発表は長くなる

朝、しんどいかと思ったけど、思ったよりはマシでした。たぶん飲み続けていたのではなく、帰りの2時間ほどは飲まず、さらに電車の中で寝てたからかな。
とにかく出勤。
まぁでも、マシとは言え、眠いものは眠いです。なので、眠い眠いと言いながら授業。もちろん、眠い原因は言わなきゃなりません。
「昨日、岸和田に行ったんやけどな」
からはじまって
「車イスの生活って、ほんまにたいへんやわ。いや、車イスがたいへんなんじゃなくてな」
ということで、この時拾ったネタのことを話したり。そんな中、リアライズの人たちは南海電車で「駆け込み乗車」ができるようにしたんだとか。でも、そのためには交渉が必要だった。なぜ誰もができる駆け込み乗車を、交渉しないと実現できないのか。それが「たいへんさ」なんですよね。
わかってくれたかなぁ。
そんなこんなで授業開始。ぞれにしても、月曜日は授業が詰まってるので、あっという間に時間が過ぎていきます。
と、ある授業で
「せんせいのインスタ見つけたで。フォローしたで」
とのお言葉。職員室に帰って確認したら、ほんとにフォローしてくれてました(笑)。
てことは投稿せねば(笑)。
ちなみにこの子ら、明後日の水曜日が人権学習で、ふぁよんさんが来てくれますが
「人権学習、やったー」
とか言う子らで、もう、なにがどうなってるのやら。まぁでも、ここは素直に喜びましょう。てか、このブログを探すとか言ってたから、読まれてるかも…。読んでないか(笑)。
そんなこんなでワチャワチャやって、いつもの通り夜の仕事です。今日も学生さんの発表です。
まずは「不登校」から。今回もテキスト外からデータを持ってきて、いろいろ現実について話してくれました。こういうのがいいですね。不登校の原因や指導方法、対処方法などが網羅されています。が、学生さんも指摘されたように「本人も不登校の原因がわからない」というパターンがけっこうあります。こういうの、対処のしようがないです。まぁそれが現実ってことです。もちろん、だからと言って、テキストみたいなのが意味がないというわけではないですけどね。
お次は「インターネット・携帯電話に関わる問題」です。これもまたやっかいです。とにかく子どもたちは「脇が甘い」ですからね。SNSなんかにプライバシーをガンガンあげてます。なので、おそらく学生さんたちは知らないだろうけど、ネットパトロールとかやってます。まぁそんな話をちょこっとしたのと、もうひとつは「出会い系サイト規制法」にかかわる話。この法律によると、出会い系サイトって「異性を紹介する」と書いてあるんですよね。なので、これをもしも生徒に紹介する時に、そのままだと「同性愛者を排除する」ことになります。なので「ひとこと言及することが大切だよ」と指摘しておきました。ちなみに、このひとことを言うことは、もしかしたら「この教室」にいるかもしれない同性愛者の人へのメッセージでもあるんですよね。
最後に「性に関する課題」です。「生命(いのち)の安全教育」がガンガン出てきます。当然、これに対する批判をしなきゃなりません。さらに、当然のことながら「性同一性障害」についても言及されています。これに対しては、もっと批判をしなきゃなりません。
が、時間が…。
先々週は発表がけっこう短かったのですが、先週はほとんど30分ずつで、今週はもっと長かったので、発表中にチャイムがなってしまいました。まぁ来週は発表+動画のつもりなので、来週に持ち越しですね。
さてと。帰ってビールだな。

