ここにもいたか

昨日の夜、教員をやっている友達からメールが来ました。
「うちの学校にトランスの子がいるんやけど、あした会ってやれる?」
まぁいいですけどね(笑)。
てことで、学校の帰りに行くことにしました*1
待ちあわせ場所に着くと、それらしいのがいるのはいるんですが、なにやら友達とコソコソしています。
「あれかなぁ、どうかなぁ」
と思いながら
「友達といる?」
とメールすると、すぐに反応して、こっちに来ました。どうやら向こうも
「あれかなぁ、どうかなぁ」
と思っていたみたいです。まぁありがちな話です。
あとは、近くの喫茶店に行ってダラダラとよもやま話。
はじめはしんどい状況かなぁと思っていたのですが、まぁそれなりに楽しくやっているみたいです。
1時間ほどしゃべって、バイバイ。

会いに行くのって、行く前はおっくうなんだけど、行ったら
「よかったなぁ」
って思うんですよね。

*1:家とは正反対の方向やけどね(笑)

うれしはずかし

今日は年に一度の健康診断の日(はぁと)。今日はどんなハプニングが待っているかなぁ(ワクワク)。
で、受付で並んでいたら、事務長がやってきて
「胃部検診の担当の人には話してありますから」
と小声でささやかれます。いろいろご配慮ありがとうございますm(_ _)m。
でも、胃部検診って、
「白いドロッとした液体を一気に呑まされて、裸になって、あんな恰好やこんな恰好の写真をとられまくって、最後には下剤プレイ」
なわけで、わたしはイヤなんです。なので、「過去気分が悪くなった*1」に◯をして、受診拒否をしますので、結局は関係ないんですけどね。でも、配慮がうれしいじゃないですかぁ。
で、身長・体重→血圧測定で、本日のハプニング発生。
「ここ、どうですか?」
と指さされたのは「1、生理中である・2、生理中ではない・3、閉経している」の選択肢。しばし考えて、2番に◯をしてもらいました。まぁ永遠に来ないんですけどね(笑)。
それ以外は、心電図で
「きついブラジャーをしておられるならホックはずしてください」
とか言われる程度で、たいしたハプニングもなく終了。
にしても、メタボ関係の問診票、大きなお世話だよ。

*1:悪くならない人、いるのか?

「ひととき」続編

ここで書いた生徒が、今日「勉強教えて」と言って来ました。で、一通り教えたところで、
「ありがとう。で、先週言ってたやつな」
といいながら取り出したのが、試供品のファンデーション。
「これ、先生にはちょっと白いかなぁ」
とか言いながらくれました。
えへへ(^o^)。

航路変更の方法

大学の頃、キャンプ場でボランティアをしていました。そこのキャンプ場、8人漕ぎとか12人漕ぎのカッターがあるんです。これのスキッパーをしなくちゃならないんです。
はじめてスキッパーをする前に、先輩からいくつかのことを教えてもらいました。

  • 舵を切るのは、子どもたちがオールをもどすために水上にあげている時にすること。

そうしないと、舵が抵抗になって、そうでなくても非力な子どもたちがすごくしんどい思いをするんですね。

  • 舵は急激に切らないこと。

船は急には曲がらない。なので、行きたい方向を考えながら、そこまでに十分な余裕を持って、ゆっくりとめざしていく必要があるんですね。

  • 水の流れを読むこと。

沖から岸に向かって流れていると、しんどいけど安全なんです。逆に、岸から沖だと、楽だけど帰れなくなる。もちろん、それ以外にも右からか左からか。これから行きたい方向とあわせて、行きか帰りかどちらが楽でどちらがしんどいのか、そのあたりを読んでペース配分しないといけないんですよね。

  • 早く漕がせるよりも、息をそろえて大きく漕がせること。

オールは長いストロークで、みんなで息をそろえて漕ぐと、すごく効率よく動くみたいです。

  • 接岸する時は、どこで「漕ぎ方やめ!」を言うかを考えること。

接岸する時は舳先からなんですが、勢いよくつっこむと当然傷みます。なので、惰性で動かしながら、できるだけショックがないようにぴたりと岸につけるのがベストなんですよね。つまり、どこで漕ぐのをやめるのかを、これまた流れを読みながら考える必要があるんです。

他にもいろいろありました。
これ、うまくいくとおもしろいんですけど、なかなか会得するのは難しかったですね。
にしても、こういうのって、人生と似ているよなぁ(笑)。

テンパってきたっていうのに!

