ひとことで言うと、玖伊屋の朝はしんどいです。でも、家に帰って昼ご飯をつくらなくちゃなりません。なので、一生懸命片づけて、10時には撤収〜。
もっとも、もっと朝早くに出て「いまから勤務です」とかいうメールをくれた人とか、「神戸から船に乗る」とかいう人もいましたが…。
みなさん、すごいよ…。
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玖伊屋
このままいかないところが、なんというか…。
今日の夜は玖伊屋です。
出がけにパートナーから用事を頼まれた関係で、ちょっと家を出るのが遅れました。でもまぁ7時にはなんとか着くでしょう。現地にはすでにM木ちゃんが買い出しの場所に行っています。
最近は1週間かけてゆっくりと買い出しをしているのですが、今週はそういうヒマがぜんぜんなかったので、買い出しは今日です。あーだこーだと買い出しをしていると、あっという間に8時前になっていました。やれやれ…。
会場に着いたら、まずは麺うちから。本日は「麺食いナイト」ということにしました。
それはそれでいいのですが…。
けっこう今回はいろいろとお客さんがいらっしゃって、にぎやかな会になりました。中でもびっくりしたのが、某大学の教員の方。「まさか」と思い絶句していたら、「T田です」と名のられました。「やっぱり?東京から?」と聞くと「奈良で勤務しています」とのこと。あらぁ〜、近くなったんだ。これからもいらしてくださいな。
四国からもいつものお客さんが来られました。この人がいると、うどんの味にうるさいから…。
他にも関東から来られたお客さんあり。ふたりの会話です。
わたし「どこから?」
K井さん「成田からです」
わたし「成田って…。三里塚があるところだから、千葉か」
なにかが間違っている気がしました(笑)。
適当にご飯を出し終わったら、四国からのお客さんから借りた服に着替えて遊んでみたりして、なごやかな夜を過ごしました。
そういや出ていたんだ…・家族
どうせ関東版だから直接は読めないし、まぁネットにも出てこないからなぁ…。と思っていたら、杏野さんのところにはってありました。その後、現物も送られてきました。
まずびっくりしたのが、その大きさ!知らなかった。せいぜいが天声人語より少し大きいぐらいかと思っていたら、社会面の半分近い面積をとっているじゃないっすか。さらに驚いたのが写真の大きさ!あれはでかい。しかも、使ってある写真が…。パートナー曰く「不覚だった(笑)」そうとうに恥ずかしかったのですが、ついやってしまったのが命取りでした(笑)。
あの記事、取材の開始は4月なんですよね。それから長い時間をかけて何度も何度も話をしました。もちろん、わたしだけじゃなくて、わたしの家族にも。
きっとその中で、うちの家族がどういうものなのか、伝わったと思います。
きっとうちの家族、べつに特殊な家族でもなんでもないです。どこにでもある家族なんです。日常の些末なことに悩み、日常の些細なことでケンカし、日常のちょっとしたことで笑う。そんな中の一つが、わたしのトランスなんです。もちろん、その時にはずいぶんとたいへんでした。でも、数年かけてそれと折りあいをつけていこうという合意ができた時、それもまたうちの家族のもつ、いくつかの「要素」のうちのひとつになるわけです。
もしもわたしたち家族が「特殊」であるならば、他の家族もそれぞれの「特殊」さを持っている。もしも他の家族が「ふつう」であるならば、わたしたち家族も「ふつう」なんです。あの特集って、そういう「特殊でありふつうである」家族の姿を描き出すものなんじゃないのかなぁ…。
なんしか、あと2回。トータル3回の中で、わたしたち家族の「素」を書かれるんだと思います。
ほんとうのこと…
知らなかった…
ここ数日、昼間はバタバタ、夜は陸上→爆睡というコースをたどっています。で、杏野さんのところを見てびっくり。ぜんぜん知りませんでした。
せっかくですからもとの場所をば…
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007082100183&genre=K1&area=K40
で、読んだ感想は…。
おおむねあんなもんでしょうねぇ。ただ、「体と心の性別に違和感を持ち」っていうのは…、う〜ん。一貫して言い続けているのですが、わたしの場合は「反対の性別への同一感」が強いのです。でも、これって、表現しにくいのかなぁ…。
あ、写真、あれくらい遠ければあらが見えないですね(笑)。
親じゃないのね(笑)
夏の交流会
去年の夏からはじめた「トランスジェンダー生徒交流会」も、とうとう季節を一巡して、2巡目に入りました。
今回のメニューは、夏らしく「麺づくし」。そうめん・そば・冷やしうどんをメインに、トッピングに凝ってみることにしました。そうそう、うどんは手打ちで攻めてみました。
トッピングの材料は、おあげ・なす・ミョウガ・キュウリ・舞茸です。
キュウリとミョウガは千切りですね。お揚げは細切りにしてミョウガと一緒に、ちょっと甘めに炊いてみました。なすは千切りしてサッと塩をしたもの*1と、多めの油でしっかりと炒めて舞茸と一緒にしたあとダシで炒め煮したもの*2。なるほど、やっぱりなすびは油とあうなぁ。
今回のゲストスピーカーは、ミックスルーツ関西を立ちあげられた方です。
