で、夜は玖伊屋

会議の出席者のみなさんは、会議終了後呑みに行かれましたが、わたしは家に帰ってパソコンのセットアップ。最近パートナーのパソコンが壊れて、いろいろ考えた結果、わたしのパソコンをそっちにまわして、わたしが新しいのを買うという決断をしてしまったのです。
とりあえず、パソコンを渡す時は、データを移す&ヤバイデータを消すという、大切な作業をともないます。これが時間がかかる。てことで、隙間の時間がとても大切なんですよね。

で、夕方から東九条へ。
待ちかまえていたのは、なぜか徳島グループ。この人たち、もう、なにを考えているのかサッパリわかりません。でも、とってもうれしい。
ただ、わたしはこの間仕事がテンパっているので、玖伊屋のことはまったく考えていませんでした。さて、なにをつくるか…。まぁ時間のかからないところで鍋だな。てことで、ピェンローとチゲでごまかしました。
今回は、徳島グループの参戦はあるわ、Kさちゃん@車イスユーザーの参戦はあるわ。もう、えらい状況です。
まぁ、なんだかんだとバタバタしているうちに、12時過ぎぐらいに寝てしまったのかなぁ。やっぱり身体が疲れてるかも。

滝井詣り

いま、めいっぱい仕事でテンパってます。そんな時になぜ滝井やねんとは思いますが、しかたありません。とりあえず、パソコンもっていって仕事をしましょう。
にしても、「まんまるの会」ができてから、待合室で仕事ができなくなったんですよね。だれなと会って、なんなと話をするから、結局仕事ができないんです。
今日も無理やろなぁと思っていたら、待合室には知らない人がひとりだけ。ラッキー、仕事ができると思ったら、すぐに呼ばれて、結局仕事はできませんでした(笑)。

こっちでも出たか…

朝、職場についてメーラーを開いたら
「大きく出ていましたね」
というメッセージがありました。なので、新聞を見に行くとこんなもんがありました。
まいったな…。

でも、これ、3月20日の上映会の情報が載ってないじゃん!京都なのに、もったいない!
てことで、あらためてチラシへのリンクをはってみます。なんでも、関西セミナーハウスが協賛という文字が入った最新版番があるとか。
こちらです。

野暮用

で、なぜか再び名古屋へ。某ビルの9Fに行って、しばし話。それにしても、きれいになったな。
まぁ用事については納得したので、それはそれでいいかな。
さて、今度こそ帰ろう。

ミルトン・ダイヤモンド講演会実況中継

今日はミルトン・ダイヤモンドの講演会。
実は、教科の宴会があったのですが、しかもその幹事だったのですが、やはりこちらを優先してしまいました。
会場に入ってしばらくしたらT野さん@毎日新聞が登場。さらに、jaseのM橋さんも登場。なんか、役者がそろってきた感じです。そうこうするうちに、ミルトン・ダイヤモンドさんが登場。ふとこちらを見られて、わたしを見て
「やぁ。来たかい」
みたいな表情になりました。で、あいさつして、さらにがっちりと握手しちゃいました。そうか、ダイヤモンドさん、一年以上前のことなのに覚えてくれていたんだ。

で、いよいよはじまるという時、なんとなく、ふと「つだるか…」という気持ちになりました。てことで、つだったデータを掲載します。

あ、樹村さんから「速報性はないものはしないほうがいい」という指摘ももらったので、今後はどうするか考えます。
てことで、ミスタイプやおいつけなかったところ、さらには写真なんかがいっぱいあったので伝わらないところなんかもあるけど、そのまま掲載開始!長いです…。

ミルトン・ダイヤモンド講演会、はたしてつだれるか?

