発言過多か?・全同教1日目

起床は7時です。眠いです。でもまぁしゃーないです。てか、身体が焼肉の匂いをまとってます。シャワーが先か、朝ごはんが先か。まぁ朝ごはんかなと。
朝ごはん会場にはK野さんがいたり。しばし情報交換をして、お次はシャワー。そんなことをしてるとあっという間に8時半です。あわててシャトルバス乗り場に行くと長蛇の列です。まぁしかたないです。
全体会の会場に着くとUりんちゃんからメール。まぁどこかで待ち合わせましょう。やることもないので、とりまトイレに行ったらUりんちゃんがいました(笑)。
その後ホールでボーとしてたらTにさんが来られたり。しばし話をして、メイン会場の2階席の階段に座りました。
やはり多いな。

しかし、黒いな。

で、分科会選びです。悩むな。
と、特別報告にマックス登場!

そういや、ヤツは三重やったな。
さんざん悩んで、最後は2つまで絞り込んで昼ごはんに行くことにしました。が、その前に一銭洋食を食べねば。屋台に行くと、やはり松岡さんが焼いておられました。
と、あだちゃんが突然「100円増しで油かす増量してほしい」という無謀なことを言いはじめたので、頼んでみたら「ええよ」とのお答え。マジっすか!で、出てきたのがこれ。

アカンやつです。しかも「いつきとちゃんの友だちやからええよ」と定価販売です。
ひとくち食べると、メッチャうまい!
ちなみに、あきらかに「うきなみ」です。
で、みんなで昼ごはん。
ごはんを食べながらいろいろ考えて、やはりトランスの子がいる学校のレポートを聞きに行くことにしました。
今日のレポートは2本。ひとつは大阪の「ワールドクラス」のとりくみです。「オリニマダン」がなくなりそうになった時、先輩の「なくしたらアカン」のひとことで「やはりやらねば」となる若手教員がすばらしいです。もうひとつは4年だけ日本にいることになったインドネシアの子へのとりくみ。こちらはなぁ…。とにかくその子はメッチャがんばり屋さんみたいです。そしてまわりの子らも優しい。それはそれでええですねん。でも、何かが違う。例えば日本語が苦手なので合唱コンクールに出るのが不安。でも、2年の時は見事に歌ったってエピソード、そこにインドネシア語の曲を選ぶという発想はなかったようです。
なので、討論の時間に、次のような発言をしてしまいました。

教員あるあるですが、つい「困っている子を困ってない子が助ける」という構図ができてしまう。でも、困ってる子と困ってない子を逆転させることが大切なんじゃないか。インドネシア語の曲を選べば、これまで困ってなかった子が困る。その時に「困るとはどういうことか」ということが少しだけわかる。

まぁ、インドネシア語の曲を選ぶという発想は外国人教育の文脈ではありふれてるわけですが、たぶんそういう情報が伝わってないんだろうな。
そんなこんなで分科会終了。
そこからホテルに帰っておべんきょ成果の修正です。センセから修正意見が入ってて、でも、6時からいつもの飲み会があるから、このタイミングしかありません。うーと考えたところで、そうか、わたしが書いた文章を意図通りとってくださってないんだってことが判明。ということは、他の人もそうとる可能性があるので、そこがわかるように加筆すればいいのね。ということで、またまた速攻メールして、宴会モードになりました。

宴会はいつものようにワイワイ飲んで、ワイワイ話して、2次会へ。こちらもワイワイ飲んでワイワイ話して。
さてと。ホテルに帰って部屋呑みかな。と思ったけど、すぐに撃沈です。