先週はO田さんと会えなかったので、今週再び病院へ。
完全に時間を間違えて、1時間遅れの4時半に到着したのですが、ちょうどよかったとか。
そこから、この間あったいろんなことやブログに書いたことをダラダラと話。まぁ、ひとつのターニングポイントを迎えたのかな。
結局診察室を出たら、あたりはすでに暗くなってきています。時計を見ると、もう6時前。久しぶりにゆっくり話をしたかも。
まぁ、今の精神状態も少し収まってきたし、今後の方向性も少し明らかになってきたみたいです。というか、もつれた糸にかかっていたテンションを少しゆるめられたのかな。このあともつれをほどいていくのは、私自身の作業なので、それはそれでOKですわ。

で、まんまるの会

O田さん参りがなくなったので、予想以上に早く会場に到着しました。到着すると、なんだかすでに盛りあがっています。ノンアルコールでみなさん元気です。たいしたものだ…。
で、開始時間になったところで、自己紹介からスタート。みなさん、ご自分の数奇な人生を語られます。
わたしは「自助グループ」には行ったことがないので、こういう時の自己紹介がどういうものなのかは知らないのですが、少なくとも「まんまるの会」の自己紹介は、皆さん長い。でも、ちゃんとオチを考えているあたりは、さすがは関西です。
その後の話しあいは、自己紹介の中から気になった内容をピックアップ。今回は「カムアウト」になりました。
「どなたか?」
と聞くと、ある方が家族へ向けたカムアウトについてアドバイスを求められました。すると、みなさん一斉砲火を浴びせるように、それぞれの体験や考えを語りはじめられます。たぶん、アドバイスを求められた方、ビビられたんじゃないかなぁ。いちおう「参考になりました」とは言っておられましたが…。

てことで、前座が終わって、お待ちかねの食事会。
もう、あとは呑めや歌えやのドンチャン騒ぎです。
今回、某大学附属病院に通院しはじめられた方がいらっしゃったのですが、びっくりしておられました。まぁ、当たり前だわな。みなさん、通院が目的なのか宴会が目的なのかわからないからなぁ(笑)*1

気がつくと、あっという間に10時半。終電の時間です。あわてて同じ方向の人と会場を飛び出して、電車に飛び乗りました。

家に帰ると、パートナーは爆睡中。よかったよかった*2

*1:それは自分のことか(笑)

*2:下の子が校外学習でお泊まり。なので、宿題がない。すると、早く寝られるという…

ストップ&ゴー

今日は病院の受診日&宴会(笑)の日。
午後から休みをとって、病院へ。待合室でボーっとしていると、id:mogi-chanが登場。やがて、待ちあわせをしていたK子ちゃんも登場。3人で女性診療科外来の待合室でダベリ。
にしても、モヒカンあがり・魔女系・わたしの3人、端から見たら異様だっただろうなぁ。「いったい誰が…」みたいな感じだったんじゃないかと思います。で、診察室へ行くのがわたしだという、それだけでもうわけわからん感じでしょうね。
ところが、その呼び出しがなかなか来ません。到着したのが1時過ぎ*1、予約は2時。3時をまわっても音沙汰がありません。そうこうするうちに、滝井の方から「早く来ないとO田さん、出張に出ちゃうよ」というメールが来ます。そうでした。O田さん、今日は出張だったわ。
とりあえずカウンターに行って事情を話すと「ちょうど今呼び出すところでした」とのこと。まるっきり入れ違いに呼び出しがかかりました。
で、しばしIちゃんとダベリ。ひとくさり胸の大きさの話で笑ったところで処方箋発行。
さて、滝井だ。
3人で電車に乗って滝井に移動。わたしは一足先に精神神経科外来の受付に行ったのですが、30分ほど前に出張に旅立たれたとのこと。「予約だけ取っておいてあげて」という伝言はあったらしいので、しばし考えて、来週に予約を入れました。まぁ、なんとなく2ヶ月に1回ぐらいは会わないと寂しいもんですわ(笑)。

*1:もちろん、昼食+燃料補給はすませました

微分と積分

まえに、id:annojoさんのところで、微分積分の話がちょろっと出ていました。
性同一性障害の苦痛は変化に対してである」という3日間(翌日分がこれで、最終回がこれ)の連載がそれです。
あの時は、すごくおもしろいなぁと思ったのですが…。

変化が急激であっても、その変化を受容できるキャパシティがあれば、それはそれなりになんとかなるんじゃないかなぁと、あの時思っていたんですよね。もちろん、そのキャパシティは個人差があるし、時代や社会のありようによっても差があるんですけど。
で、そのキャパシティって、よく「コップ」に例えられるんじゃないかな。で、「コップの水がこぼれた時云々」という言説が出てきて、それが「積分」的なとらえられ方と結びついていく。
でも、キャパシティって、もしかしたら「風船」のようなものかもしれないと思うのです。あるいは、「シャボン玉」とか「ゴム」かな。
中に入っているものが少ない量だったら、それなりに急激な変化であっても持ちこたえられる。ゆっくりとした変化には耐えられるし、その状態だったらそこそこの量まで持ちこたえられる。でも、キャパシティすれすれになった時、それがゆっくりの変化だったらそれでもまだまだ持ちこたえられるのかもしれないけど、少量であっても急激な変化(負荷)が加わった時、キャパシティを越えてしまう。
つまり、前提として、それなりの「受容量(積分)」があり、その先に「変化(微分)」があるのかな、と。

思えば遠くに来たもんだ・再び

そうかぁ、NHKも「トランス・ジェンダー*1」の時代なんだ…。でも、解説文には「性同一性障害」って書いてあるな(笑)

10月4日(日)18:30〜18:50 NHK衛星第1
ニューヨーク街物語 「トランス・ジェンダーに市民権を!」
性同一性障害の青少年を専門に受け入れるホームレスシェルター

*1:「・」はいらないですよね(笑)