おだやかな1日

朝、体調が少しはマシかなぁ。とりま出勤。
今日は1・2・3と3時間連続です。試験まであと少しなのに、範囲が終わっていません。なので、けっこうハードに攻めなきゃなりません。数学が苦手な子、完全に魂が抜けてます。すまぬ。
3時間連続授業が終わると昼です。まぁ月曜日は授業しかできない日ですが、木曜日も午前はなにもできない日です。そういうふうに設定してしまえば、それはそれでいいです。
午後は何をするか…。まずは、夏の教職員人権研修の講師依頼か。今年度、いろいろあって、内田龍史さんにお願いしようかなと。メールをしたら快諾して下さいました。ありがたい。
あとは試験作成か。試験をつくるのは簡単です。が、実際に解いてみなきゃなりません。というのは、スペースをどれくらい使うかとか、数字がどれくらいめんどくさいかとか、どれくらい時間がかかるかは、やはり解いてみないとわからない。ちなみに、かつて先輩から言われたのは、「生徒は教員の3倍時間がかかると考えろ」でした。要は15分で解ききれない試験問題を出したら、生徒は最後までいかないってことです。そりゃそうです。生徒は考える。教員は条件反射で解く。まぁ実際は3倍ということはないですけどね。
で、全部解いて、なんかイマイチな問題があったので、それを修正。そしてもう一度解答をつくります。最後に印刷して配布するから、ちょっとていねいに書かなきゃなりません。これがきつい。そんなことをしていたら、あっという間に時間が過ぎていきました。
放課後掃除をしていたら、生徒がポッキーを食べてるので、
「1本」
というと、
「ゴメン、最後やねん。でも、教室にもう一袋あるからとってくる」
とか言って走り去っていきました(笑)。で、帰ってきて
「はい」
ということで、ポッキー、いただきました。生徒からかすめとったお菓子はおいしいです(笑)。
そんなことをしていたら、定時が来たので退勤。まぁおだやかな1日かなぁ。

こんな日がくるとはなぁ

朝、とにかく動くのがイヤです。でも、いつものように出勤。なんなんだろう。まぁ、4月からの疲れがここにきてるのかな。
今日はあまり授業がないので、のんびり過ごしましょう。
まずは立番。ふだんはひとりで立ってますが、今日は若手教員が話しかけてくれました。今年度生徒会担当に復活して、やりたいことにあふれておられます。ただ、昨日も書いたけど、ムリしないでね。まぁここは読んでないだろうけどね(笑)。
なんというか、はじめからベストを狙われます。が、それはけっこう大変です。とりあえず「やってみる」こと。そしてなにより続けることです。続けている間に、いろんな人が興味を持ってくれて、それぞれができることをやりはじめたら、いつしかベストに近づいていきます。
立番が終わったら大職員室行って教務部長と雑談。
「今日、職会かぁ。あ、追認があるからサボれるわ」
「しかと聞いたぞ」
まぁ高校なんてこんなもんです。
で、自分の机のある職員室にもどって事務仕事。3時間目に、本日唯一の授業です。いちおう進学系のクラスだけど、担当してるのは文系講座です。当然数学が苦手な子がいるわけです。いちおう担任さんから聞いてはいますが、授業の中でもようやく姿をあらわしはじめてきました。いいことです。そんな子らとワチャワチャ話しながら、1時間終了。
そういや、この講座のある生徒が担任さんに
「あの授業、数学じゃなくて人権の時間」
って言ったらしいです。ひでぇ授業だな(笑)。
おべんと食べたら、『human rights』でも読もうかと、ソファに寝転んだら、瞬間で爆睡です。まぁでも45分休憩があるんだから、寝てもいいんです。
それでも起き上がって、放課後の追認のプリントづくり。
で、掃除カントク後は追認です。指数の計算をのんびりやって、早々に終了。
そだ、職会資料を確認しよう。こんなのがありました。

これ、わたしが出した資料じゃないです。出したのは朝の立番で話していた生徒会担当の方です。
まさか、職会資料に「ストーンウォールイン」という言葉が出る日がくるとはなぁ。
まぁそういうガッコってことです。

