会議とか買い出しとか

今日は朝から某在日外国人教育関係の会議です。でも、起きたのは7時半。8時間くらい寝たのでさすがに楽です。
少し時間があるので、ゆらゆらしながら読書です。
「わかってもらおうと思うは乞食の心」
という田中美津の言葉に触れて「おぉ!」って思ったり。まぁ言葉の選択の問題はあるにしろ、ずっと「理解はいらない、権利をよこせ!」って言ってきたわたしには「おぉ!」なんですが、その「おぉ!」は「権利」云々の前に、自分自身に向かう厳しい姿勢なんですよね。リブ、すげぇ!
てことで、京都市内某所へ移動。午前は少人数の会議です。まぁいわば、午後の会議のための打ち合わせですね。
で、昼は近くのラーメン屋さんでかた焼きそばと餃子。
 
うまいなぁ。
午後の会議も少人数です(笑)。ひとり帰ってふたり増えたので、都合ひとり増えました。でも、各府県を代表する人たちなので、話の中身は濃いぃです。夏の反省とか、来年へ向けての準備とか、再来年へ向けての謀議とか(笑)。
で、会期が終わったら簡単な飲み会。どうしようかと思ったけど、少し時間があるのでいっぱいだけ飲みに行きますか。
で、5時に子どもと待ち合わせて、近くのサウンドショップであさってからに向けてのお買い物。まぁ、ないならないでいままでやってきたから、別にできないわけじゃないけど、やはりあったらいいなってやつをガツンと買いました。
ついでに家の生活が便利になるかなってものもお買い物。そんなこんなで、帰ったら7時過ぎ。まぁいいか。なにもできなかったけど、それはそれでまぁまぁな1日です。が、明日、職場に行かなきゃならんことになってしまったな(;_;)。

今日はゆるゆると音づくりとか

朝起きると、体調はかなりマシです。やはり、夜更かしはダメですね。でも、昨日の京急の事故は、なんとも心によどんでします。亡くなったトラック運転手、67歳ですからね。そこまで働かなきゃならんのはなぁ。いつもなんとなく江戸時代と比較してしまうんだけど、シジミ屋はシジミを売ってれば生活できて、67歳なんてメッチャ年寄りで、隠居で生活ができたのかな。今は便利ではあるけど、その便利さが幸せと結びつくんだろうかと、いつも思いますね。
そしてもうひとつ、昨日の日ロ会談。
「ウラジーミル、君と一緒に駆け抜けよう」
これはアカンやろ。たぶん、「ロン・ヤス」をイメージしてるんだろうけど、いったいいくつやねんと。わたしなら恥ずかしくて言えません。と思いながら、
「ウラジーミルってどこかで聞いたな」
と考えたら、そうか、「ゴドーを待ちながら」だったなと。
そんなことを考えながら出勤。
てことで、1時間目と3時間目の授業の「入り」はこのあたりの話です。今日はdegree→radianの変換です。どうしようかと思ったけど、アクティブラーニングでいくことにしました。
「180°とπが基準やねん。そしたら比例計算でいけるわな」
とだけ言って、あとはやらせる。もちろん相談あり。すると、時間はかかるけど、なによりとりかかるのに時間はかかるけど、でも、なんとなくみんなやったんじゃないかな。まぁ、とにかく最低点30点をクリアするのが目標です。そのためには小さな1点を積み重ねるしかない。そしてそれを全員がやることですね。

