できることはお手伝い・雪と氷の世界(1日目)

今日〜明日は雪と氷の世界です。
てことで、なんとかかんとかたどり着いて、30分後にはレッスン開始。
今日の生徒さんは1級持ってる人です。なにをせいと…(笑)。でも、よく聞くと、25年くらい前に1級をとったんだとか。
い「てことは、ゲレシュプありましたよね?」
生「ありました、ありました」
その後、10年くらいブランクがあって、5年くらい前から再開されたとか。じゃ、なにかネタはあるでしょう。
まずはトレインでスピードや斜面への強さを見ます。そして続いて1本滑りを見ます。一目見て後傾とわかりました。いや、姿勢は外傾が少ないものの、まぁいい感じです。両腕のバランスもいい。スキーもきちんと操作してこられます。その割に腰が落ちてる。
生「友だちからカービングを教えてもらって練習してるんですけど…」
なるほど。それが原因ですね。カービングは中間姿勢をとりますが、それが後傾を誘発するのはよくあることです。わたしもですけどね(笑)。
なので、
い「すみません、今さらながらですけど、プルークボーゲンを」
ここでも腰が落ちてます。てことで、今日のテーマは「高い姿勢」に決定です。そのことを指摘したら、「なるほど!」と納得されたようです。あとはとてもスムーズな滑りに変わりました。
午後はコブに入りましたが、ここでも安定されてます。
「昔は滑ってたけど、最近は2ターンくらいで飛び出しちゃうんです」
と言っておられましたけど、無難に降りてこられました。
最後は元凶のカービング。やはり腰が落ちますね。たぶん板を踏まなきゃという意識がそうさせるのかな。なので、エッジを立てるのと足首を曲げることにのみ意識を集中してもらいました。ついでに内足の使い方も練習したり。
まぁ、納得してもらえたかな。ホッとしました。

夜は校長といつものお店で外食。今日の生姜焼き丼も盛りがいいです。

なかなかごはんが出てきません。でも、ごはんを少なめにしてもらったおかげで完食できました。お腹いっぱい。
食事のあとは温泉です。その後、お客さんとバーでいろいろおしゃべり。気がつくと1時前です。いかんいかん。寝なきゃ。

genfer expressionとbiological sexの境界線

今日はこないだに引き続き、「SOGIの多様性と共生の課題」の2回目「トイレ・更衣室問題から考える多様性」です。
それにしても、考えてみると、こんなセミナーを2回もやって、2月にはトランスジェンダーの歴史についてのセミナーもあって、しかも、すべて康さんや東さんと一緒に「中の人」をやらしてもらえるとか、すんごく幸せなんだなって、最近しみじみ思います。
てことで、早めに会場に行って、25分ばっかあたりをジョギング。完全にジョンキーです。まぁ、走ると脳内に麻薬様物質が出るらしいから、ほんとにそうなんでしょうね。
帰ってきて打ち合わせをしていると、なんと、順子姐さん登場!マジか!てか、明日は東京で「いずみちゃんナイト」とちゃいますのん。フットワークの軽さには驚きです。
で、しばしダラダラしていると、すぐにセミナー開始です。ますはなほさんからSOGIについての基礎知識と、大阪大学のトイレのピクトづくりのとりくみについての説明です。なるほど。「絵」にすると、とうしても固定化されたジェンダーが出てしまうので、最後は「M/W」にしたと。たしかにね。なほさんらしいなぁ(^^)。
その後、メインスピーカーの東さん登場。相変わらずの迫力です。しかも、過去と現在、日本と海外を自由自在に飛びまわられます。さらに、メンバー的にそしてわかりやすさからどうしても「gender identity」に話が偏りがちですが、「府中青年の家裁判」を持ってこられるなど「sexual orientation」のことも織り込んでおられます。さすが!そして締めくくりは「どんな人であろうとgender identityにマッチしたトイレを使える社会」とズバリです。直球です。好きです。
続いて、古怒田さんのコメント。実は、突如スライドを使おうと思ったので、はじめは聞けなかったのですが、トランスも欲望の対象になるという話が印象的だったかな。そういや、わたしもありましたわ。なんか、トランス女性って、たぶんハラスメントしてもいい対象に思えるんでしょうね。
で、わたしの出番。今回は月曜日の予行演習で、「文科省通知の影と闇」をメインにすえることにしました。出も、それだけではなんなので、自分の現在の状況を話したのですが、それが悪かった。いちおうトイレに入るときにはリスク回避のためにgender expressionを少し女性側に多めに振るのですが、それを一般論で語ってしまったみたいです。そこのところを東さんからズバリと突かれて苦しい苦しい(笑)。つまり、例えばどれだけがんばってもパスできない人はgender identityにしたがったトイレに入れないのかということです。もちろん、そんなことは言うつもりはないのですが、たしかに一般化するとそういうことになるわけで、苦しい苦しい(笑)。
その後、「性的欲望」の問題の提起があって、これもなかなかおもしろかったです。というのは、「性的欲望を持ってはいけないのか」(by 東さん)ということです。つまり「性的欲望を持つこと」と「同意のない行為をすること」は違うことで、大雑把に言うなら、後者はアカンけど前者はええやろという話です。なるほど。つまり、「性的欲望を持たないもの」というのが前提にあって、同性間にはそれがないとされる。で、トランスは「性的欲望を持つもの」とされ、排除される。さらに同性愛者もまた排除されたのが、まさに府中青年の家事件だったわけです。でも、現実には同性愛者でなくても同性に対して性的欲望を持つことはありうることで、「性的欲望を持たないこと」を前提とすることそのものがアカンのではないかということなのかな。
とても興味深い論議です。まさに「SOGIの多様性と共生の課題」です。
てことで、セミナー終了。

