終業式からのバスの旅

今日は3学期の終業式です。ただ、会場がえぐい。昨日書いたように、1年生と2年生の2会場でやるとか。片方の会場は昨日あらかじめ搬入はしておいたけど、もうひとつは搬入できない感じだっだので、今朝やらなきゃなりません。ところが、与えられた時間が20分。できるのか?
とにかく、片方の会場のセットの立ち上げをして、あとは指示を出して、もう片方の会場のセット。セットが終わったら、先ほどの会場のセットの手伝い。なんとか間に合いました。よかった。
終業式の最中は、両会場の間で待機です。
で、片方の会場の終業式が終わったら、速攻崩し。会場入口に機材を置いておこうかと思ったけど、もう一方のがまだ終わってません。これは放送室まで持っていけるなと。で、もう一方の会場も終業式が終って、片づけ終了。
ふう、久しぶりにがんばりました。楽しいな(笑)。
この楽しさを感じてくれる子が来年入ってくれたらうれしいな。
ロングホームルームが終わったら放送室の片づけしながら、いろいろ来年度へ向けて相談したり。こうやって放送室で遊ぶのを楽しめばいいんですよ。居心地いい放送室をつくってくれたらいい。
で、おべんと食べて、しばしボー。
そうだ!放送機材を買いに行かねば!とにかく少人数でもセットできる機材が必要です。もちろん、来年度人が増えれば必要性は減りますが、それでもあると便利です。
てことで、早めに職場を離脱。ちなみに、他のみなさんは新入生の説明会とか、物品購入の補助とかしておられます。なので、出ようと思ったときに
「もう帰られるんですか」
とか声をかけられて、しかもなにやらトラブルが起こってるとか言われたけど、どういうシステムで説明会やってるか教えてもらってないし、ここでトラブルシュートしたら電車に間にあわないし。とにかく、動きが他の人と違うのですよ。
てことで、他の人にお願いして、わたしは脱出。いつもお世話になってる音響ショップまで電車→バスと乗り継いで移動です。その間もPCをパチパチ。なんとか順番が整いはじめたかな。と同時に、なにが言えるのかも少しずつ整理できてきました。

今回は、これまでのヤツみたいに大上段に構えて「構造を明らかにする!」みたいなのじゃなくて、おそらくは「こんなことをしてきた人がいる」ってことを紹介する。そして「不思議だけど、そんなことが成立した小さな社会がそこにあったんだ」ってことを伝える。なんか、そんなことを目的としたらいいんじゃないかなと。だって、それがそこで成立したってことは、それが同じ条件でなくても、それぞれの場において条件さえ整えば、そこでも成立するってことになりますからね。小さなところからほころびをつくればいい。

てことで、音響ショップでは、いつものようにとてもよくしただいて感謝です。まぁけっこうここで買ってるしなぁ。でも、お客様面はしたくないですね。
てことで、買い付けもすんだから、今日はバスで帰ろうなな。

ひらめいたか?

今日の午前は滋賀県の中学校でお座敷です。ここ、はじめて来たのが2年前です。全国一斉休校の最中でした。教職員研修だったけど、まさかやるのかと思ったなぁ。その後たて続けに2回生徒さん相手のお座敷をやって、今回が3回目です。前の支店長さんは転勤されたけど、まぁ、あそこの市のことだから、そうそう変な支店長さんではないでしょう。
ガッコに到着して支店長さんと話したら、かつて隣保館で勤務したこともあったり、加配経験があったりと、まぁ「その筋」の人でした。
てことでお座敷開始。今回は対面だから話しやすいです。みなさんのリアクションが伝わってくる。それにしても、みなさん、よくメモをとるなぁ。
ただ、途中の質問タイムで一気に雰囲気が崩れたので、たぶんものすごく集中して話を聞いてくれてたんでしょうね。てか、中学生に休憩なしの90分は長いかな。それでも、質問も出てきたし、そのあとの話もまたまた集中して聞いてくれてたし、ほんとうにありがたいですね。
終わったあと、前の方の子に「長かったやろ」と聞くと、みんなビミョーな笑顔だったから長かったんでしょうね。それでも笑顔で会釈してくれる子がいたので、なにか伝わるものがあったのかな。だとしたらうれしいな。

