リビングライブラリ後にネタ拾い

今年もリビングライブラリの日がやってきました。ここ数日の準備は、基本的にはすべてこのためにありました。そして、午前は最後の追い込みです。
出勤したら、まずは資料の印刷。そして書庫になる応接室にグッズを運びます。そして少しだけ立番。あとは細かなチェックをして一段落。
会議をしたり、授業したり。まぁ授業と言ってもプリント学習ですけどね。と、ラインが…。なんと、JR京都線が「お客様と接触」でダイヤが大混乱なんだとか。しかし、ほんとうに人身事故が多いな。そんなことをしてたら、あっという間に午前が終わりました。おべんとを食べて、「その時」を待ちます。と、みなさん、予定通りの電車に乗れたとのこと。よかった。
ということで、お迎えです。なんか、いつもの感じが帰ってきました。
あとは、淡々と最後の準備をすすめて、さぁスタートです。今回は誰の話を聞こうかな。やはり初参加のKきぴーさんか。はじめは聞き逃したけど、おもしろい。ただ、魅力がまだまだ出せてないかなぁ。かきぴーさんの魅力は、アイデンティティはひとことでは語れないということなんですよね。もしかしたら、だからこそ30分という短い時間ではキツイのかな。でも、できればそのエッセンスを伝えたい。となると、質問が大切になりますが、その質問が難しい。
てことで、第1セッションはおしまい。続く第2セッションはT田さんにしましょう。去年のお願いごとは反映されてるかな。
なるほど、今年は利用者さんの姿を話されました。そうそう、そういう話が必要なんですよね。障害を障害というひとつのくくりで捉えるんじゃなく、個人単位でとらえること。ある人のことがわかったとしても、他の人のことがわかるわけじゃない。だから、出会うこと。そんなことの大切さが伝わってきました。
ということで、今年のリビングライブラリも終了。仕分けのあと、みなさんはファミマへと旅立っていかれました。

わたしも定時が来たので退勤。いつものお店に行くと、すでにみなさんおられます。ちなみにYき姐は不参加の予定だったけど、T田さんに送ってもらうという暴挙に出ました。
「どひちゃんやし、しかたない」
と、誰もが言うセリフが出てきました。
まずは乾杯。今回はKきぴーさんがおられるので、自己紹介ですが、これが長い。そうそう、これが自己紹介なんだよな。うれしくなります。
と、新採さんが来てくださいました。うれしいな。
そんなこんなで、8時に帰ると言ってたけど、9時になりました。まぁでも早い方ですね。
てことで、帰りましょうか。
帰り道は電動車イスユーザーのKさちゃんと一緒です。ちょうど電車が来たので急がねば。去年はエレベーターに乗るために延々と歩かれましたが、今年は修理も済んでるので楽勝です。わたしは階段を使ってホームに行きました。と、扉の前で佇んでおられます。車掌さんに
「板を出してもらえますか」
と言うと、
「駅から連絡がないと出せないんです」
とのお言葉。は?目の前に人がいて出せないってどういう仕組みやねん。そんなのを待ってたら乗れませんよ。なので、りぽたんとふたりでよいしょ。
電車が動きはじめたので、車掌さんに
「京都駅に板を出してもらうように連絡してもらえますか」
と言うと、これまた
「駅から駅に連絡をするので」
と拒否られました。は?わけわかりません。まぁKさちゃんは
「こんなもん」
と笑ってます。なんでも、駅で申告しなかったら「自己責任」になるんだとか。ひでぇ。
と、車掌さんがやってこられて
「京都駅に連絡しました。あちらのドアに板をセットします」
とのこと。やればできるじゃん。と、わたしの方を向いて
「京都駅で乗り換えられますか?」
しらんがな。
「本人に聞いてください」
Kさちゃん
「いつもやねん」
と笑っておられます。
ようやく京都駅に着いて、そこから地下鉄の乗り換えの経路の長いこと。マジでなんなんだと思いながらも、Kさちゃんの
「ネタができたやん」
に納得です。
明日の授業はこれからやな。そのためには、寝ましょう。ビールは飲むけどね。