男・女と言わずに育てた子どもたち

すべての可能性を持つ子どもに育てようと親は決心した

ダイヤモンドの家族の写真・男は男、女は女と育てた。普通はそうだ。

5歳の子ども。she is a boy。男と主張している。もちろん親は女の子として育てた。

5歳の男の子の写真。わたしは女の子だと主張。

タイのニューハーフ美人コンテストの写真。

オーストラリアのカンファレンスの写真。みんな女性だけど、男性として生きることを決心した人。

ジェンダーにおいてどう表現されるかが重要。軍服を着ている大統領。自分は強いと主張するため。

女性の服を着せたらどうなる?アイコラ

チャールズのアイコラ(笑)。

どうすれば男の子に育ち、どうすれば女の子に育つのか?それはDNAの問題?生まれか育ちか?それに答えるためにはエビデンスが必要。

はじめの実験はずっと昔。動物を去勢するとおとなしくなって、まるで女のようになる。ひとつの実験と言ってもいいかも。

人間のカストレーション。

1849年。雄の鶏の精巣をとるとメスのようになった。外面的に変わっただけではなく、行動も変わった。

1940年。モルモット。メスの卵巣をとってオスにつけた。オスの精巣をメスにつけた。その結果、行動に大きな変化があった。雄は雌のように、雌は雄のように行動した。

どのようにジェンダーが発達していくのかについてはいろいろな考え方がある。だから、動物実験をしてきた。

フロイトが信じたのは生まれ=DNA

スキナーは、すべてふたつのものの反応で決まると言った。

シェルトンも、あるものとあるものの反応で決まると言った。

このグループの実験は最も重要な実験。1959年。モルモット。妊娠期間が長い。妊娠期間中に色々触れる。

妊娠中のモルモットに男性ホルモンを打った。生まれた子どもはどういう行動をとるか。オスは違いはなかった。メスはメスとして生まれたが、行動を見るとオスのような行動をとった。

つまり、精巣が重要な役割をしている。つまり、男性ホルモンが重要な役割をしている。

この女性の研究者は幼児の研究をしている。子どもは2歳で自分の性別をわかっている。

ジョン・マネーの結論として、男性として育てると、女性として育てると、それを受け入れるとした。

言い換えれば、誕生の時点で性は分化されていない。ニュートラルであるという結論。彼はここで誤解をしている。人間は柔軟性を持っている。

つまり、男らしさや女らしさは育て方で決まるとした。

あるケースをあげて、これは証明されたものと主張している。そのケースは、男の子の一卵性双生児。片方の子どもが包茎手術をした時にトラブルがあって、ペニスをなくした。

マネーは、事故に遭った子を女の子として育てなさいと言った。

これをあらわした本がポピュラーになった。

研究の結果4つのことにたどり着いた。個人は生まれた時には性的にはニュートラルである。ふたつめは、健全なジェンダーの発達は外性器の外見によって決まる。みっつめは、ジェンダーを割り当てられたら決して疑いを挟むな。よっつめは2〜3歳を過ぎたらジェンダーに変更をかけるな。

マネーの説によると、家族のロールモデルなどによってジェンダーはつくられていく。なので、子どもが学校で学ぶことも重要。

ダイヤモンドは「あまりにも単純化した考え方」と考えている。ピンクルームに入れると女に、ブルールームに入れると男に育つのか(笑)

ダイヤモンドは基本的に生まれた時に(ジェンダーアイデンティティは)決まっていると考える。最後は変わらないが、過程が違う。

ジョンとジョアン。赤ちゃん時代。子ども時代の写真。ひとりは女の子として、一人は男の子として育てられた。13歳の写真。女の子は座っている。胸が大きくなりはじめているので写真に写されたくない(エストロゲン投与の結果)。

14歳の写真。女の子として育てられた子は「男として生きていく。そうでないと自殺する」と言った。ここではじめていきさつを説明した。そして、男の子として生活はじめた。25歳の時に女性と結婚。養子を迎えた。

