今日はトランスジェンダー生徒交流会の日です。なので、普段よりは遅いけど、少しだけ早起き。朝ごはんは猫の額です。
今日はちょっと涼しいですね。ちなみに、猫の額の屋根につけてあった布をはずしたので、ちょっと明るいです。写真ではわからんけど。
で、移動開始。地下鉄に乗っていたら、隣のおにいさまがえらく肘を張ってきて、わたしのテリトリーに侵入。「肘を張らないでください」と言っても、視線はひたすらスマホです。やがて、カバンの中の財布を取り出そうとしているのか、さらに肘を張ってきて、胸に肘があたったし。気持ち悪い。なので、思いっきりカバンで押し返したり。
しかし、そんなことをやっていたので、結局ゲンコが書けず。腹たつ。
そんなこんなで集合場所へ。初参加の人がやってこられたので、一緒に会場へ。今回も前回と同じ場所です。てことは、今回もクリーンってことです。まぁ覚悟はできていました。
今回のメニューはニラもやし炒めとゴーヤチャンプルーと麩チャンプルーと、なぜかもんじゃです。まぁ、この会場のパフォーマンスを調べる感じですか。結果、なかなかうまく行くことが判明。よかったよかった。
お腹がいっぱいになったら、気がつくとみんないなくなっています。公園ですね。公園に行くと、みんな元気に遊んでいます。この子らの姿を見ていると、
「なんでこの子らが「困難」を抱えているねん」
と思いますね。明らかに困難を「抱えさせられている」としか思えません。
公園から帰ってきたら、話し合いの時間です。みんなに
「腹が立ったこと、話して」
と言うと、口々に話しはじめます。ついでにわたしも今朝の出来事を話してみたり。
そんなこんなで、17時過ぎに話し合い終了。片付けを終えたら18時です。ちょうどですね。で、管理をされている方にお礼を言って、移動開始です。向かうは「しゅんちゃん」です。ここ、Sゅん輔さんがはじめたお店です。ここでようやくビールが呑めます。と…。
大きなハイネケンです。これでみんなで乾杯です。が、飲む前に
「飲んでないと顔色が悪いね」
と言われてしまいました。あかんやん。でもまぁ、てことは、乾杯したら顔色がよくなるでしょう。
あとは、いろいろ話をして、いろいろ食べて、いろいろ飲んで、結局Kっかわくんに送ってもらう、いつものパターンです。
絶対明日はしんどいな。
年: 2023年
ピリっ
ようやく来た金曜日です。いつもの通り、朝は立番から。立番が終わって、用事があって図書室に行くと、一緒に立番してた若手教員がおみくじやってました(笑)。せっかくなので、わたしもやったら中吉が出て、お菓子を3つもらえました。平和な職場です。
その後、ふたコマ授業。いつも通りプロジェクタを使うのですが、スクリーンを出すのをやめました。電子ペンが使いにくい。なので、黒板に投影してチョークで補足です。うん、使いやすい。
昼休みは軽音の中庭コンサート。不安なので出動です。こういう時は、あまり指示を出さずに、黙々と不安なところを埋めていきます。
今日は3年生の最後のステージみたいです。ちなみにこの間の文化祭が最後のステージだったはずが、時間の関係で演奏しきれなくて、かなりモヤモヤしてたみたいです。いちおうそんなグチも聞いてたので、演奏できてよかったよかった。
午後は空き時間です。なので、ゲンコを考えましょう。ダラダラ書くんだけど、なんかピリッとしません。ピリッとしないまま書くのは、なかなか辛いものがあります。が、書かなきゃしかたないです。
途中ソファに寝転んで、そこにあった『部落解放』をパラパラ読んでたら猛烈な眠気がきました。ヤバイ。
そうこうするうちに放課後のチャイムです。しかたなしに掃除カントクに行きました。
掃除当番がぜんぜん来ないなーと思ってたら、軽音のドラムの子が
「今日はありがとうございました」
