朝、なんだかおなかいっぱいです。飲み過ぎなので、しかたないか。それでもカレーがあると食べてしまう悲しさです。昨日の宴会でもカレーを食べたな^^;。
さらにおなかいっぱいになったところで分科会です。
今日のひとつめのレポートはトランスガールへのとりくみです。はじめのうちは「ん?」と思ったけど、だんだんがんばっておられることがわかってきました。ただ、たぶんこのレポートを聞きに来てる人がかなり多いであろうことを考えると、少しはっきりさせたほうがいいかなと思い、質問です。
い「Aさんは男の子ですか?女の子ですか?」
レ「身体がですか?」
い「身体なんてどうでもいいです。男の子ですか?女の子ですか?」
レ「女の子です」
い「ありがとうございます」
即答してくださったのがうれしかったですね。
と、参加者から
「先程の質問の意味はなんですか?」
という質問が(笑)。
てことで
「現実の社会は男と女のふたつの性別しかないとされている。それに対して、トランスジェンダーは「その他の性」とされてしまう。ふたつの性別しか認めない社会であれば、その子のことはジェンダーアイデンティティにしたがった性別で扱わなきゃならない」
って趣旨の発言をしました。
その後、宿泊行事の部屋割りのことからはじまって、論議は名簿のこととか体育の授業のこととか。んー、違うんだよな。でも、悩んでおられる教員もおられるので、またまた発言。
「LGBTQの学習をするのはLGBTQの人のことを理解するためじゃなくて、この社会がどのような規範で成り立ってるかを理解するためです。男女でわけるのは、「異性愛規範」があるからです」
とバッサリ。まぁええやろ。
2本目のレポートは児童養護施設から通ってる子のレポート。担任さん、ええ人やなぁ。それにしても、同い年か(笑)。
ここで昼ごはん。Uりんちゃんとあだちゃんはよく食べる!わたしはそんなに食べられないよ。
で、3本目のレポート。地元三重のレポートです。ちなみにレポーターさんは昨日の宴会に来ておられたので、少し話をしてあります。
昼ごはんが遅くなったので、少し遅刻をしてしまった関係で、とりまおとなしく聞くことにしました。とにかく分厚いとりくみです。何が分厚いって、保・小・中と地域が一体となって子どもたちを見ています。そして、教員同士のスクラムもすごい。でも、だからこそ「ん?」と思うところがあるんですよね。なので2年前のことを思い出したり92年度生のことを思い出しながら発言。
すると、レポーターの同僚さんが「当事者をとりまく子」のことを発言されたのですが。みんなオフィシャルなんですね。「しんどい話」についての語り合いとか作文とか。ちゃいますねん。子どもたち同士がどれくらい日常の中で話し合ってるかですねん。休み時間とか放課後とか、はたまた学校の外なんかで、どんな関係をつくってるかなんですよね。わたしの知らないところで子どもたちが関係をつくる。大切なのは、それができるための安心できる場をどうつくるかなんです。だって、子どもたちはいずれ卒業をし、自分で関係をつくっていかなきゃならんからです。
教員ができることはたかがしれてる。そこからのスタートなんです。
そんなこんなで、今年の全同教も終了。やはり発言しすぎた全同教でした。
さて、あとは近鉄特急に乗って帰りましょう。家に着くとクタクタです。そして日常がそこにあります。ひとつだけ非日常だったのは体重か(笑)。
さてと、さっさと寝ましょう。