で、大切な会議があるので、そのまま職場へ。電車の中でパクつくおにぎりはきらいじゃありません。
職場に着くと
「支店長から電話がありましたよ」
とのことです。なので、支店長のところへ。
「内示をします」
と言われました。この言葉、わたしに対して発せられるのは、はじめてだな(笑)。
てことで職員室にもどったけど、誰も
「どうでした?」
と聞いてくれません(笑)。
てことで、職員会議。
まぁここに出てくる時点ですべてが終わってるわけで、なにかがどうなるわけじゃないです。かつて支店長が結果を強引に変えようとしたことがあったけど、わたしは先頭に立って反対しましたからね。勝負すべき時はここの前にあるってことです。
まぁいろんなことを思いながら、でも、会議資料をゲットするためという名目で持ち込んだPCで少しおべんきょ成果を書くなど。
会議が終わったら、あちこちに電話したり、はたまた明日の終業式の準備をしたり。なにせ2会場でやるとか言ってるから、2会場ぶんのセットが必要です。大きいスピーカーを運ぶのはたいへんなので、久しぶりにRAMSA WS-A80を出そうかな。
そんなこんなをしてると、あっという間に定時がきました。
帰りの電車の中でもPCをパチパチ。
うーん。このデータの特異なところはどこにあるんだろう。ただ、その特異なところを引き立てるように、あるいは伝わるように並べていかなきゃなりません。どう並べようかとずっと悩んできたけど、なんとなくストーリーが形になってきたので、順番の並べ直しです。うん、すっきりしてきたな。
そうそう。なんでもパートナーが最終試験に合格したとのことで、少しおいしいものを買って帰ろうかな。
家に帰っておふろに入りながらもずっと考えてましたが、ふとひらめきました。

そうか、あの実践の特異性はそこにあるのか!
なまじわたしが「知っている」だけに、きっと信じないと思ったからこそ、そういう語りをしたのか。
Aさんの実践
「小魚たちの群れきらきらと
海の中の国境を越えてゆく
諦めという名の鎖を
身をよじってほどいてゆく」
みたいな感じだとすると、今扱ってる方の実践は
「ああ川の流れのように
ゆるやかに
いくつも 時代は過ぎて
ああ川の流れのように
とめどなく
空が黄昏に 染まるだけ」
という感じなんですね。
それでいけるのか。すげぇな…。

終わりよければすべてよし

今日の午前はとある日本海側の中学校とオンラインでつないでのお座敷です。
指定された時間にzoomで接続。ちなみに、おとついもテストしたいと言われたのでテストしましたが、今日も30分前からスタンバイするらしいです。とりま接続して「よろしくお願いします」とあいさつしたら「では、30分後にはじまるので、それまでカメラoff、ミュートにしてください」と言われて、残り25分どうするねんと(笑)。もちろん、こんなこともあろうかと、ペーパーは持ってきてあります。「彼らが本気で編むときは」についてのペーパー、おもしろい。使えるかなぁ。
と、時間がきました。なので、お座敷開始。
うーん…。
zoomは反応がわからないから、なんとも話しにくいです。しかも、事前学習でわたしのことをすでに話してるとか。さらに、フリップに「わたしの」って書いてあるのに、司会の人が「オレの」に脳内変換してしまってて、もう、なにがなんだか。
でも、とにかく話す以外方法はありません。なので、PCに向かってひたすら話します。途中、なんどか切れたけど、復旧してくれるのが助かります。そんなこんなで1時間半話しきりました。やれやれ。
それでも質問が出てきたのでホッとしました。
しかし、トランスに引っ張られない内容ってどうすればいいのかなぁ。