とあいさつに来てくれました。そうかぁ、こういうガッコになったんだなぁと思ってたら、去年担当した子もやってきて、なんか、プチ集会がはじまったり。
「ここ、どひちゃんファンやな」
とか言ってくれて、なんか照れくさかったりうれしかったり。
さてと、定時が来たから帰りましょう。帰りの電車で、再びゲンコです。と、いきなり降りてきました。そうか、項目にわけずに、地の文で書けばいいのか。そして、大上段にふりかざさず、そのままを書けばいい。
うん、少しピリッとしたかな。これなら書けそうだ。
しかし、書籍化はいつできるんだ(;_;)。
高校教員の仕事
今日も1日仕事だなぁと思いながらの出勤です。まぁでも少し涼しくなったから、歩いていても楽といえば楽です。しかし、こんな生活をいつまで続けるんだろうとは思いますね。
今朝は立番ではなく「待機」なので、セクションの小部屋でPCをパチパチ。やってきた生徒の対応です。ほんとうに細かい「おイタ」をした子が、めっちゃ神妙な顔でやってくるのが、なんとなくおもしろいです。
い「担任さんからなに言われたん?」
生「「キミがやった行為はアメリカだったら許されるけど、日本では許されない。もしもその行為をしたければアメリカに行きたまえ」って言われました」
い「マジか…。そんなことを言ったのかよ…」
あとは代講に行ったり授業に行ったり。
放課後は軽音のリハのつきあいです。基本的には軽音が持ってるSTAGEPAS 600GTを使うので、放送部の出番はないのですが、文化祭と同様、モニターアウトからうちのパワーアンプに音を食わせてZLX15を鳴らすという話になるので、わたしが出なくちゃならんという。このあたり、部員がわかってくれたら助かるんだけどなぁ。さらに、司会がワイヤレスを使うので、放送部のワイヤレスマイクをSTAGEPASにつながなきゃなりません。放送部が外部の機材を借りることはないので、このあたりがわからんやろなぁ。つくづく情けない。
まぁでもすべてのセットを終えて、軽音が演奏をはじめると、なかなかいい感じです。夕方5時を過ぎると、少し暗くなってきます。聞いている軽音部員は、ペンライトの代わりにスマホのライトをつけて振っています。そんな風景を見ながら
「これを見ているのも仕事なんだなぁ。高校教員って、こんなのが仕事になるんだなぁ」
と、ふと思いました。
なんか、子どもたちの青春につきあう感じですね。ちょっと泣けてきました。
そんな仕事をこれまでやってきて、あと少しだけやる。
きっと求めてるんやろなぁ
朝、出勤して朝ごはんを食べてると、電話が…。相手は数学科のチーフでした。
「なに?」
「あの…」
とてもすまなさそうな声です。それでわかります。代講です。
「なにすればいいの?」
「授業を…」
「はいはい」
まぁおたがいさまなので、しかたないと言えばしかたないです。しかし、やろうと思ってたことがほとんどできそうにないです。やれやれ。そのぶん、やろうと思ってたことの密度をあげますか。てことで、来週からはじまる週明け仕事の準備をするなど。
まぁ午前のわたしの授業は楽勝です。なにせプリント学習です。もっとも、ひとクラスがヤバくなってきました。貧富の差が激しくなりそうです。明日は指摘しなきゃなりませんね。
で、午後に代講です。
教室に入ると…。少ない…。メッチャ休んでます。インフルなのかコロナなのか。いずれにしろ、メチャクチャです。で、来てる子も、なんとなく無気力な感じです。どうしたものか。
「あのさぁ、わたし、疲れてるから、テンション低めでお願いね」
と、まずは望ましい授業態度を要求しました(笑)。
「で、どこまでやったん?」
と今日やるべきテーマをたずねたけど、どうもわかりません。
「ノート、とってへんもん」