デビットに「自分がやったことはどう思った」とたずねた。すると、「女の子が持つものに興味はなかった」と答えた。

2004年に「彼」は自殺した。自殺の前ぐらいにとても落ち込んでいたので「なぜなの?」と聞いたら、「女の子として育てられた時孤独な思いをした。つらい思いをした」と答えた。

例えば学校に通っている頃、予測するような行動をしないのでいじめられた。

最初の5歳の二人の写真。なにがおこったか。このふたりも単にいじめられただけではなく、社会的にいろいろな影響を受けた。社会というものは残酷なもの。後ろで噂話をする。

他のタイプのエビデンス

双子の間での同性愛についての研究。

双子のうちの一人が同性愛であれば、もう一人も同性愛。今言ったことが起こるのは男性の双子に多い。そして、一卵性に多い。

双子の別のケース。インターセックスの子(男の子)。双子で生まれた。生まれた時に誤診があった。誤診の結果、「がんになるかもしれないから精巣を取り除く」となった。

はじめの実験を思い出していただきたいが、精巣を取り除いたらどうなった?人間もどうなった?

彼らの家族の写真(ぐちゃぐちゃになっている)。女性の水着を着ているが、それがイヤだから消した。女性の水着の写真。顔を切り取った。

なぜこういうことをしたのか?はじめに誤診があった。精巣を取り除いたが、ひとりはふたつとも取り除いた。もう片方はひとつだけ取り除いた。ふたりとも女性として育てられた。どちらがひとつ取り除かれた人?ひとつだけの子は男性ホルモンの影響を受けている。

精巣がひとつの超されたために、自分は男の子。女の子に見られたくないと言うことで、こういう行動に出た。もうひとりは少女であることに満足している。

いまは男と女のきょうだいとして仲良くしている。

「結合双子」外性器がひとつ。ペニスがあるところを男子、ないほうを女子とした。しかし、ふたりとも「男の子として生きていきたい」と言った。

家系図。4人の子どもがいて、もうひとつの家族にも4人の子ども。それぞれの子どもが結婚して二人の子どもができた。それぞれ異なるところで育てられたが、両方ともトランスセクシュアルだった。母型のおじさんもトランスセクシュアルだった。

なんかきちんとかけているのか自信がない。

トランスセクシュアルはいい例。クリスティーヌ・ヨルゲンセンの写真。兵士時代の写真。その後の写真。

タイのキックボクサー。女性になった。

ニュージーランドの議員さん。トランスセクシュアル。トンガ・サモア・ハワイ。分化が許す限りはトランスセクシュアルはそれぞれの表現をする。ヒジュラ。レディボーイ。韓国、日本。

トランスセクシュアルであることに深くむすびついた遺伝子も発見されている。

人口の1.5%は別に性になりたいと思っている。男性の3%は女装もしたい。というデータがある。

聴覚に関する調査。きき目。きき耳の傾向。男性のトランスセクシュアルは女性的なききみみの使い方をするといわれている。

そのようなスタディーがたくさん出ている。

インターセックス

インターセックスは男性:女性の両方の特徴を備えている。そのように生まれた。

男性も女性も「ここ」から分化していく。はじめは一緒。妊娠中に男性ホルモンの影響で(男性に)文化史、ペニスになる。左側が女性の分化の過程。申し上げたいのは、同じものからスタートしている。

しかし、生物なので、いろんな組み合わせが考えられる。分化のしかたでいろんなパターンが考えられる。

インターセックスの子どもの写真。男の子だけど、ある酵素が欠けているから、外性器を作れなかった。なので男の子の外性器がない。思春期になって酵素が出はじめると、外性器が成長しはじめる。

文化によって許されず、男だけど女性として育てられることもある(インターセックス)。彼は「次の世では男性としていきたい」(姿は女性)

右側の男性。小さい時は「生きたい性」を許されなかった。男性に見える写真。XX w/CAH

性器の形から男性として育てられた。たくさんの男性ホルモンが出ている。そのために「彼女」のクリトリスは大きく見える。

18歳、美人コンテストで優勝した。いまは「男性」として生きることを選んだ。女性として育てられたにもかかわらず、そういう決断をした。

彼女の場合は「インターセックスであることを誇りに思っている」(写真)他の写真。47XXY。

彼はオーストラリア政府と闘っている。

よく質問されるが、このような状態は人だけに起こるのか?動物にも起こるのか?

