朝、目が覚めたら8時。8時起きが定着してます。朝ごはんの後、車に荷物を積み込んでスタート。目指すは本州最南端のところから少し内陸に入ったところです。たぶん山道は路面が凍結してるだろうからまわり道。スタッドレスをはいてたらなんともないけど、今日の車はノーマルなのでムリですね。
三重まわりで行くべく職場のあたりを走ってたら大渋滞に巻き込まれました。どうやらトラックが左折するところがあって、そこで混んでたらしいです。30分かかりました。
そんなこんなで、名阪国道→伊勢自動車道→紀勢自動車道を走って、途中のSAでつくってきたおにぎりをパクついて。SOTOで温めたお茶がおいしい。再びスタートして、古道の町でお買い物。あとはひたすら走るだけ。到着したのは温泉横の仮設小屋場。
さっさと仮設小屋を建てて温泉に行きましょう。水着を忘れたので、Tシャツと短パンで入ります。気持ちいい。体が温まります。
仮設小屋に帰ってきたら、鍋と刺し身で宴会です。
お酒は「お祝い」でいただいた金陵です。うまい!
鍋を食べたら仮設小屋に入って二次会。トイレのために外に出ると満天の星。
やはりオミクロン株からの避難は大切です。
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久々の集会参加で身が引き締まったり
ここしばらくは10時に走りはじめたけど、今日は9時半スタート。雪が降ってるからきついけど、明日から走る時間がないので、今日走るのはマストです。ただ、やはり寒いです。極力陽のあたる場所を走りましょう。てことで今日はアベレージ6分02秒/kmで7kmばっか走りました。ちょい速すぎるな。
家に帰っておにぎりをつくって、行動開始。今日は「ヘイトクライムのない社会をめざす市民集会」です。集会そのものがはじまるのは2時ですけど、なんとなく「中の人」の集合時間の12時に行きました。会場はM21。懐かしい。ただ、中はメッチャ変わってました。あたりまえか。
中に入るとIのさんがいて、びっくりするけど、これまたあたりまえか。そうこうするうちにSん均さんとかY本さん@静岡とか来られて、なにがなんだか。それでも集会準備開始。わたしはなぜか車椅子のリフトの操作を習うなど。
準備がながらになったら、お次はウトロを守る会のブースでダラダラうだうだ。なんかここは和みます。基本的には感染対策をきっちりとられてますが、ここはなんとなく放置状態です。まぁ、逆に言うと、この界隈が感染したら、この界隈が濃厚接触者ってことなんでしょうね。
そんなこんなで集会がはじまりました。もちろん火事の映像は衝撃を受けましたが、なにより具弁護士の話が突き刺さりました。生まれ故郷であるウトロを失い、出身校である朝鮮第1初級学校を失い、そして看板を燃やされた。考えてみると、2009年の朝鮮第1初級学校の襲撃もヘイトクライムです。てか、みなさんが口をそろえて言われていたのは、ヘイトクライムは関東大震災からはじまっているということ。そうなんですね。ずっとヘイトクライムはおこなわれてた。ただヘイトクライムという言葉をあてはめなかったってことなのかな。そんなことを考えながら、少し涙が出てきたり。
集会そのものは3時半に終了。しばしうだうだしてから、なぜか大阪へ向けてスタート。明日はHがしさんに呼んでもらってお座敷があります。なので、鶴橋で前泊しようかと。せっかくなのでKうさんを呼び出して、さらにFぁーさんも呼び出して、しっぽに行こうと思ったら、スープ完売のために閉店だとか。結局Fぁーさんファミリーがたまに行く「ジナンボウ」なるお店へ。ここでトランスの話とか在日の話とか。そうこうするうちにIっぽ&Kんちゃん登場。さらにKよぽん&区役所の人登場。なんかもう、すごいことになりました。さらに別のグループでKり本さんが来られたり。なんなんだここは。
気がつくと、終電をまわったので、もう一軒焼き鳥を食べて、さらにカラオケへ。ホテルに帰ったのは3時です。明日のことを考えてない(笑)。
どこでやっても交流会
今日はいつもの会場が使えないので、Hリムの家を借りることになりました。どれくらいの広さなんだろうと思ったら、メッチャ広いワンルームマンションでした。これはええわ。
