演説会

今日は、市議選の候補者の最後の演説会。いままでぜんぜん行けなかったので、せっかくだから行ってこようかな、と。
会場の中学校に着くと、けっこうたくさん参加者がいます。「そうなんだぁ」と思いながら席に着きます。前で話をしているのは、某参議院議員。続いて、某衆議院議員も話をします。ん〜、話を聞きながら「どうかなぁ」という感じ。
わたしがこの候補者がけっこう好きなのは、「有権者じゃない人」のことに一生懸命とりくんでいるからなんです。たぶん、この人がいなければ、京都市の在日外国人施策は今のような形にはなっていなかっただろうと思います。そのことを、わたしはやっぱり評価をしたい。
でも、応援演説をしている人たちは、ぜんぜんそのことに触れてくれませんでした。まぁ、「みんなが知っている」というふうに考えているのか、それとも、応援演説している人たちにとってはどうでもいいことなのか…。

パチモンのお散歩

前にきちんとしたフィールドワークに参加して以来、パチモンのお散歩をするのがイヤになっているのですが、「質問しやすい」という理由で、またまた依頼が来ましたorz。まぁ、愉快な人たちが相手なので、夜の部も楽しみなのですがね\(^o^)/。
てことで、昼から京都駅に集まって、お散歩大会。
鉾を見たり、部落問題研究所跡を見たり、柳原銀行資料館を見たりして*1、前半終了。その後、東九条に移動。「パッチギ!」の抜粋版を見てもらって*2、その後東九条の現状と歴史について簡単に説明*3。そして再びお散歩。やはり映像の力はすごいです。映画で見たシーンがあちこちにあるので、「なるほど〜」という感じでまわってもらえます。最後にいつも行く公園で「ファイナルアンサー」をやって、お散歩大会も終了。
その後、きのう行った焼肉屋さんに行って(笑)懇親会。しかし、2日連続で行くかなぁ…。さんざん飲んで食べて騒いで9時過ぎに終了。その後、「2次会に行く!」という人を連れて、最近できたバーみたいなのに行って、静かに杯を傾けて、今日一日も終了です。やれやれ…。

*1:ここで30分〜40分は充分に時間が使えます

*2:これで30分ほど時間が使えます

*3:これが一番きついです。もっとも、いい資料を持っているので、それを読むだけだったりしますけどね…。

合宿の朝

昨晩は、1人は懇親会に出る間もなく愛知へ。2人は懇親会が終わったら広島へ。1人は家が近くなのでお家へ。みなさん、すごく忙しいみたいです。あと、「年齢的に雑魚寝はきつい」という人はホテルへ。てことで、「忙しくなくて、家は近いけど遊び好きで、年齢を顧みずに雑魚寝を辞さない」わたしと、プアな学生2人が東九条に宿泊です。
プアな学生*1のうちの1人は、今日は東京で秘密結社(笑)の集会に参加すべく、9時頃の新幹線で旅立って行かれました。で、わたしはもう1人の方と一緒にウチへ。なんでも、パートナーと話をしたいそうです。
そういう時は、わたしは邪魔なので(笑)、ふたたび「わらしべ長者」パソコンのセッティング。
てなことをやっていると、次のスケジュールが…。

*1:実は大学教員もやっている

午後からは合宿

なんだか、解放社会学会というのがあるらしくて、そこの合宿にどういうわけか混じらせてもらうハメになりました。
2時に東九条集合。集まってこられたのは、レズビアンの著名人とかゲイの著名人とか。そこにまじって、3時間ほどいろいろ話さなきゃなりません。どうするのよ…。みんな研究者でもあるから、むずかしいことを話すんじゃないのかなぁ。わたしなんざ、理論のかけらもないから…。
と、かなり身構えていったのですが、みなさんとても柔軟かつ謙虚な方々でした。わたしがしゃべっていると、いろいろとメモをとられるんですよね。で、話し終わると、質問があったり感想・意見があったり。フラットな関係で論議を深めていく感じがありました。研究者って、そういうものなんだ…。
で、あっという間に3時間がすんで、その後、西九条の焼肉屋に行って懇親会。みなさんあまり飲まれない方のようで、なんだか1人で飲んでいました(笑)。話題も他の研究者の近況の話とか、自分の研究テーマについての話とか。ついていけない^^;;。なので、近くの人を飲んだくれにしてしまって、局所的にしょーもない話をしていました。
あとは、いつもの東九条でダラダラ。就寝は2時過ぎです。やば…。

