高いととるか安いととるか

さすがに母親も高齢化しているので、実家の掃除がなかなかできません。かといって、わたしができるかというとできるわけもなく。となると、お金を払ってやってもらうのが一番いいということになります。
ということで、ダスキンに見積もりを出してもらいました。
いろいろ部屋を見てもらって、うんうん言いながら金額を出していかれます。最終的に出された金額は数万円。見積もりを出された方は「高くなってしまいますが」と言われましたが…。
確かに、その金額そのものは決して安価とは言えません。が、そこにかかる労力と人件費を考えたら、そしてなによりもダスキンに頼むことによって軽減されるわたし(たち)の労力を考えたら、とてもではないけど「高い」とは言えないですね。
なんか、そんなことを考えると、どれほど「人」が安く見積もられる社会になったのかなと、なんか残念な気持ちになりますね。

で、せっかく早く帰ってきたので、久しぶりに骨密度を測りに行きました。

測定日 数値(g/cm2) 同年代女性(%) 若年女性(%) 同年代男性(%) 若年男性(%)
2011/04/01 36.6
2012/05/11 120 112 98 95
2012/11/22 0.737 97 95
2013/04/01 0.749 125 116
2013/11/11 0.718 120 115
2014/05/26 0.752 127 116
2014/11/04 0.760 128 118
2015/12/21 0.763 130 118
2016/12/26 0.732 125 113
2017/06/26 0.736 127 113
2018/02/13 0.730 126 112
2018/08/27 0.742 130 114
2019/07/04 0.722 97 93
2021/07/02 0.721 97 93

お医者さん「大丈夫ですね」のひとことです。
てか、それよりも、先日の決断をパートナーから聞かれたとかで「痛いですよ~」と脅すことの方がメインになったり。
い「あの人、笑顔で手術しそうなんですよね」
医「そうそう、笑顔で「痛いかなぁ」とか言いながらね」
い「なにせ、地顔が笑顔ですからね」
医「(笑)」
相変わらずファンキーなお医者さんです。てか、外科系のお医者がファンキーなのか…、
あ、精神科医もな…(笑)。

それでも少しのんびり

朝、職場に到着すると、机の上に生徒用と教職員用の「人権教育だより」がおいてありました。若い衆がつくってくれたみたいです。なので、校正→修正→プリントアウト。あとで印刷しましょう。メールチェックすると、マークシートのpdfが送られてきてました。
「数枚天地がひっくり返ってます」
おいおい。それはないでしょう。まぁでも再度送ってもらうより自分でやったほうが早いな。天地がひっくり返ってるのを抽出して180°回転。元ファイルから抽出したぶんを削除。回転したのを結合でおしまいです。リーダーにかけるときれいに読み取ってくれました。
それにしても、塗りつぶさずに○をする生徒、必ずいますね。担任さんが念押ししないとアカンのやろなぁ。
で、ひと息ついて、しばし読書。今日のうちに読んでしまいたい。てか、いつまでも本を読んでたらダメなんですけどね。でも、フルボッコ大会の呪縛が残ってます。
授業はサクッと2時間。両方とも取り出しです。
しかし、取り出しをすると、子どもが解く過程をしっかり見られますから、どこでつまづいているのかがよくわかります。
例えば分数の計算が苦手な子。まぁ、なんでも東大生もできないらしいから(笑)、しゃーないか。でも、分数ができなかったら、直線の方程式、特に2点を通るヤツと垂直ができなくなるんですよね。
あるいは移項ができない子。どんな時に符号が変わってどんな時に割り算になるのかが混乱してます。こうなると、方程式はほとんどがワヤになります。どう説明しよう…。
「あのね。足し算とか引き算でつながっている、こういうひとつひとつを「項」っていうんだよ。この「項」を動かす時は符号が変わる。でね、xとかyにくっついてる数字を「係数」っていうの。これを動かす時は分数になる」
項とか係数は1年生のはじめにやるんだけど、それが定着してないんだな。てか、あれって整式の見方なんで、メッチャ大切なんだけどなぁ。
あと、苦手な子に多いのが、自分の解き方をしようとする子ですね。
「せんせい、ここがこうなってたらこうなるって覚えたらええんやろ」
「あのね。必ずしもそうはならないから、「図を描くこと」って言ったんだよ。もう試験前だからね、とにかく言われたことを忠実にやったほうがいいんだよ」
もちろん自分のやり方を見つけることは大切です。が、苦手な子がそれをやると、とんでもない間違いになる。ちなみに得意な子は、とりあえず言われたとおりにやります。そして解き方の標本数を多くしたところでパターンを見つけていく。まぁ標本数の問題ってことです。
そんかふうにして2時間過ごすと、けっこう疲れます。
職員室に行って、書類仕事を忘れてたことに気づいて、コチョコチョやったり。疲れたところで読書。
まぁそれでも、ここ2週間の人権学習ウィーク&出張&芝居の裏方補助を過ごしたから、今日は少しはのんびりできたかな。