でも、そんな授業を2時間やると、精神的には疲れます。
てことで、来年度以降のことで少し心が揺れることがあったので、少し相談をするなど。結果は「行くも地獄、とどまるも地獄」でした(笑)。
午後は芝居の音探しです。音探しをしながら、なんかPCの使い勝手を向上させたいなと思って「RocketDoc」を導入してみたり。これ、案外便利かも。てことで、windowsバーを上に移動させました。結局Macやな。
その後、文化祭のごちゃごちゃをやって、定時に退勤。
帰りの電車では、S藤さんからもらった『身体・アイデンティティ・トラブル』です。冒頭の金井淑子さんの論文の中に田中美津さんの「わかってもらおうと思うは乞食の心」という言葉があって、まぁ言葉の選択の問題はあるにしろ、「リブ、すげー!」って思いました。
もちろん「理解はいらない、権利をよこせ!」は言ってきたけど、「理解はいらない」にこれほどの重さを置いてきたかって思うと、やはりまだまだだったなと。
で、帰りに美容室によって髪をカットしてもらってさっぱり。
さぁ、今日もお風呂→ビールだ!

仕事を追いまわす

朝起きると、とにかくしんどいです。やはり12時に帰ってくるとダメですね。そんなことはわかりきってるのに学習できません。
それでもなんとか出勤。身体を起こしてるのがきついです。とにかく横になりたいけど、寝転んで授業もできないからなぁ。
てことで、6人講座はひと夏の思い出の時間にしました。1時間はわたしから。もう1時間はひとり10分で欠席ひとりなのでちょうどです。
なにを時間つぶしてんねんと言われそうですけど、自分の約2ヶ月のできごとを思い出して口にするって大切なんじゃないかなぁ。語ることを通して思い出し、友だちの話を聞くことを通して思い出す。能動的な行為なんですよね。
3時間目は「悩ましいクラス」です。でも、なんだか今日はみんなやってたなぁ。誰かが「あれ?みんな数学を楽しんでるやん」ってつぶやいてました。数学は楽しいんだよ(笑)。
ただ、授業が終わったらグッタリです。ほんとに身体が動かない。でも、そんなこと言ってられません。新学期がはじまってからフルタイムで事務作業できた日はまだありません。とりま、明日か来週かに使うプリントでもつくりますか。
とにかく仕事においかけられたら負けです。追いまわすくらいじゃないとまわりません。
今日のメインの作業は昨日返ってきたテストの採点の祭典です。まぁ、大学よりは楽だけど、それでもいわゆる「○つけ」はしんどいです。やる前に瞬間の躊躇があります。ちなみにわたしはこの躊躇、ふだんはほとんどありません。事務作業というのは「やれば終わる」って思ってます。でも、今日はその躊躇があった。ほんとにヤバイです。
でもやろう。万年筆にインクを補充して「さぁやろう」とはじめたら、いきなり「垂れ幕吊り、お願いします」と。マジか…。「あ、採点中ですね」って気を遣ってもらえたけど、高校の仕事はチームワークです。なのでそちらが優先です。チリつく太陽の光を正面から浴びながらのロープワークです。でも、6人講座の子らが手伝ってくれて助かった。その後、小演劇の仮設舞台のワイヤーが緩んでるので、そいつを張りなおししてみたり。きっちり汗をかきました。
で、採点開始。遅々として進みません。ふたクラスしかないので、ふだんなら3時間で終わります。が、終わらない。途中休憩などいれてしまいます。が、いや?ちょっと待て?2時からはじめたとして、3時間で5時やんか。なんとか4時50分に終了…。の直前に、担任さんが「雨が降ってきたんですけど、垂れ幕どうしましょ」って入ってこられました。くっそ、いま成績処理してるし、そんなもん、自分らでなんとかせいと思うけど、マネージメントされるのが身に沁みついてるんでしょうね。また、そういうふうに学校が運営されてる。なので、30秒ほどで処理を終えて、垂れ幕を引き上げにかかりました。幸い他の部員も来てくれたので、すぐに終わりましたけどね。
てことて、ボロ布のようになりながら退勤です。
マジで疲れた。家に帰って、とにかくクーラーをかけた部屋でひと休み。子どもに沸かせてもらったおふろに話題の入浴剤入れましょう。
さてと。あとはビールを飲んで、みんなで録画してあったマツコを見て寝るだけです。
おべんきょ、できひんな…。