11時くらいから三々五々参加者が集まってきて、ダラダラ準備開始。そうこうするうちに、「お客さん」が3人いらっしゃいました。いちおうこの人たちを迎え撃つのが今回の目的でした。
ただ、お客さんが来られても、交流会はいつもの交流会です。そして、場所が変わっても、やはり交流会は交流会です。ちなみに今日のメニューは焼きそばとふかし芋。子どもたちはキャベツをちぎってくれました。小さい子がちぎったキャベツは、なんとなくおいしそうです。
あとはできあがった焼きそばを食べながら、いろいろ話をしたり遊んだり。それでもやっぱり最後は自己紹介をしなくちゃなりませんね。とたんに「場」が真剣になります。小さい子らは「しんどい思い」なので、なかなか話したがりません。それでも、先輩たちが話している内容を、グニャグニャしながら聞いています。そのあたりが、やはり交流会です。
そんなこんなで、4時頃修了。5時に撤収して、またまた「幸楽」へ。
と、Sやんが…。そうか、Kうさんとの対談を収録するって言ってたな。なので、ダラダラとビールを呑みながら対談。でも、このあたりでさすがにガス欠気味になってきました。これはしんどい…。てことで、9時頃に撤収。Sゅーとが家まで送ってくれて、メッチャ助かりました。
それにしても、金曜日・土曜日・日曜日と激しい3日間だったなぁ。
東から西へ
起床は6時。なるほど、東京の日の出は早いですね。
せっかくなのでシャワーを浴びて、荷物を整理してチェックアウト。新幹線に乗ったのが7時過ぎ。ホテルの朝ごはんは7時からとのことで、間にあいませんでした。なので、新幹線の中でコンビニのパンです。まぁ、いつものことかな。
今日は滋賀県でお座敷です。もともとはこの日にやる予定だったけど、一度は中止になって、でも「保育所の保護者会としてやりたい」ということで、今日やることになったという。なんか、申しわけないです。
今日与えられた時間は1時間半。はたしてどうなるかな。
てことで、スタート。が、とにかく眠いです。ヤバすぎます。なので、テンションを上げなければなりません。が、早口ってわけにもいきません。極力ゆっくりと…。。と、ふとみなさんの顔を見て気になったので聞いてみました。
「あの、早口ですか?」
みなさんうなずかれました。マジかよ。これで早口か。ならばしかたないですね。
「これ、ゆっくりなんです」
みなさん、あきれられたような顔をされました^^;;
あとは、ところどころを端折りながら、なんとか第2のオチまでいけました。
ここからは分科会。さすがは本気の人びとです。わたしも各分科会をまわりながら、みなさんの感想や意見を聞かせてもらったり、質問に答えたり。そんなこんなで、1時まで分科会があって、そこから勝手に「第3のオチ」を10分やらせてもらって修了。
結局、13時をまわってしまったので、近くで昼ごはんを食べることにしました。なんでも「串まる」という焼き鳥屋さんがあるんだとか。では、そこに行ってみましょう。てことで頼んだのは「鳥刺し丼」と赤星です。
うまいわ。久しぶりに鳥刺しを食べました。
で、いったん家に帰ってしばしダラダラ。その後、再度出発です。今度は向かうは大阪です。今日から明日、トランスジェンダー生徒交流会の合宿があります。
会場に着いたら、まさに準備をはじめようというところでした。でもまぁ、まずは展示しますか。
そしたら、いろんな人から「おめでとう」を言われました。いやいや、みなさんのおかげですがな。その後、カレーがあるからごはんを炊かなきゃなりません。そんなこんなでワイワイやってましたが、トラブル発生。うーん、合宿は中止だな。その代わり、明日、また交流会だ。
てことで、恒例の幸楽へ。まだ帰れるなぁと思いながらも、明日の朝がしんどいだろうなと。てことで、今日はSゅんすけの家に泊めてもらうことにしました。ただ、どうせ遅くまで呑むだろうなと思ったら、やっぱり遅くまで呑んでしまったから、結局明日の朝はしんどいじゃん。
なにがなんだか…
朝、キャスターバッグを持って出勤。かつてはこんなこともあったけど、久しぶりです。2時間授業をやって、速やかに退勤しようと思ったけど、ひとクラス成績を入力してなかったことが判明。しまった!
