これでええんか?ええんやろなぁ…

明日は職員会議&研修会の日。でも、年内にヤクをゲトしようと思ったら、あしたしか日がありません。てことは、さすがに潤沢な在庫があるといっても(笑)そろそろなくなりどきです。しかも、年を越して最初の「営業日」は、共同作業の日なのでもっと出にくい日です。
てことで、おそるおそる管理職に「あの…。職員会議、出られるだけ出ますが、どうしても病院に行って薬をもらわなくちゃならないんで、途中から休んでもいいですか?」と聞いてみました。ちなみに、休暇の「理由」の欄には

K西医科大学女性診療科受診(性同一性障害

と書いてみるテスト
すると、管理職の答え。
「それはたいへんやなぁ。大切な薬やしな。無理せんでええで。余裕を持って行きや」
う〜ん。
いや、最高の職場だと思います、たしかに。
でも、これでええんやろうか…。きっとええんやろなぁ…。

カムアウト

ところで、今日はあるクラスが2時間授業があります。どうしようかと思ったのですが、かつてその子ら、エキストラで出てくれたことがあるので、その時のビデオを見せることにしました。ついでに、1年前に放映されたビデオももってきて、これでちょうど50分程度です。
まぁ、4月からはじまって、12月までいろんなことがあったから、このあたりで「カムアウト」をしてもいいかなぁ、と。
けっこうみんな真剣に見てくれていました。
印象的だったのは「つきあいは変わらない」と書いた子どもたちがたくさんいたことです。この言葉って、2種類の意味があると思います。ひとつは、薄っぺらな意味での「変わらない」。もうひとつは「本質的なつきあいができてきたから、これからも変わらない」。願わくば後者であってほしいです。というか、後者であると信じたからこそ、子どもたちにビデオを見せたんですけどね。

で、まんまるへ

高座が終わったら、M品くんに買ってきてもらったカスとソースを持って*1関西医科大学近くへ。今日は、「まんまるの会*2」のクリボです。
現地に到着したら、すでにはじまっていました。わたしはとるものもとりあえず、奥に入ってキャベツとカスを切って、粉をまぜて。今日のわたしの趣向は「鉄板焼き屋のおばちゃん」です。すでに3本高座をしてきたんですが、口では「もうしんどい。しゃべるのいや」と言いながらも、妙にテンションがあがっていて、しゃべるしゃべる。こんな自分がなさけなかったです(笑)。
今回のお好み焼きのめざす方向としては、わかばで行こう、と。というのは、焼けるのが早いことと、それでいておいしいことと、そんなにお腹にもたれないということあたりがありますので。
焼けたら、つい出てしまいます。「ちょっとちょっとちょっと!そこのお兄ちゃん!ちょっとあんた、若いんやから食べ。ほら、これもっていって!ほら、このソースかけてな!ほら、なにしてんの!ほら!」。お好み焼き屋のおばちゃんから、ムラで祭りをしている時のおばちゃんに移行していきました。
途中、まんまるの会をこれからどうしていくかみたいなこともしゃべっていたのですが…。つい、「ちょっとちょっとちょっと!そこのお兄ちゃん!」と出てしまうのが、すでに酔っぱらいでした。
後半では、恒例となったメガと関西医科大学の比較考証3連発*3もあって、もう、なにがなんだかわからない宴会になっていました。こんなんでええんやろうか…。
と、気がつくと終電ギリギリの時間です。みなさんにおいとまのあいさつをして、電車に飛び乗りました。

長い一日だった…。

*1:ありがと!ほんま助かりました

*2:関西医科大学ジェンダークリニック受診者の会

*3:早い話が胸の見せあい(笑)