批判的に講演を聞く

朝、まぁ楽ですね。なにせ昨日は家で晩ごはんを食べました。やはり飲み会はよくないですね。
ただ、今日は綱渡りのようなタイミングで仕事しなきゃなりません。行きの電車でタスクリストをつくります。ここで忘れた仕事があったらすべておじゃんです。てか、今日を越えたら少し仕事が楽になるはずです。
で、職場に着いたら、とりま出張の準備です。
その後、1時間目は2学年分の試験の巡回&2学年分の採点用の解答の作成。2時間目は授業。それが終わったらすぐに出張です。京都府だいたい最南端の隣保館→京都府唯一の村にある中学校→第2のふるさとの児童館とハシゴ。帰ってきたら2時頃です。そこから文化祭関係の肉体労働をやって、ここで4時。少しデスクワークしたら5時です。
疲れた。

今日はいつもの学習会です。
いつものように定時に退勤して生きセンに向かいますが、30分ほど時間があるので寄り道しましょうか。もちろん角打ちです。が、水曜日が定休日。しかたないからはじめて入る「Kっちゃん」って飲み屋に入りました。そしたら角打ちで会ったことのある人がいて、20分くらい部落の話で盛り上がりました。
いや、変ですよね。まぁ、最初にわたしが「在所」とか言うからなんですけどね。はじめのうちは「ここらは」とか言ってはるのに最後は「同和地区」って言われるから
「あーあ、言っちゃった」
って笑ってしまいました。
でも、ご自分が生まれた場所のこととか、ここらあたりの昔の風景とか、わずか20分でいっぱい教えてもらえました。
でも、なんで教えてもらえるんやろ…。不思議やわ。

で、学習会です。
今日は藤尾さんの話です。とてもよかった。はじめに崇仁の今の活動を話されて、続いてご自分の話。そして人権教育の大切さを話されました。教員とか啓発関係の人には特に喜ばれそうな内容でした。当事者話のところはほんとうに部落差別のリアリティが伝わってきます。
いまどき部落差別の被差別体験をあれだけ話してくれる人、あまりいないんじゃないかな。しかも、まちづくりの話もしてくれる。そしてそれがシームレスにつながってます。
ただ、昨日はそれを学ぶ場じゃなくて、その「語り方」を批判的に考える場でした。
藤尾さん曰く
「みんな話を聞いたら「よかった」って言うんだけど、ほんとのところどうなん?」
こんなこと言う人、あまりいないし、てかいるか。でも、そのための場をつくる人はあまりいないです。でも、みんなから遠慮なしのダメ出し(笑)が出ました。
わたしは、「自分とは切れてしまった「強い人の話」になってしまうんじゃないかな」って提起です。まぁ言えば「感動ポルノ」になる危険性があるってこと話しました。あと、車いすユーザーからは障害者差別の視点から「個人の問題に収束させるんじゃなくて、権利の問題にする必要があるのでは?」って提起があって、これもなるほどなと。考えてみると、部落解放運動が普遍的な人権を提起する運動だったかというと、例えば教科書無償化の闘いなんかを見ればもちろんそうなんだけど、それを全面に押し出したロジックではやってこなかったのかな。だから「権利」って言葉が出にくい。さらに法律関係の人が来ておられて「人権を保障するのは誰なんだ」って話をされて、それもそのとおりだなと。つまり市民の問題ではなく国家の問題なんだって話ですね。
「じゃ、人権啓発には意味がない?」
って聞いたらうなづいておられました(笑)。
まぁでも「圧倒的に負け続けてるわけで、オセロをひっくり返すように仲間を増やさなきゃ国家は人権を認めない」みたいな話を返しておきました。
終わったら崇仁新町です。
もちろん話は続行です。
泣きそうになる場所で「泣いてる場合やないやろ!」ってやったらって話で、山田考野次郎の話をしてみたり。やがてカミングアウトの話になって脳性マヒの人が「隠すのたいへんやねん」みたいなのをぶっこんできたり。
かなりおもしろかったです。
でも、藤尾さん、死のうと思ったこともあったんだとか。一歩手前まで行ったんだとか。
藤尾さんが生きててくれたおかげでこの場所があるんだよな。生きててくれてよかった。