まぁでもコピペするだけなので、入力をすませて退勤。やれやれ。
で、向かうは東京です。今日はfish family foundationがやってるCCJAの授賞式があります。
発端は、よりによって(笑)手術の日の夜にM木さんから来た「1次審査通ったけど、どうする?」というメールでした。完全に「なにそれ?」状態でしたが、いろんな意味でチャレンジしてみようと思いました。で、第2次審査がこの日にあったと。動画ファイルのバックを見ると、等比数列の一般項が書いてあります(笑)。
で、しばらくしたら「ファイナリストになったよ」という連絡があって「マジか」と。で、これが3次審査だったと。
はっきり言って、何度も「ええのか?」と思いました。でも、二重の意味でチャレンジしようと思いました。その気持ちを3次審査に盛り込みました。
で、今日、大賞が発表されると。まぁ、そこまではいかないだろうから気が楽です。
品川に到着して、向かうは虎ノ門ヒルズ。到着したら16階に来いと。16階…。ふだんはグラウンドに面した2階で仕事してるから、別世界ですね。集合場所に行くと、みなさんが「おめでとう」と歓迎してくださいました。それでも、まだピンとこない(笑)。
とにかく着替えましょう。
その後、オリエンテーション。オリエンテーションでは「アラムナイってなんですか?」と質問。そしてメイク。ちなみにメイクは森本美紀さんが担当されました。ただしメッチャ軽め。「つるんとさせましょうね」とのことでした。でも、なるほど。変わるなぁ。
なんか、あわただしく授賞式の場所へ移動。まずはお弁当。
ごちそうです。食べきる自信がありません。
それにしても、ファイナリストの人たち、みなさんすごいです。それぞれの分野で貴重な働きをしておられます。ほんとうに、どなたが大賞を受賞されてもおかしくありません[1]除く、わたし(笑。
ただ、みなさんの話を聞いてると別世界感があることも確かです。まぁ、それもそのはず、みなさんはそれを仕事としておられる。わたしは単なる高校教員ですからね。おそらくフィールドがほんの少し違うのかな。そういう意味ではゴージャス理枝さんが近いかな。本業はエステですからね。ちなみに、理枝さんの舞台衣装を着させてもらいました。
なんかリンダ祭りを思い出しました。
やがて配信開始。と、スタッフの人が「こっちの部屋においで」と。なんでだろ。でも、なにかシンパシーがあったのかな。で、プレトーク→厚子フィッシュさんのあいさつと続いて、呼び出しです。
ここでそれぞれの活動紹介があって、40秒トーク。
交流会はひとりではできません。わたしは単に「集まろう」と呼びかけた人間です。それに呼応して、さまざな人が集まってくれました。トランスジェンダー生徒交流会の活動は、そうした参加者の人びとによって支えられています。そして交流会の主人公は、言うまでもなくトランスジェンダー生徒です。
偶然ですが、あした交流会の合宿をします。その場で、みんながわたしをこの場に立たせてくれたことに感謝し、みんなと喜びをわかちあいたいと思います。
そして大賞の発表。松野さんでした。ほんとうにふさわしい人が選ばれたなと思いました。
その後、記念写真を撮ったり。そうそう中島さんが「いつきさんの隣、うれしい」とつぶやかれて、メッチャうれしかった。
ずっと自分がここにいていいんだろうかと思ってたけど、そこにいた人すべてが「ここにいていいよ」「ここはあなたの場所だよ」と言ってくださってる気がし続ける、不思議な1日でした。
そんな感じで、誰とも飲みに行かず(笑)、ホテルにチェックイン。部屋に入ると、こんなものが。
照れるな^^;。
着替えてすぐにビールを買いに行って、部屋飲みです。夜景がきれいです。
でも、1時間ほど呑んでダウン。明日も朝が早いからなぁ。
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↑1 | 除く、わたし(笑 |