当然今日も打ち上げです。仕事終わりの康さんも来て
みんなでもりあがるわけですが…。
ずっと気になってたことを、つい発言。
「biological sexもgender expressionなんじゃないんですか?」
東さん曰く「意志と意図と実行がないとexpression社ない」
なるほど。でも、例えば、お風呂において身体はexpressionなんじゃないかと想うわけです。まぁ、すでにこんなことはバトラーが言ってるわけですが、でもそうだとしたら、正直トランス的にはしんどいです。と、なほさんが「だから、わざわざgender expressionを分節したわけじゃないですか」と。となると、そのふたつをわかつ分割線はどこにあるのかと。そこがはっきりしたら、あるいは可変であることがはっきりしたら、あるいはcontrolableてあるなら、トランス的にはすごく楽になるんじゃないかなと思ったんですよね。
ただ、酔っ払ってたから、単なる酔っ払いのたわご土になってしまいました(笑)。
ということで、打ち上げ終了。
今日は二次会はなし!

今日行かなきゃ

今日は試験返し最終日。わたしはふたクラス試験返しをしました。とはいえ、特に授業をするわけでもなく、試験を返したあとは、各自に点数チェックをしてもらって、そのあと1年間の感想を書いてもらいました。
去年の感想もおもしろかったけど、今年の感想もおもしろいですね。
まずはこんなのから。

楽しみながら授業を受けられました。2年になって軽く10点ぐらいupしました。先生は正直先生と言うより、なんかわからんけど近所のええ人みたいな感じでした。先生目線で話をするのでなく生徒目線になって話をしてくれたから、わかってくれてはるなぁってすごい思ってた。人権のことについては、ほんまに熱く語ってたし、北朝鮮がなんでミサイル飛ばしよるかの話とか、メチャクチャ頭に残ってます。だるそうにやってるように見えるけども、生徒の意見、質問をちゃんと聞いてくれて、わかるまで話してくれたしよかったです。

「先生目線でなく生徒目線で」というのがうれしいですね。でも「近所のええ人」と書いてるのは、もしかしたら「近所のおばさん/おじさん」と書けなかったからかなとか思ったりしました。
DPRKのことは、なんか、自分の立場をどこに置くかということとからんでいるかなと。
あと「だるそうに」がいいなぁ。

先生の雑談好きでした(笑)。印象に残ってるのは、雑誌でディスられた話と、キックボードで骨を折った話です。

やはり雑談ですかo(^^)o。
ディスられた話はこの時のことですね。
ある子どもから
「せんせい、うれしそうやな」
って言われたので
「そらそうや、一番とんがってたからディスられたんや!」
って言ったら
「そのポジティブさ、わけて」
って言われました。
そんなこともあったよなぁ(^^)