事務仕事、後、打ち合わせ

今日は出張のない出張日です。なので、重たい事務仕事をやると、昨日から決めてます。そのためのタスクリストもつくりました。
とにかく今日1日は長いです。8時の出勤から17時の退勤まで9時間あります。なのに勤務時間は7時間45分です。わけわからん。
まず朝の立番。と思ったら、昨日気になることがあった子がたまたまいたので、風に吹かれながら牽制球を投げておきました。懐かしいなぁ。担任時代はこんなのばっかりでした。立番のあと、少し担任さんと気になる生徒のことで雑談。いろいろ情報交換です。そして、事務仕事をやろうと思ったら、いきなり「生徒指導仕事」が入るなど。まぁええけどね。いいウォーミングアップです。
「生徒指導仕事」を授業から帰ってきた人に引き渡したら、いよいよ事務仕事です。
まずは本店に出すデータの作成です。これ、いろんなところからのデータがそろわないとつくれません。それがそろったのが昨日でした。そろって助かりました。
お次は某所に送る書類の作成。これもすでにYーきがつくってくれてるので、それを添削して写真貼り込んでおしまいです。さっさと送りましょう。
ここでお昼になりました。あと5時間でどこまでできるか。おべんと食べながら。コンセントレーションを高めます。そして、大仕事の「組版」です。
みなさん、当然のことながらwordでデータを作成されます。いろいろ自由にレイアウトされますが、それを「本」用にレイアウトし直すのは、なかなかやっかいです。特に表ですね。これがめんどくさい。あとは写真かな。「別ファイルでほしい」と言っても貼り込んだ状態で送ってこられます。そこから画像データを抜き出しますが、解像度が低くて使い物になりません。まぁでも、そういうことはわからないでしょうね。
「これを使えばいいじゃん」
でおしまいなのかな。
極めつけは、写真データに書き込みをしたものです。これはもうどうしようもありません。一度そのページをpdfにして、それを画像データにして、貼り付けますか。
そんな感じですべてやり終えて、校正依頼を出したところで、ちょうど退勤少し前になりました。
少し時間があるので、生徒会担当の教員と少し話。いろいろおもしろいことをしかけようとされてます。が、パンクしないでね。なにせヘルプを出すのがへたな人ですからね。
で、定時の10分後に退勤。京都駅で滋賀県の人々と合流して、お店へ。入れてよかった。ここで8月のお座敷の打ち合わせです。が、実際には打ち合わせじゃないですね。単なる飲み会です。決まったことは「二人会ではなくピンでやる」ことと「タイトル」だけです。でも、打ち合わせの意味があったんだとか。
てか、たぶん若手の人をわたしと会わせたかったのかな。なので、愚にもつかないことをダラダラゲラゲラ話をして、9時にお開きです。これくらいなら明日は楽かな。