マジか。
「あの子に聞いたらわかるで」
と言われたので、その子のノートを見るも、なんだかよくわかりません。しかたないので三角比の計算方法からスタート。
い「sinは斜辺分の高さやんな。これ、習ろたやろ。覚えてる?」
生「知らん」
い「それ、ヤバイで」
生「どれくらい?」
い「これ知らんかったら0点やな」
生「それ、基礎か?」
い「いや、基礎とちゃうな。家があるやろ。基礎はここや。その下になにがある?」
生「地面?」
い「それや」
生「(笑)」
なんか、このあたりから、やりとりがはじまりました。
い「sinは、これ分のこれやな。問題はやな。最初の「これ」は、分数の上か下かどっちや?」
生「上!」
生「下!」
い「下やな。英語やったらa per bって言われたら、その順番でa/bでええからわかりやすいけど、日本語は反対になるねん」
そんな感じで進めていくと、なんとなくみんな活気が出てきました。
い「ノートとれよ。これ、メモしろよ。試験のときにノート見返した時に、これがなかったらわからんやろ」
ノートをとりはじめました。
い「次の問題いこか。なにこれ。「19°の斜面を100m歩くと」って、19°の斜面とか100m歩くの、メッチャたいへんやで。この問題、ムチャクチャやな。19°の斜面ってどんなんかわかるか?」
生「知らん」
い「グラウンドのあそこにある斜面くらいやな」
生「えー?」
い「ほな、どんだけ登るかやってみよか。ほれ33mや。どれくらいの高さになるかわかるか?」
生「…」
い「わたしの身長が1.6mやから、20人分な」
生「高っ!」
い「たった100mでこんだけ登れるってすごい斜面なの、わかるやんな。実はな、登山の時に便利でな。地図上の距離と実際歩く距離が違うってわかるやんな」
生「なるほど」
なんか、子どもたちがどんどん話してくれるので、やりやすい。
そうか、この子ら、求めてるんですね。ただ、求め方が下手なのかな。「おとなしくいい子として求める」ことを教員は期待する。でも、この子らの求め方は、もっとアクティブです。そのアクティブさを「私語」と捉えたら、この子らの求め方を否定することになる。もちろん、こんな授業を毎回やるのは、それなりにたいへんです。体力も気力も必要です。が、それを必要としてるんじゃないかなぁ。
授業が終わる時に
「せんせい、明日も来てくれるの?」
って言われたのは切なかったなぁ。
でも、来たらメッチャ疲れそうやしなぁ。
そんな感じで1日過ごしました。
家に帰ったら、筋トレです。今日やらなかったら、次にやる時間がなさげです。筋トレが終わったらラン。
今日はこの間と同じコースにしましょう。きついな。で、走り終えてスマホを見ると、アプリが動いてませんでした。なので、詳細がわからない。ただこないだと同じコースなので、距離は4.5kmのはずです。ここを26分48秒で走ったので、アベレージは…。
走った直後に計算する気が起こりません(笑)[1]5分57秒でした。。まぁこないだよりは少し速いってことかな^^;。
さてと。シャワーからのビールだな。
footnotes
↑1 | 5分57秒でした。 |
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残念だったりうれしかったり
今日は午前も午後も会議です。ただし、午前の会議はうちの職場です。なので、朝からパタパタ。やはり受け入れる側はたいへんですね。まぁでも、事務の人が協力的なのでなんとかなるか。それとは別に、全教職員向けの「たより」を配布したり、はたまた夏の研修を休んだ人にレジュメを配布したり。そんなこんなで、今日は立番はパスさせてもらいました。