酒とつまみと時々数学スタイル、大好きです。
この1年間で数学よりも酒とつまみの方の知識がつきました。あと、「人権」についての考え方も変わった気がします。これまで「へーーーー、人権ねーーーー」って感じでしたけど、身近に人権のことについて教える(考える)人がいると、こんなに人権に対する見方が変わるんですねーーーー。人生最後の数学、楽しかったです。

「酒とつまみと時々数学!」
最高ですね。
そして人権。
かつて「あきらめない」と決めた日から語り続けることにしました。そう言えばこんなことを書いたこともありました。そうやってあきらめずに語り続けたら伝わるってことを、いま、子どもたちが教えてくれます。
やはり幸せやなo(^^)o
こんな似顔絵もありました(笑)。

ま、まぁな^^;
てか、ASAHIは飲まないよ(笑)

午後は19日にあるお座敷のプレゼンづくりです。これ、お座敷というかなんというか、よくわかんないです。なんしか本店からうちの支店長に連絡があって、本店の人らに話をすることになりました。「困難事例の報告」とかあるから困ってしまいます。わたしが知ってる困難事例は、子どもが困難を抱えているというよりも、子どもが自分がしたいと思ってることを実現しようとしているにもかかわらず、まわりがそれを許してくれないという、「まわりが困難な事例」なんですよね。
まぁ、とりあえず、これを使いながら前半を組んで、後半は交流会の子どもたちの話を紹介しながら文科省通知をdisることにしましょうか(笑)。いや、もちろん通知が出たからdisれるわけで、あれが出てなかったらそれの前の段階ってことはわかったうえでのdisりですけどね。

で、ほぼほぼてきたところで、ほぼ定時。ジョギングもしたから撤収です。
京都駅近辺で少し腹ごしらえ。

そして向かうは二条駅前。
今朝、「安倍やめろ」の緊急行動をするという連絡が入ったので、少ししんどいなと思ったけど、行くことにしました。
「しんどさ」はもちろん、3月になって出ずっぱりってことです。とにかくしんどい。でも、今日行かなきゃ、これからずっと行くヒマないし、そしたら後悔するなと。
二条駅に着くと、準備は整ってました。

「いつきさん、ひさしぶりー」
とか声をかけてもらって、やはりうれしかったですね。カウンター・プロテスターに自分の居場所はまだあったんだなと。
てことで、1時間ばっかスタンディングやって、街宣が終わったので帰りました。
くそ。こんなことしなくていい世の中だったら楽に生きられるのに。てことは、楽するために、やはり闘わないとアカンのですね。

続けることの意味

今日はなんだかいろいろある日なので、朝からローテンションです。
まずは組合に行って、選挙の開票作業。なぜか去年からだったから、選挙管理委員長をしています(笑)。厳正に開票作業をしました。もちろん、票の廃棄とかはしていません(笑)。
で、さっくりと開票作業が終わったので、少し時間があまりました。なので、確定申告です。なんせ、医療費がすごい(;_;)。
そんなことをしていると、午前の会議のメンバーがボチボチ登場。今日は某在日外国人教育関係の会議です。わたしとしてはこないだの交渉の結果とか、こないだの謀議の結果なんかを報告しなきゃなりません。
午前の会議が終わったら、昼ごはん。いつものラーメン屋でギョーザ・ラーメン・ビールの鉄板の昼ごはんです。
その後、午後の会議。今日は参加人数も少なく、そんなに大きな論議もなく、けっこうあっさり終了です。
みんなは飲みに行きましたが、わたしはジョギング。御所のまわりは4kmなので、ちょうどいいです。それにしてもあきません。ゆっくり走りたいのに、つい「あげ」てしまいます。結局、22分くらいかな。1kmが5分30秒というところでしょうか。まだ遅いけど、まぁこんなもんでしょう。
で、飲みに合流。しばし遊んで、すぐに離脱。お次はダメダメ先輩と合流です。向かうは崇仁新町です。なかなか賑わってるけど、ちょっとしんどいかも。なんだかせわしないです。でも、たぶん京都のいろんなお店が出店を出してるのかな。ちょいと高めだけどおいしいですね。にしても、卒業生がいたのはびっくりしました。悪いことはでけへんな。
その後、マダンセンターに移動。今日は卒業生の会です。でも、誰も来ない。たしかに告知が遅かったというのはあるにしろ、事前に年間スケジュールは告知してあるし、ええかなと思ったのですが、来ない。まぁ、みんな仕事をしたり子育てしたりして忙しくなっているんだろうな。その次の参加者を発掘してないのがアカンのだと思います。が、来ない。
12時をまわったあたりにAっちゃん登場。このあたりで、わたしもそれなりに呑んでるので、フラフラです。しばし今後のことを話したりしているうちに寝てしまいました。
が、突然部屋が明るくなりました。え?と思ったら、Yりかさんがお友だちと登場。マジか?仕事が終わってから奈良の南部から来てくれたみたいです。朦朧とした頭で近況を話しあったりして、そのうち「明日仕事があるから」って言って、電気を消して帰っちゃいました。
うれしいな。わざわざ来てくれたんだ。というのと、もしかしたら、近況を話したかったのかな。ということは、やはり「ここ」を必要としてる人がいるんだってことなんですね。
誰も来なくて、かなりめげそうだったのですが、少し元気が出てきました。Aっちゃん、Yりかさん、N島さん、ありがとーo(^^)o