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部落問題と向き合う私たち
今日は1週間ぶりに出勤です。同じセクションの人たちには「ごぶさたしています」とごあいさつ。まぁ、セクションのうちの半分近くの人も、昨日が久しぶりの出勤のはずです。
とはいえ、今日は出張日。なので、午前は成績処理とかメールのやりとりとか。そうそう、教科書のスキャンもしなきゃなりません。明日から授業ですよ。しかし、なんでこの時期に授業があるかなぁ。
かつては試験はもっと遅くて、しかも成績処理の余裕をつくるために試験休みがありました。ところが「授業時数の確保のため試験休みはなし」ってなって、それに対して「成績処理の時間を確保せよ」と言ったら、試験期間が前にずれたという、本末転倒な話があったんですよね。まぁそれでも、うちの職場は成績処理の期間は40分授業になるので、おそらくはまだバランスがとれてるほうだとは思います。が、この時期にやった授業内容が3学期まで残るかというと、それははなはだ疑問です。なんか、現実と乖離してるんだよなぁ。
で、午後は出張。ところがここでトラブル発生。1時半スタートなのに2時スタートと、なぜか勘違いしてました。アカン、間にあわん。
午後の出張は、地域の人権教育担当者の会議です。が、同じ日に第2のふるさとで「人権の集い」があることが判明。ならば、わたしたちの研修ということで参加させてもらうことにしました。
今日の講師は石井千晶さん&眞澄さん。この映画に出ておられる人です。一度、滋賀の人権教育の大会でお会いしたんですが、話を聞いたことがなかったので聞きたいなと。
会場に着くと、まだあいさつの最中です。間にあった。
てことで、講演スタート。どんな感じかな…。
まずの印象は、メッチャ緊張しぃなんですね。なんか、ガチガチです。まぁでも、なんとなくわからないでもないです。だって、平日の昼間に来られる人って、仕事リタイアしてる人か、行政の人か、はたまたわたしたちのように仕事で来ることができる人です。リアクションも少ないから、まぁ、しゃべりにくいですわな。なので、うなづいてみたり、ゴソゴソしてみたり。もうひとつの印象は、なんか初々しい。いや、すでに15年講演をされてるのに、なんか「はじめて人前でしゃべります」感が満載です。でも、これがいい味を出してます。もちろん、話せることはいっぱいあって、それらのうちのどれを話すかってことなんだと思います。そのネタあわせをしておられない(笑)。たぶんわざとだと思います。それがなんかいい。
で、話を聞いてて考えたことは、「大人の非当事者って、相談相手がいないんだな」ってことでした。当事者って、運動体とかピアな人とかアライの人とか、いろいろな人とつながりがある。でも、非当事者ってそういう人を不要として生きてきたので[1]「生きてくることができたので」とも言えるけど、あまり言いたくない、いざとなるといない。しかも、年齢があがればあがるほど、いなくなる。これは、わたしとしては、大きな気づきでした。いまさらでしょうが。まぁでも、そこにわたしたち教員の役割があるのかもしれませんがね。
そんな気づきも与えられたけど、なによりいいのが、眞澄さんが主役なのがいい。よく「誰もが当事者」とか「非当事者こそが当事者」って言われます。が、実際には講演する人は、やはりほとんどが当事者です。わたしが知る範囲では「非当事者」で語ってる人は、研究者を除けばほんの数人おられるかって感じでしょうか。ただ、わたしは個人的にはそういう人の話を聞きたい。なぜなら、そこにこそ「変化」があるからです。で、眞澄さんの話は、まさにそこをドンピシャついておられる。
てことで、終わってから演台の方に行くと、千晶さんから「久しぶり」と声をかけてもらってしまって恐縮です。で、ここまで書いてきたことを話したら、千晶さんは