午後はなんにもなし。なので、おべんきょ成果をやろうと思ったけど、なぜかスイッチが入りません。困った。とにかくインタビューをあっちへ持っていったりこっちへ持っていったり。あとはペーパー読み。でも、迷走する一方です。時間だけが過ぎていきます。焦ります。が、ダメ。
そんなこんなで定時が来たので退勤。
帰りになんとなく角打ちに寄ると、いつものおじさまたちが勢揃い。相変わらず
客「にいちゃんか?」
他の客&店「ねえちゃんやがな!」
のコール&レスポンスです。
しかし、なんか、ハングルマルが飛び交うなと思ったら、おじさま曰く
「日本人はこいつだけや」
とのこと。わたし以外の5人中4人が在日であることが判明。すごいな。
と、これまた前におごってくださったおじさまが
「ちゃんとおかず食えよ」
とおごってくださいました。

おじさまが帰られたあと、さらに「半分」のあてにかき揚げを頼みましょう

すると
「これでちょうど500円やわ」
なんでも、10万円入ってきて、パチンコも勝たれたんだとか。
てことで、わたしの負担は「半分」の140円(笑)。
終わりよければすべてよしo(^^)o

復調傾向

今日は子どもたちは「家庭学習日」です。かつてはすべての定期試験のあとにあったのですが、今は学年末試験のあとだけです。まぁ、子どもたちの1年が決まる会議や成績処理がある期間なので、ここも「授業」とか言われたら暴れます。てか、それ以前にやるネタがないし。

ちなみに、朝、facebookを見たら、武田緑さんの投稿にいろんな人がコメントしてましたが、なにを今さら感がひしひしと押し寄せてきました。いや、校則と学校と社会の関係についてはずっと昔に武田さんにコメントしたことがあったし、なによりここのブログでちょこちょこ書いてます。なので
「だから言ってますやん(笑)」
とコメントしたら
「どこで?見たことがない」
とのコメント。どうやらfacebookの世界のことを指しておられるようだったので、
「わたしが発信してるのはブログです」
と返事。まぁ、こういう古くさいやり方をしてたら、誰ものぞかないからこういうことになるんだろうけど、ブログって、反射神経で書けなくて、書くのにそれなりの時間をかけるし、それはタイムラインみたいに流れずにとどまってくれるから、わたしは好きなんですよね。
ちなみに、その方はご自分のマスクのことへの返信と思われたらしく、わたしのブログのマスクに関する記事を見られたらしいけど、わたしのコメントは武田さんに向けられたものなので、校則に関する話なんですが、まぁそういう早とちりもfacebookならではですね(笑)。

てことで、出勤。
誰もいない職員室で、おべんきょ成果について、あれこれ考えます。なにせ、ここで書けなければ、ほんとにどうしようもなくなってしまいます。焦ります。
ほんとは10人分の語りの分析をしようと思ってたけど、ぜったいに時間的に間に合わないので、ひとりだけの分析をこってりやろうかなと。まぁ「こってり」できるほど自分に分析能力があるとは思えないけど(笑)。
で、やろうと決めた方は土肥(2019)の時にインタビューしたけど、扱うのを断念した方です。この間書いたように、この語りがとてもおもしろい。おもしろいけど、分析が難しい。なにがあったか、本人にもわかってない。いや、「わからない」と語っている。てことは、なぜ「わからない」とし、そういう語り方をするのか。そこから謎に迫るしかない気がします。でも鉤括弧をはずしたい気持ちが強いということをあるんですよね。つまり「他者の合理性を理解する」ために「自分の解釈に変更を加える」ってことです。つまり、語ったことはあったんだと考え、そこには合理的な理由があって、それが理解できないのは「わたし」の理解が及んでいないとする。そして、解釈を変更することを通して「理解しようとする」。そのために、時代背景や社会背景の調査も用いる。
うーん。できるだろうか。
てか、たぶんこうだろうなという予測はあるのです。そして、それは「わたしに対して」だからこそ投げられた言葉だと思うからです。つまり、その言葉を使うことを通して「わかるでしょ?」と言っている。ただ、そうであるなら、それがそうであることを示すための根拠は必要だな。
いずれにしろ、「ある性別で生きる」ということは、一筋縄ではいかないというか、ひとつの方法論だけで捉えられないってことが示されるんでしょうけどね。
しかし、人々があたりまえに達成している「ある性別で生きる」ことを、これほどまでにテクニカルにやらなきゃならないことを明らかにするトランスジェンダーって、ほんとうに分析対象としておもしろい。
なんてこと考えると、「鉤括弧をはずす」どころか、エスノメソドロジーに行っちゃうじゃん。困ったものだ。