移動開始・全同教0日目

あいも変わらず朝は眠いです。昨日も寝るの、おそかったからなぁ。
今日は午前にふたコマ。短期決戦です。幸い欠席者もなく、取り出しは順調です。「気になるクラス」は参加者が増えてワチャワチャしてます。ちなみに「気になる子」が来てくれたけど、ムリやな。テンションが高すぎてペースがあわない。
今日は夕方から移動しなくちゃならんのだけど、ふと思い立って近鉄の会員になるなど。いや、単に帰りは人がいっぱいになるから特急の予約をしようかとおもっただけなんですけどね。で、無事今日と帰りの特急も予約できました。
てことで、おべんきょ成果です。いろいろ考えて、くどくど書いてたところをばっさりと削除です。たぶんそれでいいんです。書かなきゃわからない。でも、書いたことを全部採用できるわけじゃない。だから削除する勇気が必要なのかな。削除したおかげで、つまってたのが少しずつ流れはじめた感じがしました。
で、職場を脱出して移動開始です。目的地は三重は津市です。あしたから全同教です。
高の原から特急に乗って、さっそくおべんきょ成果です。なにせ今日がタイムリミットですが、津に着いてしまうと呑むからアウトです。とにかく時間との勝負ということで、えいやと書いて、なんとか青山トンネルのあたりで完成。速攻メールして、ホッと一息です。
津に到着して、ホテルにチェックインして向かったのは「まつや」です。
なんなんだ、このタンは!

そしてテールも焼いてしまいます。

とにかくうまい。ホルモンも甘くて溶けていきます。
そんなおいしい肉を食べながらの会話は牛の話です。なにせ高木の人が来ておられるんですから、おもしろくないわけがない。
そんなこんなで楽しい時間を過ごして、あとは部屋呑みなわけですが、さすがに疲れてたのか、呑みながら寝てしまいました。

淡々としながらも小さなうれしさ

朝起きると、やはり楽です。ほんとに毎朝のしんどさは自業自得だなと。でも、その反復する自業自得を生きるしかないかなと(笑)。
てことで、まずは6人講座。母平均の推定とかやりました。やはりおもしろい。続いて「気になるクラス」です。取り出し希望の子はいるかなと思ったら、来たのでよかった。でも、一番気になる子は来ない。どうするつもりだろ。そしてもうひとつのクラスは取り出し対象の子が欠席。どうするつもりだろ。もっとも、出席の子に
「な、1回欠席したらあとがわからなくなるってわかったやろ」
って言うと
「うん」
って言ってたのが救いなのと、さらに
「オレな、1回では覚えられへんし、今日の、明日もっかいやって」
って言ってくれて、なんといい子なんだと思ったり。
あとはおべんきょ成果をいじったり。
夜は崇仁新町に「ちょぼやき会」の予約をとりに行ったり。なんか、予約をとりに行っただけなのに裏メニューをごちそうになってしまって、もうしわけないけどうれしかったり。
そんなこんなの1日でした。

久しぶりなこと

朝がしんどいのはいつものことです。とにかく睡眠時間が足りないというか、朝寝坊ができないというか。それもこれも自業自得だと、わかってはいますがね。
てことで出勤。
今日はふたコマ。片方のクラスは教えあい学習&取り出しです。今回はこちらからは声をかけないつもりだったけど「自分からおいで」って言う前に対象の子らが来たのでホッと一息。まぁ「気になるクラス」があれなんだよな。なにせ人数が多いところへもってきて、来たくない子がいるからなぁ。
空き時間は久しぶりにおべんきょ成果書きです。ここしばらくこんな時間がとれませんでした。なにをやってるんだろと思うけど、バタバタしていました。もちろん中身は「教員版当事者研究」です。今日明日にあげないといけませんからね。なんか、マトリックスがむずかしいな。いや、wordのお絵描きはきついです。しかもタッチパッドなので、さらにむずかしい。しかたないので、マウスを接続しました。おぉ!できる!
文章もカタカタカタ。中指は使ってしまいます。もちろん腱鞘炎は悪化します。やはりおべんきょ成果に音声入力はあまりあわない気がします。というのは、書きながら何度も書き直すからです。他の文章も同じかもしれないけど、その「何度も」の回数が違います。あと、cut & pasteも多用するから、やはりキーボードになってしまいます。
てことで、身体を痛めながらのおべんきょ成果書きをしてると支店長から呼ばれるなど。
「どれがバレた?」
ってビビったら、来年度以降の話でした。12月も近いからなぁ。にしても、支店長よりわたしの方が歳上なんで、これからの話とか、いろいろリアルですね。
放課後は若手教員とクラブにまつわるしみじみとした話。そんな話をしてくれる若手教員がいるのがまたうれしいです。

