生徒をエンパワする学校 -西成高校の挑戦-

今日は、某人権教育研究会の夏季研です。が、とりま消毒のために病院へ。お医者さん、傷口を見て
「おぉ、肉も盛りあがってるし、いいですね。こちらの傷口もふさがりはじめてる。これは2週間でOKかな」
とのお言葉。

本来なら3週間かかることが多いらしいけど、2週間でOKということは、まぁトカゲ並みの快復力ってことですね。
ということで、今日から添え木は寝るときだけになりました。てことは、右手、使えるじゃん。助かりました。さらにいうと、おそらくは左手もガチで不自由なのは1週間。うまくいけば2週間で傷口が治ったら、これはラッキーです。
そんなこんなで夏季研の会場へ。みなさん、真剣に論議をされています。夏季研には新採教員に参加を求めています。なので、若い教員も質疑応答に参加しています。いい感じです。ただ、わたしは午後の講演のための準備です。
いつもなら録音録画だけで終わりますが、今回はサテライト会場をつくるとのことで、zoomで配信することにしました。これの準備が少しごたついたり。それでもなんとか準備を終えて、事務局の部屋でおべんとを食べようと思ったら、講師の山田さん@西成高校校長がすでに到着されていて、某人権教育研究会の顧問と話をされています。と、
「いつきさん、久しぶり!」
と山田さんから声をかけていただいて恐縮するなど。いや、だって、その場には本店の人もいて、あちこちの支店長がいて、なのに山田さんが知っているのはわたしだけという。まぁでもこの世界、そんなものかな。
てことで、講演開始。
まずは山田さんの教員人生の振り出しのあたりから。わたしは「ふむふむ」と思いながら話を聞いていましたが、若い教員にとっては「昔話」に思えるのかなぁ。寝ている教員がいます。もったいない。てか、「逆転人生」を見ていないんだ。まぁそんなもんでしょうね。
ところが、西成高校の現実の生徒の話のあたりから、みんなムクムクと起き上がってきます。これもさもありなんですね。2年前の土田さんの時もそんな感じでした。
西成高校の実践をそのまま京都の高校に持ってくることは不可能です。それは、生徒が違うからです。ただ、そこでやっているとりくみから学ぶことはできます。そんなことを考えていると、質疑応答の時間に新採教員から質問が出ました。
「アンテナってどうやって張るんですか」
とてもとてもいい質問です。山田さん、延々と答えて下さいました。
うん、今回、山田さんに来てもらって本当によかった。またうちの参加者にも感想を聞かなくちゃ。

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