とにかくそんなことを考えながら、語りの中の使いたいところを抜粋して終わりました。まぁでも進んだな。

ガチの絶不調

朝起きると、絶不調です。当たり前です。2日連続の呑みすぎはダメです。
今日は試験返し3日目で、午前は特になにもないので休もうかと思ったけど、そういうわけにもいかないので出勤。行けば行ったでやることがないわけではないので、ゴソゴソ事務仕事。
午後は会議です。でもまぁ、ほぼほぼ決まっていて、それの追認の会議なのでさっくり終わりました。こういうのがいい。
それにしても、体中が痛いです。てか、一番痛いのが右肩です。肩こりもそうだけど、骨折箇所が痛い。痛いというか、皮膚と筋肉がうまく滑っていない感じ?なんか、体内に擦過傷がある感じです。とにかくしんどい。
てことで、退勤時間がきたところで退散。家に帰ってお風呂に入って温めて、その後ロキソニンテープを貼るなど。こんなのでいいのかどうかわからないけど、とにかく今日は身体を休めて、明日の体調を見ましょう。

今年もやった

今年度も開催できなかった「京都在日外国人生徒交流会」ですが、やはり年一回くらいはやらなきゃ。ということで、去年に引き続き、今年も河原の焼肉をすることにしました。さてさて、どれくらい集まるかな。
ただ、昨日飲みすぎたので、体調は最悪です。きっとKうさんもしんどいだろうな…。
とりま、明日からのおべんとのネタをつくりながら準備をしましょう。案外いろいろ持っていかなきゃならないのでたいへんです。
それにしても暑い。まぁ寒いよりいいかな。
焼肉の場所に行くと、誰もいません(笑)。まぁええか。ベンチでしばし寝ましょう。てなことをやってると、ボチボチ集まりはじめて、やがて焼肉開始です。

やはりコストコのタンブロックはおいしいな。飲み過ぎだけど、ビールもおいしい。
今回は初参加の生徒がいて、いろいろ話をしてもらったり聞いてもらったり。てか、在日外国人の子どもたちって、もちろん経験してることはそれぞれで違うんだけど、やはり「あるある話」があるんですね。なので、高校1年生と30歳が同じような経験をしている。それがおもしろい。
そうこうするうちに、浜田さん@京教も来られて、なぜかチョークを投げる話になったりして。「いちおう生徒には「腹が立ったら、なにをするかわからんしな」予告してあるし、かまわんでしょう」というと、浜田さん、ひたすら「それはダメでしょう。信じられない」を繰り返されます。まぁ大学と高校の違いということにしておきましょう。
そんなこんなでダラダラしゃべっているうちに、なんとなく暗くなってきたのでお開き。片づけが終わったら、もう少し飲みますか。