6月の第1水曜はえぐいけど、「差別する人の研究」再び

昨日はそんなに遅くはなかったけど、やはり疲れています。まぁ夜が遅いですからね。今日は荷物があるので、車出勤です。
職場に到着して、メールチェックだのなんだのやっていたら、あっという間に始業の時間が来ます。今日は立番はパスして午後の準備をしましょう。とはいえ、準備はあっという間に終わります。なので、立番。立番が終わったら、1時間目は教育実習生対象の人権教育オリエンテーションです。なんでも応接室をとっておいてくれたとのことですが、めんどくさいので放送室でやることにしました。
その後50分のインターバルを経て、3時間目は授業です。なんかパワーが出ません。なので、ダラダラ。4時間目のうちにおべんとを食べないと、どうしようもありません。
そして昼休み。出動です。なにせ5・6時間目は人権学習「ヘイトスピーチに抗して」をしなきゃなりません。一方、もうひとつの体育館でも進路学習があるんだとか。なので、そちらのスクリーンも準備しなくちゃなりません。
で、自分の方の準備をしていたら、放送部員の伝令がやってきました。なんでも、バトンのワイヤーがおかしくなってるんだとか。仕方ないですね。事務長から「登るな」と言われている禁断の「キャットウォーク」ですね。まわりの人は「こわい」というけど、手を離さなかったら落ちることはありません(笑)。
無事、ワイヤーの「詰まり」も除去して、再び自分の準備です。そうこうするうちに、5時間目がはじまります。基本的には去年と同じ内容です。
5時間目の内容は、ヘイトスピーチとカウンターの話。そこから仲パレ→ヘイトスピーチ規制法→ウトロ放火事件へと流していきます。できるだけ私的な話に収めたい。
6時間目は社会構造の話。けっこうややこしい話をしますが、みんなそれなりに聞いてくれていますね。うれしいな。ということで、10分ばっか残して終了。みんなに感想文を書いてもらって、わたしは片づけ。
人権学習が終わったら追認です。一応副担当の人にも頼んであるけど、新採なので、「マジメ」にやってしまわれます。なので、やはり出た方がいいかな。途中からなんとなく引き継ぎながら、追認も終了。
定時になったら速やかに脱出。今日はちょぼやき会の日です。担当者は阿久澤さん。「差別する人の研究」をみんなにも聞いてもらいましょう。やはり、研修会で聞くのと、仲間内で聞くのとは、少し違いますね。もちろん空気も違うけど、なにより、「前提となるもの」が共有されているのが大きいのかな。そして、わたしは2回目なので、前回理解不足だったところや誤解していたところを聞き直せたのが大きかったですね。
で、8時前に終了。その後懇親会です。久しぶりの「酔心」です。ここでダラダラと今日の話を振り返ったりしながら、気がつくと10時です。あかん、帰らないと、マジでやばい。