久しぶりの観劇

今日は団体鑑賞で演劇鑑賞です。とは言え、体育館で1学年ごと、1時間の設定です。まぁ、文化祭の演劇のためのヒントにしてもらうものですね。
なんでも、劇団の人は11時くらいに到着されて、そこから仕込みをされるとか。ちなみに、機材はすべて持ち込みです。ということは、おそらく体育館の電源だけではまかなえない。えーと、仮設の電源をひいてくるってことですね。誰がやるかというと、わたししかいない(笑)。
てことで、12時に授業を終えて、そこから大急ぎで隣の校舎から電源をひっぱってきました。ちなみに、ひっぱろうと思うと、やはり安全のためには空中配線をしなきゃなりません。授業中なので、もちろん生徒は使えない。ひとりでやるしかないですね。それでも15分ほどで引き終えました。
で、舞台を見ると、明るい。そうか、袖のところの窓から光が入りまくりなのね。てことで、暗幕張りです。これもひとりでやるしかないですね。小一時間、そんなことをしていたらヘトヘトになりました。
なので、昼休み~5時間目はレスト。6時間目にようやく芝居を見に行く気になりました。
なんでも、今日の芝居は今日のためにつくったオリジナルのものだとか。30分ほどの芝居ですが、おもしろい。さすがプロです。なんというか、主人公が最後まで出てこない。いや、ほんとうにまったく出てこないんですよね。まぁ、「ゴドーを待ちながら」みたいなものです。知らんけど。
教職員劇もこんなのできたらおもしろいだろうなぁ。

書けない

今日の午前は組合の定期大会です。役まわりは今年も議長です。なぜわたしが議長になるかというと、執行委員ではないからです。いちおう女性部長(笑)はやってるけど、諸般の事情で執行委員はやらないことにしています。当然執行委員は議長にはなれないので、結局わたしのところにまわってくるということです。今年はハイブリッドでやるということでどうなるかと思ったけど、そのあたりはなんとかクリア。
大会の方はつつがなく進行したけど、ひとつだけ「やっかいなこと」が勃発しました。なんと、議長が修正動議を出したという。委員長曰く
「委任状は「議長に対して委任する」ってなってるから、執行部が×を出しても、議長が◯といえば通ってしまう」
なるほど。そうやな。まぁでも内容がこの間の訪問にかかわる話だったから通りました。よかったよかった。
定期大会が終わったらAっちゃんと軽く呑み。ダラダラしょうもない話をして、おうちへ。
夕方からおべんきょ仲間とのおべんきょ会です。今回は、近況報告+今後のおべんきょ会のこと+データの読みあわせでした。
なんでも、このデータ、政策提言に使うんだとか。問題は、どんな感じで使うかですよね。単に「こんなデータがあります」ではもったいないですね。やはり、インタビュー対象者の中にあるさまざまな規範を明らかにすることを通して、それが政策の中にもあるってことを指摘し、「だからこそこの提言は妥当なんだ」ってやったほうがいいんじゃないかなぁ。まぁそんなことを思ったので
「わたしたち(笑)研究者としては」
と口走ってしまったり。
そんな感じで充実した一日を過ごしました。
が、ゲンコと書類が書けない。うがー…。

ワクチン接種1回目の2日目→決断

朝起きて、身体と対話。全体的にはなんともないけど、左上腕が重い気がしないわけでもないです。なんとなく腫れてる気もしないわけでもないです。押すと…。鈍い痛みが少しします。まぁそんな感じかな。
で、諸事情で車出勤。メッチャ早い時間に着いたので、3年生の感想文を最終修正して、若い衆にまかせられるようにして、1年生の感想文の音声入力開始です。朝の時間外勤務は人がいないからはかどりますね。
で、ショートホームルームの代講を経て、1時間目の授業をやって。授業が終了したら職場発。向かうは病院です。
なんでこんなに病院やねんとは思いますが、もとから入ってたのに、あとからあとからやってくるからしかたないです。
今日の病院はデュピュイトラン拘縮です。これ、金曜日の午前しかダメなので、通院がメッチャたいへんです。でも、今年のうちにカタをつけたい。
診察室に入ると、お医者さんは相変わらずな笑顔です。地顔やな。
なんでも昔と違って不要なコラーゲンを切断するだけのようです。てことは、ザイヤフレックスと同じ感じなわけですね。たぶんそれよりはていねいなんだろうけど。そうして指を伸ばすと皮膚が足りないところができて穴ができる。ここに皮がはるのに3週間〜1ヶ月。で、指を伸ばすクセをつけて、次に曲げる練習をする。一連のことが終わるのが3ヶ月。このあと、もう片方の手の手術をやるので、全部で6ヶ月。
まぁでもしかたないです。右手ができるのは夏休みだけなので、ここでやるしかないです。てことで、7月30日に予約を入れました。
また身体にメスを入れる日々が来るのか…。

