フィールドワーカー

今日は夕方からお出かけです。なので、それまではおべんきょしんきゃ。
てことで、今日も「猫の額」です。
昨日までは読書と決めてました。で、今日からは工事を開始します。
えーと、仕様書を見ると…。ふむふむ。「キー概念となる言葉の使い方が不明瞭」ですか。えーと、たしかに^^;;。よくこんな細かいところに気づかれるなと思うのですが、たしかにめっちゃ直感的な使い方をしています。で、よく読み込むと、ある言葉に「他動詞的」な意味あいと「自動詞的」な意味あいを持たせてしまっています。これ、自分ではわかりますが、他人からはわからんわな。
てことで、その言葉をふたつにわけてみると、意味あいはすっきりしました。が、困った。いままで「A1+A2=B」という言葉の使い方をしていたのを「A+B」にしちゃったものだから、「=C」となる「C」という言葉を見つけなきゃなりません。が、これが見つからない。えーとえーと…。
そもそも、自分は何をやろうとしてたんだっけ。そもそも「C」の中身はなんなんだっけ…。
魔宮に入った感じです。
しかたないので、換気扇のフードを掃除することにしました(笑)。そういや、年末に換気扇を掃除しました。どうやら「おべんきょ」が切羽詰まると、家が少しきれいになる傾向があるらしいです。
それでも、3時くらいにようやく魔宮脱出の方向性がわかってきてひと安心。

で、夜はロフトプラスワンウェストへ。今日は打越さんと岸さんのトークライブです。
打越さん、なんか、オーラがあるのかないのかわからないです。たぶん、すごいオーラを感じるんですが、それが出てこないキャラなのかな。でも、おもしろい。今回のトークライブがなにより重要なのは『ヤンキーと地元』という本は、社会学の本であるということを明確にしたということなのかな。まさに岸さんによる「解題」を聞くような感じでした。
でも、打越さんの話を聞きながら、いろいろ感じるところがあるんですよね。例えば10年間パシリをしながらフィールドワークをしていたという話。考えてみたら、わたしも「第2のふるさと」に15年いたよな。あれ、一種のフィールドワークかもしれません。あそこでインタビューしたりしていたら、なにか書けたかも。そういや、「おたふく」は11年行きました。あそこもフィールドワーク的に入りこんでたな。あ、いま角打にもフィールドワーク的に入りはじめてるよな。まだ1年半だけど。
たぶん、気質的に近いところがあるのかも。
あるいは、沖縄のヤンキーが「下が入ってこない」という話。まんま解放教育の世界です。わたし、ずっとパシリやったし、今もパシリである自覚があります。そのかわり、パシリなしでは成立しないしくみをつくってしまったから、まぁパシリには見えないでしょうけどね。で、かつては物理的な暴力は受けなかったけど、精神的にはかなりどつかれた気がします。
なんか、一度そんな話を打越さんとしてみたいな。
そんなふうに思ったので、トークライブの後、少し話をしに行きました。
い「あの、いつきと申します」
打「あー、奈良女子大学で自己紹介を聞きました」
マジか…^^;;。
てことで、とても実り多いトークライブでした。