同性愛は動物でも普通。

動物は誰がオスで誰がメスかわかっている。この鹿は普通の鹿。メスはこう見える。出生時に去勢するとメスのように見える。ただし、生まれた時に去勢をしてもオスの行動もする。マウンティングをする。動物も、去勢されても「自分は男」とわかっている。

「個人は生まれた時にすでにバイアスがかかっている」と考えている。マネーと反対。

トランスセクシュアルの例でもわかるように、自分がどの成果わかっている。健全な性の発達は外性器によって決まるものではない。

「疑い」はアドバンテージとして働く。

ちゃんと情報を伝えた後でジェンダーの転換を許せ。

つまり、主要な性器は足と足の間ではなく、耳と耳の間にある。

どの社会においても、ある時には性に対してオープン。

いろんな法律があって、社会をまとめていこうとする。しかしそれはコントロールしたいということ。ジェンダーに対してフリーであることを、社会はよしとしない。western austrariaはmale,female intersex others。という性別欄。

ジェンダーは大部分は生まれもったものであるが、環境の影響を大きく受ける。生物学的なところでバイアスがかかり、育てられるところで藩王しあう。

nature loves variety society hates it

maholo and aloha

質疑応答開始

Q、遺伝子はほんとうにあるんですか?

A、トランスセクシュアルに特異的な遺伝子が見つかった。でも、トランスセクシュアルがその遺伝子をもっているかというと、そういうわけではない。まだしっかりと決定はしていないが、とりあえずみつかった。遺伝子のある場所がトランスに特異的。でも、それをもっていないトランスもいる。

じゃぁ、その特異点をもっている人が全部トランスかというと、そういうわけでもない。すべてのジーンの調査はされている。ひょっとしたら、もっと出てくるかもしれない。

Q さらに問いはある。それがトランスに顕著に見られるというが、ない人もいる。医療の現場にそれが持ちこまれると「健全」と「不健全」にわけられる。医療と権力の問題をどう考えるか?

A 今危惧されたことが別の分野で起こっている。そういうカテゴリーわけをするのはどういう政治的な意図があるのか。DSM(いま

4版)だが、トランスセクシュアルは精神的な疾患とされているが、第5版では「精神的な問題がある」というのを消そうとしている。こういうような決定は変更がかけられる。

東さんの補足。「遺伝子はあるかもしれないという可能性が見つかった」ということ。

Q 男性ホルモンの影響で6週間から10週間で分化されるというのはわかっているが、それ以降投与されても男性的な行動をとるのか?

A 誰もやったことがない。人にやることはまずない。モルモットの実験だけ。男性ホルモンを足した。オスの方はペニスがとても大きかった。モンキーなんかで低い投与量でやると、低いから外性器の変化はあまりないが、頭の方は影響を受けているのではないか?

CAH、特にメスの方が男性的になる。

CAHのこと?外性器が男性的にならないような治療が行われている。

CAHをふせぐ治療をすることによって女性の赤ちゃんの外性器の変化を止められるようになるが、脳の変化は変えられない。

Q 女性ホルモンの影響は?