さすがにハードやな

今日は小さい車を車検に出すので、ふだんは使わない車で出勤です。よく走るな。ただ、オイルがひどいことになってそうやな。
ガッコに到着したのは7時過ぎ。キーボードに副支店長のメモが貼ってあります。えーと、金曜日提出の書類についてのリマインダです。わかってるって。まだデータが揃ってないだけですよ。
てことで、余裕があるので雑務をしたり、朝の恒例行事をしたり。と、月曜日は「居残り当番」なことを思い出しました。てことは、支店長に話があるのに動けないじゃん。と思ったら、ひょっこり支店長があらわれました。助かった。
ということで、支店長と謀議をするなど。まぁすべて本店が悪いし、もっと言うと本店が悪い状況をつくった人々が悪いし、さらに言うと「革命的警戒心」を持たなかった人が悪いってことです。まぁでも、革命的警戒心は、その状況に自覚的にならないと身につかないからなぁ。
さてと、ここから怒涛の授業攻めです。
1時間目はグラフ書き。今日はこれに捧げます。試験まで今日を含めてあと3時間。これさえやれば、なんとかなる。2時間目はベクトルです。みんな虚ろな目をしてます。これも走らないと間に合わないので、ガンガン進みます。授業の終わり際に
「演習プリントくれるの?」
というおねだりがありました。
「なんとかつくろうとは思ってるよ。問題集の抜粋だけど」
というと
「ありがとー」
という生徒と
「せんせいの仕事増やしてしもてごめん」
という生徒がいて笑いました。優しい子らです。
ここでインターバル。でも、いろいろ書類を書いたり、雑務の準備をしてたらあっという間に過ぎ去ります。
そして4時間目は「判別式」。
「判別式のDはdiscriminantの頭文字なんだけど、discriminationは「差別」なんだよね」
といらない知識を伝えたり。
とりま、昼休みはおべんと食べながらメールの返事を返しましょう。そのまま5時間目に突入。4時間目の続きで「解と係数の関係」です。このクラスも走らないと間に合いません。最後に1時間でも演習の時間を確保したい。
5時間目が終わったら、6時間目は教科会議です。なんか、「みんな、試験問題をふたつ折りにしよう」とかいう話が出たので反対するなど。
放課後は掃除カントクをやって、ひと息いたら夜の仕事へ向けてスタート。
仔牛控室でプレゼンを追加して、教室へ。はじめにみんなでいろいろ決めてもらって、そこから話をスタート。PDCAサイクルのバリエーションを出すと、学生さん、苦笑されてました。そんなこんなで、今日は一方的に話をしてしまって少し反省です。
さてと。ようやく長い1日が終わります。最初に職場に着いてから12時間半の勤務でした。さすがに疲れた。

いちおうすべて終わったかな

朝、起きたら8時前です。まぁ昨日遅かったからなぁ。
とりま朝ごはんを食べて、朝の恒例行事を済ませて、さて、どうしようかと。走ろうか。その前に筋トレですね。週2やりたいけど、なかなかできません。で、ラン。

昨日の飲みすぎがあるので、無理をしないようにしようと思って走りはじめました。最初の1kmのコールが6分ちょい。まぁこんなもんかなと。ただ、少しきついですね。なので、気分転換に少しコースを変えてみました。とは言え、平坦路であることには変わりはありません。結果、5.6kmを33分00秒でアベレージが5分52秒でした。スプリットは6分08秒→5分46秒→5分56秒→5分37秒→5分43秒でした。まぁまぁかな。

帰ってきて、昼ごはんをつくって食べて、ついでにおべんとのネタもつくって、スタートです。今日は母親の納棺の日です。
父親が眠っているお墓に行こうとしたのですが、だいたいの場所はわかるけど、詳しい場所がわかりません。前に来たのは…。たぶん、父親の納棺の時です(笑)。12年前です。ひどい子どもです。
納棺してくださる方がおられたので、なんとかたどりつけました。やがて弟家族もやってきて納棺開始。といっても、お骨を入れて黙祷したらおしまいです。なにせお墓はお寺の境内にあるので、讃美歌とか歌えません。そうそう、お花とお菓子をお供えです。

最後に記念写真を撮って終了。

いったんお家にもどって、わたしは髪の毛をカットしに行って、再びスタート。弟家族との会食です。
信じられないほどおいしいお刺身です。

みんな
「エビが動いてる!」
と大騒ぎです。どうやら食べられないというか、その前に、そもそも触れないというか(笑)。
〆のお寿司もおいしい。

穴子はもちろんふわふわですが、マグロもコハダも柔らかい。
ということで、メッチャおいしい食事をお腹いっぱいになるまで食べさせてもらいました。ちなみに、母親のおごりです。ごちそうさま。
これでいちおうすべて終わったかな。
さてと。帰って軽くウィスキーを飲んで寝ましょうか。