で、定時に退勤。電車で本を読んでると、肩を叩かれて、ひょいと見ると去年何度か家庭訪問した子でした。久しぶりや!ずっとどうしてるか気になってて、連絡しようかと思うけど、なんとなく連絡しそびれてって感じだったんで、メッチャうれしいなぁ。なにより声をかけてくれたってことは、拒否してないわけですよね。そこからしょーもない話をして、京都駅でバイバイ。がんばれよ(^^)
さぁ、わたしはお家に帰ってのんびりしよう。これもまた久しぶり。

1日おべんきょ

今日は出張のない出張日。どうしようかと思ったけど、書類の提出もあるのでおべんきょ場所に行くべく年休をとることにしました。なので、朝は少しゆっくり。
おべんきょ場所に着いたら、やらなきゃならんことをちょこちょこやって、センセから借りた今日のテーマを軽く読みます。ちなみに『養子縁組の社会学』です。この本、メッチャおもしろい。今日は第8章でしたが、養子の人々のアイデンティティをめぐるストラテジーがインタビューデータをもとに展開されます。社会規範の問題や、それが専門家言説と結びつくところや、いろいろ他のテーマと共通するところがありますね。楽しみました。
午後はポスター発表の事前発表。こちらは完全に専門外なので、まぁ基本的には聞くだけにしておきましょう。
そのあと中国人留学生の相談に乗ってみたり。それにしても、日本って外国人が住みにくい国なんだな。「ごめん」って言ったら、Hがしさんも「ごめん」って言ってたとか。「Hがしさんもあなたも悪いわけじゃない」って笑ってたから、少し気分が晴れたかな。ならばいいんだけど。

で、大阪駅へ。昼ごはんを食べなかったので小腹がすいてきました。なので、串カツの立ち呑みへ。うまいな。眼の前で揚げてる姿を見ると、なんか楽しい。てか、揚げてるお兄さん、トランスっぽいな(笑)。

お次に向かうのは前のおべんきょ場所です。先週に引き続きの「4人会」です。なにせ、今週末が〆切です。みなさんかなり切羽詰まってます。なんかうまく意思一致しきれてない。それでもなんとかそれぞれの課題を明確化して、8時過ぎに終了。
さてさて、どうなるか?

ミッション4

朝、起きたけど、眠いです。ほんとに限界だな。瞬間「年休」という単語が頭をよぎったけど、まぁやめとましょう。てことで、定時に出勤。ひとつのクラスはプリント学習なので楽勝です。「気になるクラス」は、妙に元気です。
「お前ら、なんでそんなムダに元気やねん」
と聞くと
「わからんけど元気やで」
と、これまたムダな返事が返ってきて、やれやれです。
まぁなんとか試験範囲を終えたので、こちらも次はプリント学習になります。とにかくひとつずつ前へ進まなきゃね。
てことで、定時にあがって、電車に乗って向かうのは滋賀県です。今日は「部落解放滋賀県民会議びわこ南部地域協議会」のお座敷です。ちなみに、この時にキャンセルしたののリベンジです。少し早目に着いたけど、とにかく眠いです。どうしよう。選択肢は「元気の前借り」をするか、血糖値をあげるか。迷ったけど、血糖値をあげるべくおにぎりを買いました。
ロビーでモシャモシャ食べて、準備完了。
今日与えられた時間は1時間15分です。なので、通常のミッションはすべてダメです。なので富山でかけたネタをリメイクしたもので勝負をかけました。
実は前の方で聞いておられるY本さん、わたしの話を何回も聞いておられます。なので、どこかに少しでも新たな内容を入れ込みたい。富山バージョンは「ミッションS」と「ミッション3」の合体バージョンなので、少しは新しさがあるかな。ついでに3月に出る予定のゲンコで考えたことも入れ込んでみました。
で、話しはじめたけど、はじめは固い。固いけど、少しずつ緩みはじめてきました。そこからはウケはじめたけど、セクシュアリティに入ったところで、またまた固くなってしまわれます。まぁしかたないか。ただ、みなさん真剣に聞いておられるですよね。それはところどころで「なるほど!」って合点がいった顔つきをされるのでわかります。
ところが、ひょいと時計を見るとあと5分。うーん、どうしよう…。あとまだ2ネタほどあるけど、それをやったら1時間半になってしまいそう。このネタでやめとこう。
てことで、今日のお座敷は強制終了です。まぁでも、キリはいいからこれはこれでよしとしましょうか。
お座敷のあとは懇親会。ムラの話とかもいっぱい聞けて、楽しい時間を過ごせました。てことで、10時過ぎに終了!

