合宿2日目の朝・急いで口で吸え

放送部の合宿の朝は早いです。なにせ、一応「発声練習」がありますから。
7時に起きて(ぜんぜん早くない・笑)、近くの川原までダラダラ歩きます。わたしと生徒たちが対岸同士になるようにして、発声練習です。「あ〜」とか「あえいうえおあお」とか「アメンボ赤いなあいうえお」とか、約30分ほど、一通りやって、ダラダラ帰ります。どうも今日は天気の具合がよくないみたいで、帰りに雨がぱらつきはじめました。
宿に帰って、足元をふと見ると、親指と人差し指の間にぬるっとしたものをハケーン。よく見ると、ヒルです。ぎょえ〜!とりあえず、はたき落とすと、伸びたり縮んだりしながら逃げていきます。思わず「急いで口で吸え」を実践しようとしたのですが、体が硬いので足の指なんて吸えません。てか、指の股なんてどないやって吸うねん。食堂に行って「ヒルにかまれました」というと、「それはたいへん。これ塗っとき」とムヒを渡されました。で、治療終了。
午前中のメニューはシチュエーショントレーニング。
「4時間目のロングは武道場で学年集会。マイク2本用意してほしいとのこと」と伝達してから、何分で音が出るか、なんてことをやりました。はじめのうちはとんちんかんなことをやっていましたが、だんだん慣れてきたのか適切に動きはじめます。最後は「文化祭の2年生の小演劇用セット」とか指示を出します。5〜6分でできたからまぁいいか。

合宿初日

てことで、今度は放送部の合宿です。よくもまぁ、これだけあちこちほっつき歩けるものだと自分でも感心しますが、一応仕事みたいなもんということで。正式にはクラブ指導は「本務」ではないんですけどね。
行き先は、今年になって京都市最北部になった場所です。その中でも某集落の最北端。その民宿をすぎると、あとは林道。そして「廃村」しかないという…。みんなで電波のたち具合を確かめたのですが、AU×、docomo×、J-phone×、もちろんairH”も×。民宿のお母さんが「部屋からは電話がかけられないので、外にある公衆電話を使って下さい。あと、外から電話が来た時には部屋に転送しますから」とわざわざ言いに来て下さいました。てことで、これから3日間、携帯のない静かな日々が続きます。当然日記をいじることもできない、と。
ところで、放送部がなんで合宿を?というのが当然の疑問なんですが、一応書類には「部員の親睦と放送技術の向上」と書いています。実は、その通りなんです。あと「鍛錬」とか「通過儀礼」という一項目もありますが。
てことで、初日の主なメニューは放送機材の扱い方です。何種類かの放送機材をどうつなぐかとか、ミキサーがどんな使い方ができるのかなど、2〜3時間のんびりと講習。で、わたしはその間たまりにたまっているお仕事。
夜は、通常は放送原稿づくりなんかをやっているのですが、なんか気が乗らないし、卒業生でお守りしてくれる人もいないので、なんとなくダラダラ。二部屋に別れてそれぞれテレビを見ながらまた〜りと過ごしていました。わたしの部屋では日航機事故の特集がず〜とついていました。そういうのが見たい生徒がいるらしいです。ようやくわたしのたまった仕事のうちのひとつが終了。気がついたら「探偵ナイトスクープ」の時間でした。久しぶりに大笑いして、一日が終了。
完全に遊びに来ています(笑)。

面談のつきあい

お盆もいよいよはじまるかという今日ですが、ちょっと気になる子がいるので、担任さんがする面談につきあわせていただくことにしました。
しかし、気になる子の面談ってなんとも言えない気まずい感じですね。担任が親に伝える内容は子どもにとっては怒られる内容ばかり。ふだん隠していたことが全部ばれるけど、逃げることができない。泣きが入ったりケンカが起こったり。まぁ、夏休みのいつもの風景です(笑)。
その後、明日からはじまる合宿の準備です。
で、いったん家に帰って夕方からのイベントの準備。