なんでかわかった。

自分の奥底に触れたものは、これだったんだ。

プルジョワジー諸君
我々は世界中で君達を革命戦争の場に叩き込んで一掃するために、ここに公然と宣戦を布告するものである
君達の歴史的は、もはやわかりすぎている。
君達の歴史は血塗られた歴史じゃないか
君達の間での世界強奪戦争の為に我々をだまし
互いに殺あわせてきた
嘘だとは言わせない
我々はもうそそのかされだまされはしない
君達にベトナムの民を好き勝手に殺す権利があるなら
我々にも君達を好き勝手に殺す権利がある
君達にブラックパンサーを殺し
ゲットーを戦車で押しつぶす権利があるなら
我々にも ニクソン・佐藤・キージンガー**・ドゴールを殺し
ペンタゴン防衛庁、警視庁、君達の家々を爆弾で爆破する権利がある
君達に沖縄の民を銃剣でさし殺す権利があるなら
我々にも君達をナイフで突き殺す権利がある
いつまでも君達の思い通りになると思ったら大間違いだ
君達の時代はすでに終わった
我々は最後の戦争の為に 世界革命戦争の勝利の為に
君達をこの世から抹殺する為に 最後まで戦い抜く
我々は自衛隊、機動隊、米軍諸君に公然と銃を向ける
殺されるのがいやならその銃を後に向けろ
君達をそそのかし うしろであやつる豚ども*に向けて
我々を邪魔する奴は 容赦なく抹殺する
世界革命戦争宣言をここに発する

ここからいただきました*1
動画を見たい方はこんなの

もあります*2

*1:しかし、osaka-u.ac.jpかよ(笑)!

*2:しかし、live at DOSHISHA Univかよ(笑)!

山ごもり・4日目

今日が山ごもりの最終日です。なんせ、あしたは職員会議ですからね。
朝、妙に暖かいので寒暖計を見ると、+4℃。そりゃ暖かいはずだ。
午前のレッスンをはじめようと思うと、なんとなく小さな雨粒がチラチラと降ってきます。まいったなぁ…。リフトに乗って山の上に上がっていくと、それがだんだんと雪に変わってきます。さすがは山です。
雨じゃなかったらこっちのもの(?)です。この午前でレッスンが終わる人もいたので、簡単に課題を提示して、後はドンドン滑るだけです。スキーなんざ、人の話を聞いてもうまくなりません。それより、いかにたくさん滑るかです*1。昨日失敗数人が失敗したコブ斜面もリベンジということで再挑戦。
てな感じでやっているうちに、楽しく午前のレッスンは終了。
午後、雨です。レッスンは中止。
しばらく宿で待機していましたが、身体が疼いてきます。だって、今日が今シーズンの最終日だもん。その表情を見て取ったか、オーナーが「行きたいんだろ。行ってこいよ」と、声をかけてくれました。もちろん飛び出しました。
下は雨ですが、リフトに乗るとみぞれから雪に変わっていきます。「雨は夜更けすぎぃにぃ〜♪」とぜんぜん違う歌が頭の中を駆けめぐります(笑)。やがて一番上に到着。完全に雪です。それも、湿雪よりもう少し乾き目の感じ。まずは、コブ。跳ねまわりました。吹っ飛びました。それも楽しい。コブに飽きたら、まだ誰も滑っていない木々の間を滑ります。ところどころにあるえらい急なところを落下していく感覚が、なんとも言えません。
やっぱ、オフピステこそスキーの醍醐味だなぁ。日本のスキー場は、「安全管理」という責任体制のもと、管理されすぎているんですよ。
どこを滑るかは自己決定。その結果については自己責任*2。ただし、決定するためには、自分の技量と斜面や雪の状況をきちんと読みとり、自らを過信しない慎重さが必要です。この選択の技量を、バブル期の日本のスキー文化は育んでこなかった*3。そして、その後のゲレンデの整備の進化*4がそれに拍車をかけてしまった。なので、応用力のないカービング一辺倒のスキーヤーがあふれかえることになってしまった。
まぁそんなことを考えながら、新しいルートを見つけてはチェレンジし続けました。
やがて、リフト終了時間。今シーズンの最後の一本は、これまた普通は誰も行かないとっておきの斜面です。まわりには誰もいません。あのやかましい音楽も、ここまでは聞こえてきません。大きくひとつ深呼吸。滑りはじめると聞こえてくるのは、スキーが雪を切る音。風の声。自分自身の息の音。それだけです。滑り終わって、またひとつ深呼吸。
さて、今シーズンも終わりました。帰ろう、京都へ。