会議、後、来客

朝方、ふと目が覚めた次の瞬間「ドン」と揺れました。地震です。5時44分らしいです。すぐに地震情報をチェック。震度1らしいです。まぁ揺れなかったからなぁ。でも、縦揺れだったので、「次」が来るかと思って、来た瞬間はビビりました。で、そのまま寝られず起きてしまいました。なんで土曜日なのに…。
今日は午後から某在日外国人教育関係の総会です。総会と言っても、集まって来るのは10人くらいですけどね。遠方の方もおられるので、ハイブリッド開催にしました。ハイブリッドと言っても、配信する側は会場にあるテレビに映像を流すだけですけどね。
ということで、昼過ぎに会場に到着。すでに早く着いた人がドアを開けてました。そっち開けたのかよ。まぁいいや。
到着したら、速やかにzoomのセッティング開始です。PCはいろいろ作業をするために確保したいので、もうひとりのPCをホストにして、ipadをテレビに接続しましょう。開始時間ちょい前にようやくセッティング完了。やれやれ。
で、総会。まぁ、特に何がなんということもなく。総会なんて、そんなもんですよね。
総会が終わったら10分間の休憩です。どうしようかな。考えてみたら、ipadを使わなくても、PCをテレビに接続して、拡張画面にすればいいはずですよね。そしたら会議の資料の画面共有もできます。よし、つなごう。
ところがつながらない。おかしい。家のサブモニターにはつながっているのに、なんでだろう。しかたない、再起動だな。再起動したら、「設定画面」が出てきました。どうやらアップデートしたらしいです。めんどくさい。まぁそれでもつながったからよし。
ここから6時前まで4時間ぶっ通しの会議でした。みんな元気やな。
会議のあとは呑み会です。せっかくなので、少しだけつきあいましょう。ビール一杯だけです。で、呑み会を離脱。家に帰りましょう。
今日は交流会の番頭やってくれてるYーきが来てくれます。なので、晩ごはんづくりですね。土鍋に土ショウガと白ネギの青いところとガラスープと塩少々を入れて沸騰させます。そこに鶏もも肉を入れて、フタをして、火を止めます。そのまま30分。鶏を取り出して、少しスープを温めて、野菜を放り込んでできあがり。もう1品はゴーヤチャンプルーです。こちらはつくりかたは省略。
やがてYーきが日本酒とともに登場。持ってきてくれたのは、まずはこれ。

新聞との対比が…。

「義侠」です。
開けた最初のひとくちは「ひねてるな」と思ったけど、すぐに「ひね」は飛んでしまい、深みのある味に変わりました。
そしてもう1本がこれ。

「義助」です。これははじめからおいしい。
2本ともけっこうどっしりとした味ですね。好きです。
で、日本酒を飲みながら、あれやこれやと大切な話とかどーでもいい話とか。そんな話が楽しいですね。
で、終電間際に終了。Yーきが帰ったら、そのまま爆睡しかけたけど、かろうじて歯磨きだけやって、ふとんにもぐり込みました。やれやれ…。

久しぶりに乗った

朝、5時40分に目覚ましが鳴りました。うーん。まぁ出発に時間がかかるからしかたないか。
ということで、ジャケットを取り出して、リュックから必要なものを取り出して。グローブは…。薄いのにしましょうか。
てことで、バイクを引っ張り出しました。出発前に空気圧チェックするのは、朝練であろうと通勤であろうと同じです。
てことでキック。かかるかなと思ったら、一発でかかりました。よかったよかった。クラッチも切れるから、よかったよかった。てか、バッテリーもあがってなくて、よかったよかった。
走りはじめると、すこき手が冷たいけど、気持ちいい。やはり早朝がいいですね。道が空いてるから気持ちよく走れます。ところどころ道が曲がってるので、目線の練習です。うん、いい感じにコーナーの奥が見えてますね。おしり半分ずらして、ひじを少し張ると、よく回ります。いつものS字コーナーも、そんなに飛ばしてるわけじゃないけど、いい感じでまわっていきます。
ということで、小一時間の練習を終えて出勤。
勤務の開始時間まで1時間半ほどあるので、のんびりと雑務ができます。立番が終わったら1時間目の授業。
昨日は「変態が世界を変える」の日だったので、複素数をガツンと進んでいます。休んだ子、たいへんだろうな。だからコメント。
「わたしは「休んじゃいけない」とは思わない。休むのは権利だからね。だから、休むのはいい。ただ、数学って、1回休むと「ここはどこ?わたしは誰?」状態になってしまうことがある。だから、休まないでほしいとは思う」
という、何を言ってるのかわからない話をするなど。さらに、今日は「解の公式」の日です。

