今日は、2学期の人権学習2週目です。1年生は在日朝鮮人の方の講演、2年生は部落の青年(K口くん)の講演、3年生は先週の講演を受けた事後学習です。
ところで、講演が2つあるということは、講演会場が2ヶ所あるということです。講演会場が2ヶ所あるということは、放送機器を2ヶ所用意しなくちゃならないということです。ところが、講演会は3・4時間目。しゃーないので、放送部員に頼んで1・2時間目の間の休み時間に機材を運んでもらってセッティング。ケガが治りきっていないので、走れないのが痛いです。でもまぁ、なんとか1時間でセッティング終了。
話の方は…。話の内容はいいのですが、う〜ん^^;;。まぁ、講演というのは、話す側と聞く側のコラボレーションということがよくわかりました。
カテゴリー: work
なので、生徒に宣言
生徒には「わたしは毎年10月の終わりから11月ごろに一年間の疲れが出てくるしな。疲れがたまるということは、怒りっぽくなるということや。まぁ、今年はまだ笑っているけど、去年なんかひどかった」ととりあえず宣言しました。11月のわたしの体調については、去年の11月の日記を読んでいただければわかります。月末には生徒の前で泣いちゃったからなぁ。今年は、どこまで持つかな…。
よ〜くわかったよ!
今日は、人権学習の第1週目。1年生は、プリントで日朝関係史…のはずだったけど、体育館でビデオ+教室で講話。2年生は、教室でビデオ。3年生は、講演。で、放送担当としては、1年生のビデオ上映につかなきゃならないので、集合からずっといました。
しかし、集合が遅いのはまぁいいとして、そのあとがイ(・∀・д・)クナイ!
まず、ビデオがはじまる前に教員から話。この話が「子どもの権利条約」とか、まぁ堅いこと堅いこと。のっけからビデオへ向けたテンションが下がります。これじゃなんぼなんでもと思ったので、途中マイクを奪って話しました。「まず、みんなにあやまらなくちゃならないことがあります。みんな、床の上に直接座らせてゴメンね。ほんとうは、イスを用意したかったんだけど、力不足でした」という話から「次に上映するビデオなんだけど、問題が3つあります。問題1、わたしの友だちがでてきますが、誰でしょう*1?問題2、わたしがみるたびに必ず泣くところがありますが、どこでしょう?問題3、みんなの心の中にひとつ残ったものがあったとしたら、それはどこのシーンでしょう?これらを考えながら見て下さい」ととりあえずごまかしておきました。
で、ビデオ上映。まぁまた泣くのはわかっているので、あえて見ないことにしました。
で、ビデオ終了。そのまま教室に入れて話をするのかと思ったら、また前で教員が話しはじめました。「いいか〜、お前ら、人権は大切だ〜。人間はみんな平等なんだ〜。先生もなぁ云々」ずっこけましたね。言葉が届いてこない。しかも、「人権・平等」と同時に「先生」という言葉を吐いてしまうセンスのなさ。
放課後、用事があって教えているクラスの教室に行ったら、生徒たちが何人か溜まっていたので、さっそく質問しました。「問題1と問題2、わかった?」「わかったで〜。問題1は、途中に出てくる高校の先生やろ?問題2は、在日の生徒が友だちの言葉にうれし泣きするところやろ」「その通りやわ。あ、あかん、あのシーン思い出すだけでまた泣けてきた」てな会話。「今度な、キムチつくるし、金曜日の授業の時持ってくるわ」「オッケ〜」てな会話。
人権って、日常会話でやっていかないといけないと思うんですよね。ましてや、怒りながらしたらダメ。そしたら、生徒も普通に聞くはずやのに…。おもしろいことがいっぱいあるはずやのに…。
なんしか、よ〜くわかりました。人権学習の時間をつまらなくしているのは、教員の話なんだって。
*1:「んなもん、わかるか〜」とか「オレ?」とか声あり
まつ〜りの予感
明日は、2学期の人権学習の日です。1・2年生は来週の人権学習のための事前学習、3年生は結婚時の差別を乗り越えていまを生きている人の講演です。
で、講演はまぁいいのですが、事前学習や事後学習の準備がたいへんです。いや、もしも自分が担任ならば、なんなと言いたいこと・伝えたいことをひねり出して口先三寸でやりきれるのですが、現在は「準備する側」の身。「てきとーにやってください」と言うわけにはいかないんです。なので、いろいろと工夫をしてプリントを作成して「これを使ってやって下さい」となるわけです。ところが、そうやって準備をすればするほど、担任さんは「やるだけ」になってしまい、ますます「ていねいなプリント」をつくらなくちゃならないハメになってしまいます。で、最近では部落史とか日朝関係史の穴埋めプリントをつくるハメになってしまっています。まぁ、たしかに担任さんを相手に3〜4時間レクチャーをするよりは楽なんですけどね。自分にとって勉強にもなるし。