変形ダブルヘッダーからのクズの宴

今日の午前は、某K西大学でお座敷です。声をかけてくださったのは、かつてお世話になった若槻健さんです。ちなみに、若槻さんとは十三のお寿司屋さんで再会したりして、なんとなくおつきあいさせていただいています。てか、その後こんなことになってしまったのも、若槻さんのおかげだったりします。
てことで、8時前に家をスタート。阪急電車を乗り継いで、9時頃に到着。9時40分に来いといわれているので、しばしなにを話すか考えます。ちなみに、ベースになるのはこないだの話です。
実は、このネタ、好きなんですよね。もちろん、ミッション1~4も好きだけど、おそらくそれらのルーツはこれです。今日のネタは、それのエッセンスになります。ただ、今日聞かれる方はK西大学で教職を担当している方々&来年度から新規採用で教員になる方々なので、ウケるかどうか、かなり不安です。
で、お座敷スタート。
うーん、反応が読めない。困った。が、まぁいいでしょう。消去法の教員人生というサンプルを見せることも大切です。と、話を進めていくと、笑いを堪えている人とか、ところどころで小さく拍手をしている人、なにやらうなずいている人とかが少しずつあらわれはじめました。もしかしたら、ウケてるのか?
そんな感じで、与えられた1時間の最後は昨日書いてもらった感想の紹介という禁じ手を使って終了。
ここから25分のディスカッション。なかなかむずかしい質問が飛んできて、絶句しかかるなど。と、挙手された方の名前を聞いてびっくり。白井さんでした。この方のシラバスを見て「おもしろいな」と思っていたので、なんとなく「似てるなぁ」と思っていたのですが、白井さんも同じ思いを持たれたようです。うれしいなぁ。
お座敷の後も、いろんな方とディスカッション。やはり教員養成はおもしろいなぁ。みなさん、試行錯誤をしておられることが伝わってきます。
で、昼前に退散。午後はGID学会のシンポジウムです。もっとも、シンポとは言え、ほとんどはこの間の収録を流すだけです。で、25分ばっか質疑応答に答えました。
ちなみに、ビデオを流している間twitterとかfacebookをチェックしたけど、誰も言及していなかったから、たぶんほとんど誰も見てないな(笑)。なので、見て下さった貴重な方々への応答です。ただ、こちらもむずかしい。てか、知ってる人からの質問とか、実際に参加している人からの質問とか、「なんでやねん」状態でした。
で、シンポも無事終了。
で、呑み。いつものビアホールが閉まっていたので、大阪第2ビルの地下の居酒屋で飲んでいましたが、やがてIっぽくんが迎えに来てくれたので、Kうさんと一緒に移動。ヨドバシの地下にある居酒屋で飲んでたけど、そこにFぁよんさんとKよぽん登場。しばし呑んで、さらに地上に移動。なんでも呑んでもかまわない広場があるとかで、そこでコンビニで買ってきたワインを飲んで、うぇーいとやりました。まぁそれでも、呑んでるのが大阪駅だから、なんとかなるでしょう。
しかし、最後はいつもクズだなぁo(^^)o。

総括

今日は1時間目・2時間目と試験返しです。
まずは進学系の少人数クラス。ここは年度当初緊張したなぁ。昨年度の同じ感じのクラスがメッチャクチャ活発で、同じ感じかと思いきや、みんなマジメで、リアクションがない。だから、いかに授業中にザワザワできるようにするか、かなり悩みました。でも、そのおかげか、年度の最後はそれなりにザワザワするようになってきてよかったかな。
文系って、進学クラスでも数学がメッチャ苦手な子がいます。ところが進学クラスだから、そうじゃないクラスよりも内容も多いし進度も早いし、おそらくたいへんです。だからこそ、生徒に頼らないとどうしようもない。
てことで、このクラスのある子の感想。

1学期、2学期と、毎回赤点をとってしまったけど、3学期は赤点をとらなくてうれしかった。いろいろな人に教えてもらえた。○○に特に教えてもらった。席が近くてよかった。楽しかった。

そして、「フツークラス」。ここはおもしろかった。楽しかった。担任が同い年で気心知れた人で、放牧しながらもうまくまとめていく人だから、子どもたちがいきいきしてます。もちろん学力は基本的には低いです。ただ、メッチャ高い子も数人います。まぁ標準偏差が大きいってことです。平均点は毎回最下位。でも、そこがわたしの勝負どころではありません。年間トータルで赤点が出なければいい。そのためには、苦手な子が「やる気」になってくれないとどうしようもないです。そのために「助けて」と言い続けました。そしたら、本気で助ける子が出てきました。その子に助けてもらった子の感想。

今まで数学はわからないから寝ていて、赤点ばっかりで、3学期になって授業を聞くようになり、真剣に受けるとわかりやすい授業でびっくりしました。昨年は数学がわからなくて楽しくなかったけど、数学の楽しさが少しわかった気がします。1年間数学を教えてくださり、ありがとうございました!