来民開拓団のこととか融和運動のこととか

朝、目が覚めたのは6時過ぎ。日曜日なのに悲しいなぁ。でも起きなきゃなりません。とりま、温泉につかって、朝ごはんを食べて大急ぎで準備して、ギリギリ8時に間にあいました。
今日はフィールドワークです。コースは3つあったけど、わたしが興味を持ったのは「来民開拓団」です。もちろん、まったく知りません。
バスで小一時間走ると来民の町に到着です。隣保館に入って3時間の講演開始です。
話の中身はおもしろい。てか、現役の教員しておられて、ここまで真相解明のために調べるかとびっくりしました。その原点にあるのは、おそらく「くやしさ」なんでしょうね。資料の中に、2010年に町議会議員が部落差別発言をしたとか。そういうところみたいです。ただ、そんな社会に全然負けてない。かつてより「熊本、すげー」って思ってたけど、やっぱりすごいです。
ただひとつ、どうしても腑に落ちなかったのは「融和運動」への評価です。「融和運動は部落の側に差別の原因を見ていた、いわゆる「部落責任論」」とばっさり切っておられたけど、そういう構図で捉えていいのかってことです。なにより「水平社運動に対して国が融和運動をつくった」って言っておられたけど、それは明らかに事実誤認です。融和運動の中から水平社運動は出てきたし、その二者は決して対立の構図にはなかった。そんなあたりは本郷さんの講演を3年連続で聞いたので、とりま学習はしています。
たぶん、みんなほんとうに部落の人が幸せになるための道を探してたんだと思うんです。それが結果として差別をなくす方向なのか、開拓団として差別から逃げる方向なのかっていう方向性の違いはあったにしろね。なにより、開拓団の悲劇はなぜ起こったかというと、日中戦争に負けたからです。歴史に「もしも」はないかもしれないけど、もしも勝ってたら、たぶん来民開拓団は「成功例」になってたはずです。と同時に部落の人は侵略者と位置づけられていたはずです。ちなみに、今も侵略者ではあるんだけど、中国政府と粘り強く交渉して遺骨収集はしたんだとか。そこあたりはすごいです。
ただまぁ、そういうことなんです。
来民開拓団から学べることは
「地獄への道は善意に敷き詰められている」
ってことです。それは来民開拓団だけではなくて、例えば無癩県運動だってそうです。
過去を現在の価値観で断罪してはならないと思っています。なぜなら、今のわたしたちもきっと断罪されるからです。大切なのはそんなことじゃない。何より大切なのは、常に「この善意の行き着く先は地獄じゃないか?」と、そこにある善意だけじゃなく、自分の善意をも疑い問い続けることなんだと思ってます。

てことで、フィールドワーク終了。
駅までバスで移動して、みなさんとはバイバイ。わたしはSんちゃんと合流です。久しぶりやなー。
とりま「玉名ラーメン」を食べますか。

うまいわ。これはおいしい。
ラーメンのあとはコンビニで飲み物をゲットして、車の中でダラダラ話。でもなんか、ほとんどわたしが話してたな^^;。
てことで、1時間ほどダラダラして新幹線に乗ると古川さんがおられて、しばし話。博多からはのぞみです。で、降りたのはなぜか新大阪。ここでモルタル職人さんと合流。今度お願いしている講演の打ち合わせなど。まぁもちろん飲みながらですけどね。
そうか。いま子どもたちに「ひとりで問題を解こうと思うな」って言えるようになったのは、この人が「おべんきょ成果はひとりでは書けない」って言ってくれたおかげかもしれません。
まぁそんなこんなで案の定打ち合わせ以外のことをいっぱい話をして9時過ぎに解散。さぁ、特急に乗って帰ろうと思ったら、ぜんぜん特急が来ないので、断念して、新快速で帰りました。
家にたどり着いたのは10時半。さすがに疲れた…。