木を植えるように

今日は毎年恒例のフィールドワークの日です。去年は、とある大きなムラに行ったのですが、今年は打って変わって小さなムラです。ここ、山肌にへばりつくようにあるムラです。どんな歴史があるんだろう。いったいなにがあったんだろう。ほんとうに興味深いムラです。
ということで、まずは支部長さんの話。
なるほど。冒頭「木を植えるように家を植えているムラ」という比喩。まさにその通りです。道を見ると、めくりあがるようにそびえ立つ道です。こんなところに人が住んでいるということそのものが驚きです。でも、きっと意味があってそこに住んでおられるはずなんですよね。
ここのムラの歴史を聞いていると、かつては火葬場があったとか。お墓の話とか、やたら出てきます。支部長さん、直接はおっしゃいませんが、もしかしたら隠亡系なのかな。わかりませんがね。
それにしても、同和対策事業ができて、なにを改良したいかといった時に、火葬場・お墓、そして上水道、住居。生業と生活です。当然ですよね。そして、子育て。つまり、保育園です。でも、もうひとつあるのはお寺です。ムラの人たちが何を大切にしながら、どんな生活をしてこられたのかがすごく伝わってきます。これがフィールドワークの楽しさですね。
そして外まわり。建物の中で聞くだけではわからないことが、外をまわるとわかります。坂道のたいへんさも、水くみのたいへんさも、すべてが想像できます。もちろん「わからない」けどね。それは、わたしだけじゃなくて、そこにいる人すべてが感じられたんじゃないかな。だからこそのフィールドワークです。そしてなにより大切なのは、例えばわたしの勤務校にも「ここ」から通う子がいるという事実を知ることなですよね。
なんだか、ほんとうに奥深さを感じたフィールドワークでした。

限界超えるかもな(;_;)

今日はカントク3連発です。なんでこんなことになったかというと、急遽あさってお座敷が入ってきたからです。あまり気乗りはしなかったけど、お世話になっている人を通してなので、断るわけにもいきません。なので、あさってのカントクを代わってもらった結果3連発になりました。
ある仕事Bが入ってきて、そこにあった仕事Aをどけた時、もともとあった仕事Aはなくなりません。別のところに行くだけです。なので、仕事の総量は増えます。で、時間は一定ですから、密度があがるということです。
さらに、今日は午後から休みをとって滋賀県北部の町に行かなきゃならない用事ができました。なので、午後ゆっくりやるはずだった仕事も午後一番にしなくちゃならなくなりました。
とにかく、職場に着いたらバタバタバタです。

時間を刻むように用事をして、あわただしくおべんとを食べて、職場を飛び出しました。
で、滋賀県の町へ。わたしを待ち構えてくださったのは、町のトップのおふたりです。とは言え、そのうちのおひとりは「講座ではお世話になりました」とか言ってくださったので、やはりお座敷にはいくもんだなと^^;。
で、話の内容は、来年度の某在日外国人教育関係の生徒交流会の会場の交渉です。交渉といっても、もともと受け入れてくださるつもりのところにお願いに行ったようなものなので、格段難しいことはありません。
ということで、ひと通りお願いをしたら、万全の体制で迎えてくださる空気が伝わってきました。まぁ、11年前に受け入れてくださったので、今回もきっと同じように受け入れてくださるんだろな。ほんとに心強いです。