この子が授業を聞くようになってくれたのは、本気で助けようと思った子が、わたしの代わりにつきっきりで教えながら、要所要所で
「ほら!聞き!」
って言ってくれたからです。数学の楽しさを伝えたのはその子です。感謝しかありません。
で、わたしからも話。

とにかく、みんなには数学の授業を楽しんでほしかった。もちろんしんどいこともイヤなこともあったと思う。でも、1年間を振り返った時、なんだかんだいろいろあったけど、楽しい1年間だったなぁって思ってくれたら、それでいい。
あとね。
もうひとつ伝えたかったのは、わたしたちって、みんな身のまわりのことにしか関心がいかない。でも、ウクライナでは原発の電源が失われている。そして11年前に同じことが福島で起こり爆発した。それは地続きのところで起こっているできごと。そういうできごとを身近に感じ、そしてそれを大きな主語で語るのではなく、半径1メートルの言葉で語ること。そのことの大切さでした。
とにかく、楽しい1年間でした。ありがとう。

そうそう。こんな感想がありました。

どひちゃん、おつかれ様でしたー!多分変な奴って思われてるとおもうけど、変な奴です^_<-☆1年間怒らせたり困らせたりしたけど、人生最後の数学がどひちゃんでよかったつてめっちゃ思ってる!!!最後のテストはぜったいどひちゃんのこと感動させたいと思ってたから、毎日夜、わかるまで実はがんばって解いてみました!あんなけきらいな数学たのしかったんはどひちゃんのおかげです。先生今までおつかれさま!どひちゃんの雑談おもしろかったから、3年生さびしい(泣)がんばって生きていきます!

この子、何度も赤点とったけど、最後は50点以上とってくれました。すなおにうれしい。

ここから、成績処理です。
どれだけうれしい感想が返ってきても、結果がダメなら、やはりダメです。集計してみて、うーん。まぁ、わからんな(笑)。
その後、会議。うーん(笑)。
そうそう。再来年度のための書類を送らなければ。てことで、公用車を漕いで郵便局へ行ったり。
夜は1日早いパートナーの誕生日パーリー。まぁなにがあるわけでもないけど、下の子どもがつくってくれたケーキをみんなで食べます。
そんな感じの1日を過ごしてたら10時過ぎに眠くなってしまいました。

餅は餅屋

今日からテスト返却校時です。わたしの担当クラスは明日なので、今日はなんもなし。午後にお座敷があるので、午前に年休をとっておべんきょです。
とにかくデータの読み込みです。不思議なデータです。なにかをどうかしようとしたという意図がまったく伝わってこない。もちろん、詳細な観察はしておられます。ただ、与えられた環境に対して積極的に働きかけるというよりも、その環境にあわせて生きていく感じ。その類まれなバランス感覚はAさんと双璧をなすものの、ありようは正反対です。
このインタビューをした時は、わたしにはこのデータを扱かう力がありませんでした。でも、今回このデータと向きあって、もしかしたら、この人がやってきたことのすごさの一端に触れることができるかもしれないという気がしてきました。
ただ、その実践を可能とする背景があります。そこに言及するのは、また次の話かなぁ。
で、昼過ぎに家を出て、今日のお座敷の場所へ。京都府内のとある街です。ちなみにここ、京都の市町村で3番目に同性パートナー制度をつくったところです。なので、機運が高いです。だって、つくっても使えなければ意味がない。そして使えるようになるためには、使える街じゃないといけない。だから、使える街にしようとされています。
このご時世なので、定員は30人だとか。ボチボチ来られる方を見てると、少し高齢の方も少なからずおられます。ゆっくりしゃべるつもりだけど、それでデフォルトが早口だから大丈夫かなぁ。まぁいいや。ミッション4は「理解してもらう」ことをメインにしてないから、聞き取れなくても雰囲気に触れてもらえばいい。てか、わたしのお座敷は全部それやな(笑)。
てことで、お座敷スタート。冒頭はキョトンとさらてましたが、ネタを振ると笑い声が起きてきました。これはノリがいい!よし!ということで、そこからは気持ちよく話させていただきました。
ちなみに任された時間は2時間。途中、チラリと時計を見る方がおられるのが、少しプレッシャーです。なので、あたかもオチのようなところで
「もう終わりだと思うでしょう。まだ続くんですよ」
とツッコミを入れてウケをとるなど。
てことで、すんごい柔らかい空気の中で、気持ちよく2時間話をさせていただきました。
お座敷のあとは組合に行って、しばし事務作業。わたしは女性部長(笑)だけど、一貫して役職にはつかないことにしていました。それは、人権教育と天秤にかけざるを得ない状況があるからです。ただ、役職にはつかないけど、組合のことをやる人間もきっと必要なんだと思います。まぁなので、そんな用事。
用事がすんだら、証明写真を撮ってもらうべく写真屋さんへ。
仕事を探すための写真、これまでは自分で撮ったのを使ってましたが、モルタル職人さんに
「やはり証明写真機のがいいですか?」
と聞くと
「写真屋さんがいい」
とのアドバイスが返ってきたので、それに従おうと。
それにしても、中古のカメラを扱ってる写真屋さんなので、ウィンドウの中のカメラに目移りします。あこがれのNIKON F2があったりするから、当たり前です。それにしてもかっこいい。とても精巧につくられたメカって感じです。まぁ実際に精巧につくられたメカですからね。イマドキの電気仕掛けではないです。
で、呼ばれたので準備をしてパチリ。できたのがこれ。