身体にいいこと

ところで、帰ろうと思ったところに事務長がやってきて「健康診断の結果が出てるし、とりに来て」とのこと。
事務室で受けとってさっそく開封。さて、どうなっているか。
と、驚きました。
血液検査を含め、オールクリア。なんの問題もなし。唯一あったのは「やせすぎの傾向があるので、規則正しい生活をして、もう少し太りましょう」とのコメント。いや、充分規則正しい生活してるし。体重が減ってきているのは自覚しているけど、これは筋肉が落ちてきているからやし(;_;)
こんなん同僚に知られたら、また「お前、ほんまに仕事してへんなぁ」とあきれられるのがオチですわ。

玖伊屋の朝は早い

ふと目が覚めると6時前。すでに起きはじめている人がいます。遠方に帰る人や遠方まで行く人たちです。あるいは、早朝からの勤務or学校の人もいるみたい。そんな中、わざわざ来て下さるの、すごい感謝です。だからやめられへんのやろなぁ…。
でも、近場の人&スタッフは関係なく寝続けます。
で、9時過ぎに目が覚めると、残されたのは3人だけ(笑)。
片づけをして、わかば*1
モーニングお好み&モーニングビールで玖伊屋の朝を〆てお家へ。

*1:実は、塩小路通りに新しい店ができていて、すごく気になっているんだけど、閉まっていました

クリボ・第1弾

今日は玖伊屋の10周年だとか。でも、10年間唯一スタッフを続けてこられたY合子さんが、今日は欠席。日程をあわせるのは本当に難しいです。かつてだったら一度決めた日程は動かす必要はなかったんだけど、今はあとからあとから入ってきますものね。
7時に会場に到着すると、開会1時間前なのにスタッフのM澄さんを含め2人もいます。やる気やなぁ…。
わたしはぜんぜんやる気のないまま、とりあえず、ダッチオーブンを火にかけて、今日、一番時間がかかるものは完成を待つだけになります。しばらく和室でゴロゴロしていると、突如Iずみちゃんが登場。いきなり盛りあがります。
やがて、M澄さんが買い出しから帰ってきたところで、サラダの準備。
すべての準備が終わったのが9時頃です。あとは食べるだけ
今日はなくなるのが早い早い。あっという間に骨もどこかに行ってしまいました。
そうこうするうちに、下で打ちあげをしていた東九条マダンの人たちがあがってこられました。あとは、某民族団体の専従さんの爆笑トークでしばし大盛りあがり*1
そうこうするうちに、久々にまりあさんが登場。12時過ぎの到着にもかかわらず、なんでも晩ご飯を食べるヒマがなかったというので、スタッフドチキンの脂&スープにからませる形でペペロンチーノを作成。これがまた、あっという間になくなります。いや、全部で1.3kgつくったんだけどね…。
すべてをたいらげたところで、あとは岡山からのおみやげなんかをつまみながら、「伝えること」なんかについて語りあいました*2
久しぶりのウォッカ&ジンがまわってきたところで、ふとんを敷いて*3爆睡です。

*1:お寿司、ありがとうございました〜!

*2:一方的にしゃべっていたか?

*3:今回は、ふすまから離れたところに自分で敷いたぞ〜(笑)