「お願い」が終わったら、湖岸道路をめざします。駐車場に車を停めて、ジョギングです。湖岸を走りたかったんですよね。でも、今日は風が強い!頭の中に「風が強く吹いているー♪」なんて歌がでてくる余裕もありません。
とりあえず、10分走って、そこからもどってきたら20分です。時間走の場合よくやるパターンです。汗なんか出ないほど寒くて、帰ってきたら速攻車の中で着替えて、さてと帰りましょう。今日もビールがうまいだろなo(^^)o。

セクシャルマイノリティ生徒交流会

現在、セクシュアルマイノリティの集まりの中で子どもたちをターゲットにしたものは、全国にどれくらいあるんだろう。青森の「トランスジェンダー生徒交流会」、東北の「サークル・カメレオン」、東京の「にじーず」、関西の「トランスジェンダー生徒交流会」、福岡の「FRENS」あたりが、まぁ老舗というか、ここ数年のグループですか。
でも、今年度新しく新潟でも交流会が立ちあがりました。それが「セクシャルマイノリティ生徒交流会」です。きっかけは、お友だちの高校教員A井さんが、トランスの生徒をトランスジェンダー生徒交流会に連れて行きたいと思ったんだけど、新潟からはあまりにも遠いので、どうするかと思っていたら、A井さんの仲間が「新潟でも交流会をつくったらいい」と言って、そこから立ちあがりました。ほんとに、極めて正しいですね。どこかの交流会が全国から子どもたちを集めるのではなく、各地にそれぞれの場所にカスタマイズした交流会があることがいいと、わたしは思っているので、「交流会をやった」と聞いて、すごくうれしかったのです。
で、今日は第4回の交流会。なぜかわたしも呼んでいただけました。
てことで、サンダーバード北陸新幹線と乗り継いで、上越妙高に移動。ちなみに、金沢駅のトイレでトレーニングウェアに着替えたり。で、上越妙高駅から会場までの4kmは恒例のジョギングです。25分かぁ。かつてより1kmあたり1分遅いです。でも、しかたないです。これでいいんです。25分走り続けられたことがうれしいです。

で、17時から交流会スタート。それにしても、うちの交流会とは違い、名義だけとは言え、すんごい後援団体の数です。A井さんのパワーを感じます。
今回は残念ながら現役高校生はひとりとのことですが、卒業して間なしの若い人が来ておられます。みなさん、「悩み」のまっただ中です。そんな人たちが、自分の思いを口に出してくれます。たぶん、すごいパワーを使うんだろうな。でもそうやってパワーを使って言葉にすることを通して、自分を見つけることができるんでしょうね。
それにしても、集まってきてる子ら、すごくしっかりしています。この交流会をやるきっかけになった子も来ておられましたが、前に一度会った時とはずいぶんと違っていて、自分を見つめてきたんだなとあらためて思いました。
そして、この交流会を支える大人達の多いこと!それも、教員が多い。京都で交流会をやったとして、これだけの教員が一緒にやってくれるだろうか。無理でしょうね。うらやましいです。
でもまぁ、あまり「すごいな」とばかり思っていてもしかたないので、ふだん交流会で「ツッコミ」を入れてるのと同じように、「自分を女/男と思う根拠はなに?」みたいな、ほとんど回答不能な問いを出してみたりしました。まぁ、ものわかりのいい教員のフリをしてもしかたありません。わたしが呼ばれたのは、子どもたちの脳みそをシャッフルするためだろうから、その役まわりを果たすのが仕事というものです。
てことで、1時間半の交流会は2時間になってしまって終了です。