A 女性ホルモンを投与しようという実験はあったが、胎児にはよくない。たいていの場合、中絶にいたる。女性ホルモンの効果の方が100倍強い。問題がある。

DES SONSというグループ(1950〜60・妊娠中のお母さんに女性ホルモンを投与する)

これは流産に至ったことが多い。中絶にならなくても、その影響かどうかわからないがトランスセクシュアルになる可能性が高い。さきほど政治的なとおっしゃいましたが、ある日めざめてトランスになろうと思ったのではなくて、ある人たちはそう主張しているだけのこと。

Q トランスは多様性なのに

A 医療は間違いがないようにしたい。国によってSOCがある。イギリスでは思春期を越えなければトランスの性転換を許していない。オランダは思春期の時に(早めに)はじめる。アメリカでは思春期を防ぐためにホルモンを与える。

なぜそういうことをするかというと、子どもがどちらに進みたいかを考える時間を与えたい。思春期を防ぐということは、女性の場合は胸や月経を押さえる。男の子の場合はひげや骨格を防ぐことになる。

いまアメリカのSOCでは16歳まではホルモンは×。18歳までは手術しない。思春期をとめる選択しに至ったのは、あまりに早くに変えてしまう。その後また変わることがある。できるだけ時間をちゃんと与えてしっかり決めた後でホルモンを与えてはどうかというのが、アメリカのひとつの考え。

慎重であるべきだという考えは正しいと思っている。われわれはまだ学習曲線の植えにある。わたしがおすすめしているのは、どういう経過をたどったかと言うことを公の記録として残していくことが重要だと思う。

hawaii.edu/PCSS

Q スポーツとセクシュアルマイノリティ。反対の性別の人。アンドロゲンの量だけでその人の性別を決める方向を打ち出した。それは妥当か?

A 一番重要なのは、お母さんの子宮の中にある時が問題なので、そういうものをはかっても判断基準にはならない。それはよく聞かれるが、同じことは野球の世界でもある。ステロイドのこと。疑わしい人には米印がつく。薬の反応の有無。

補足 トランスのFTMは問題はないがMTFが問題。オリンピックに出るのは不可能だろう。さっきの話はセメンヤさんのあとステートメントが出た。競技は男女別。その別の根拠は性染色体でやっていたが、それではわけられないので、アンドロゲンで決める。普段の生活は関係ない。

これは去年の5月に出た方針(決定ではない?)

Q インターセックスについて。日本では小児科が中心。性別の決定をどうしていくかに力を入れている。なるべく早くにより正確に診断をして性別を決めて、必要に応じて手術をしていくという方向。ダイヤモンドさんはどう考えるか?諸外国では?

A 「なるべく早い時期に」はベストだと思う。どういうふうにやるのか?なんのためにやるのかは場所によって違う。

ひとつめは、子どもの状況がどうであるか。ちゃんとコンディションを見た植えで、振り分けるのがいいかと思う。しかし、けっして手術はするな。というのは、子どもの外性器が曖昧である時に、医者は自分が考えるノーマルなものに変えようとする。

問題は、子どもに対して外科手術をした。しかし、10年後に「別の性にしたい」と言ったらどうするのか。外科手術の前に、子どもがどちらを選ぶか誰もわからない。だから手術をするな。日本であれアメリカであれ、親はどちらかというと男を望む。

しかし、そういう決定権は親にあるわけではない。その決定権は当事者が持っていると考える。聞いていただいてありがとうございます。いつも出てくる。

きのう医者に主張したこと。2006年、「インターセックス」と名前を変えよう。それまでは「半陰陽」とか「雌雄同体」。当事者たちは「インターセックスと呼ばれたい」「インターセックスの状態にあると呼ばれたい」。

半陰陽」にはスティグマがあるので、変えましょうという話し合い。インターセックスの代わりに「DSD」と呼びましょう。「disorder sex development。disorderはたくさん意味がある。ひとつの意味は「ちょっと調子が悪い」。

しかし、医療の世界では「何かの障碍によって変えることができる」という意味で使っている。いろんな帰られることがたくさんあっても、ひょっとしたら変えたくないことがあるかもしれない。わたしがバスケットをしようと思うと「身長が少ない障碍」になってしまう(笑)。

どんな親御さんも自分の子どもに障害があってほしくない。だれでも自分が障害があるとは思いたくない。そこで、disorderではなくdifference(違い)「性的な発育において違いがある」にしよう。difference sex development。