「やっぱりそうでしょ」
と。はい、そうです。また一緒に飲もうという話をして、わたしは会議。
まぁいつものようにつつがなく会議も終わって、帰りましょう。
今日は服を買わなきゃなりません。店員さんに相談できるところがいいんだけど、それでもそんなに高くなくていいの、ないかなぁ。
footnotes
↑1 | 「生きてくることができたので」とも言えるけど、あまり言いたくない |
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変則トリプルヘッダー
今日からお座敷週間がはじまります。
てことで、朝から福知山線に乗って三田の中学校へ。今回は5年ぶりにF村さんが声をかけてくださいました。ちなみに学校は変わってますが、支店長さんも副支店長さんも前の話を聞かれたんだとか。なんか、もうしわけないです。でも、わたしの話でいいなら引き受けさせてもらいましょう。
今回一番難儀したのは、ハイブリッドで開催ということです。体育館で3年生のみなさんに話しながら、1・2年生は教室に配信ということです。これ、画面共有があったり動画があったりするからめんどうなんですよね。しかも、わたしは1箇所にとまらない。動きます。どうしたものか。てことで、放送部の機材を担いでいくことにしました。この時の経験が役に立ちます。
で、セッティングしているうちにあっという間にお座敷の時間が来ました。3年生のみなさんが入ってきます。整列の指示をしているのは生徒さん。このあたりがえらいなぁ。
で、お座敷スタート。う…。リアクションがない。これはつらい。白けてるのかな…。と思ったら、まったく白けてません。なんか、ガチで話を聞いてくれてます。そんなこんなで、笑いはないけど、すんごい集中力の1時間を過ごして質問タイム。すると「はい」と小さく手をあげる生徒さん。さらにもうひとり。「仕込み」ではないガチの質問が出てきます。すごいな。てか、これ以上質問を受け付けたら時間オーバーしてしまうぞ。てことで、1発目のオチを話して終了です。
あとで支店長さんと話をしてたら、やはりみなさん、すんごい人の話を聞くんだとか。でも、単に聞くだけじゃなくて質問するって、ほんとうに聞いてるわけですから、いい子らです。
ここでようやくF村さんと再会。久しぶりです。でも、もう出なきゃなりません。てことで、次の場所へ向けてスタート。
お次は尼崎で乗り換えて、東へ東へ。途中、おにぎりをぱくつきながら、到着したのは彦根です。ここの私学の方から「教職員に話をして」って頼まれました。与えられた時間は1時間15分。さてさてどうなるか。とにかくメッチャ刈り込んだネタを持ってきてみました。できれば1時間で終えて質疑応答に持っていきたい。
おそらく私学の教職員って2パターンにわかれるのかな。そこにずっといる人と変わっていく人と。それはその学校がその県でどのような役割をしているかによります。今回の学校は県内のしんどい子らを引き受けておられる学校のようです。したがって、年齢層は若い人とベテランの人の両側に分布してる感じです。でも、少しずつこの学校に定着する人が増えているんだとか。きっと多様な子どもたちの学びが保障できるよりよい学校にしようとがんばっておられるんだろうな。
てことで、お座敷スタート。いつものしょーもないネタはなし。今日はガチ勝負です。みなさんの反応もいい。なんと言っても人権教育担当の方の反応がビビッドです。うれしいなぁ。
ただ、時間はどんどん過ぎていきます。えーと、第1部で20分かよ。これはまずい。第2部が終わったところで40分。これは終わらないな。結局1時間10分かかってしまって、質疑応答の時間がとれず。そうか、まだひとネタ刈り込まなきゃならんか…。ネタってけっこう複雑に入り組んでるから、刈り込めるネタとそうじゃないのがあるんですよね。まぁがんばりましょう。それにしても、お座敷のあと、ずっと感想を書いてくださってる方の姿がうれしかったです。