学ぶ側なんだな

朝起きると、けっこうスッキリ。やはり前の晩に飲みすぎないことと、なにより炭酸水でしめたのがよかったみたいです(笑)。
とりま朝ごはんを食べて、10分間の移動です。到着したのは温泉の街。会場まで歩こうかと思ったら、お友だちに呼び止められたおかげでタクシーに乗れました。
てことで、今年も去年に引き続き「人権教育実践交流集会」です。
まずは打ち合わせ。それぞれのレポートを聞いて「山」を探します。基本的にレポーターしかやってないから、いつも「谷」を探すんだけど、ここに来て自分の役割を思い出しました。そんなのも東さんのおかげです。「何を話すの?」って言われたので「少し事実関係を」って答えると「レクチャーはなぁ」って言われました。うーん、そんなつもりはなかったんだけど、そうなのかなぁ。まぁでも、やはり「性の3要素」は気になるし、「13人にひとり」も気になるから、genderbread personと各種調査は見せましょう。この間は参加者だったけど、今日はそれができる立場です。
てことで、午後一番の講演中はプレゼンつくりながら聞かざるを得なかったり。いや、水俣病の話で、すんごいいい話だったんですけど、ほんまにすんません。東さんから「失礼やな」って怒られました。
で、分科会。
まずは22年前の研修会で衝撃を受けて、そこから大きく人生を変えた「男性」教員の方の話。いいですね。ロールモデルです。こうやって生き方を変えていくこと、そしてそれを子どもたちに伝えること。そしてなによりも生き方を変えたことがよかったって思っておられることが、レポート全体からあふれてます。とにかく楽しそうなんですね。
そして2本目がわたしの分担です。レポートを聞きはじめると、やはりいいことに気がつくようになります。なにがいいって、小学生の子どもたちから「個性」という言葉が出てきたことです。それをいかに次につなげるか。つまり「個性なんだけど、生きやすい個性と生きにくい個性がある」ってことです。子どもたちから出た言葉だからこそ、そして教員自身が気づいたからこそ、それはきっと伝わるはずです。
てことで、プレゼンは大幅に刈り込んで、ほんとうに事実確認だけをして、そんな話をしました。
東さんから「それでええよ」って笑顔をもらえてうれしかった。
なんか、レポートへのコメントを出すことを通して、レポートから学べるのが、この役割をやる経験の貴重さなのかもしれません。

さぁ、あとは交流会です。
これまた去年に引き続き、スー○ードライしかないのでキリンを出してもらったり。「これ、5000円ですか」「唐揚げが出てきますか」ってやったけど、イマイチ不作だったり。
そんなこんなで2次会へ。なんかいつも少し良心がうずくけど、まぁええか。そして若手教員が飲んでる会場に乱入して3次会。そんなこんなで、どうやら飲みながら寝てしまったようなので、部屋に帰りましょうか。
それにしても、豪華な部屋だな^^;。

20年のつきあいになるなぁ

朝起きると、やはり楽です。昨日の夜もそんなに早く寝たわけではないけど、やはり家でごはんを食べるのがいいんでしょうね。
今日は午前に2コマ。ひとつは、プリント学習です。楽勝です。あとはちょこちょこ事務作業。ひとつ腹が立つことがあって、教室で
「委員会、クソや!」
とかグチったりwww。
午後は休みをとって移動開始です。なぜか京都から新幹線に乗らず新大阪から乗ります。そのまま博多を通過して、到着したのは熊本。
ここで熊本のお友だちと合流。在日外国人生徒交流会の仲間です。
考えてみると、熊本の人たちがゼンコーに参加するようになったのは1999年の京都の交流会でした。その後、Uじ本やTーますたちと一緒に実行委員をしたHるちゃんとか、いろいろな熊本の子どもたちと出会ってきました。そんな子どもたちを連れてきてくれたのが、この人たちです。
てことで向かったのは、肥後よかもん市場です。まずは「竹乃屋」から。なぜか博多の居酒屋です。てことで、これまたなぜか生大。

普段は中だけど、なんとなく今日の気持ちは大でした。博多の居酒屋なのに、やはりあるのが馬刺しです。

やはり馬刺しうまい!
おいしいものを食べながら、続いて飲むのは球磨焼酎です。米焼酎、くせがあるなぁ。
飲んでいると、突然店を変えることに。やはり熊本のおいしいお店がいいとのこと。てことで、「菅乃屋」。出てきた突き出しを見てびっくりです。