午前の会議は地域の小中との連携です。本来は保育園からも来られるはずですが、今日は欠席とのことです。なんでも、人がキチキチなんだとか。どこも余裕がないんだなぁ。
まずは授業参観。基本的には地元の子らを見に行く感じかな。こういうの、わたしにはないから、新鮮な感じですね。ちなみに、体育の授業では、みんな向こうを向いてるんだけど、こちらを振り返った瞬間に「いた!」とか言って見つけられるので、マジですごいなと。その後、情報交換タイムです。まぁいろいろたいへんだわ。
で、午後の会議場所に移動して、おべんとを食べて、しばしボー。
午後の会議は某人権教育研究会です。まずは事務局会議。この事務局長はとにかくていねいな人です。書いてあることを読み上げる。さらに付随する情報を事細かに説明されます。個人的には「それはいらんやろ。読めばわかるやろ」と思うところも、すべてを話されます。ちなみにこの会議、長くなりました(笑)。ただ、いっぱいしゃべるから、最後の方のほんとうに説明が必要なところの時間が足りなくなります。やれやれ。
で、全体の会議。ここでも説明がていねいです。てか、「それは言わんほうがええやろ」というところまで話されます。たぶん、黙ってられないというか、考えたことをすべてしゃべってしまうタイプなんでしょうね。なので、隠しごとはないです。それはそれで信用できるんだけど、それが信頼につながるかどうかは別の話かなぁ(笑)。
会議が終わったら、速攻退散。駅までもう少しのところで踏切が鳴ってます。あにゃ、行ってしまった。まぁいいか。急ぐ旅じゃない。京都駅で定期の更新です。これであと半年、また働かにゃならんのか。
と、ある友だちから「受かった」という連絡が入りました。素直にうれしいです。そこからやりとりをしてたら、ひとこと
「やめないでください」
とのお言葉。そうか、やめないでほしいって思ってくれる人がいるのか。かつて強制配転になりそうになった時、「この学校に自分は不要なんだな」と思って落ち込んだことがあったけど、こんな日も来るんだなぁ。そういや、今回はダメだったけど、来年もチャレンジする友だちがいて、その人もやめないでいてほしいんやろなぁ。
と、学生さんからも
「受かりました!」
とのメールが。ほんとのほんとにうれしいです。あの学生さん、きっといい教員になると思います。
仲間が少しずつ増えていく。
進まない
朝は8時過ぎまでダラダラ。朝ごはんを食べて、昨日買おうかどうしようか迷ったものを買いに行きました。
買ったのはリゲッタのサンダルです。
リゲッタは生野のメーカーで、まぁそれはそれですが、ソールの形状が独特なんですよね。まずはソールが固い。そしてつま先が反ってます。通常のソールだと、つま先の上側が引っかかって減るんだけど、おそらくそれがなさそうです。幸か不幸か安くなってたので、とにかく初リゲッタということにしました。
帰ってきたら昼ごはん。その後、おべんきょです。が、遅々として進まない。どうしよう。ペーパー上でやるのをやめて、ディスプレイ上でやることにしましょうか。そうそう。ひとりずつ別ファイルにしましょう。そのほうが達成感が得られそうです。とにかく今日はフリーダムな実践をブラッシュアップしようかな。
しかし、わたしが着目してるのは高校なんですよね。まぁ、対象としてる人たちが一番アクティブに動いたのが高校時代ってこともあるけど、それだけじゃなくて、たぶん、わけのわからなかった小学校時代→メチャクチャジェンダーの縛りがきつくて動けなかった中学校時代→少しジェンダーの縛りがゆるくなるとともに、ようやく自分が何者かわかって動けるようになった高校時代という感じなんでしょうね。で、なぜ高校のジェンダーの縛りが少し緩くなるかって話は、それはそれとしてあるわけです。たぶんこのあたりのことはどこかに書かなきゃならんやろなぁ。