お座敷のあとは店長さんとしばし雑談。その後カレーをいただいておいとま。食べるのが楽しみです。
で、京都駅へもどって、軽く燃料補給をして、ちょぼやき会。今日のお話の担当は油田さんです。どんな話が聞けるのか楽しみです。
話の内容は、ざっくり言うと、ライフストーリーです。ただ、ふだん講演で話す内容だけでなく、講演では話さない内容を話されたのがおもしろかったですね。まさにライフストーリーは「聞き手」との間の相互行為であるってことです。社会学が専門の油田さんは、おそらくそのことを踏まえて、そういう話をされたのかな。
もうひとつ印象的だったのは、一見サクセスストーリーなんですけど、そこに自立生活運動の歴史を入れ込んでいるってことです。つまり「自分ひとりで闘った→勝ちとった」ではなく、その背景に「そこにはこれまでの運動の成果があったかもしれない」と補足される。さらに、自分の中に内在する成果主義みたいなものも分析の俎上に乗せられます。これ、大切ですよね。「〇〇できる自分が差別されるのはおかしい」あるいは「差別される立場であるが〇〇ができる」みたいに「できる」ことと差別を結びつけて考えてしまうことが、マイノリティってありがちです。それはもちろん、わたしも例外ではありません。狩りにトランスであることと教員であることをつなげてしまうと、その「罠」に落ちてしまう。なので、直感的にそこをつなげないようにしてきたんだけど、それはそういうことなのかな。
「挫折の経験」について質問したら「大きな挫折はないけど、小さな挫折が積み重なっている」という答えでした。これもまた「なるほど」でした。まさに大きな挫折をせずに過ごせたのはこれまでの運動の成果が影響しているんだろうけど、それが届かない個別の事案が「今の課題」なんでしょうね。
なんしかおもしろかった。油田さん、ありがとーo(^^)o。って読んでないだろうけど(笑)。
てことで、そのあとはボーネン会です。お店に入ったらKゎんすがいてビックリするなど。あとは今日の感想を交換したり、刃の話をしたり。そんなこんなで楽しい夜が更けていって、最後はハグで締まりました。
そして今年もやってきたLL
てことで、リビングライブラリの当日です。だからといって、授業がなくなるわけではありません。なのに、朝イチ「第1セッションと第2セッションが同じ本になってる」とかいう連絡があったり。もっと早く言ってくれよ。とりま、名簿と座席表のつくりなおしです。さらにとある書類の提出日なんだとか。とりあえずすき間の時間を使っていろいろこなします。
で、3時間目が終わったところで、いよいよ最終チェック開始です。チェックが終わったら迎えです。ここで安定の遅延がおこってることが判明。まぁええか。余裕はあります。
そんなこんなで全員が集まったのは1時前。1年ぶりだけど、みなさんほんとうに和やかな感じです。「恒例」になったのかな。うれしいな。
実は昨日皆さんに以下のメールを送りました。
みなさん、明日、よろしくお願いします。
今回、お話をしていただくにあたって、ひとつお願いしたいことがあります。前日のお願いなので、すでに話を組まれている方は無視していただいてけっこうです。
うちの生徒に限らないと思うのですが、みなさんのような方の話を聞いたときに「心の問題」にしてしまう傾向があるように思います。しかし、実際には社会の仕組みであったり法制度であったりといったものが「生きづらさ」をもたらしていると思います。すでにそういうところに留意して話していただいているとは思いますが、できればお話の中でそのあたりを明確に打ち出すところを混ぜ込んでいただければと思います。
ほんとうに直前のお願いですみませんが、よろしくお願いしますm(__)m。
明日、再びお会いできるのを楽しみにしています。
夜の部も(^^)
さぁ、子どもたちはみなさんからのメッセージを受けとめてくれるかな?