馬刺しのあぶり寿司!これはうまい。さらに、Oか田さんご推薦の「一文字ぐるぐる」。

ネギと言ったら怒られるかもしれないけど、ネギ好きにはたまりません。
そんなこんなのおいしいものを食べながら、話の中身はやはり外国人教育だったりします。
それにしても、おなかがいっぱいです。てことで、9時過ぎに終了。帰り道に炭酸水を買って、部屋にもどって、今日も早めに寝ましょう。明日はお仕事です。

やはりイマドキではない

朝、眠いです。当たり前です。帰ってきたのは11時半です。そして今日は授業が4コマあります。それが木曜日です。
まずは6人講座。今日のテーマは正規分布です。まぁ言ってみれば、正規分布の表の使い方です。なにせ、数学Bは数学2をやってない前提なので、「定積分、なにそれ、おいしいの?」っていう世界です。それでも知ってないより知ってるほうがいいに決まってます。ここでようやく偏差値の意味がわかります。
それにしても、正規分布のグラフを見て「そういえば
、昔センセイ書いてはったわ」って言う生徒がいて、「生徒が知らないのに知ってる前提か」と思い、これはアカンなと。
「気になるクラス」は対数方程式と不等式。きつい内容なんだけど、ここにも「やらなきゃ」「やりたい」と思ってる子がいるわけで、そういう子の気持ちに届くように授業をしなくちゃね。でも、なんかガサついてるな。それに対してもうひとつのクラスはよく勉強するようになってきました。ただ、その影でまったくできない子もいるから、安心してはいけません。

それにしても、あらためて「習熟度」とか「競争原理」とかってアカンなと思います。
いま、アクティブラーニングとか言って「主体的対話的で深い学び」とか言ってますけど、そういうのの対極にあるなって思います。だって、同質な集団では対話は生まれないからです。
いつも思うのは、進学校の落ちこぼれはうちのガッコでは中位から上位なんだろなってことです。つまり、うちのガッコでは落ちこぼれにはならない。それと同時に思うのは、うちのしんどいクラスの子が他のクラスにいたら救われるやろなってことです。
どんなクラスにもどんな学校にも、そこを「同質集団」とみなした瞬間に落ちこぼれは出てくる。なぜなら、「同質集団」は厳密には同質集団ではないからです。だから、常に「異質な子らが集まっている」ということを前提にしなきゃならない。ところが、「習熟度」や「競争原理」ってのは「同質な子が集まっている」ことを前提にしくみがつくられる。だからコンフリクトを起こします。それなら、はじめから「異質な子らが集まっている」ことを前提にしたほうがいい。
そして、一番大切なのは、この社会そのものが異質なものがあつまってできているからです。

なぜ日本の学校制度、特に後期中等教育はこういう設計になってるんだろと思います。「自由に選択できる」という名目で選択の自由がある子とない子をつくり、結果的に本来異質である社会の中に同質な集団をつくる。「言わなくてもわかる」社会は「言えなくてもわかる」社会です。だから「言う必要」がなくなって「言えなくてもいい」ってなる。そんなところに対話が生まれるはずもない。
そうやって育った子が、突然異質な社会に出たらどうなるか。もちろん異質を嫌って同質な集団を自分の意志でつくるようになる。そういう社会だからこそ、今の後期中等教育でいいとなってしまう。

そんな日本の学校制度の中で教員ができることはなんだろうと思います。せいぜいが、自分の異質性を思いっきり打ち出すことくらいかな。そして対話の糸口をつくる。

そんなことを考えながら、5時間目の授業が終わると、トイレの前で手を振る生徒が…。この子です。
い「どうする?最近寝てるやん」
生「なんか、数学の時間寝てしまうねん」
い「それは困ったなぁ。てか、眠いの、わたしやし」
生「知らんやん」
い「そろそろ授業がはじまるな」
生「せんせい、次の時間、授業あんの?」
い「いや、ないよ」
生「寝るんやろ。5時まで寝るんやろ」
い「え、そ、そんな…」
平和です。なんと言っても、わたしが5時に帰るのを知ってるのがいいです。ただ、ここヶ月くらい昼寝ができてないです。ヤバイです。仕事しすぎやな。
なので、定時で退勤。
さあ、今日は久しぶりに家でごはんが食べられます。うれしいなぁ(^^)。