あらためて、なんでも屋

今日は健康診断です。こんな日は、わたしたち教員はいろんな測定をしたり、検診の補助をしたり、とにかく専門外のことをします。
午前は眼科検診の補助。子どもたちを並べたり、はたまたお医者さんの指示に従って検診カードにいろいろ書き込んだり。そんな単調な作業の中でも工夫はします。例えば、子どもの並び方を少しだけ曲げるために、あえてイスを置いて動線を変えてみたり、イスと机の間を通るようにほんの少しだけ隙間を広げたり。まぁ自己満足の世界ってことです。
午後は聴覚検査です。今度は検査をする側です。これも効率よくできるようにするためにはどうすればいいかを考えます。
そんなことをしながら、ふと一緒に検査してる教員に
「わたしら、なんでもやるなぁ」
とつぶやくと、同意の笑みをもらいました。
検査が終わったら、「たより」でもつくりますか。ふだんは若い衆につくってもらうようにしていますが、今回はわたしがつくりましょう。ネタは「フォント」です。去年までと今年で「たより」の盤面が変わりました。具体的には「UD教科書体」を使うようにしました。これ、若い衆の発案です。いいことです。なので、しかし、明朝体だけでも「MS」「JS」「游」「DF」「UD BIZ」「小塚」とあります。見た目がぜんぜん違います。おもしろいなぁ。
まぁ教員って、本当になんでも屋ですね。映像の編集もやるし、本の組版もするし、セクションによってはサイト制作もしますからね。必要に応じてプログラムもつくります。たしかにスペシャリストではないけど、ジェネラリストではある。
そんなことを感じた1日でした。