いいかい。解の公式、ぜったいに覚えるんだよ。なぜなら、いいことが3つある。
ひとつはね、どんな2次方程式でも、解の公式に代入したら絶対に解ける。最終兵器なんだ。
もうひとつはね、将来君たちがもしかしたら親なるかもしれない。もちろん、親にならなくてもいいんだけど、もしかしたらなるかもしれない。で、子どもが学校から帰ってきた時に声をかけるよね。「今日、なにやったん?」そしたら、子どもが答える。「今日は2次方程式をやった」そこでひとこと。「知ってるで、解の公式な。2a分の-b±√b^2-4acやろ」そしたら、子ども、ビックリするよ。リスペクトですよ。うちの親、覚えてるんやって。そういうの、大切やと思う。いや、君たちの親がどうかは知らない。でも、そういう親になるなら、そういう親になるっていうのは、意味がないわけじゃない。
そして最後にね。解の公式は、日本全国の高校生がやっている。だから、高校時代を経験した人は、誰もが知っている知識なんだ。だから、例えば恋人ができたとして、デートの時にな、こういう会話をする。「なぁなぁ、解の公式、覚えてる?」「覚えてるで」「言うてみ」「2a分のb」「ちゃうちゃう、そこは-b」「そうやった、そのあとは±やんな」「うん、そやで」「続き、一緒に言おうか」「√b^2-4ac!」な、かわいいやろ。別にこういう会話をいつもしなくちゃならないわけじゃないけど、たまにはこういう会話もいいと思う。
だから、覚えるんだよ。いいかい、いいことが3つあるんだよ。

最後はみんな首を横に振ってました(笑)。
子どもたちの家はさまざまです。だから、例えば、そもそも親がいない子もいるかもしれない。だから、どういう話をするかは、細心の注意を払います。でも、その上で、やはり話はしたい。だから、あえてする。
そうそう、ついでに「cの話」もしておきました。
授業が終わると長いインターバルです。なので、来週の仕事の仕込みとか、試験問題の検討とか、いろいろやります。
そして5時間目。2週間ぶりです。が、今日は関数の増減です。さてさて、微分のしかたを覚えているか?
やはり忘れていますね。まぁいいです。やれば思い出す。今日もええかげんな授業ですが、それでいいんだと思います。
放課後はダンス部のリハ。と、去年担当した子がいます。ダンス部員だったんだ。
「せんせい、次やし、見ててな」
マジか。まぁいいや。見ましょう。
「どうやった?」
「かっこよかったよ。ダンスのことはよくわからないけど、でも、動かすのは簡単だけど、とめるのが難しいって聞いたことがあるなぁ」
「そうやで。筋トレせんとあかんねん」
「すごいな」
やはり「子どもたちの青春につきあう仕事」ってことです。
さてと、定時もまわったし、帰りもバイクですね。
帰りにガソリンを入れたら、燃費がひどい。7km/lくらいです。やばいな。でも、半年ぶりくらいだからかな。また乗らなくちゃ。