*1:ただし、意識的にですけどね

*2:もちろん、自己責任だからといって、失敗した時のフォロー態勢が何も必要ではないということではありません。そこへのセーフティーネットは、スキーがスポーツ(≠冒険)として成立するためには必要不可欠です。管理者側に必要なのは、そこのバランスだな。

*3:初心者を山の上に連れて行って「下まで滑ればうまくなる」んなわけねーだろ…。

*4:斜面の多様性の剥奪

山ごもり・3日目

今日はすんごいいいお天気。でも、すごい風。たぶん放射冷却で冷えているだろうなと思って玄関の寒暖計を見たら、9℃*1。真冬並みです。てことは、きっと雪面は引き締まってすごくいい感じになっているはず。
ところで、シーズン最初にコブをやった翌日は、たいてい腰とお尻の筋肉がキンとはっています。これ、トレーニングしていた時もそうだったし、今みたいにトレーニングをサボっていても同じです。きっと、コブをやる時って、日常使う筋肉の使い方とはまったく違う使い方をするんでしょうね。ですから、痛いのは痛いのですが、でもそれはそういうふうな筋肉の使い方をした証拠です。だから、それはそれで納得というか、ちょっとうれしいというか(笑)。
そんなこんなで、とりあえず、レッスン前に3本ばっか足慣らしをしてきました。いい気持ち…。
今日のレッスンの相手は小学生の悪ガキ(笑)3人+普通のお客さん。方やレッスンなんて適当でよくてとにかく滑りたいという悪ガキと、方や練習したいという人と。でも、悪ガキ達は、スキーの楽しさを知っています。なので、ふたつのグループをうまくミックスすれば、すごく楽しい時間が過ごせます。
てことで、課題となるテーマを確認して、軽く練習。あとはあまり行かないコースに入って遊ぶ。そんな感じで、午前も午後もスキー場中を跳ねまわってきました。レッスンが終わるとみなさん燃料切れの模様。まぁ、今晩いっぱい食べていっぱい寝てくれよ。>悪ガキ共。
で、レッスンの後は1時間ほどの自己練習。昼間にゆるんだバーンは荒れまくっています。しかもそれが夕方の冷え込みですべて凍っています。マジで滑りにくいです。その荒れた斜面を飛ばしていると「なんだこりゃ!」「固てぇ〜!」と思わず声が出ます。ただひたすら、斜面の刻一刻と変わる状況と自分の持つバランスの幅の折りあいに集中する瞬間です。滑り終わると、素直に斜面に対して「ありがとう」という気持ちになれます。結局、リフトがとまるまで滑っていました。
さぁ、今シーズンも残すところ後一日。あしたも充実したスキーヤーの一日にしたいなぁ。