GID。gender identity disorderとかgender identity dyspholia。多くのTSはdisorderを拒絶している。違った言葉を提案するとしたら、gender varient。

なぜなら、政治的:感情的な「烙印」というイメージがあったから。

Q 自然と社会の影響でジェンダーアイデンティティの特徴を決めると聞いたが、本能はどこまで影響を与えるのか。「女性のショッピングが好きなのは本能」とあった(笑)。数学の能力が脳の違いetc.実はそれも社会的につくられたということも聞いた。

女性の脳、男性の脳がなにを意味するのかわからない。性格や能力の問題?好みまで含む?

A 女性・男性はひとつのことで決まるわけではない。たくさんのことで決まる。それも各個人でバイアスがかかる。たしかに大部分の女性はショッピングが好きでしょう。でも、男性の中にもショッピングが好きな人もいる。ショッピングひとつとっても、全体的な割合と個人の好み

取材

取材と言っても、わたしの母校の高校生が研究発表をするとかで、その取材です。
なんか、GIDの話をしなくちゃならなかったみたいなんですが、結局ほとんどそんな話はせず。もちろんライフヒストリーに絡めながらの話はするけど、それはそれだけのことですから。
ということと、やっぱり母校の生徒さんたちです。今と昔の話とか、今も母校で教えている恩師の話とか。なんだかんだと話をしていると、あっという間に2時間ぐらいたっていました。
にしても、12分で発表らしい。はたしてまとめられるのか(笑)?

バレとった^^;;

帰りに整形外科に行ったら、受付の人から
「◯×新聞、見ましたよ」
って言われてしまいました。
「へ?◯×新聞?んなもん載ったっけ…」
あぁ、わかりました。M木ちゃんの取材の時にちょろっとだけ名前が出てたな。
にしても、でっかい記事の中のちょっとしたところなのに、よくわかったなぁ…^^;;。

突然のメールの結果

http://mainichi.jp/life/dsd/news/20111225ddm013100187000c.html

境界を生きる:性別の違和感、映画で描く 密着取材から劇的展開見せる異色作 東京で来月公開

性別に違和感を持つ人々を追ったドキュメンタリー映画「Coming Out Story(カミングアウトストーリー)」(梅沢圭監督)が1月4日から東京都世田谷区の短編映画館トリウッドで公開される。カメラが密着した対象人物の生きざまに撮影スタッフ自身が揺さぶられ、予期せぬ方向へと向かう異色の作品だ。【丹野恒一】

“ストーリー”の中心人物は京都府の公立高校で教壇に立つベテラン教師のほにゃららさん。十数年前、トランスジェンダー(性別を越境して生きる人々)という言葉に出合って、ずっと閉じ込めてきた自分本来の姿に気付き、ホルモン療法などで体の女性化を進めてきた。

撮影が始まって間もなく、土肥さんは外性器の手術を決断する。在日外国人や被差別部落の人権問題にも取り組むエネルギッシュな土肥さんだが、命を落とす不安まで口にしながら手術に臨む姿は痛々しい。

ある日、撮影スタッフの一人が現場を離れるところから映画は趣を変え、緊張感が高まる。スタッフから監督に届いたメールには、性に関して隠し続けてきた秘密が書かれていた。土肥さんと時間をともにすることで刺激され、過去の自分を思い出すことから逃げたスタッフだったが……。

日本映画学校(現日本映画大学)の10年度卒業製作で作った映画を、梅沢さん自ら再編集した。元の作品は校内で最優秀監督賞の「今村昌平賞」を受賞した。梅沢監督は「企画段階には思ってもいなかった所に行き着いた。登場人物の声が、見る人の魂の根っこに触れ、生き方を問い直すきっかけになってほしい」と話す。上映時間60分。

「ベテラン教師」か…Oπ

拾いもの

こんなものを見つけてしまった^^;;