書きはじめた

朝、眠いけど、まぁこんなもんですね。
とりま出勤。ただし月曜日は「待機」なので、部屋から出られません。各種書類を処理したいけど、それな後まわしです。
そして1・2と授業。ベクトルの授業はおもしろいところなので、生徒の半分くらいは死んでます(笑)。3時間目にようやく書類が処理できます。と、職員室のホワイトボードを見ると、期末試験中の出張の紙が貼ってあります。これ、知らなかったらえらいことになります。こういう情報が入ってこないのは、職朝に出ることが前提になってるからですね。そういうシステムでは職朝に出られない人との間に情報格差が生まれることが、なぜわからんかなぁと思うけど、たぶんそれは職朝に出ている人には職朝に出られない人のことはわからんからですね。
まぁ、どこでもそんなもんです。
4・5と授業。6時間目の会議はなしとのことで、助かりました。そろそろ「たより」を書かなきゃなりません。今回は人権教育のカリキュラムのお披露目ですが、実は紙面が余ります。なので、在留資格のことでも書こうかなと。締めはこの日の会話と決めてます。ただ、そこにいくまでに、そもそも在留資格のことを書かないとわかりません。「書く」となると、正確な情報が必要になるので、あれやこれやと調べもの。
しかし、在留資格のことを書いていると、いろんな人の顔が浮かびます。あの人、本国で生き延びてるんだろうか。わたしはなにもできなかったぁ。一介こ高校教員でしかないわたしが、なぜそんなことを思い出すのかは、よくわかりません。まぁ、なぜかそういうことになっているってことですね。
で、書いているうちに掃除カントクの時間が来てタイムアップ。片づけをして、速やかに脱出です。
夜の仕事の場所に着いたら、まずは補講の手続きです。が、なんでも試験期間中は補講してはダメなんだとか。しかも、わたしの授業は学期中の最終日。ということは、締めの前の授業を補講にしなくちゃならないのね。わけわからんけど、そういうことなんでしょう。
今日の夜の仕事の最初は、今書いている文章を見せるなど。いちおう教職課程の学生さんなので、関係があります。が、なにやら他のことをする学生さんもおられます。まぁいいです。が、食い入るように見ている学生さんもおられて、まぁ興味もいろいろってことですね。
で、今日から「個別課題」です。10項目ありますが、すべて学生さんに発表してもらいます。
まずは「いじめ」です。学生さん、フリーダムに発表されます。おもしろいな。ただ、できればテキストに沿ってほしいな。沿ってほしいけど、でも中身はおもしろい。15分から20分という短い時間しかないけど、みんなに考えてもらったり楽しんでもらったりする発表でした。
お次は「暴力行為」です。こちらはテキストに沿って発表してくださいました。が、テキストの内容を紹介するだけでなく、データを提示してくださるのがいいですね。それにしても、中高の暴力行為は減ってるのに、小学校は増えてるんだ。もっとも、暴力行為も「対生徒」「対教師」「対物」とあって、どれなんだろうなぁ。ただ、学生さんたち、「小学校、めっちゃ陰湿ですよ」とか言ってるから、そうなのかな。
最後は「非行少年」です。こちらもテキストに沿いながら、データを提示してくださいます。男女別の経年変化もさることながら、男女別年代別種類別がおもしろい。例えば「強制わいせつ」は男子だけとか、中年代女子の「虞犯」が多いとか、はたまた高年代女子の「薬物」が多いとか。このジェンダー差はなにに起因するのか、とても興味があります。例えば、「虞犯」とみなすかどうかが、同年代の男女を比較したときに、女子の方が「虞犯」とみなされやすいとか、そんなこともあるのかなぁ。
ということで、なかなかおもしろい発表が聞けました。来週も楽しみです。
さて、今日の夜の仕事も終わったから、帰ってビールですね。

久しぶりの感覚

朝、5時40分の目覚ましで目が覚めました。が、起きられず、6時の目覚ましでハッとするなど。疲れてますね。
今日は車検のために車出勤です。なので、始業前の時間はたっぷりあります。いろいろと事務仕事をして、朝の立番。そして1時間目の授業です。
なんかみんな眠そうです。
「眠そうやで!」
とハッパをかけたものの、自分も眠いことを思い出して
「まぁしゃーないわな、金曜日の朝やもんな」
と慰めてみるなど。
しかしこのクラス、格差が激しいけど、動きがない。もっと積極的に動いてほしいんだけどなあ。それでも最後は少し動きが出てきたので、それはそれでよし。
職員室に帰ってきたら、内線電話。
「◯◯さんのお宅に電話して下さい」
とのこと。なんでも「加配はいるか?いたらつないでほしい」という内容だったそうです。加配…。なつかしい響きです。なので、情報収集して電話。
いろいろ相談事があるらしいです。で、いろいろ話をしているうちに
「今から行きますわ」
と、つい言ってしまいました。そりゃそうです。そうやって生きてきたから、こういう電話がかかってきたら、条件反射的に「行きますわ」と出てくるんです。
てことで、久々の家庭訪問です。ちなみに、支店長・副支店長がどこにいるのかわからないので、とりま出張伺いをホイッと出して、そのまま向かいました。
まぁ何がどうということはないんだけど、きっと「来てくれた」ということが大きいのかな。そして対面で話をする。それも、向こうのホームで話をする。それがなにより大切なんだろうな。
家庭訪問から帰ってきたら、副支店長がいたので報告。ちなみに、わたしの前に別件の担任さんが副支店長に相談していたけど、なにやら深刻そうでした。それに対して、わたしの報告の軽いこと。はじめはきょとんとしていたけど、徐々に状況がわかってきたみたいです。まぁそりゃそうだわ。支店長・副支店長に相談せずに勝手に家庭訪問に行くなんて、最近ではないですからね。でも、そのフットワークが大切なんだと思います。
なんか、久しぶりにひと仕事終えた感じで、そのまま5時間目の授業です。と、隣の教室で「50周年ビデオ」の上映をしているので、板書をしている生徒をほったらかして見に行くなど。まぁ担任さんが遊びに来てくれているからいいんです(笑)。ビデオを見ている生徒たち、ところどころで大笑いしてウケてくれていたけど、最後のところで無言になったので、もしかしたら、最後のところに込めたメッセージが伝わってくれたのかな。だったらいいな。
で、帰ってきて、
「あのビデオ、見た?」
というと、見たらしいです。なので
「あれな、わたしがつくったんやわ」
というと、ビックリしてくれました。
5時間目の授業から帰ってきたら、宮前さんから
「1時からジェンダー班の会議ですが、いかがでしょうか?」
というラインが入っていました。すでに2時半です。しもた…。
そんな感じで、放課後です。
放送室に行って、今日届いたbluetoothレシーバーのテストです。
「おもちゃ、届いたで」
「なんですか?」
「これや。おもちゃのチャチャチャ♪」
とか、しょーもない会話をしながらも、つながると
「すごい!」「助かる!」
と、部員は興奮しでました。
あとは連載のゲンコを微修正して送るなど。これが最後かぁ。
4時半くらいに、つい大あくびが出てしまいました。やはり疲れてるな。さっさと帰りましょう。
今日も走ろうかと思ったけど、雨です。まぁいいか。今日はゆっくり湯船に浸かって、ビールだな。