で、閉店の11時まで飲んで、帰ったら12時です。明日、きついやろな…。

地域に生きる

今日の午後は出張です。それまでにやらなきゃならんことを片づけなくちゃ。いらん仕事をひとつ、大切な仕事をひとつ。あとはあれやこれや。頭の痛いメールのやりとりもしたりして。
午後一番はロープ張り。今年は来年のことも見通して、クリップをつけるところにマークしておきましょう。
い「まず舞台の端と端のところにマークしてな」
放「はい」
い「マークとマークの間の長さを測ろか。7m36か。半分だと何m?」
放「3m68です」
い「ほな、そこにマーク。あとは、それぞれ4等分したところにマークして」
と、ここで混乱をはじめる部員。
放「あれ?あれ?」
まぁ、はじめに長さを測ったのがアカンのでしょうね。でも、マークがやたら多くて、どれがほんとうのマークかわからなくなりました。なにしてんねん。
迫る出張の時間。赤マジックを持ってきて
い「ロープを半分に折ってマーク。また半分に折ってマーク」
放「両方ですか?」
い「そうや(笑)もう一回折って4カ所マーク」
終了です(笑)。
あわてて職員室にもどって、片づけして、駅までランニングです。
なんとか電車に間にあって、京都府最南端あたりの駅で待ちあわせです。
天井が美しい。

で、車に乗せてもらってとある山間の町へ。
「時間があるし、公民館にあいさつに行きましょか」
ということで、公民館へ。館長さん、いつもの感じです。今日は地域の保育園・小学校・中学校、さらに福祉関係の人たちも集まってケース会議をやっておられたみたいです。分厚い実践を町ぐるみでしておられます。
その後、今度は保小中高の会議です。
小さな町だと高校がなかったりします。すると、高校進学は「町を出ること」とイコールになります。だからこそ、送り出す地域と迎え入れる高校のこういう連携が必要になります。わたしの第2のふるさとはそれをしてきたし、いまこの町でもそれがはじまった。
しかも、メンバーのうちのひとりが、うちのガッコの卒業生であることが判明。わたしのことがよくわからなかったみたいなので、昔の写真を見せるなど。
「あ!いたいた。この人、いました」
「わたしやがな」
みたいな会話。
そうなんだよな。こういう世界で生きてきたし、いまも生きてるんだよな。あまりにも違う世界も生きてるから、脳みそが混乱します。まぁでもスレッドをわければいいのか。
少しのんびりした気分になって、最寄りの駅まで送ってもらって、電車に乗りました。さて、ここから約1時間の旅行です。考えてみれば、終着駅から始発駅までの鈍行の旅かo(^^)o。でも、寝ちゃいました。家に帰ると、向こうを出てから2時間たってました。
さてと。お風呂に入ってからビールだな。

2学期がはじまった…。けど(笑)