トランスの問題とミックスルーツの問題はもちろん違うのですが、アイデンティティの問題も含め、いろいろ「ヒント」がもらえるんじゃないかというふうに思ったんです。M谷さんからご自分の話をしていただいた後、意見交流の時間。はじめは「ぜんぜん違う」みたいな意見が出ていたのですが、だんだん「このあたりでつながるかな」といった感想が出はじめました。
たぶん、トランスの抱える問題をトランスだけで考えることって、深まるところもあるけど、どこかにこぼれてしまうところが出てくるんじゃないかと思うのです。わたしとしては、異種格闘技戦から深まるところを大切にしてみたいなと思っていて、それをこの交流会にぶつけてみている感じですか。
そうそう、これって、トランスの側もそうなんですが、ミックスルーツの方々にとってもたぶん「異種格闘技戦」なわけで、こういう対話の場を設定することで、「相互乗り入れ」みたいな関係が生まれてくることんじゃないかとも思います。
刺激的な対話の時間の後は、皿洗い&ダラダラの時間。
その後、NPO法人JUMPの企画「おいしいお肉切ったんねん」に参加。向野の肉さばき職人の方の見事な包丁さばきと熱い話を堪能しました*3。
この企画が終わったあたりで、わたしのガスは完全に切れました。ウトウトしながら電車に乗って、ようやくお家へ…。
病院のはしご(その2)・精神神経科では近況報告
待合室にいると、いろんな人が声をかけてくださいます。で、今日はみなさん一様に「ここ、暑いでしょ?」でした。たしかに…。でも、わたし的には「外よりマシですよ。恩の時です」ですわ。中には「忙しいんでしょ?」と声をかけてくださる人もおられます。なにせ、その人にはわたしの行動は筒抜け。ここ、見ておられるもん(笑)。「「校長になられたか」でとまってますよね」と心配していただいたので、「今日の待合いですべて書きましたから、大丈夫です」と近況報告しておきました*1。
で、診察。相も変わらずよもやま話です。なにせ、トランスの進行状況とかについては話することがないもん。まぁ、その他諸々の近況報告ですね。でも、それはそれで診察になるのかもしれないです(かな?)。
診察終了が5時。今日は「五山の送り火」の日です*2。てことは、あまりゆっくりしたら京阪はダダ混みです。土居で飲むのはあきらめて、田中の立ち呑みに行こうかな(笑)*3。
病院のはしご(その1)・ヤクゲトとか
今日は2ヶ月に一回の病院のはしごの日です。ほんとうは先週行きたかったんですが、用事があったので今週になりました。
最寄りの駅に着いたところで、まずは昼ご飯。今回も血液検査があるので、検査の条件を一定にするために、吉野家で牛丼+ビールです(笑)。
で、いよいよ血液検査。それにしても、いつものことですが、看護士さんが「アルコール…」て言われるんですが、あれ、精神的によくないです。いや、「アルコールに反応して皮膚がかぶれたりしませんか?」って聞かれているんですが、つい「アルコールを飲んでおられませんか?」って言われるんじゃないかと、ドキドキしてしまうんです。あ、そんなん、わたしだけか(笑)。
で、検査結果。
E2(pg/mL) | 標準値(男性) | 標準値(女性) |
104.1 | 15〜35 | だいたい50〜100 |
です。ちなみに、過去の経緯を見ると
検査日 | E2(pg/mL) | 過去2ヶ月のプレマリンの服用量 |
2006/8/10 | 67.3 | 忘れた(笑) |
2007/2/8 | 1430.0 | 5錠 |
2007/4/12 | 1386.0 | 4錠 |
2007/6/14 | 587.2 | 3錠 |
2007/8/16 | 104.1 | 2錠 |
でした。
で、これからどうするかですね。
まずは、定番の質問「2錠にして体の調子はどうですか?」
で、定番の答え「ビールが500ml軽々と飲めるようになりました」
続いて大切なところです。「胸は…」
「こんなもんで」
「しぼんでないですね(笑)」
「しぼんでないと思います(笑)」
Iちゃんさんによると「女性の正常値は100以下なんですけど、それだと変化がないので100〜200ぐらいで保てばいいと思っています。だから、1錠にする必要はないと思います」とのこと。いや、これ以上減らすのは必要ないっしょ。問題は2錠にするか3錠にするかなんですよね。で、聞いてみると…。
「じゃ、ふだんは2錠にしておいて、胸のために週末3錠ということでいきましょう」
あいかわらずアバウトです(笑)。
今度はわたしのほうから質問。「プレマリンの量を減らして、わたしの雰囲気とか変化はあるみたいですか?」
で、答え「ないですよ。父親には見えないですね*1」
「そうですか。たしかにこの間、子どもが「1勝やで」って
*1:これ、複雑やなぁ…。そもそも、人の親に見えないという話もあるしなぁ…
1勝
朝、部屋を片づけてチェックアウト。
うちのパートナーがハーブ好きなのを知って、ペンションのオーナーさんが「クーラーをつけられなかったお詫びに」とハーブを苗ごとくださいました。ラッキーです。
ちなみに、このペンション、ごはんの時にふんだんに自家製ハーブを使われます。これがなかなかおいしいです。このペンション、あたりでした。
ちなみに、出発間際。わたしが荷物の積み込みをしていると、上の子どもがツツッとやってきてひとこと。
「父ちゃん、1勝やで」
「なにがや」
「ペンションのオーナーの人、父ちゃんのこと女の人やと思ってたみたいやで」
「「思ってた」って、誰かバラしたんか?」
「母ちゃんな、「父親や」って言ってたで」
「アウティングやんけ」
って、「男」とは言ってないな。たしかに…。