今日までがんばる→プロパガンダ

朝、思ったほど不調ではありません。もちろん好調ではないですが。
とりま出勤。今日は「待機」なので、そのまま職員室にいましょう。
そして授業はテスト返しです。
「何点台からいく?」
はじめはわけがわからない質問ですが、○を重ねると意味がわかってきます。すると何点台からオープンにしたらいいかもわかってきます。
「10点台!」
「まだ早いな」
というやりとりで煽ります。
低い点数がオープンになると、阿鼻叫喚というやつです。そしてテストを返すと、悲喜こもごもというやつです。まぁ、こんなのを飽きずに毎回繰り返してくれるのが高校生というやつです。
こんなのを午前に3回繰り返して、荷揚げからのおべんとです。あまり時間がないけど、少し横になろうかと思ったら、紙の箱を持ってきてドカンドカンと置きはじめたので、寝るのは断念。紙を持ってきてくれるのは助かるけどね。
5時間目はさすがに眠い。まぁ生徒も眠いか。
6時間目の教科会議は相変わらずです。掃除カントクをさっくりこなして、脱出です。
今日の夜の仕事のテーマは「チーム学校」です。
いつ頃だったっけ。「チーム学校」とか「学校をプラットフォームにする」とか言いはじめたの。まぁすべてを学校に押しつけてきたからこそ、さまざまな人々が連携していこうって話ではありますが、もやりますね。システムをつくると、必ずと言っていいほどシステムから漏れる子どもが出てきます。そしてシステムを完璧にすればするほど、漏れた子どもがわからなくなる。
「学校にはすべての子どもが在籍してる」
という文言が出てきたときに
「これはほんとうか?不就学って問題があるんだよ。例えば外国籍の子どもね。日本国籍の子どもの場合「就学通知」が行くけど、外国籍子どもの場合は「就学案内」がいく。つまり「子どもさんを通わせてもらってもいいですよ」って話です。だから、さまざまな事情で通わせない親もいる。そんな中、例えば可児市では教育委員会がすべての外国籍の子どもの家をまわって「通学させてください」ってやって、不就学児童をゼロにした。そこまでやって、はじめて「すべての子どもが在籍してる」って言えるんです」
とコメント。
いちいちツッコむのもあれやなぁと思うけど、テキストにはそういう「脇の甘さ」があるんですよね。だから、そこを指摘する。まぁこんなことやってたら「正規の人々」からは嫌われるだけだろうけど、それがわたしの仕事なんだろうな。
ということで、今日はいつになく力が入ってしまった夜の仕事でした。
教室から出たら、一昨年担当した学生さんがおられて
「話を聞いてもらえますか?」
とのことで、しばし相談に乗るなど。
帰りの電車は「立ち」だけど、ようやくきつかった先週からの1週間を走りきった気がしました。
家に帰ってビールを呑んで寝ようかなと思いながら「クレイジー・ジャーニー」を見ていたら、突然のJアラートです。その前にテレビでK田が「改憲がなんちゃら」とか言ってたから、これは明らかにセットやな。しかし、事前に「衛星」って話をしてて、しかも沖縄が対象地域なのに全国でしつこくやるのは、明らかにマスコミを使った「情報操作」ですね。やり方が露骨やな。
延々とやってるので、テレビを消して寝ましょうか。

