朝のお座敷

今日は滋賀県のY市のPTA対象のお座敷です。
PTAって話しやすいんですよね。もちろん、「動員」という側面もないわけじゃないんですけど、でも、仕事じゃないだけに、みなさんかなり積極的に聞いて下さいます。
さて、今日はどうかな。
なんていう必要もないくらい、みなさんノリのいい感じで聞いて下さいました。
最初は
「1時間20分で」
とか言われていたのですが、
「絶対無理です。伸びてもいいですか?」
「あ、どうぞ、伸ばして下さってけっこうですよ」
と、かなりええ加減なスタートだったのですが、ほんとうに伸ばしても、みなさん楽しそうに聞いていただいていたので、結局そういうことなんですね(笑)。

合宿ですよ

夕方から泊まりがけのお座敷。
実は、みなさん一度わたしの話を聞いて下さっている人で。てことは、同じ話はさすがにできません。やはり本気で新ネタをつくらなくちゃならない時期になってきました。
てことで、新ネタに挑戦。
やっぱり難しいです。なにが難しいかというと、ようやく歴史としてフィックスできてきたかなという感じでしかなくて、まだまだ不安定なところがあります。ただ、逆に言うと、フィックスできてきたわけで、これから幾度かプロトタイプの話を積み重ねていくうちに、なんとかなるかなぁという感じがしてきてもいるのです。ただ、笑いをとるのがむずかしい。
やっぱり修行です。

やっぱりこっちが楽

今日も試験監督を終えて、大阪府内の某所へ。
ここ、実は昨日と同じ場所だったりします。集まってこられたのは、職員研修とおぼしき方々と、「好きで来ている」感じの市民のみなさん。
今日はもちろんいつものネタです。
担当の方曰く
「いちおう2時間ありますが、質疑応答の時間をとってもらって…」
わたし
「あ、たぶん無理だと思います(笑)」
やはりどうしても2時間必要なんですよ。てことで、あきらめてもらいました(笑)。
で、いつもの旧ネタ。やはりしっくりきます。この間は1時間半で収めないといけないので、ちょっと枝葉末節を刈り取ってしまい、自分なりにちょっと消化不良気味だったのですが、今日はそんなこともなく。
聞いてくださっているみなさんも、はじめは硬い表情だったのが、だんだんと和らいでくるのがわかります。なんと言っても、一列に並んでいる顔、はじめは見えなかったのが、だんだんと首が横に動きはじめて、あちこちから顔が見え始めるのが、前から見ていてわかります。
爆笑はなかったけど、微笑みで充分元気をもらえて最後まで話せました。
話し終わって担当の方に一言。
「あー、しゃべったしゃべった。思いっきりしゃべった。スッとした」
まぁこんなもんですわ。
あ、要約筆記のみなさん、すみませんでしたm(__)m*1

*1:みなさん、終わってから厳しいミーティングをしておられました。にしても、たいへんだよ

新ネタ披露

今日から期末試験。
原則的には、お座敷は平日ならば夜と決めているのですが、試験中はまぁええかと。てことで、今日の午後は、精神障碍者授産施設の総会でお座敷です。当事者の方もおられればボランティアの方や職員の方もおられて、すごく幅広い方が対象になります。しかも時間は1時間。どうするべ…。
てことで、今までまだ形になっていなかった「その後」について、新ネタをつくることにしました。
「その後」の難しさは、まだ自分の中で歴史として固定されていない内容について話さなきゃならないということなんですね。なので、「外から見て笑いをとる」ということがきわめてしにくい。ついまじめな話になってしまいがちです。そこにどう笑いをまぶすかですね。なんしか、5分に一度は笑ってもらわないと、なんとなく居心地が悪いわけで、これはやはり悲しい性なんだろうなと。
てことで、新ネタに挑戦。
お座敷直前のわたしを見て、最近ずっと一緒に行動している人たちが後から
「いつきさん、すごい緊張していましたね」
と言っておられました。そりゃそうです。
話をしている最中も、たまになにをしゃべるのか忘れるところがあって、ついネタ帳を見てしまいます。まだまだこなれていませんね。
とは言え、一応の方向性は出てきました。もう数回話をする機会があれば、とりあえず「お座敷」にかけられるレベルまではいけそうです。まぁ問題はその機会を与えてくれる人がいるかどうかですがね(笑)。

みんな忙しいんやなぁ

夜は大阪府内のT市に行って教職員対象のお座敷です。
みなさん、すごく疲れておられる様子。やっぱり義務制はたいへんやなぁ。でも、そんな中、にっこりと笑いながら聞いてくださる方もおられて、すごく勇気づけられました。そうそう、すごくまじめな顔で話を聞いておられる若い方がおられて、かなりビビリました。そんなまじめな顔で聞く話かなぁ(笑)。

終わってから話をしに来られた方がいて、
「お疲れのところ、長い話を聞かせてしまってすみません」
と謝ると、
「すみません、寝不足なんです」
とのこと。
「お仕事、たいへんですよね」
と言うと
「いえ、サッカー(笑)」
とのことでした。安心しました。