今日から2学期がはじまります。が、頭の中はそれどころではありません。自分の「おべんきょ成果」だけじゃなくて、おべんきょ仲間のおべんきょ成果の「ねーちぶチェック」をしなきゃなりません。
ちなみにこの「ねーちぶチェック」ってけっこう難しい。専門分野が同じだから、まぁわかるっちゃあわかるんですけど、助詞ひとつで意味が変わったりするから、「これでいいのか?」ってなります。まぁ、英語も同じか。前置詞ひとつで変わりますからね。さらに、たまに意味がわからない文章も出てきます。それでもプリントアウトして、ひたすら読んで、赤を入れてを繰り返します。
それが終わったら、わたしの「おべんきょ成果」のチェックです。ダメダメ先輩から「オチ」のつけかたのヒントをもらったので、それを反映しがてら全体のチェックです。
でも、それはあくまでも隙間の時間にやることです。始業式の日は同時に「学期の立ち上げ」の日でもあります。午前は始業式だの課題テストだの。
午後は文化祭の立ち上げです。音響照明講習会だの垂れ幕吊りだの、肉体労働が山のようにあります。
ちなみに垂れ幕、3階から1階までの長い布を吊るします。去年からやり方を変えて、布に塩ビのパイプを通して塩ビのパイプを窓枠に固定することにしたんですが、この固定の方法がややこしい。去年トイレの中で考えて思いついた方法があったのですが、どうしても思い出せない。
い「去年トイレの中で思いついてん」
T「ほな、もう一回トイレで座ったら思い出すんとちゃうか」
S「せんせい、女子トイレはあっちやで」
い「(笑)」
みたいな会話。平和です(笑)。

そんなのを終えて、赤入れしたのを反映するわけですが、キーボードをパチパチやってても、関係なくみんな話しかけてくる。いや、考えてる最中やっちゅうのに。
学校ってのは脳みそを使うところと考えられてるかもしれませんが、脳みそなんて使わないです。てか、脳みそ使わせてくれない。ひたすら騒がしいです。
と、お客さんが来られました。1学期にインタビューを引き受けたんですが、完全に忘れてました。朝、リマインダメールを送ってくださったおかげで思い出せて、インタビューがあることを前提に仕事が組めました。ただ、さっきのinterruptのために、あとほんの少しだけやりたいことが残ってます。すると
「いいですよ、そっちやってください」
とのことだったので、お言葉に甘えて「オチ」だけつけて、センセにメールを送りました。返事がこわいけど…。
その後インタビュー。なんでも「あること」についていろんな人にインタビューされてるらしいんですが、みんな「いつきさんなら知ってるかも」って言うんだそうな。そんなん、知らんがな。でもそれだけ長く「このギョーカイ」にいるってことでしょうね。2時間ばっかいろんな話をしてインタビューも終了。それにしても、よく下調べしてはります。えらいな…。
で、京都駅に移動して、角打ち→崇仁新町です。
角打ちではみなさんから「久しぶりやな」って声をかけられるなど。うれしいな。夏は忙しかったからなぁ。京都にいないか家にこもってるかでしたからね。まぁこれからはたまに行けるでしょう。
崇仁新町ではちょぼ焼きと裏メニュー。にしても、こちらはあさっても来るんだな(笑)。

とにかく前へ

昨日は樹海の中にいましたが、とにかく今日は無理矢理にでも脱出しなきゃなりません。だって、明日から2学期がはじまって、こんなことやってる時間がなくなります。
なんだろ。書かなきゃならないんだけど、なかなか書けない。で、思いついてふとペーパーを読む。その間書けないんだけど、なんとなく「書けてない罪悪感」みたいなのが薄まります。でも、書いてないことには代わりはありません。読み終わってから、結局「書いてない罪悪感」がやってきます(笑)。
お昼ごはんはこれ。

「来来亭旨辛激辛MAX」です。いずみちゃんによると「カップ麺最辛」らしいです。たしかに辛い。でも食べられます。子どもと「いけるね」と確認。でも、あたりまえか。食べられないと売れない。そう考えると、やはりトゥンセラーメンはおかしい(笑)。
で、戦線復帰です。
すでに書いてるところの修正は、まぁ簡単といえば簡単です。でも、新しく書くところが難しい。つい前の方を読んで修正してしまうけど、そしてそれそのものはやること間違ってるわけじゃないんだけど、それでは前に進みません。大切なのはそこじゃない。ひとつひとつのセクションをまとめていくことなんですよね。でも、そのまとめができない。てことは、まとめるに至る過程がわかってないからですね。うまくつながってない。
そしてなにより、最後のオチがうまくつかない。どうしたものか…。うーん。まぁこれでええか!
アカンのですけどね。でも、とにかく最後までやって、ダメ出ししてもらって、そこからつくっていく。少なくとも、ダメ出ししてもらえるところまでやらなきゃ前へ進めない。