やりきれた

朝、目が覚めたら、そんなに体調は悪くないですね。まぁここ数日メチャクチャ昼間疲れてて、毎日夜は爆睡してるので、それなりに眠りが深いのでしょう。
てことで、立番からはじまる1日です。ただ、職員室に用事があって、入ろうかと思ったけど、職朝やってるから入ったらダメな気がしたりして、しばらく外で待つなど。ほとんど生徒やな(笑)。まぁ、職朝からは排除されてるってことです。
で、1時間目は試験カントクです。小一時間をボーと過ごして、採点の続きです。
うーん(笑)。
とにかく採点を終えて、3講座の度数分布を出してみました。まぁすごい格差ですね。度数分布を発表したときの「阿鼻叫喚」が楽しみです(笑)。
あとはノートチェックなどやって、成績関係でできることはすべてやりました。
おべんとのインターバルを入れて、ここからは夜の仕事のプレゼンづくりです。すでに赤ペンは入れてるし、やるべきことはわかってるんですけど、とにかく量が多い。
プレゼンをつくりながら、うちのセクションのチーフに「ほれ」と見せます。なんでも、チーフもテキストを読んでるそうです。
「プレゼン、またくださいね」
と言われるなど。
それにしても、この手のプレゼンづくりはだんだん飽きてきますね。とにかく「研修が必要」「年間指導計画が必要」の繰り返しです。さらに「校長のリーダーシップのもと」も頻発します。どんどんめんどくさくなります。心がパサパサに乾いていく感じがします。どうなるかと思ったけど、それでもなんとか4時前に終了。
あ、ミニッツペーパーの入力を忘れてた!
ということで、いつものようにブツブツつぶやいて、入力終了。
あ、借りてるブツの期限、月曜日!
ということで、自炊開始です。これもなんとか終了。残り20分ですね。さすがにクールダウンだな。ということで、セクションの残った人々とよもやま話。これはこれでいいですね。
さて、帰りましょう。乗り継ぎ駅で走ったら、どんどん接続して、いいのか悪いのか。到着したのは、行きつけの整形外科です。久しぶりのリハビリと薬ゲトです。身体もほぐれたので、帰りは歩きだな。
あとはお風呂とビールを残すだけ。
とにかくやり切れたので、少しメンタルがマシになりました。