ついしゃべってしまう

朝、そんなに体調は悪くないですね。やはりおとなしくしておくものです。
ということで、いつものように出勤。立番もすませて、今日の午前は3連続授業です。
授業中、ふと「昔の航空写真地図」をひらいてみました。とりあえず、うちの職場を投影。
「ほれ、これが1970年代ね。まわりなにもないやろ。で、1960年代、そもそも学校がない」
みたいな話。ついでに、ウトロのあたりを投影。
「ここに平和祈念館があって、焼肉してるねん。これが1960年代やね」
この間ウトロに行った部員が「へー」という顔で見ています。次はどこにしようかな。長島だな。
「長島にはハンセン病の人の国立収容所、ちゃう、療養所がふたつあってね。ここに「人間回復の橋」っていうのがあるやろ。でもほれ、1980年代の写真にはない。だからね、舟で長島に連れて行かれて、そこから出られなかったんだよ」
と、ある生徒が
「ハンセン病ってなんだろ…」
ってつぶやいてくれたので、説明してみたり。まぁでもあんまり詳しくないから、そんなに話せることもありませんがね。
でも、くいついてくれたのがうれしいですね。まだ5月なのにね。
さらに今日は「複素数」の「入り」の日です。なので、今年も「変態が世界を変える」をやりましょう。今年の子らはまぁまぁかな。
てことで、3時間の授業をすませて廊下に出ると、あわただしく出ていく子らがいます。そうか、次の時間は体育ね。えーと、グラウンドにトラックが書いてあるな。てことは1000か。走ろう(笑)。

どうやらスポーツテストらしいです。なんでも3ブロックにわけてタイムを計るらしいです。1本目は「遅い子」で、2本目は「速い子」らしいです。せっかくなので1000mを2本走りますか。1本目、最初の1周をトップの子と併走したけど、2周目の向かい風のところでその子がペースダウン。風よけになろうかと前に出たけど、そのままちぎってしまいました。結果、コントロールしたペースで4分45秒でした。2本目は最初は最後尾。その後、何人か抜いたけど、さすがにきつかった。結果、4分25秒でした。
昨年度最終が2月7日の4分20秒なので、まぁこんなもんでしょう。

午後は雑用をしたり、武内さんの博論を読んだり。すごいな。メッチャ勉強してはるな。でも、参考になりますね。
そんなこんなで定時が来たので帰りますか。

ひたすら眠い

朝、なんとか目は覚めたけど、あまりにも眠いです。昨日の夜はメッチャ楽しかったけど、その反動ですね。にしても、阿久澤さん、朝が早いと言っておられたけど、起きられたんだろうか。
まぁそんなこんなで出勤。とりま、朝ごはんを食べたり、復命書を書いたりしてたら、立番の時間です。こういう時、水曜日の朝がゆっくりだと助かります。教務に感謝です。
ゆるゆるとあれやこれやして、3時間目の授業です。
「みなさんはゴールデンウィークをどう過ごされましたか?わたしは走って原稿書いて終わりました。原稿書くのはホントに辛い。でも、楽しいよ」
です。
ちなみに、提出してくれたゴールデンウィーク課題にゴールデンウィークの思い出を書いてもらいましたが、のんびりした生徒やクラブで忙しかった生徒、あるいはライブを楽しんだ生徒、いろいろですね。それぞれがそれぞれの過ごし方をしてるんだなぁと、あらためて思います。
昼休み、部長から
「準備しますか?」
という連絡が入ったので
「やりましょう」
と返事。6時間目は生徒会選挙の立会演説会です。かつては体育館でやってたけど、あまりにもうるさくて、放送でやるようになりました。でも、ガッコが落ち着いてきたので、再び体育館でやるようになって、その後、covid-19で放送になって、その後またまた体育館になりました。わずかな時間だけど、集まることは大切ですね。まぁ危険ではあるけど。
放課後は追認補習です。今日は三角関数方程式と三角関数のグラフです。
実は「数学2の追認でどこをやるか」はずいぶんと考えました。結果、三角・指数・対数をやろうかなと。なぜなら、わたしたちが生きることの中にこれらの関数があることを知ってほしいからです。
子どもたちは「役に立つか立たないか」でしか判断しない。そういう観点でとらえると「個人としては役には立たない」です。でも、生きている中には「ある」。それを顕在化させることができるのが数学教員だと思っています。だから、三角関数のグラフがしたかった。それも追認試験を受ける子らに。そして、その後ろで見ている新採教員に。
てことで、追認補習が終わってから少し新採教員と話をして、職員室へ。定時までほとんど時間がありません。片づけして帰りましょうか。
眠い。