てことで、pdfにしてダメダメ先輩にダメ出し第一弾をしてもらうべく送信!
と、S藤さんからも「モルタル練って待っときます」とのありがたい言葉。S藤さん曰く「一人じゃ書けない」。とても重くて、とてもうれしい言葉です。これが「おべんきょ」の世界なのかな。

今日はおとなしく

とにかくこの土日が勝負です。ここでいまやってるところをあげてしまいたい。
この間考えてた「トランスジェンダースタディーズ」ですが、ふと思いついて、「戦後日本<トランスジェンダー>社会史」を見ると、「すげー!」ってなりました。いやぁ、すごいわ、この資料。しかも、かかわっている人がすごい。つまり、ここでやってた人たちがそれぞれ独立して、いま単独でやっておられるんですね。
それにしても、ネット上の情報も大切だけど、まずは自分の本棚を見ないといけないんだなと、深く反省です。
てことで、トランスジェンダースタディーズの樹海に迷い込み、『クィヤ・スタディーズ』の魔界に迷い込み、どこで脱出したらいいかわからなくなって、これはまずいぞと思ったところで、向こうの方に少しだけトンネルの脱出口が見えた気がしたところで、今日はおしまいです。うーん。

大移動

朝、いつもより一本遅い電車で出勤。それでも十分に時間は間に合います。
1時間ほど仕事をして、若い同僚の車に乗せてもらって山間の町に出張です。今日の午前は若い同僚さんが「出前授業」をするので見せてもらうことにしました。あいさつもそこそこに、授業準備に行かれました。ちなみに、わたしはチャイムが鳴ってから教室へ。生物の授業ですが、おもしろい!授業、うまいなぁ。校長さんは友だちですが、「アクティブラーニングやってるなぁ」と感心してました。2年目なのにね。
で、授業が終わったら、近くの駅まで送ってもらって移動開始です。目指すは八尾。えーと、あそこで乗りかえて、あそこで降りて、歩いて、乗換があって…。遠いな…。結局1時間ちょいかかりました。しかも、駅からは雨。やれやれ…。
で、小学校でお座敷です。
聞いてくださるのは24人。おそらく全員おられるな。夏休みの最終日の午後は迷惑だろうなぁと思いながら、今日しかなかったんですよね。でも、さすがに疲れておられる感じです。ところどころで集中が切れている方もおられたり。でも、熱心に聞いてくださる方や、なぜかメモをとっておられる方や、はたまた笑いたいけど声を出すのを躊躇しておられる方や、いろいろおられました。
終わってからの校長室での話もおもしろかったです。途中からムラの話になったり。
「部落って部落民というくくりがあって、でもそれだけで多様じゃないんですよね」
「あー、でも生い立ちとかバラバラだから、部落の中の違いに敏感になればいいんじゃないですかねぇ。結局、生い立ちを延々と語るしかないんじゃないかなぁ」
もちろん、読み筋はパラムの会です。
そんな話をしたあと、次の場所へ移動です。目指すは「おべんきょ場所」です。といっても、とある紙をとりに行くだけです。えーと、あそこで乗りかえて、次にあそこで乗りかえて、そのあとあそこで乗りかえて…。最後は歩きか…。こちらも移動は1時間ちょいかかりました。遠いな。しかも、このあたりでえらい雨になりました。てか、雷鳴ってるし。
それでも無事紙をゲットして、最後は京都へ。これがまた、駅までが遠い。15分くらい歩かなきゃなりません。ずぶ濡れです。で、地下鉄→JRと乗り継いで、京都に到着。1時間半くらいかかったかな。さすがに疲れた。そろそろ嫌気がさしてます。
で、stnのミーティングです。まぁでも、話をしているうちに、だんだん復活してきました。
また今年度もしでかしましょうかね。