メンタルに悪いけど

今日は試験の2日目です。まぁでも、朝は立番からはじまります。
それにしても、立番をしてると職朝には出られません。てか、家のセクションはチーフ以外は年間通して職朝に出られません。それでも仕事はできるし、なんなら一番行事関連に関連があるのに、なにごともなく仕事はまわります。
ちなみに、職朝の時に
「母の逝去に際して」
みたいな話を言うのが恒例になっていますが、わたしは職朝に出てられないので話してません。それでもなにごともなく仕事はまわります。
てことは、結論は
「職朝、いらなくね?」
って話です。仮に、職朝が必要であれば、わたしがいるセクションも出られるようにしなきゃならないし、それがなくてもいいなら、職朝は全員が参加しなくてもいいわけで、それならいらないだろうと。
まぁたぶん、みんなそろって「おはようございます」と言いたいだけなんだろうけど、それならますますいらないだろうと。
まぁそんな話をしながら立番して、朝の貴重な時間をムダ遣いです。
で、1・2と連続試験カントクです。ちなみに、ふたつとも担当してるクラスです。片方のクラスに入った瞬間
「よし!」
というつぶやきが聞こえてきたので
「なにが「よし」やねん!」
とツッコんでおきました。まぁでも、嫌われてはいないのかな。
試験カントクが終わったら、速やかに採点の祭典開始です。昨日ふたクラス分返ってきたけど、出張があったから触りもできてません。採点をはじめてしばらくしたら、試験の巡回です。巡回が終わったら、再び採点です。
と、事務から電話。書類を持ってきてほしいと。
採点してる最中に別の用事が入ると、かなりストレスです。が、しかたないです。採点を中断して、書類を持っていくと、定額減税の話でした。これは事務もメッチャストレスやろな。なんでアホなことを考えるんだ?てか、減税額を明記しろとか、アホの極みでしかありません。どれだけそれで仕事が増えるかわかってるのかと思うけど、絶対わかってないよな。
そんな話をして、採点に復帰です。
昼をまわったところで、とりまひとクラス終わったのでおべんとです。が、おべんと食べながら、某在日外国人教育関係のメールのやりとりと書類の作成です。それを送って、再び採点の祭典復帰です。
なんとかもうひとクラス採点を終えて、残り1時間ちょい。3クラス目はどこまでいけるか?とりま、半分まではやってしまいたいので、速やかに採点モードに入ろうと思ったのですが、その前にメールチェックかな。
と、悩ましいメールがいくつか入ってます。これはどうしようもないです。とにかく憂いを残しながら採点復帰です。
とにかくガツガツ採点したら、なんとか第1観点分は採点できました。ここでタイムアップですね。
そのまま帰宅。そしてPCに火を入れて、zoom inです。今日は4人のおべんきょ会です。ちなみに、わたし以外の人はペーパーを出しておられますが、わたしは余裕がなくて出してません。どころか、読みもしてないです。なので、しばしみなさんの話を聞かせてもらいました。
が、だんだん脳みそがモードに入ってきました。ちょうど夜の仕事でやってることと関連がある感じなので、その側面で少し絡んでみたり。そしたら、だんだんペースがつかめてきて、いつの間にか言いたい放題言ってました。すんません。
そんなこんなで、7時半までおべんきょ会をやって、今日一日のスケジュールが終了です。
と思って、寝る前にPCをシャットダウンすべく、その前にメールチェックしたら、またまた悩ましいメールが…。
てか、なんでわたしのところに悩ましいメールがくるんだろ。なんの権力もない、単なるヒラ教員なのにね。疲れた身体に悩ましいメールはメンタルに悪いです。でも、こういったメールが来るのは、なんの権力もない単なるヒラ教員だからか。選んでもらえるのはいいことなのかも…。
「頼れる人が他に誰もいないんです」だな。

事務仕事、後、打ち合わせ

今日は出張のない出張日です。なので、重たい事務仕事をやると、昨日から決めてます。そのためのタスクリストもつくりました。
とにかく今日1日は長いです。8時の出勤から17時の退勤まで9時間あります。なのに勤務時間は7時間45分です。わけわからん。
まず朝の立番。と思ったら、昨日気になることがあった子がたまたまいたので、風に吹かれながら牽制球を投げておきました。懐かしいなぁ。担任時代はこんなのばっかりでした。立番のあと、少し担任さんと気になる生徒のことで雑談。いろいろ情報交換です。そして、事務仕事をやろうと思ったら、いきなり「生徒指導仕事」が入るなど。まぁええけどね。いいウォーミングアップです。
「生徒指導仕事」を授業から帰ってきた人に引き渡したら、いよいよ事務仕事です。
まずは本店に出すデータの作成です。これ、いろんなところからのデータがそろわないとつくれません。それがそろったのが昨日でした。そろって助かりました。
お次は某所に送る書類の作成。これもすでにYーきがつくってくれてるので、それを添削して写真貼り込んでおしまいです。さっさと送りましょう。
ここでお昼になりました。あと5時間でどこまでできるか。おべんと食べながら。コンセントレーションを高めます。そして、大仕事の「組版」です。
みなさん、当然のことながらwordでデータを作成されます。いろいろ自由にレイアウトされますが、それを「本」用にレイアウトし直すのは、なかなかやっかいです。特に表ですね。これがめんどくさい。あとは写真かな。「別ファイルでほしい」と言っても貼り込んだ状態で送ってこられます。そこから画像データを抜き出しますが、解像度が低くて使い物になりません。まぁでも、そういうことはわからないでしょうね。
「これを使えばいいじゃん」
でおしまいなのかな。
極めつけは、写真データに書き込みをしたものです。これはもうどうしようもありません。一度そのページをpdfにして、それを画像データにして、貼り付けますか。
そんな感じですべてやり終えて、校正依頼を出したところで、ちょうど退勤少し前になりました。
少し時間があるので、生徒会担当の教員と少し話。いろいろおもしろいことをしかけようとされてます。が、パンクしないでね。なにせヘルプを出すのがへたな人ですからね。
で、定時の10分後に退勤。京都駅で滋賀県の人々と合流して、お店へ。入れてよかった。ここで8月のお座敷の打ち合わせです。が、実際には打ち合わせじゃないですね。単なる飲み会です。決まったことは「二人会ではなくピンでやる」ことと「タイトル」だけです。でも、打ち合わせの意味があったんだとか。
てか、たぶん若手の人をわたしと会わせたかったのかな。なので、愚にもつかないことをダラダラゲラゲラ話をして、9時にお開きです。これくらいなら明日は楽かな。