そのあとは懇親会。A井さんが選んで下さったお店は「DINING BAR SUN LIGHT」です。ちなみに選択の基準はヱビスビールがあることです(笑)。てことで、ビール→ワインをガブガブ飲みながらも、もちろんわたしは「若者」と遊びです。でも、あまりわたしが独占するのもアレなので、、解放同盟の県連の人や、工業高校の教員なのに日本性科学会の会員という人や、議員さんなんかとも話。
議「LGBTの人たちが生きやすいようにするためには、どんな法整備が必要ですか?」
い「LGBTではない人たちと同じ処遇を得られることです。単にそれだけ、とても簡単です」
という、身もふたもない話をしたりして^^;;
そんなこんなで、懇親会も終了です。その後、A井さんの案内でフィールドワークをしながらA井さんのお家へ。A井さんはレズビアンカップルで生活しておられて、なんかとてもいい雰囲気の生活をしておられます。でももちろん、困難は山のようにあるんでしょうね。なんか、こういう家族に諸権利が与えられないことの理不尽さを、あらためて感じました。
とは言え、そういうややこしい話をするわけではなくて、ワインを飲みながら、なんだか話をしていました。が、そのうち、こたつにふとんを敷かれたので、そこに横になると、あっという間に爆睡です。そりゃ、走ってしゃべって呑んだら寝るわな。

始動

最近腰が痛いです。ひどくなったのはキックスケーターでこけたあたりですが、たぶんもっと前、たぶん1年半ほど前まで遡るんじゃないかな。
でも、この間の痛みは、ほんとによくないです。イスから立ち上がるのも用心しながらという感じです。なのに3kmばっか走ったりするのは、我ながらアカンなと思います。しかも、この土日は雪と氷の世界に行きましたしね。
ここで、この腰痛をどうするかです。
接骨院に行ったりマッサージに行ったりして「治してもらう」のもひとつの方法です。でも、たぶん、それはわたしが今までやってきた方法とは違うなと。やはりここは走らなきゃなりませんね。
ちなみに走ろうと思った動機はもうひとつ。こないだの雪と氷の世界で、ウェアを着ようと思ったら、正月の時より少しきつかったというのも大きいですね(笑)。
ちなみに、仕事はないわけじゃない。というか、頭の中は焦りでいっぱいです。でも、仕事ってずっとやってるわけじゃなくて、考えたり悩んだりする時間があります。その時間をイスでやるんじゃなくてグラウンドでやるだけのことです。

てことで、放課後ジャージに着替えてグラウンドへ。試験前なので、いるのは野球部だけです。
野「センセイ、走んの?」
い「うん、腰が痛くてな」
みたいな会話をしながら、まずはストレッチ。そしてジョギング開始です。
とにかく20分、とまらずに走る。決して飛ばさない。ゆっくりとでいいから20分動き続けることができる身体にもっていくのが大切です。そして何より大切なのが「気持ちよかったな」と思えること。もちろんしんどいです。でも、そのしんどさが「しんどかったけど気持ちいい」がいいんです。
20分だと、たいていグラウンドは8周です。はじめの2周は5分で走れたので「いけるかな」と思ったんですが、あれあれ?だんだん時計の針のほうが早くなっていきます(笑)。で、20分たったら6周しか走れてません。でもいいんです。20分たったからヤンペ。それ以上は走らない。
ジョギングのあとは補強です。実はこれが目的です。腰痛を治す一番いい方法は筋力をつけること。腹筋と背筋です。なので、Vシット・Uシット・ハーフスクワットを5回ずつ3セット。かつてはもっとたくさんのメニューを20回5セットやってましたが、そんなにやらなくていいんです。
とになくイヤにならない程度です。でも、明日もやる(^^)。

ジョギングが終わって、そういや試験前の補習をしてるなと、教室をのぞくと、いますいます。
生「センセイ、走ってたん?」
い「うん、おなかがプニュプニュでな」
生「細、見えるけどなぁ。着痩せするタイプか」
い「うん、脱ぐとすごいで」
みたいな会話(笑)。
帰り道は太ももがパンパンです。駅の階段の登り降りがきついです。でも、これは身体を動かした証拠です。おふろに入ってひと晩寝たらなんとかなるでしょう。

いきあたりばったり・雪と氷の世界(2日目)