統一見解の重要性

今日は上の子どもの学校の文化祭。パートナーは「ぜひとも行きたい」とのこと。なので、わたしは早めに帰って下の子どもの習い事の送り迎えの担当ということになりました。
さて、お家に帰ってまずは送り。習い事の場所は近いと言えば近いのですが、微妙な距離なんですよね。で、日が落ちるのも早いことだから、めんどくさいけど送った方がいいらしいです。それにしても、家を出る瞬間までマンガを読むの、やめてくれないか^^;;?
帰ってきて、ホッと一息。考えてみると、6時過ぎに家に帰ってきてゴロゴロするのはいつ以来だろうと思います。せっかくなので、テレビを見て、お風呂に入ってしばしなごみのひとときです。
そうこうするうちに、あっという間に迎えの時間。
送りは送るだけだからいいんですが、迎えがめんどくさいんですよね。まず、床に引いてあるリノリウムを巻いて運ぶという片づけ作業があります。しかも、それを同じく迎えに来ておられるお母様たちと一緒にやらなくちゃなりません。となると、当然会話もあるわけで…。
で、迎えの場所に到着。「あ、どうも、どうも」とあいさつをしていると、
「あの…、◯◯ちゃんのところの…」
「あ、はいはいはい」
「あの〜、お母さんにこれ渡しておいていただけますでしょうか」
「あ、はいはいはい」
「また、説明は電話でしますから」
「あ、はいはいはい」
あとは、向こうで来年の役員のことを話しておられます。なんでも、うちのパートナーが役員をやる気だそうです。また仕事を増やすのかいな…。にしても、なんでわたしがいるのにそういう話をしているのかなぁ…。
などと思っていると、片づけの時間。
リノリウムを巻きはじめると、となりで作業をしているお母ちゃんが、わたしにこう言いました。
「たいへんですね、妹さんですか?」
「へ*1?、あ、いやちがいます」
「あ、じゃぁどんな…」
「あ、まぁいろいろと…」
「あ、そうですか、たいへんですね」
「いえ…」
なかなかとっさには答えられないものです(笑)。
あとは無事作業をやって子どもを連れてお家へ。
しばらくして、今度はパートナーの迎えです。
「あ、今日な、お母ちゃんに「妹さんですか?」って聞かれたよ*2
「なんでやの!」
「まぁ、そう見えるんやろ*3
「ほんまにもう…」
「そやけど、どう答えたらいい?1妹、2娘、3パートナー」
「どれでもいいけど、ややこしくなるから、あんたとわたしで統一しよな」
「へいへい」
そりゃそうだ。
それにしても、ノンカムってむずかしいなぁ…。

*1:\(^o^)/

*2:わほほーい!

*3:へへーん!

トリプルヘッダー

昨日までの体力的なダメージを回復すべく、家でグダグダしていたのですが、パートナーから「間にあうん?」とひとこと。時計をみると、8時過ぎ。9時過ぎには阪急に乗っていないといけません。てことは、ギリギリやんか…。
あわててコーヒーを飲んで、パートナーに駅まで送ってもらって地下鉄に飛び乗りました。
途中、Y子ちゃんと待ちあわせ。阪急電車の車窓をながめながらグダグダと沿線の某所にまつわる話。
降りたのは、崇禅寺。ここでさらに4人が合流して、近くのスーパーで今日の昼ご飯の食材の買い物です。
実は、今日は「トランスジェンダー生徒交流会・秋の交流会」です。
今日は日程的につまっているので、鍋だな。
重い荷物をみんなで持ちながら、A鳥から日之出へ移動です。まぁ、重い荷物もみんなで分担すると楽ですけどね。
みんなはそのまま会場へ。わたしは待ちあわせ場所の新大阪駅へ。しばらくすると、なんかぁゃιぃのが続々とやってきます(笑)。今日は盛況だな\(^o^)/。それにしても、2年ぶりにあったAちゃん、ぜんぜんわからんかったわ。「なんかやってる?」って言ったら「なんにも」という答え。若いってうらやましいです。他にも、東京からわざわざ夜行バスでこられた方もいたりして、もう、感激です。
会場の日之出人権文化センターに着くと、すでに調理ははじまっていました。中には、支部の人たちも混じって鍋の用意をして下さっています。ん〜、11時半に解禁になるものを呑むのがはばかられるな(笑)。
やがて、完成した鍋を持って隣の部屋へ。鍋をつつきながら、支部長さんが語られる「肉の話」を聞いたり、それぞれの自己紹介をしたり、しばし交流の時間です。

で、2時から会場を移して、シンポジウムの開始。こんなんがあるんです。
このシンポジウム。実は事前の打ち合わせをしようと思っていたのですが、まったく時間がなくて、なにもなし。とりあえず話をしておいたのは

  1. 最初の自己紹介は名前と所属だけ
  2. 前半は「テクニカルターム」を使わずに話をする
  3. そのあと、わたしがテクニカルタームの説明をする
  4. あとは出たとこ勝負(笑)

