捨てる神あれば拾う神あり

きのう、オーラにあてられてそうとう落ち込んでいました。
で、ある人に
「こんなことをやるために、こんな角度で切れ込もうと思っているんですけど」
と言ってみると
「あぁ、そういうことやったのね。だったらわかるわ。今度、説明しに来られる時、そういうふうに言ってもらったらわかる人もいるんじゃないかな」
という反応がありました。

助かった…。

オーラにあてられた

来月中旬に「人権学習」があります。現在、その教材づくりで四苦八苦しているのですが…。
とりあえず、それぞれの学年に自分が考えた教案を提示しはじめました。
ところがねぇ…。
人によっては「おもしろそう」と食いついてくれる人もいるのですが、人によっては露骨に「イヤ」という反応をします。で、後者のような人が人権教育担当になったりすることがあったりするんですよね、なぜか…。
そんなときは最悪です。
とにかく教材を提示してもハナからイヤそうです。でも、「イヤ」とは直接言わず、「難しい」とか「テーマが」とか「講師が」とかいろいろ言ってこられます。でも、そのベースに「イヤ」というのが透けて見えています。
いちおう、事前に教材を渡しました。
「◯◯というテーマをやるのはいいけど、現実には△△みたいなことがあるし…」
いや、それ、教材の中で触れてあるんですけど。
「自分としてはピンとこないので教えられない…」
いや、教員が結論を押しつけるのではなく、教材の中にある結論から生徒が考えるようにくんであるんですけど。
てか、教材読んでないやろ!
てか、そもそも「あなたの言う現実」を変えるために、人権学習はあるわけで…。
「みなさんからも「難しい」とか「できない」とかいう意見が続出で…」
それ、あなたの提示の仕方に問題ない?

ほんとうにイヤになってきます。
それにしても、みんな、ほんっとうに!人権が嫌いなんだなぁ。

まだまだ続く…

昨日寝たのが1時。当然眠いです。朦朧としながらも、とりあえず起きあがってお弁当づくり。
今日は覚悟して職場に行かなくちゃなりません。というのは、昨日の出張が問題でして…。
出張って、行っている間、職場でやらなきゃならない雑務はとまっています。誰かがそれをしてくれるわけじゃないです。さらに、雑務って増えてます。てことは、帰ってきたら普段の1.5倍程度の量の雑務が待っているわけで。
で、職場に着いたら、やっぱりそうでした_| ̄|◯
しかも今日は放課後職員会議。てことは、完全に詰め詰めでやらなきゃならんやんか。

雨あられ

朝、身体が動きません…。
そこのところを「自業自得」と割り切って身体を動かすのが「仕事」っていうものです。
職場に着くと、山のような仕事が待っていました。
あとは、ひたすら左の仕事を右へ、右の仕事を左へ。上から来る仕事を横へ流してとやっていると、あっという間に定時が来ました。
でも、まだまだ残っているぞ…。どうすんねん。

やっぱわたしにゃわからんかなぁ…

補習授業の一コマ。
ある生徒が悩んでいるので、ちょいとアドバイス
「前の問題、できてるやん。同じ感じで解けるんやで。これがこうで、ここがこうやろ」
ヒョイと顔を見ると、なんか頭が真っ白な感じです。
しばらく待って、動きがないので
「う〜ん、前の問題のここがこれやんか。で、ここがこれ。同じように式をつくってみ」
鉛筆を持って書こうと思い、またやめます。
「とりあえず、書いてごらん」
書きません。

なにが鉛筆を動かすことを躊躇させるんだろう。
数学の世界って、失敗してもケガもしないし何もこわいことはないはず。でも、鉛筆を動かすことを躊躇する。
これ、数学が苦手な子に共通しているんだよね。
でも、書くことからしかはじまらない。まちがえてもいいから、とりあえず書かなくちゃはじまらない。というよりも、まちがえるところからしかはじめられない。
わたしはそう思うんだけど、そうは思えないんだろうなぁ。

どうやったら鉛筆が動くんだろう…。

災い転じて福となす

朝起きると、すごくしんどいです。でも、行かなくちゃ。まぁ自業自得です(笑)。
職場に行っても、当然しんどいのは変化なし。もしかしたら、熱が出てきているかもしれないです。保健室で寝たいところですが、そういうわけにもいかないのがつらいところです。
授業に行くと「先生、元気ないやん」と気遣ってくれます。うれしいなぁ。
「うん、昨日飲み過ぎてしんどいねん。だから、今日はローテンションの授業でいくしな」
こういう時は、正直に言うことにしています。
ローテンションの授業では、当然張り切りません。ダラダラと小さい声で授業をします。でも、そういう時の方が子どもたちは話を聞いてくれます。そうやって授業をしていると、だんだんと元気がでてきます。
4月も最終日になって、だんだんと生徒たちの距離が縮んできました。でも、ここからがむずかしい。いい距離をうまく保ち続けないと、授業がグチャグチャになってしまいます。
それにしても、結局あれだ。職員室にいるよりも授業をしている方が元気がでるっていうことですわ。