ところが、今年のクラス、どうも「かたより」があるようで、しんどいクラスはかなりしんどいみたいです。なので、最新版のお手製の穴埋めプリントでも40分ほどのレクチャーが持たない可能性があるようです。きのうの夕方、接骨医から出た時、「ビデオありませんか?」という話が入ってきました。「でぇ〜」という感じでしたね。下手したら、ビデオの編集が必要になります。となると、タダではすみません。かな〜りあせったけど、まぁ、すでに学校を出ているので、編集するためのソースを考える手がかりすらありません。なので、「あしたはあしたの風が吹く」という感じでした。だってしゃーないもん。
今年のテンション
毎年11月になると、4月からの疲れがどっと出てきます。すると、例えば授業中の生徒のほんのすこしの私語が気になったり、なにかと余裕がなくなってきます。昨年度もそうでした。そのうち生徒に当たり散らしてしまうなんていう、情けないことにもなったりするんです。
今年度は、どういうわけか、10月も中ごろにさしかかっているのに、まだ大丈夫です。とはいえ、これからが進級かどうかがわかれる2学期中間試験。そして、鬼のように忙しくなる11月です。かな〜りアブナイかもしれない…。
攻撃が最大の防御
最近ちょっと学校に寄りついていない生徒がいるので、ひそかに担任と一緒に家庭訪問をする戦略を練っていました。ところが、担任さん、「あの子、最近来てへんし、またみんな気ぃつけたってな」とポロリと漏らしたそうな。そこからクラスの子どもたちは察知します。「さては、家庭訪問…」。で、当然その子に「先生、家庭訪問行くかもしれへんで」。で、その子から学校に電話。「夕方行くし…」。
てことで、家庭訪問はキャンセル。子どもと面談。
そら、子どもと話する方がおもしろいし、今回は特におもしろいことがいっぱいあったけど、親と話をする機会を見事につぶされました。やるなぁ。
ほんまに日常やなぁ…
長い間休んでいたなかよしの生徒も来たし。ナニゲに授業をして、お弁当を食べながらダラダラ話をして、正門の立ち番をして、定時に(笑)学校脱出。これが普通の生活なんやなぁ。
で、体育祭当日・昼
まぁ、音が出さえすれば、あとは「ながら」ですすんでいきます。わたしが走るとろくなことがないわけで、走らずにすんだわけですからよしとしましょう。かなりヒマだったので、立ち番やっている教員と雑談をしながらホルモン話をしたりしていました。
で、体育祭当日・朝
起床は、5時半。急いでお弁当を詰めて、6時スタート。今日は夜に備えて電車で通勤です。お腹が減ったので、京都駅のコンビニでサンドイッチを買うべく南口に行ったのですが、なんと南口の営業時間は7時から。電車が来るのは6時50分くらい。なんやねんこれは!しかし、電車はガラガラ。まぁあたりまえです。結局学校到着は7時半。
すでに、放送部の生徒が来てセッティングをしています。まぁ、一安心というところでしょうか。
スピーカーのセッティングは、昨日の日記にもあるように、部室から持っていった仮設のを2発と、体育館に着いているトランペット1発ということにしました。
ところが、仮設のスピーカーがうまくなりません。というか、音が入るとすぐにブレーカーが作動して音が出なくなります。すでに集合がはじまっているのですが、ダメ。まずはアンプを疑いましたが、大丈夫。入力側を見たのですが、これも大丈夫。もしかしたらと思い、スピーカーケーブルをはずしてみると、インジケーターが振れます。ということは、スピーカー?どないすんねん…。と焦ったところで、もしやと思い、スピーカーケーブルをチェック。なにせ、長さが足りないので、ところどころ継いであります。どこかでショートしている可能性もあります。で、ひょいと見てみると、+と−をそれぞれつないで、2本いっぺんにガムテで巻いてあるのを発見!頼むわ_| ̄|○。なんちゅう部員がおんねん。
無事、鳴りました。
体育祭の前日
で、あしたは体育祭。6時間目は「予行」ということで、集合の練習とか「◯◯*1体操」の練習とかがありました。かつては、「入場行進」の練習なんかもあったのですが、ここ数年は入場行進自体をやめたので、これはなくなりました*2。
もちろんわたしは放送担当。これがしんどいんですね。なにせ、古い学校です。グラウンドについているトランペットスピーカーなんざ、創立当初からあるものです。しかも、グラウンドについているわけですから、太陽の光と風雨にさらされ続けているわけです。ガタが来ない方がおかしいです。なので、ここ数年鳴っているところを見たことがありません(笑)。
てことで、非常用のスピーカーの設置とかなんかも必要になったりして、そうなると音量調整のためにグラウンドを歩きまわる必要が出てくるわけで、まぁ、ちょうどいい散歩という感じですか。
さて、あしたは朝が早いし、早く帰ろう。