ただ、高校時代を中心に書くにしろ、その前も大切なんですよね。なので、サラッとではあれ書く必要があるかな。で、それを書くと、すんごい長くなる。困ったものです。
こないだの研究会でわかったことは、わたしはライフストーリー研究がしたいわけではないってことです。あくまでも、それぞれのときにインタビュー対象者が「それ」をどう「捉えた」のか、そして、「なに」をしたと「語った」のか、さらに「その結果」をどう「捉えた」のかを通して、「それ」がインタビュー対象者にとって「どう」だったかを描こうとしてるんだろうなということです。そして、やりたいことは「トランスジェンダーに「ついて」」ではないということを外しちゃダメです。ジェンダーなんていうのはカテゴリー化実践なので、それをトランスジェンダーの語りを通して分析するってことですね。
ただ、つい引っ張られるんですよね。なので、常に引き戻す必要があります。
なんてことを考えてると、まったく進みません。
と、時間を見ると6時です。走ろうか。
本日のランはいつもの400mくらいの短い周回コースを使ったインターバルと、1.5kmくらいの周回コースのジョグにしました。
まずは短い周回コースを1周ジョグ。ペースが上がらないですね。たぶん、普段は筋トレしてから走るんだけど、筋トレは昨日やったから、今日はランだけにしました。だから、身体が動かないのかな。その後、5本スパートをして、さらに1周ジョグです。ここから1.5kmの周回コースに入りました。最後、あと500m走ったら5kmになるから走ろうかと思ったけど「今後の課題(笑)」にすることにしました。
結果、500mごとのスプリットが6分10秒→5分46秒→5分44秒→5分56秒→5分37秒→5分56秒→6分22秒→6分26秒→6分29秒でした。最後の3つは最後に走った周回コースなので、まぁそんなもんかな。トータル4.5kmを27分12秒で、アベレージは6分03秒でした。1週間ぶりだから、まぁこんなもんかなぁ。
さてと。汗もかいたし、シャワーを浴びてビールを飲みましょう。
しかしこの3連休、おべんきょは少し進んだけど、「語り」が進まなかったなぁ。つらい…。
ボー
朝起きると絶不調です。そりゃそうだ。なので、今日はゆっくりすることにしましょうか。
てことで、9時頃までゴロゴロ。朝ごはんを食べたらボー。
昼前に買い物に行って、帰ってきたらボー。それでもPCの前に座ってカチャカチャ。と、なんとなく気になってworld orderがどうなってるか調べたら、2021年に新しいのを出してるんですね。そんなのを見に行ったり。
そうだ。こんなことはしてられない。てことで、少しおべんきょしようとおもったけど、なんとなく筋トレにはしってみたり。とは言え、ランはきついです。
まぁええか。
そんな一日。
おべんきょ会
朝、目が覚めると7時半です。まぁまぁ寝られたかな。とりまのろのろ起き上がって猫の額で朝ごはん。
あまり涼しくないですね。スマホを見たら30℃ばっかあるみたいです。そりゃ涼しくないわ。ちなみに、向かいにいるのは「アライ」です。
しばらくノロノロしていたけど、ボチボチと「おべんきょモード」に切り換えましょう。なにしろ、今日は午後から関西インクルーシブ教育研究会で発表しなきゃなりません。なので、昼ごはんは気合いをいれます。
で、R谷大学へ。到着したら誰もおられません。と、お一人来られたのは、もうひとりの発表者の方です。まぁしばらく待ちますか。そんな感じでゆるーくはじまった関西IE研です。
まずはわたしの発表です。発表内容は『解放社会学研究36』に掲載された
土肥いつき, 2023, 「トランスジェンダーによる『実践』しない実践 マコトさんの語りから」『解放社会学研究』36: 84-109.