リビングライブラリの間は校内をぐるぐる。座席表を貼ったり、出欠の紙を回収しに行ったり。そうそう。欠席者の入力もしておきましょう。
少し時間ができたので、少しみなさんの話を聞きに行きました。Fぁよんさん、「とりみだし」を自分の問題とせず社会の中にある「前提」にもっていかれます。
「するとね、いいことが3つあります。ひとつは自分のせいにする必要がなくなる。もうひとつは相手のせいにもしなくなる。そして共通の体験をした人と会話ができるようになる」
なるほど、わかりやすい。K紗ちゃんのところにも乱入。てきとうに生徒に質問を振ってみました。
休憩のあと、第2セッション。AっちゃんやYもぎ田さんの話を少し聞いてみました。いい話です。こんな話が聞けるうちの子らは幸せだと思います。
第2セッションのあとは、恒例の仕分け作業。今日の感想は今日のうちに持って帰っていただきたいなと。そのために講師を使うひどいやつです。仕分け作業もすんで、帰らなきゃならない人は帰って、それ以外の人は時間調整。わたしは作文を少しでも読んでおこうかなと。
で、定時になったので退勤。向かうはいつもの居酒屋です。途中3年の子と一緒になったので、今日の感想を聞くなど。で
「今から何をしに行くと思う?」
とたずねると
「わからん」
という子と
「飲みに行く」
という子に意見がわかれました。もちろん飲みに行くのですが、正解を言った子はふたりとも去年授業を担当した子です。さすがやなと。
てことで、反省会。今回は加藤さんも来てくださいました。ちなみに加藤さんが参戦されてからは、話がどんどんディープになっていきます。あまりにも楽しい。
そんなこんなで、けっこう飲んだかな。帰りの電車は寝ちゃってました。
3分間スピーチ
朝、メッチャしんどいです。思わず1時間年休をとろうかと思ったけど、起きてしまったから出勤することにしました。
午前中は、昨日考えた今日の夕方にある3分間スピーチの原稿の最終チェックです。なにしろ、オチがうまくつかない。まぁ難しいんですけどね。それでもなんとかひねり出したところで、実際に3分で読めるかどうかをチェック。
基本的には1分400字と言われています。400字詰めの原稿用紙はそこから来ています。ちなみに、誰が読むかというと、NHKのアナウンサーです。それよりも少し多い。どうなるかなと思ったら3分30秒ぐらいかかってしまいました。ダメじゃん。てことで、原稿をブラッシュアップ。最終的に3分10秒ぐらいまでは削れました。
てことで、授業です。しんどい。眠い。午後の授業はプリント学習なので、まぁなんとかなりました。
てことで、ipadをかついで補習の教室へ。実は、赤点者の追認補充の最中にスピーチをするハメになっています。しかし、某国営放送の取材の時も追認補充だったな。よくよくこういう巡り合わせのようです。が、なんかipadでつなぐと音が出ないっぽいです。まいったな。しかたないので、自分のPCにwebカメラをつけてzoomに参加することにしました。
4時半きっかりにイベント開始。5分間のあいさつのあと、スピーチ開始。わたしは4番目です。ところが、補充の対象者が来ない。スピーチしている最中に来たらちょいとめんどくさいです。ドキドキしたけど、来てくれました。てことで、等比数列の一般項の説明だけ簡単にして、スピーチ開始。こんな内容を話しました。
みなさん、はじめまして。京都の公立高校で教員をしている土肥いつきです。今回はこのような機会を与えていただき感謝しています。なお、本日は昨年度数学Bで赤点をとった生徒の補習中なので、教室から参加させていただきます。
わたしは出生時に書類に記載された性別とは異なる性自認を持つトランスジェンダーの生徒たちが集まる交流会を大阪で開催しています。2006年から現在まで15年間やってきました。現在、交流会には保育園や幼稚園に通う小さな子から高校生までが参加しています。スタッフはいません。でも、卒業生たちや保護者、交流会に来たいと思うおとなの参加者たちが自主的に運営を手伝ってくれています。