髪の毛がはねまくってますが、どれだけ押さえてもダメだったので、断念したのでした。まぁええか。
ちなみに、レタッチするかどうか聞かれて、「こうなるよ」って見せてもらったのが、あまりにもきれいになり過ぎてるので
「これで出したら、面接の時にバレるから、やめときます」
と言って、こちらも断念しました。
ちなみに、自分で撮ったのはこれ。

さすが、餅は餅屋です。
さてと、あとはユザワヤに行って、カバンテープを買って[1]昨日の朝、リュックの腰ベルトが電車のドアにはさまれて、強引に引き抜こうとしたら切れた。、JINSに行ってレンズをきれいにしてもらったら、今日のタスクはすべて終了だ。

footnotes

footnotes
1 昨日の朝、リュックの腰ベルトが電車のドアにはさまれて、強引に引き抜こうとしたら切れた。

とうとう来た

今日は学年末試験最終日です。ただ、なぜかわたしは試験カントクはなし。なので、種々の雑務をこなしましょう。
雑務のあとはデータの読み込み。どのデータにしようかと思ったけど、前に扱いきれなかったものに着目しようかなと。
このデータ、とにかく扱いにくいんです。ただ、もしかしたら、今なら扱えるかもしれない。それは、データの読み方とか、求めてるものとか、得ようとしてることが変化してるからかもしれません。まぁ、結果は身も蓋もないことになりそうな気もしますが、それはそれです。
ただ、とにかく職員室がうるさい。みんなが話をしながらゲラゲラ笑ってるのは、とてもいいことです。が、声が大きくて笑い声も大きい。さらに生徒が来ると、数種類の声が錯綜しはじめて、考えが集中できない。てか、集中できないから、さらに声が気になる。これはダメだな。
てことで、昼過ぎなのでおべんとに逃げましょう。
午後は進路関係の出張です。他府県は知りませんが、京都府は進路と人権の合同会議があって、今日はさらに京都労働局を混じえて、就職関係の会議です。
この会議、これまでは教員vs労働局という感じだったんだけど、今日は司会をしてる教員のおかげか、教員側の足並みの揃わなさなどという、労働局の人の前で言うのは申し訳ないような話もして、互いにお願いしたいこととか、互いに協力できることとかを話あって、かなり有意義な会議だった気がします。
てことで、家に帰ると、「ほれ」とボウルに入った大量の白菜のみじん切りを見せられました。そうか、今日は餃子パーリーでした。
なので、おふろに入ってひと息ついたら餃子包み開始。子どもたちとがんばって90個包みました。

焼き上がり。

どうなるかと思ったけど、全部食べきったのはたいしたものです。まぁ、豚ミンチは400gしか入ってないから、ほとんど野菜です。メッチャ軽くておいしかった。
食後は下の子どもの手づくりのヨーグルトババロア。これも軽くて少し酸味があっておいしい。寝る前にパートナーが腕と足をアロマでマッサージしてくれました。
そんな60歳の誕生日。

まぁ、いろんな重圧とか不安とかで押しつぶされそうになるけど、そしてそれは悲観主義かもしれないけど、それが現実で、そこからしかスタートできないです。