ワクチン接種1回目

今日は午前に3コマ空きがあります。ここが勝負どころです。ちなみに昨日は久々に残業してとにかく作文を読みました。が、最後に目がストを起こしたので断念したという。
なので、まずは残りの感想文を読むところから。やはり「でも闘う人がいた」ってのがよかったのかな。そこに注目してる生徒がけっこういました。
で、読み終わったら音声入力開始です。まわりの同僚も慣れてきたのか、わたしが音声入力をはじめると静かにしてくれます。ありがたい。ただ、大きな音がなることもあります。チャイムと輪転機です。このあたりが音を出すと、変換が終わらなくなって、結果はムチャクチャになるのですが、今回はチャイムを「コーン」って変換したのは笑いました。
昼休みは放送部のミーティング。それが終わったら、急いでおべんとです。が、ここに来て異変が。昨日まであったワクチン摂取の紙がどこかにいってます。おかしい。昨日大切にとっておいたのに。どこにやったんだろう。一生懸命探しているわたしを同僚は笑います。が、ほんとうにないことがわかったら心配に変わるのがうれしいです。結局、予約番号を問い合わせてもらって、各種書類をコピーしてもらって一段落です。
午後の授業が終わってひと息ついたら出発です。駅までテクテク歩くのですが、遠い…。で、電車に乗って最寄りの駅へ。ここからは送迎タクシーが出ています。それに乗ってしばらく走ると大規模接種会場に到着です。
あとは早い。まぁすいているからですけどね。あらかじめ書類は記入してあるから、あれよあれよという間にお医者さんの問診です。これもあっと合う間に終わって、いよいよワクチン接種です。
ここでトラブル発生。着ていたカットソーがジャマらしいです。なのでトイレに連れて行ってもらってTシャツ1枚になりました。
で、接種。「チクリとしますよ」と言われましたが、まったく痛くありません。さらにあっという間に薬剤が入りましたが、これも感覚なし。なんとまぁ…。
摂取が終わったら、15分間の経過観察。その間、自分の体調と対話をします。んー、なんか、左手がしびれてるような気がしないわけでもないけど、それは気のせいな気もします。てか、右手もしびれてる気がしてきます。わからん。
とにかく15分たったところで経過観察も終了。あとは送迎タクシーに乗って最寄りの駅に行くだけです。
帰りの電車の中で、再び身体との対話をします、わからん。まぁでもわからんってことはなにもないんでしょう。なにもないなら、寄らなきゃならないところがあります。
てことで、古い馴染みの立ち呑みへ。
うまい!

そしてうまい!

この店で「お酒の飲み方」を教えてもらったんだよなぁ。おかげさまで、しばしお客さんたちと盛り上がって、おいとま。
さてと、明日はどうなってるかなぁ…。

進まない

今日は出張がない出張日。ただ、振り替え授業の関係で、一コマ+ホームルームの代講が入っています。でも、とにかく広大な時間があります。なので、いろいろ考えなきゃならないことをやろうかなと。
で、やりはじめたけど、進まない。
今回は少し気乗りしなかったけど、引き受けたのは自分ですからね。で、「この線で行こう」と思ったけど、完全にはその通りにはならなくて、ここでまた「きびしいな」と。でもまぁ、オファーの内容はもっともな内容なので、その線で進めています。
が、進まない。実は先日公開されたものはメッチャ早く書いていたんですが、それは単に「書けないかも」という不安の裏返しだったりします。その通り、進まない。
それでも、帰りの電車の中で少しプランが浮かんで、ほんの少しだけ「筋」が見えたかな…。
ただ、明日は部落差別問題学習があって、そこから感想文読みとか入力とか、はたまたワクチンとか通院とかがあるから、ちょっと詰んでるな。