差別する人の研究――部落差別の変容を考える

今日は某人権教育研究会の総会です。なので、朝はほんの少しだけゆっくりです。会場近くに郵便局があるので、RZの税金を振り込みましょう。ちなみに、4月30日が納期限で、延滞料を取られるかと思ったけど、大丈夫でした。が、入管法が改悪されたら、これで永住資格が取り消しになるのか?自分たちは裏金&脱税の可能性があるのに、よくこんなことを考えるよな。
それはそれとして、開店前にならんだおかげでさっさと払えて、集合時間に間にあいました。
みなさん、働いておられます。こういうとき、支店長とか副支店長とか、はたまた本店とか、関係なく働いているのがいいですね。そういう研究会だってことです。もっとも、参加者の中にはひどい人がいますがね。
やがて、総会前の本店による悉皆研修です。短時間だけど、気合いが入ってますね。これがあるから某所を使わせてもらえるし、なにより出席率が高くなります。今回話しをする本店の人は、かつて一緒に南部でやってた人なので、まぁいわば現職あがりです。なので、経験に基づいた話もされるからわかりやすい。
そんなこんなで研修も終わって、総会です。まぁこちらは滞りなく。ただ、新役員・事務局・運営委員の紹介で前に立ったとき、ひとりだけふざけたカッコ[1]ジーンズにピンクのパーカーしててアレやなと思ったけど、まぁでも誰も何も言わないからええかと。
総会が終わったら、速やかに阿久澤の迎えです。合流して「久しぶりー」からはじまります。道々話をして、到着したところで「えらいさん」に引き渡して、おべんと食べて。
で、いよいよ記念講演です。
まずは差別に関する法律をあれこれ紹介されます。さらに各法律に書かれている「差別の定義」の紹介です。まぁ、簡単に言うと、「ある属性の人の権利が奪われてる状態」ってことです。つまり「差別」は「人」に向かう。そして、その内容は「権利」を知らないとわからない。
こういう普遍的な話のあと、いよいよ「部落」の「個別性」です。そこで着目されるのは「土地」への忌避意識です。本来「人」に向かうはずの忌避意識が、なぜ「土地」が忌避の対象となるのか。それは「人」を直接特定できないために「土地」と紐づけて「人」を特定しようとする。だから「地名」が問題になる。
漠然とわかっているつもりだったけど、あくまでも漠然だってことが、よくわかります。そうやってロジックがわかることで、今戦われている裁判の意味が明確化しますね。
実は10ヶ月前にコンプレックスとルサンチマンが爆発したのは、このあたりに、さらに「仕事」を結びつけて「部落差別は特殊」って言われたことに対してでした。わたしは「特殊」とは思わないけど、今回の話を聞いて、なるほど、このことが言いたかったんだと納得しました。まぁそれが部落差別の「特異性」あるいは「特徴」ってことですね。
てことで、講演の後、阿久澤さんのところに言って
「あの時、怒らせてごめんなさい」
と言うと
「なんのことだっけ?」
というお約束の会話のあと、「特殊性にこだわっただけ」って話をしてみたり。いや、だって、同性愛とか、世界のどこに行っても、(だいたい)もれなく差別の対象になるという、あまりにも普遍性がありすぎるという意味で、メッチャ特殊な差別です。そしたら
「うん、特殊は違うね」
って話になって、まぁそれはそれ。
てことで、場所を「ニューエビスノ」に移して、事務局・会長・本店・その他が入り乱れた飲み会です。楽しいな。こんな飲み会ができる日が来たんだな。
あまりにも楽しいので、つい、阿久澤さんとTじさんと3人で二次会へ。
お母さん、ウィスキーのボトル、キャップが錆びたから捨てたとのことで、そこらにあったボトルからドボドボと注いでくださって、ウィスキーロック濃ぃ目を山のように飲んでしまいました。
まぁええか。明日は授業は少ないから、なんとかなるでしょう。
が、阿久澤さんは朝が早いとか。ひっぱってしまってごめんなさいm(_ _)m。

footnotes

footnotes
1 ジーンズにピンクのパーカー