です[1]ちなみに読みたい方は連絡ください。。
この「論文的ななにか」ですが、招待論文なので査読を通っていないんです。なので、はたしてこれでいいのかどうかわからない。さらに、自分なりのチャレンジをしたけど、それでいいのかどうかもわからない。とにかく完全に手探り状態です。なので、誰かに揉んでもらいたかったんですよね。なので、今回の発表になりました。ちなみに、この話を途中でしたら、主宰者の佐藤さんが
「そうなんだよ」
と笑っておられて、佐藤さんほどの人も同じ感覚だったことにびっくりしたり。
で、発表の方はものすごく有意義でした。なんか、すごく時間を使わせてしまった気がしますが、自分のポジショニングであるとか、インタビューデータの読み方とか、はたまた自分がやりたいこととか、そのあたりがすごくクリアになった気がしました。そうそう。今回発表したおべんきょ成果は、ひとつ前のものとセットにしたときに威力を発揮するんですよね。ちなみに、ひとつ前のものは、その前のものを受けているので、なんとなく1本の筋が通っている気がしました。
ただ、時間を使わせてしまった関係で、次の人の発表の時間が短くなってしまって、ほんとうに申し訳ないなと。ただ、次の人の発表もすごくおもしろかったですね。やはり障害学の世界はおもしろい。
研究会が終わったら、呑みです。
こちらでもずっとおべんきょの話です。それが心地いい。と、なにやら、向こうのテーブルでは佐藤さんがわたしのおべんきょ成果の内容を使ってネタにしておられるみたいで、これがまたうれしい。印象に残るおべんきょ成果でなければネタにはしてもらえません。
そうそう。ずっと気になっていたことを参加者の方に聞いてみました。
「わたしって研究者って認識されているんでしょうか?」
すると、
「論文2本出して博論書いたから、ずっと若い人だと思っていました」
とのお言葉。ということは「若手研究者」と認識されていたということですね。これはうれしい。
そんなこんなで、楽しい呑み会も終了。
「ラーメン」とか「バー」とかいう声もあったけど、突然そのあたりの線がなくなって、どうするねんと。なにしろ東海地方から来られている方が帰るのを断念されましたからね。しかたない、公園呑みですね。
ということで、崇仁の公園にチューハイを持って移動。そこから公園呑みです。完全に学生にもどった気分です。結局、1年半前と同じような感じになりかかったけど、かろうじてわたしは帰りました。
あした、大丈夫かなあ。
日常2日目・理不尽
ふだん、あまり車やバイクに乗らない生活をしています。ガソリン価格が上がってから、それが顕著になりました。が、それと引き換えにバッテリーがあがります。バイクについては、キャブが詰まる(笑)。なので、適度に乗ってあげないとダメなんでしょうね。
ということで、今日は久しぶりにバイク通勤にしました。
この間少し乗ったので、キック一発とはいかないけど、簡単にエンジンはかかりました。そして、いつもの通勤路を軽く走ります。のつもりだったけど、ついスタートダッシュを決めてしまうのは、やはり久しぶりだからかな。途中給油してみたら、リッター10kmいってないです。これはヤバイ。
それにしても、バイクって体力を使うだけじゃなくて、頭も使いますね。どれくらいのアクセル開度で走るのか。そのためには何速がいいのか。エンジンは気持ちよくまわっているか。もちろん、道路のあちこちを見ます。入ってくる情報量がハンパなくて、それらをすべて処理しないといけません。でも、きっとそうやって走るのが楽しいんだな。しかし、目線がまだまだ近いです。練習しなきゃ。
職場にはメッチャ早い時間に到着。そりゃそうだろうな。
朝は久しぶりに立ち番です。遅刻してきた子を校門から迎え撃ちました。
い「どうしたん?」
生「忘れ物したのでとりに帰ったら遅れました」
い「そっか、ところで、歩きスマホしてたよね」
生「ちょっとだけ」
い「うん。ただ、歩きながらスマホを見たら怒られるのに、歩きながら本を読んでも怒られないのはなんでだろうね」
生「たしかにそうですね」
い「じゃぁ、それがなぜなのか、今日は一日悩んで下さい」
生「苦笑」
そう言えば、この間も
「せんせい、なんでアイプチしたらアカンの?」