断捨離った

今日は午前午後とも断捨離の日です。
とりあえず、用事をしに行くパートナーを駅まで送って、上の子どもと某所に向かいます。到着して部屋に入ると、カビが…。こりゃダメだ。主たる原因は、第2のふるさとで使っていたパイプベッドです。パートナーと出会った頃から使っていたのも置いてあるから、30年ものですね。さすがに捨てましょう。第2のふるさとで使っていたソファの骨組みは…。残しましょうか。これ、マットレスさえいいのがあれば、すごく座り心地がいいんですよね。
で、実家へ。こちらも断捨離です。なにせ、母親がものをため込むタイプだから、捨てなきゃどうしようもないです。てことで、がさっと捨てるのですが、たまに残すものもあったりします。が、少しずつ疲れてきて、何を残すべきなのかわからなくなってくる。まぁその境地に達したときに、ほんとうの断捨離に到達するのかな。てことで、2時間半ほど集中して、ひとまず終了。
昼ごはんを食べ損ねたので、王将にいって生餃子を購入。上の子どもに焼いてもらったら、パリパリに焼いてくれました。うまいわ。ビールがすすむ。

とにかくやる

実は金曜日ものんびりです。なにせ、1・2と授業をやったら終了です。しかも、ふたクラスともプリント学習です。が、今日は特殊なタスクをそのあとやらなきゃなりません。なので、朝かなり早めに出勤して、やらなきゃならないことをやっつけたり、タスクリストをつくったり。で、授業が終わったら、女性休養室にこもってひと仕事。
それにしても、プリント学習もおもしろいですね。とても簡単なことだけど、それでも「わからない→気づいた」って時の子どもの顔の変化はとてもいい。思わず「いいもの見せてもらったわ」と感謝を伝えました。
で、午後は来週の部落差別問題学習のポスターをつくったり。

そうそう、プレゼンをいじりましょう。
さらに作文の入力をしたり、必要な生徒のところに行って掲載許可をとったり。
やはりゆきみちゃんの講演は「力がある」から、自己開示してくれる生徒があらわれます。例えば「自分もダブル」「自分は外国籍」というのはもちろん、イジメにあった経験とか、ほんとにいろんな話が出てくる。そんな子らには、やはり掲載許可が必要かなと。そして、拒否する子は誰もいません。
い「載せてもいい?」
生「ええよ」
い「ありがと。だってな、「外国人はまわりにいない」って書いてる子に「ちゃうで!」ってせんとあかんやん」
生「ニコッ」
もしかしたら、それってプライバシーだから掲載はダメって自主規制する人もいるかもしれません。でも、書いてくれたってことは、伝えたかったからです。それを受け取ることで「書いたことの意味」を見出す。掲載許可をとりに行くのは、やはり緊張します。でも、やらなきゃならないし、それを通して「日本人のわたしと外国ルーツのその子」という小さなつながりができるはずです。
そんなこんなで、とにかく今日のタスクは終えたかな。なんか、終わったかどうか自信がない(笑)。

のんびりのはずが一転

木曜日の授業は基本的にはのんびりです。なにせ、時差登校の今は「午後からはじまる」って感じで、それは「午前は授業がない」ことを意味するわけです。なので、午前はゆっくりと雑務に時間をかけられる日です。
ちなみに、今日明日で昨日の感想を1学年分読んで入力するというタスクがあります。
ところが、今は公開授業週間&教育実習中で、午前に見なきゃならない授業がふたコマ+放課後に合評会があったりして、てんやわんやです。まぁでも仕事だから仕方ない。
それにしても、教育実習生と現職教員を比べたら、授業の技術のあまりにも圧倒的な違いに、感動すらしますね。当たり前のことなんだけど、でも、ほんとにそうなんです。その圧倒的な差をつけてる現職教員ですら、ベテラン教員はダメ出しをする。自分のことを棚に上げて(笑)。でも、若手教員はそのダメ出しを聞いて、自分の中の不充分なところを言語化して、次へと活かす。それが日常的に行われているんですよね。
なんのことかというと、とある若手教員に
「そんなに難しいって言わなくてもええんちゃう?もっと軽やかにいけばいいのに、くどく言うからよけいに難しく受け取られてしまうんちゃう?」
って言ってみたんですよね。そしたら、その若手教員
「そうなんですよ。たぶん、自分が教えるのが難しいと思ったところを難しいと言っちゃって、だから説明がくどくなるんですよ」
とのこと。なるほどね。それが自己分析できてるなら、そこから変えていけるってことですね。力のある教員だから、楽しみです。
ちなみに、わたしのコメントは、すべて「授業のしかた」であって、授業内容ではないです。だって、数学苦手だもん(笑)。

まぁそんなこんなでワチャワチャでしたが、それでもなんとか感想文も読んだし、5クラス分入力できたし、よく仕事しました。
帰ってビールだ!