ひっくり返る

今日は普段より1本遅い電車で行こうと、少しゆっくり家を出たけど、なぜか間に合ってしまいました。どうしようかと思ったけど、まぁええかと乗ったおかげでいつもの時間に出勤です。おかげさまで、仕事ははかどります。
今日の午前は職員会議。その前に部長会があるから、2時間ほど余裕があります。なので、昨日の松永さんの講演への感想を音声入力しました。なかなかみなさん考えてくれはったんやなぁ。ただ、「はじめて知った」はないやろう。わたしもずっと言い続けてる話なんやけどね。でもま、日常の中で話をしても埋もれてしまうけど、特別な時間に話を聞くと顕在化するんですよね。昨日は「人権は特別な場の特別な時間になってしまってる」って話があったけど、「特別な場の特別な時間」にも意味があるってことです。大切なのは、それを日常化するってことなんですね。
そんなことを考えながら、あっという間に入力し終えました。やはり音声入力いいな。わたしはしゃべることで考えをまとめる傾向があるから、そういう使い方もありかもね。
で、職員会議。なんか、どんどん生きにくい社会になっていくなぁ。いや、職場そのものは悪くないです。支店長も副支店長も頭取も番頭も、みんないい人です。でも、わたしたちをとりまく社会がどんどん生きにくくなっていってるなと。
お昼はおべんと食べながら、「おべんきょ成果」を少しいじるなど。今のセクションは少しずつ形になってきたのはホッとするけど、まだまだ全然ダメです。夏の前半の過ごし方の間違いに落ち込みます。

午後は進路指導研修です。元予備校のできる人で、現独立して講演とかしてはる人みたいです。中身は高大接続の中で変化する大学入試にかかわることです。
まずは時代背景の説明から。出ました。「教育再生会議」!
「グローバル社会へと変化する中で生産性の高い若者の育成が求められるようになってるんです」
ひっくり返りました。
まさに昨日松永さんが
「国会議員が生産性とかいうこの日本ですよ」
と言われた、その真逆のことを、翌日の同じ場所の同じ時間帯に聞くとは。まぁでも、これで鮮明になりました。
つまり、障害者解放運動と教育再生会議が言ってることは真逆で、そして今の日本は権力を持つ教育再生会議が言ってる方向に向かってるってことです。言い換えるなら、そういう社会に障害者解放運動は立ち向かってるってことです。そしてなにより大切なのは、「わたしたちはどちらを向くのか」ってことです。
そのあともひどい話です。例えば「コミュニケーション力が重視される社会になる」とか「大学も3つに分類される」とか。もちろん講師の人にはなんの罪もありません。現状を言っておられるだけです。でも、ものすごい勢いでもやもやが広がっていきます。
と、質疑応答である教員が発言。
「コミュニケーション力がなかったり、少し引きこもりがちだったり、これといってとりたててとりえのない子はどうしたらいいんですか?」
講師の答えは
「スモールステップで少しずつほめて伸ばしていく」
そこじゃないんですよね。
終わってから、いろんな教員に「昨日と真逆だったね」って話をしたら、みんな「思った!」って言ってくれました。それだけじゃなくて
「わたし、子どもたちにああいうことを言ってきたのかなぁ。子どもたちを傷つけてきたのかなぁ」
って相談に来られる方もおられたり。「自分たちはなんのために教員やってるのか」ってことを自問自答する方があちこちにおられました。
松永さんの講演を「昨日」やったことの意味があったなって思いました。こうやって、日常化していくことなんだろな。
子どもたちは、たしかに今日の講師が話された現実の中にいます。そして、わたしたちもその現実の中にいます。ただ、その現実を無自覚に生きるのではなく、意識的に生きること。そして、小さくとも抗い続けること。あるいは疑問ももち疑問を提出し続けること。
そこからはじめることですね。