*1:山ではなにもつけないとマイナスで、プラスの時は「プラス」とつけます。

山ごもり・2日目

かつては「道場」だったうちのスクールも、時の流れとともにずいぶんと軟化してしまいました。いいことか悪いことかはわからないのですが、楽は楽です(笑)。
朝起きると、外は雨。とたんにやることがなくなります。そう言えばかつて、ウトロの人が「土方は雨には勝てん」と達観したことを言っていましたが*1、その言葉を思い出してしまいました。
てことで、午前のレッスンは中止。空を見てはため息をつくということを10分おきに繰り返していたのですが、だんだんと雨があがってきた気がしたので、「ちょっと偵察に行ってきます」と適当なことを言ってゲレンデへ。リフトに乗って登りはじめたところで、再び雨。でも、すでに後もどりをする気はありません。雨の中、前へ進むのみです。昨日「やり」そこねたコブもちょこっと楽しんで、一目散に下へ。宿に帰ったら「雨だろうが!」と一言罵声が飛んできました。で、「雨でした」と報告。まぁいいでしょう。
午後からはレッスンをするつもりでしたが、いっこうにやみそうにないので、とりあえず、午後のレッスンも中止です。でも生徒のみなさん、やはり基本的に滑りたいわけです。小やみになった瞬間、エイッと出て行かれました。で、わたしはというと、やっぱり一緒です。エイッと出て行きました。すると、30分もたたないうちに、みるみるうちに晴れ間が広がり、一気に晴れ!向こうにきれいな山が見えます。最高の天気になりました。
せっかくですから、フリーで滑っていた生徒さんをつかまえて、しばしレッスン。一人で遊んでいたら1時間ほどで飽きてしまうのですが*2、誰かと一緒に滑ると、やっぱりおもしろいですね。滑っている最中は自分との対話、滑り終わったら仲間と一緒というメリハリがいいのかもしれません。
3時を過ぎたあたりで、プチレッスン終了。あとは、午前にやり残したコブを攻めてみました。天気がよくなって時間が遅くなると、雪面が冷えて固くなります。そんなときのコブはむずかしいけどすごくおもしろいです。しかも、「天然もん」です*3。こいつの不規則さがたまらないです。いきなりふられたり、スキーが突き抜けたり。さらには、「このコブの次、どっちに行くねん!」と迷う瞬間があります。その瞬間の決断が、次のコースを決めます。まぁ、人生と一緒ということで(笑)。
さぁ、あしたは快晴だ!
お肌のケアだな(笑)。

*1:1993年の全朝教大会の時、ウトロで300人の焼肉を企画したのですが、その日がいつ雨が降り出すかという日でした。ウトロ(野外)で決行するか、別会場に持っていくかという決断の時の一言です。

*2:その後、また燃えはじめるんですけどね…

*3:「養殖もん」のコブは、2〜3人で意図的に基礎になるところをつくります。あとは、みんなが同じリズムで滑るので適当に成長していきます。ところどころ滑りにくいところをスコップで削ると、モーグルに使えそうな規則正しいコブができます。

山ごもり・1日目

朝、お友だちにお礼を言って松本から西へ向けてスタート。1時間ほど走ると、雪山があります。今日から4日間、山ごもりです。
ふだんは正月に行くのですが、今年は11月にあったアクシデント(笑)のため、2月末まで自重を言い渡され、その後も土日はぜんぜんあいていないという状態で*1、かろうじて全力であけた土日が今日・明日なんです。で、さらに強引に月・火も休みをとって山ごもりをしようと。
8時過ぎに到着。ホッと一息ついたら9時からレッスン開始。
今日の生徒さんは、小学4年生と小学1年生のふたり。小学生といってもあなどってはいけません。1年生の子どもは地元の子どもなので、基本的にはどこでも降りてきます。滑り終わって「こわかった?早すぎた?」と聞くと、たいていけろっとした顔をして「楽しかった」と答えます。4年生の子どもはさすがに体力があります。性格的にも安定感のある子どものようなので、たいていどこでも平気な顔をして滑り降りてきます。こう言う時には、細かいことをゴチャゴチャ言うよりも、トレーンをしながら滑るに限ります。てことで、2時間のレッスン時間中、ひたすら滑り続けました。
午後、さすがに小学1年生の子どもは少々疲れ気味の顔をしています。こういう時の無理は禁物です。1時間ほど滑ったところで、ゲレンデわきにあったかまくらにもぐり込んで飴をなめながら小休止。その後、緩斜面で次につながるレッスンをひとつこなして終了。さすがに1年生の子どもはヘトヘトになったみたいです。まぁ、今晩よく食べてよく寝ることでしょう(笑)。
レッスンのあとはトレーニング(笑)の時間です。ところが、このあたりから雨が降り始めました。どうしようかなぁと思ったのですが、今シーズンの貴重なレッスン後の時間です。「まぁいいか」と滑りに行きました。
雨・雪と霧の中の夕方のスキーは、なかなかコワイものです(笑)。ゴーグルに水滴が着いて、それを拭いても結局同じ。ぜんぜん雪面が見えません。でも「まぁなんとかなるか…」とバーンを跳ねまわって楽しみました。
あぁ、やっと雪の上に帰ってきた\(^o^)/

*1:てか、年末から土日は全部何か用事が入っていたなぁ…。なんでだろう…。