たまには生徒引率なぞ

今日は昼から放送部の引率です。
文系のクラブ顧問をしていると、ほんとうに「すまないなぁ」という気になってきます。だって、体育系の顧問は、ほんとうに休みがぜんぜんないですから。そのわりにクラブ指導は「本務じゃない」ということで、代休もないしね。いつ休んでるんだろう…。
なので、たまには子どもたちを引率しなくちゃ、と。
いい天気なのに、なんだかもったいない気もするけど、まぁいいか…。

ふたつの思いをわける試み

わたしは、3週間に2回ほどのペースで確認テストをして、その結果で補習をすることにしています。子どもたちにとっては「え〜」という話ですが、これとて、これが1年間続くと慣れるわけで、最終的には「そんなもん」で落ち着くみたいです。
でも、去年は諸般の事情があって、ぜんぜんしませんでした。
今年は、とりあえず心新たに補習のとりくみを再開しようと、決意とまではいかないものの、まぁ、考えていたというか…。
で、今日はその第1回の補習。
1年生の最初の内容は、ほとんど中学校の復習です。なので、なんだかんだ言いながら、みなさんできます。補習対象者そのものはそうとう多くなるように設定するのですが、みんな「ワイワイ」いいながらやっていました。
そんな中に、ひとり一生懸命やっている子がいます。他の子らが全員終わっているのに、まだ最後のあたりで悩んでいます。
補習をする意味は、こういう子を浮かびあがらせるところにもあります。
他の子らには教えませんが、最後のひとりはていねいに教えます。
「数学、苦手なの?」と聞くと
「苦手だし、キライ」と答えます。
まぁ、キライでもいいんだけどね。
でも、「苦手だからキライ」というのはイヤだなぁ。「苦手だけどキライじゃない」「苦手じゃないけどキライ」他のパターンもありうるはずなんですよね。
で、プロとしては「苦手だけどキライじゃない」に持っていきたい。
まぁ、これから1年、ボチボチやりますか…。

セットアップ

昨日半日で帰ったのは、自分としてはよかったのですが、仕事面ではそうとうきついことになりまいした。なにせ、自分が使える環境にしていくためにはそれなりに時間のかかるマシンのセットアップを、日常業務をしながら進めていかなくちゃなりませんから。
一番困るのが、それなりにセットアップが進んできた状態です。そんなときに「これやろう」と思った日には、すでに環境が整っている旧マシンでやるか、整いつつある新マシンでやるか。
でもまぁ、分水嶺はあるもので、ようやく今回のマシンの更新の最大の原因となった某A社のメチャ重いソフトを入れ替えました。ここからは、新マシンでの仕事がはじまります。
で、仕事をはじめると…。
早っっっっ!
こりゃ楽だわ…。

長い1年がはじまった

今日は1年生の初授業。
すでに2年生の授業は数回やっているのですが、まぁ知っている生徒もたくさんいるし、向こうもこっちのことを知っているので、そんなにお互いに緊張感にまみれた状態ではありません。
それに対して、1年生は、ほぼ初対面。そして、なんといっても「授業」としてはまったくの初対面です。さてさてどうなるか…。
とりあえず、わたしの授業の受け方の説明からスタートです。
前に書いたかもしれないけど、わたしは数学(他の教科でもかな…)の授業は、次の5つのものがセットになっていると考えています。
「テーマの提示」→「説明」→「例」→「問」→「答あわせ」→最初にもどる
この中で、「テーマの提示」と「例」が大切だと、生徒には話をします。
それぞれにかかる時間は、だいたい
30秒→ケースバイケース→5分→3分→1分
というところでしょうか。
最近では、「説明」にかける時間も相当減らしていて、そのぶん問いの時間の保障と答あわせに時間をかける傾向があります。なので、おそらく1サイクルで本当に聞かなくちゃならない時間は、せいぜい6分程度でしょうか。これが2〜3サイクルで授業が構成されています。その、「集中」と「弛緩」をうまく組合せながら授業を受けると、あまり疲れずに効率的に授業を受けることができる「はず」なんですよね。
まぁ、そんなことを話ながら、でもおそらく生徒たちの関心事はぜんぜん別のところにあるはずです(笑)。でもわたしはその「関心事」への答は、「時が来る」までは言わないだろうと思います。だって、話せば長くなるもん(笑)。

さて、長い長い1年がはじまった。