さすがにハードやな

今日は小さい車を車検に出すので、ふだんは使わない車で出勤です。よく走るな。ただ、オイルがひどいことになってそうやな。
ガッコに到着したのは7時過ぎ。キーボードに副支店長のメモが貼ってあります。えーと、金曜日提出の書類についてのリマインダです。わかってるって。まだデータが揃ってないだけですよ。
てことで、余裕があるので雑務をしたり、朝の恒例行事をしたり。と、月曜日は「居残り当番」なことを思い出しました。てことは、支店長に話があるのに動けないじゃん。と思ったら、ひょっこり支店長があらわれました。助かった。
ということで、支店長と謀議をするなど。まぁすべて本店が悪いし、もっと言うと本店が悪い状況をつくった人々が悪いし、さらに言うと「革命的警戒心」を持たなかった人が悪いってことです。まぁでも、革命的警戒心は、その状況に自覚的にならないと身につかないからなぁ。
さてと、ここから怒涛の授業攻めです。
1時間目はグラフ書き。今日はこれに捧げます。試験まで今日を含めてあと3時間。これさえやれば、なんとかなる。2時間目はベクトルです。みんな虚ろな目をしてます。これも走らないと間に合わないので、ガンガン進みます。授業の終わり際に
「演習プリントくれるの?」
というおねだりがありました。
「なんとかつくろうとは思ってるよ。問題集の抜粋だけど」
というと
「ありがとー」
という生徒と
「せんせいの仕事増やしてしもてごめん」
という生徒がいて笑いました。優しい子らです。
ここでインターバル。でも、いろいろ書類を書いたり、雑務の準備をしてたらあっという間に過ぎ去ります。
そして4時間目は「判別式」。
「判別式のDはdiscriminantの頭文字なんだけど、discriminationは「差別」なんだよね」
といらない知識を伝えたり。
とりま、昼休みはおべんと食べながらメールの返事を返しましょう。そのまま5時間目に突入。4時間目の続きで「解と係数の関係」です。このクラスも走らないと間に合いません。最後に1時間でも演習の時間を確保したい。
5時間目が終わったら、6時間目は教科会議です。なんか、「みんな、試験問題をふたつ折りにしよう」とかいう話が出たので反対するなど。
放課後は掃除カントクをやって、ひと息いたら夜の仕事へ向けてスタート。
仔牛控室でプレゼンを追加して、教室へ。はじめにみんなでいろいろ決めてもらって、そこから話をスタート。PDCAサイクルのバリエーションを出すと、学生さん、苦笑されてました。そんなこんなで、今日は一方的に話をしてしまって少し反省です。
さてと。ようやく長い1日が終わります。最初に職場に着いてから12時間半の勤務でした。さすがに疲れた。

