが…。それにしても、こんな申し出があるとは…。うれしいなぁ…。