私を読んで理解して 「生きている図書館」京都で開催
2011年12月16日(金)14:45
■障害者らへの誤解や偏見 あすから2日間
障害のある人や薬物依存の経験者ら、誤解や偏見を持たれやすい人を「生きている本」として貸し出す催し「リビングライブラリー」が17、18日に京都市左京区国立京都国際会館で開かれる。対話を通して理解を深めてもらおうという試みで、今回は発達障害のある子を持つ母、高次脳機能障害の若者、トルコなどからの留学生ら、さまざまな背景を持つ十数人が「蔵書リスト」入り。主催団体は「多様な生き方への理解につながっている」と手応えを感じている。
本役の人たちが自分の思いや体験を30分間で語り、小人数に限定された読者は一定のルールのもと自由に質問できる。デンマークで暴力廃絶を訴える若者グループが2000年に始めたのがきっかけで世界に広がり、日本では平成20年に京都で初めて開催された。
「最初の頃は協力者を探すのが大変だった」と、主催する「リビングライブラリージャパン」事務局を担当する東京大学先端科学技術研究センターの特任研究員、玉利麻紀さん(36)。断られることもあったが、次第に「自分の人生を整理して考えられる」などと、「本」を引き受けてくれる人が増えた。
今回で4回目となる京都府立高校の教諭、ほにゃららさん(××)は男に生まれたが、体と心の性が一致しない性同一性障害。結婚し2人の子供をもうけたが、女装をやめられず、「自分は変態や」と悩んだ。そんな自分を心の奥にしまいこもうとした。
平成9年、転機が訪れた。性にとらわれない生き方をする「トランスジェンダー」という言葉を知り、封印していた自分と向き合った。妻に打ち明けたのは2年後。ひげをそり、髪を伸ばし、やがて名前も変えてホルモン投与も始めた。家族や周囲の理解を得ながら学校でも心に合わせた姿で生きる。
リビングライブラリーを評価するのは「見せ物にする試みではない」と言い切れるから。「私の話をするうちに、触発された読者が自分の話を始める。相手の人生の一端が見えるわけで、それがすごく面白い。双方向の対話だからこそ、自分の内側から言葉が出てきて、一緒に物語を紡いでいく楽しさがある」と土肥さんは強調する。
玉利さんは「無関心が一番怖い。興味をもってくれたら大成功。多様性への理解を深めるきっかけになっていると思う」と話す。
詳しい開催情報はリビングライブラリージャパンのホームページ(http://living-library.jp)で。

で、玖伊屋

夕方6時まで家でグダグダ。上の子どもに
「しんどいよ〜」
と愚痴を言って、それでもスタート。なにせ、今日はとりの丸焼きを焼かなきゃなりません。
で、玖伊屋の会場に到着。どーもやる気が起きない。なので、しばし横になって…。てな時間はないです。とりあえずつめものをつくって、さっさとダッチオーブンを火にかけましょう。そうそう、ついでだからポテトサラダもつくってしまいましょう。今年は指を切らないぞっと(笑)!
まぁだいたいできあがったところで、やっとビールをプシュ!時はすでに8時をまわっています。驚異的な遅さです。
今日は全体的に遅がけみたいだけど、それでも三々五々人が集まりはじめて、気がついたら満席です。今回のスペシャルゲストはなんといってもN内さん@脳性マヒ。はたしてあのバリアフルなところで一緒に遊べるかどうか、これはひとつの挑戦です。が、案じるよりもなんとやらですね。たぶん大丈夫だったんじゃないかな。N内さんも
「次回は泊まる」
とか言っていたし。
台所ではBんちゃんとTーマスがガチンコ勝負をしていたけど、そろそろしんどくなってきたから寝ようかな…。ベッドは子どもに譲ったし*1…。と、足下に芋虫発見。ついでなんでもぐりこんでしまおう(笑)

*1:最年少常連参加者は3歳になったばかり