今日も担当するのは昨日と同じく、常連の上級者のおふたりです。さてと、なにをしようかな。とにかく、まずは滑りたいところを聞きましょう。そのバーンでできることをやることにしました。
まずは一番上のゲレンデということだったので、そこに行くことにしました。そこのゲレンデ、一番上が超緩斜面で、次にいきなり2種類の急斜面がきます。とりあえず緩斜面で、昨日のビデオに基づいた練習をして、次の急斜面は、なぜかコブの練習です。にしても、急斜面のコブはあきませんわな。急斜面のあとの中斜面は快適にクルージング。そのあとは急斜面のコブはやめにして、もうひとつの急斜面を使って小パラ中パラあたりをしながらエッジを立てる練習です。エッジを立てるの、バンクを深めなきゃならないんですけど、案外これが難しいんですよね。なので、そんなのを体験してもらおうかなと。
午後の1番は、ほとんどレッスンで使わないバーンの探検です。が、残念なことに「競技の練習専用」とか書いてあるので断念。その後、朝に行った斜面がほどよく浅めのコブができていたので、そんな斜面パラレルで滑る練習です。コブで大切なのは、リズムを切らさず、決めたコブで曲がるということです。そのコブを逃しちゃうと、リズムは切れるはスビードが出るわで、ほとんどの場合破綻しちゃいます。そうならないためには、曲がると決めたコブで曲がる。あるいはリズムを決めて曲がることが必要かなと。
で、最後に別の尾根の急斜面でクルージングをして、本日ラストは天然もんのバーンです。ここ、このスキー場で一番好きなバーンです。
で、レッスン終了。そのあと、宿の人に少しレッスンみたいなことをやって、1本練習をして、今シーズン2回目の「雪と氷の世界」も終了です。
あとは帰るだけ。帰ってお風呂に入って、ビールを飲まなくちゃ(笑)。

酒のアテづくり・雪と氷の世界(1日目)

朝起きると7時過ぎ。でもまぁいいか。もしも今日の早朝にスタートしていたら、着くのは8時過ぎだから、しばらくゴロゴロさせてもらいましょう。ちなみに、雪と氷の世界の起床時間は7時です。雪が降っていたら、朝から雪かきがありますが、昨日の夜は晴れていたから大丈夫かな。
ということで、8時頃にのそのそ起き出して、朝のごあいさつとスキー出し。朝ごはんを食べさせてもらって、出動です。
今日は常連の上級者の方の担当です。いつも一緒に滑っているし、このお正月も一緒だったし、何を教えろと。でもたぶん、滑りに来ておられるんですよね。そして、ひとりで滑るよりも誰かと滑りたい。その中で、ひとつでも上達したい、あるいは自分の悪いクセを直したい。きっと一人で滑っていたら、上達も矯正もできません。というか、下手になるだけです。なので、わたしはそんなスキーのお手伝いです。
これ、楽しいというか、もうしわけないのは、わたしもまた同じ感覚なんですね。フリースキーはおもしろくないし、上達もしない。生徒さんと一緒に考えながら滑ること。見られていることを意識しながら滑ることが、自分自身の上達や矯正につながります。だから、他のスキー場に行かずに、雪と氷の世界でスタッフを続けているんでしょうね。
午前の前半は、主に脚の動きです。わたしもカービングはできません。なので、お客さんと一緒に「あーでもない」「こーでもない」と、いろいろ試しました。って、レッスンじゃないじゃん(笑)。午前の後半は、エンジョイスキー。でもその中で、やはり気になるのが姿勢です。なので、午後への課題として姿勢を残しておきました。
午後のレッスンは、いきなり泣く子も黙るギルランデ。連続山まわりというヤツです。これ、姿勢のクセがすごくわかるし、うまくできないからみんなが嫌う練習です。でも、だからこそやる意味がある。で、今日のテーマは「上体を動かさない」です。スキーって、回転するから上体が一杯動いているみたいだけど、基本的には動かしません。上体とスキーの位置関係が変わるだけです。でも、上体が動いてしまう。だから、上体をとめる。その練習です。続いて、腰の位置ですね。腰の位置は意識しないとすぐに落ちていきます。なので、それをあげる。今日担当しているおふたりは、もともと「できる」人です。でも、できていたことを忘れておられる。それを思いだしていただくのが今日のレッスンです。
で、これらをすべてビデオに撮りました。ちなみに、一本滑るたびに見てもらおうと思ったら「いいです」と。「これ、今夜の酒のアテです」とのこと。まぁそれもそうですね。夜にゆっくり見て、明日の意識づけに使ってもらいましょう。

夜は校長にごはんを食べに連れて行ってもらって、親の敵のような量の豚の生姜焼きを食べさせてもらいました。そのあとは温泉につかって、生徒さんと一緒にビデオを見ながらお酒を呑んで。こんなことやってていいのかなぁ。あまりにも楽しすぎる。