って聞かれたので
「それは、ダメだからダメとしかいいようがないね」
と答えました。ついでに
「『銀の匙』という農業高校のマンガがあってね、その高校の校是が「理不尽」なんだよ。つまり、人間が生きるためには生き物を食べなきゃならない。つまり、農業や畜産ってのは、殺すために育てるわけなんですよ。そもそも人間とは理不尽な存在なんです」
と補足したんですよね。
理不尽だな。
それにしても、歩きながらタブレットを見ていたとして、それが問題集とか参考書だったら、教員はどう反応するんだろう。
そんなどうでもいいことを考えながら立ち番終了。
あとは今日も淡々と授業をし、放課後は放送部のミーティングも行い、帰りはやっぱりバイクです。やはりバイクは楽しい。だからビールもうまい。
そんな一日。
突然の日常
文化祭は昨日でおしまい。今日から日常がはじまります。が、しんどいのはみんな共通です。
「なんで月•火•水にしたんや。なんで水•木•金にしなかったんや」
と、きっとみんな思ってはずです。そんなん、午前授業が先週いっぱいが限界だったからに決まってますやん。で、誰が決めたかというと、「真綿で首が締まる」感じで決めてるんですよね。まぁ自己規制というやつです。
ちなみに、ここの4時間が子どもの学力に影響を与えるかというと、おそらくはそんなことはない。でも、自己規制しちゃうんですね。そして、このしんどさは、年間行事予定を決める1月くらいには覚えてない。
まぁただ、たぶんしんどいのは、生徒と、教員側は担任とうちのセクションくらいだから、他の人にはわからんわなぁ。ついでにいうと、担任のしんどさと、うちのセクションのしんどさと、放送担当のしんどさは、まったく別だったりします。まぁそんなもんです。
てことで、1時間目の授業に行くと、みんないました(笑)。珍しい。なので、三角関数のグラフです。サインカーブを書き終えて
これな、君たちのまわりに山のようにあるねん。例えばコンセントな。交流電流はこの形してるねん。なんでか、それは発電はタービンまわすからや。つまり円運動やねん。地球も円運動してるねん。だから、1日の気温も1年間の気温も、この形になるねん。もたろん、そんなことを知らなくても生活はできる。それは複素数の時に話をしたよね。経験則で「もうすぐ暑くなるな」と考えるのと、理論的にそう考えるのは違うねん。つまり、それを知らずに生活するのと、それを知って生活するのとでは、世界の見え方が少し変わるねん。数学って、そういうもんやねん。
と力説してしまいました。まぁええか。
4時間目はもうひとつのクラスです。10人近く休んでます。これが平常運転です。子どもらは休めるけど、教員は休めない。なので、休んでない子らに向けて、またまた暴言を吐きましょう。
あのな、内閣改造したやろ。女性閣僚は5人しかいないんやで。でも、これが過去最多や。しかもな、この中にいる小渕優子さんな、会計処理でパクられたんやけど、その時に、ハードディスクをドリルで壊して証拠隠滅した人やで。あのとき思ったもん。君たちだけが正直になる必要はないってな。政治家が証拠隠滅しても対して咎められず、大臣になれる国やで。もう終わってるで。だからな、免許とって見つかったら、そこにあるシュレッダーに放り込んで証拠隠滅したらええねん。
生徒は苦笑してました(笑)。
だいたいやな。「女性ならではの感性と共感力」ってなんやねん。これまで女性がどれほど共感することを強要されてきたかわかってるのか?おかしいやろ。女性ならではの感性ってなんやねん。そんなんあんのか?メチャクチャやで。とにかく政治は生活や。だから、ちゃんと関心を持てよ。
まぁ主権者教育ってことです(笑)。
午後は授業はありません。なので、この間の提出物のチェックです。これがしんどい。採点もしんどいけど、なぜか提出物のチェックが苦手です。それでも
「算数と数学のちがいはなんですか?」
みたいな質問があっておもしろいなと。なので
「算数は計算にしか使えませんが、数学はいろいろなことに使えます」
みたいな答を書いてみました。知らんけど。
そんなこんなで定時が来たから帰りましょう。帰りにリペアがすんだジーンズを受けとって、久しぶりに整形外科でリハビリです。そして、ようやくビール。ふぅ。