差別する人の研究――部落差別の変容を考える

今日は某人権教育研究会の総会です。なので、朝はほんの少しだけゆっくりです。会場近くに郵便局があるので、RZの税金を振り込みましょう。ちなみに、4月30日が納期限で、延滞料を取られるかと思ったけど、大丈夫でした。が、入管法が改悪されたら、これで永住資格が取り消しになるのか?自分たちは裏金&脱税の可能性があるのに、よくこんなことを考えるよな。
それはそれとして、開店前にならんだおかげでさっさと払えて、集合時間に間にあいました。
みなさん、働いておられます。こういうとき、支店長とか副支店長とか、はたまた本店とか、関係なく働いているのがいいですね。そういう研究会だってことです。もっとも、参加者の中にはひどい人がいますがね。
やがて、総会前の本店による悉皆研修です。短時間だけど、気合いが入ってますね。これがあるから某所を使わせてもらえるし、なにより出席率が高くなります。今回話しをする本店の人は、かつて一緒に南部でやってた人なので、まぁいわば現職あがりです。なので、経験に基づいた話もされるからわかりやすい。
そんなこんなで研修も終わって、総会です。まぁこちらは滞りなく。ただ、新役員・事務局・運営委員の紹介で前に立ったとき、ひとりだけふざけたカッコ[1]ジーンズにピンクのパーカーしててアレやなと思ったけど、まぁでも誰も何も言わないからええかと。
総会が終わったら、速やかに阿久澤の迎えです。合流して「久しぶりー」からはじまります。道々話をして、到着したところで「えらいさん」に引き渡して、おべんと食べて。
で、いよいよ記念講演です。
まずは差別に関する法律をあれこれ紹介されます。さらに各法律に書かれている「差別の定義」の紹介です。まぁ、簡単に言うと、「ある属性の人の権利が奪われてる状態」ってことです。つまり「差別」は「人」に向かう。そして、その内容は「権利」を知らないとわからない。
こういう普遍的な話のあと、いよいよ「部落」の「個別性」です。そこで着目されるのは「土地」への忌避意識です。本来「人」に向かうはずの忌避意識が、なぜ「土地」が忌避の対象となるのか。それは「人」を直接特定できないために「土地」と紐づけて「人」を特定しようとする。だから「地名」が問題になる。
漠然とわかっているつもりだったけど、あくまでも漠然だってことが、よくわかります。そうやってロジックがわかることで、今戦われている裁判の意味が明確化しますね。
実は10ヶ月前にコンプレックスとルサンチマンが爆発したのは、このあたりに、さらに「仕事」を結びつけて「部落差別は特殊」って言われたことに対してでした。わたしは「特殊」とは思わないけど、今回の話を聞いて、なるほど、このことが言いたかったんだと納得しました。まぁそれが部落差別の「特異性」あるいは「特徴」ってことですね。
てことで、講演の後、阿久澤さんのところに言って
「あの時、怒らせてごめんなさい」
と言うと
「なんのことだっけ?」
というお約束の会話のあと、「特殊性にこだわっただけ」って話をしてみたり。いや、だって、同性愛とか、世界のどこに行っても、(だいたい)もれなく差別の対象になるという、あまりにも普遍性がありすぎるという意味で、メッチャ特殊な差別です。そしたら
「うん、特殊は違うね」
って話になって、まぁそれはそれ。
てことで、場所を「ニューエビスノ」に移して、事務局・会長・本店・その他が入り乱れた飲み会です。楽しいな。こんな飲み会ができる日が来たんだな。
あまりにも楽しいので、つい、阿久澤さんとTじさんと3人で二次会へ。
お母さん、ウィスキーのボトル、キャップが錆びたから捨てたとのことで、そこらにあったボトルからドボドボと注いでくださって、ウィスキーロック濃ぃ目を山のように飲んでしまいました。
まぁええか。明日は授業は少ないから、なんとかなるでしょう。
が、阿久澤さんは朝が早いとか。ひっぱってしまってごめんなさいm(_ _)m。

footnotes

footnotes
1 ジーンズにピンクのパーカー