トランスジェンダー生徒の人数はとても少数で、日常生活を送る上でピアな存在と出会うことはほとんどありません。わたしはそのような子どもたちが出会える場所をつくりたいと思いました。現在は年4回の定例会と年1回のキャンプをしています。キャンプでは海水浴をします。トランスジェンダーの子どもたちは、ふだんなかなか好きな水着を着られません。そんな中、キャンプではみんな着たい水着を着て海水浴を楽しんでいます。
普段の交流会ではみんなで昼ごはんをつくって、みんなで昼ごはんを食べて、近くの公園で鬼ごっこなどをして遊びます。その後、学校での悩みなどを話し合います。悩みの内容は、例えば制服のことや更衣室、修学旅行の部屋割りなど、多岐にわたります。先日の交流会ではトイレについての悩みが語られました。ある参加者は「多目的トイレとか、許可されんでも使えるし!」と言いました。それを聞いたみんなは大爆笑しました。大切なのは、この言葉をひとりでつぶやくのか、みんなの爆笑の中で語るのかという違いだと思います。参加者の中には、そんな悩みを克服した生徒もいます。例えば4月の交流会で、突然ファッションショーがはじまることがあります。自認する性別の制服を勝ちとった喜びをみんなでシェアします。そういう先輩の姿を見て、あとに続く後輩たちも、悩みの克服への希望とパワーをもらいます。
実はわたしに交流会の大切さを教えてくれたのは、部落の中でおこなう学習会や在日外国人生徒交流会に集う子どもたちの存在でした。そして1997年に、わたしは自分がトランスジェンダーであると知り、10年かけて性別を変えてきました。そんなわたしのところに、2003年頃からトランスジェンダー生徒たちから悩み相談のメールが来るようになりました。その時、自分の後輩たちのために交流会をしなくてどうするんだと思ったのです。
ひとりで抱え込むと一本の道しか見えません。その道が閉ざされると絶望しか残りません。しかし、他のトランスジェンダー生徒と出会うことで、実はさまざまな道があることに気づきます。これまでたくさんのトランスジェンダー生徒たちが、交流会を通して、自分と出会い、他者と出会い、社会と出会い、その社会を変えていくパワーを互いにわかちあってきました。そして交流会から社会へと飛び出していきました。
出会いは世界を広げていきます。
てことで、無事スピーチも終了。あとは補充だな。
ゼミ
いろいろ考えたけど、今日は出張のない出張日なので、思い切って1日年休をとることにしました。で、Hがしゼミに参加。といっても、大学ではなくHがしさん宅でのゼミです。ちなみに、ひとり2品持ち寄るんだとか。どうしようかと思ったけど、山菜おこわとイモの蔓の炒め煮を持っていくことにしました。
てことで、朝はのんびりそんなのをつくったり。行きの電車の中ではゲンコ書きです。なんか、思いっきり長くなったので、2回にわけようかなと。
で、Hがしさん宅に到着。まずは自己紹介。やはりLGBTQ関連の研究をしようと思っている人が多いですね。まぁ、Hがしゼミなので、当然と言えば当然です。が、それ以外の研究をされる方も当然おられるわけで、やはり多様性があっておもしろいです。
で、持ち寄りのランチタイム。中国人留学生の人たちがたくさんおられて、「なるほど、そういう味つけか」と思うなど。こちらもやはり多様性があっておもしろいです。
その後、なぜかお子さんも交えてUNO。うーん、アカデミアの世界から、いきなり若い世界に突入したぞ。で、みなさんはなぜかカラオケタイム。が、わたしはやってこられたIっぽ&KんちゃんとHがしさんの4人でいろいろコアな話。あらためてテーブルの上に乗りながらテーブルをひっくり返す難しさを感じたり。
5時過ぎにおひらき。その後、梅田に行ってKよぽんを交えて2次会です。それにしても、ルクアのバル、アクリル板で完全に遮断しています。すごいな。これだと、かえって大声になりそう。てことで、ヨドバシの地下で2時間ばっか呑んで、1日終了。リフレッシュできたな。