の4点です。さてさてどうなることやら…。
やっていてわかったのが、「テクニカルターム」を使わずに話をするのって、けっこう難しいのかもしれませんね。というのは、たぶん、自分の感覚って、あとから振り返る時にはなんらかの概念にからめながら顕在化させているわけで、そこから「概念」を抜いて話をするとなると、伝え方が難しい。でも、「伝える側」としては、それをしないといけないというのが、わたしの持論なんですが…。まぁそれはいいです。
みなさん、その難しい注文によくこたえて下さいました。おかげさまで、約1時間、3人のパネラーの「半生」を聞くことができました。
そこからわたしが少し話。で、休憩。後半戦は30分しかありません。
後半戦は「いま、そしてこれから」というお題です。これ、まさに打ち合わせをしていなかった「出たとこ勝負」のところなんですね。ここもみなさん、うまくまとめてくださいました。
最後に質問を受けて終了。
まぁ、シンポの内容そのものは、いわゆる「性同一性障害」の3人を招きながらも*1性同一性障害らしくない」話というか、簡単に言うならば「いろんな人がいる」みたいなところに持っていくことが少しはできたかな、という感じです。
シンポジウムのあとは、生徒たち同士で感想の出しあい。
ある参加者*2の「なんでこだわるのか。こだわっているのがもったいない」という発言に微妙な空気が流れた気がして、これがまたいい感じです。「そうそうそう!」みたいな話ばっかりじゃ、やっぱり話が揉まれないです。そうそう、「成人式に振り袖が着たいけど…」というMTFの発言に、まわりにいた大人達が「へー、成人式に出たいんや〜」という根本的な違和感を感じていたのが、またなんとも(笑)。

その後、さらに場所を変えて、大人はちょっとビールなど。子どもは当然ノンアルコールで、話したりないことなんかを交流。
8時終了のつもりが9時までグダグダ話をしていました。
帰りの電車ではY子ちゃんが倒れそう。わたしも倒れそう。
がんばってお家に帰ろうね…。

*1:全員ジェンダークリニックに通っているので、厚生労働省のカウントに入っているはず(笑)

*2:≠トランス

壁に耳あり障子に目あり

で、「悪いことがでけへんようになってしもたなぁ」と思ったことがありました。
昨日の分科会の休憩の時、斜め前に座っていた人から「あの、NHKに出られていませんでしたか?」との発言が。思わず「あぁ、そんなこともありましたっけ」と噴き出しそうになってしまいましたが。
で、今日も電車を待っている時「あ、全同教の参加者やなぁ…」とぼんやり近くのグループの人を見ていると、軽く会釈されます。で、「どなたやったっけ」と思いながら近づくと「NHKに出られてましたよね」「はぁ」「うわぁ〜!」「いや、単なる飲んだくれなんですけど…」という会話。
昨日の人も今日の人も、「会うことがあれば話したいことがある」という思いを持っておられたみたいです。で、ちょっとだけの時間だったけどそんな話を聞かせてもらいました。
悪いことはでけへんわけやけど、そういう出会いの時を与えられるっていうのは、やっぱよかったかなぁ…。

巻頭かぁ…

今日、定期購読している雑誌が、本屋から配本されてきました。
これ、8月号で取材を受けてちょこっと載ったんですが、まぁそれはそれ。で、その後、E井さんから「12月号で「マイノリティの子どもと表現活動」という特集をするんだけど、それに原稿を書いてほしいんだけど」という依頼を受けていました。で、安請け合いをしたのですが…。かなり苦しみました(笑)。でも、〆切当日になんとか原稿を出しました。
今日来た本は、その12月号なんですよね。
で、パラパラとめくって…。
めくるまでもありませんでした^^;;。巻頭じゃんかよ〜。というか、「特集の意図」みたいな文章すらなく、目次のすぐ後やんか〜。
うぅむ…。知らなかった。いったい誰がこの順番にしたんだ…?
あ、さわりの部分は、いまならここにあるはずです。来月以降はアクセスできなくなるはずなので、pdfファイルもつくってみたりして…。