今日はお座敷の後の交流会はなし。さっくりと家に帰りました。

久しぶりやなぁ

今日は京都府北中部の某市でお座敷です。
この街、ここ数年毎年呼んでいただいています。「飽きひんのかなぁ」とか思うのですが、聞かれる方はバラバラなので、なんとかもっているのでしょう。
にしても、久しぶりのお座敷なので、なんかネタを忘れかかっています。かなりヤバイです。さらに、「マクラ」を考える力もなくなっています。もっとヤバイです。
さいわい1時間ほど前に到着できたので、いろいろ考えて、なんとかマクラはできました。でも、結局ところどころで順番をまちがえたりネタを飛ばしたりして、かなり不本意な出来です。それでもそれなりに笑ってくださるのがこの街の優しいところ。でも、優しさにもたれかかっていてはいけませんね。
てことで、この街のみなさんに感謝です。

ダブルヘッダー

ところで、今回連続講座を企画されたところに、まったく別のところから
「22日に研修をしたいんだけど、講師を紹介してほしい」
という相談があったそうです。で、
「ちょうどその日、いつきさんが来ているから、どない?」
となって、夕方からもう一回お座敷が入ることになりました。こちらのほうは1時間というオファー。これはかなり厳しいです。もう、直前まで
「何を話そう」
とひたすら悩みまくりました。で、結局決めたのは
「出たトコしょーぶ」
です(笑)。結局これが一番いいんですね。
まぁなんとかちょっとオーバーしたところで終了。
しかし、2時間と1時間では1時間の方が疲れがはげしいみたいですわ。

そうか、はじめてなんだ

今日は、滋賀県の忍者の里近辺でお座敷です。昼前に着けばいいので、午前中は家でのんびり。
現地に到着したら、主催者の方と昼ご飯を食べて、会場へ。
なんでも、今日は地域の保・小・中・高のPTAのみなさんの人権連続講座の最終回だとか。ちなみに、前回は三重の熱血青年が話されたとか。そんな「まとも」な話と比較されたら、わたしは立つ瀬がないなぁ…。そんなことを思いながら、会場の外をウロウロウロウロうろついていました。いや、なにしろ久しぶりの「お座敷」なので、何を話するのか、順番を忘れているんですよ(笑)。と同時に、マクラを考えなくちゃならいわけで…。いろいろ考えた結果、しょーもないマクラで行くことにしました。
で、お座敷開始。
「今日、うじゃうじゃうじゃで、うじゃうじゃで」
とマクラを振って
「というマクラを考えていたんですが、おもしろくないですか。そうですか」
と自虐ネタからスタート。
まぁでも、これでかれこれ5年は話しているネタなので、話をはじめたら、自然と出てくるのはたいしたものですわ。気がついたら、2時間ひたすら話し続けていました。

話し終えて、しばらくのんびりしていたら、聞いて下さっていた人が前に来られて、しばらくよもやま話。なんでも
「よく人権の講演会を聞きに来るんだけど、「前に行って話をしたいな…」と思ったのははじめて」
とか。かなりうれしいですね。
たぶん、立派な話じゃないし、ある意味どこにでも転がっている話だし、「穴だらけ」な話だし、そんな身近さが大切なんでしょうね。

ところで、この間呑んだ人たちが来て下さっていたんですが、そのうちのおひとりが
「もしかしたら、いつきさんの話を聞いたのはじめて」
と言っておられました。へ〜、なんかしょっちゅう一緒に呑んでいる気がするのですが…。別の人も
「まりあさんとのかけあいとか、生徒向けに話をしているのは聞いたことがあるけど、きちんと聞いたのははじめてかなぁ」
とのこと。まぁ、友だちづきあいをしていると、そういうものなのかもしれません。

「身の程知らず」と言わせてもらう

いや、身の程知らずなのはわたしのことなんですが…。
今日は夕方からアメリカからの留学生を対象に「日本におけるセクシュアルマイノリティの状況」という話。んな大きなテーマが語れるわけがありません。なので、タイトルの後ろに「いつきの私論」とつけ加えておきました(笑)。
にしても、みなさん真剣に聞かれます。留学生ですから、当然日本語はネーチブではありません。にもかかわらず、わたしのコテコテの関西弁と、思いつくままの文法無茶苦茶な話をきちんと聞いてくださいます。さすがです。
で、内容の方はというと「線引き」の話です。
過去、人権をめぐる運動の中で、数々の線引きをしてきました。それがある局面については「光」となり、ある局面については「影」となります。あと、自らを線引きの中に置く方法もあれば、自らを線引きの外において、枠組みをずらすという方法もあります。なんのことかわからないですよね。でもまぁ、それを自分自身の経験とあわせながら話をするという手法です。
わたしとしては、「口から出任せ、思いつくままに」だったのですが、その割に好評だったみたいです。まぁ、しゃべくりでだますのが仕事ですからねぇ(笑)。

こんな人たちだといいよね

今日は大阪市南部の某高校で、お友だちのK村さんと2人会です。
わたしはざっくりとした話、K村さんは具体的な話。それぞれが自分の分担の中で話をします。
でも、当然わたしの持ち時間は1時間ちょい。はたしてそんな短い時間でウケがとれるのか?でもまぁ、とても積極的なみなさんの空気の中で、和やかに話ができました。よかったよかった。