父親の故郷の近くにて

で、午後はお座敷です。
ちなみに、夕方からなので、別に試験中でなくてもいいかと思っていたのですが、移動時間がガッツリ営業時間内なので、これはいかんなと。てことで、今日になったお座敷でした。
てことで、阪急に乗って、十三で新開地行きに乗って終点まで行きます。考えてみたら、新開地まで乗ったの、はじめてです。さらに神戸電鉄に乗って鈴蘭台を通過して、降りたのは「志染」という駅。これ、時刻表アプリでの入力たいへんでした。「ししょく?」「しせん?」最後は漢字を入れるという。
で、お迎えの車に乗せていただいて、お座敷会場へ。場所は総合隣保館です。入っていきなり読書コーナー。なんでも「子どもたち用」らしいですが、「兵庫部落解放史」とか子どもは読まんでしょう(笑)。
で、ボチボチ人も集まってこられてお座敷開始。今日のつかみは決めてました。
「家の玄関を出てから3時間近くかかりましたが、うちの父親の実家からは30分くらいのところなんですよね」
みなさん「おーo(^^)o」って感じでした。ちなみに父親の実家はお隣の加東市です。とはいえ、わたしは3回くらいしか行ったことないですけど(笑)。
てことで、本題に入ります。今日のご要望はミッション2。これ、ほんとのほんとに久しぶりです。最近ほとんどニーズがないからなぁ。でも、トランスに特化したこのバージョンは、それはそれなりに大切かなとも思います。なぜなら、トランスに特化するからこそトランスに特化できないことがわかるからです。
てことで、ところどころ
「おわ!こんなスライドがあった!」
とか思いながら、話を進めます。予習はしたんだけどなぁ。
それでも、けっこう笑いがとれたのでよかったっす。いや、すんごいマジメな顔で聞いておられた方もおられましたが、そんな真剣な話とちゃうし。
てことで、今日は与えられた1時間半ちょうどで終了です。明日は雨やな。

で、帰りは、たぶん「谷上」だと思うけど、そこまでまたまた送っていただいて、バスに乗って六甲山の地下を走って三ノ宮へ。と、バスの運転手さん「新神戸を飛ばしたので、再度新神戸に向かいます」とのこと。珍しいな。ここで、ふと気が変わって新神戸で降りようかと。でも、タッチの差で降りられず。いや、運転手さんに聞いてみよう。
「新神戸で降りたかったんですけど」
「じゃ、そこのバス停でとめます」
マジか(笑)。
で、新神戸からワープ。おかげさまでビールを飲めました。

新幹線、早い!新快速より1時間早く帰れて、ほっと一息です。

遅刻したけど楽しいなぁ

朝、今日も小一時間ランニング。実は20分ぐらいでイヤになったけど、単に帰るだけでも20分かかるので、合計40分になります。予定しているのが50分コースなので、「えい、ままよ」と、予定通りのコースを走りました。あーしんど。
で、早めの昼ごはんを呑んで、ちょっと横になると爆睡です。目が覚めると、すでに研究会がはじまってます。いかん!
ということで、茨木市へ。ここしばらく毎月参加している「関西インクルーシブ教育研究会」です。
到着すると、まだ文献講読されています。話題は「当事者研究」。うわぁ、残念。
「べてるの家の当事者研究と熊谷さんたちがやってる当事者研究は違う気がするんですよね。熊谷さんたちは、どちらかというと「当事者主権」という感じで、「自分たちのことは自分たちが一番知っている」という感じなんだけど、べてるの方は「わからないから当事者研究」で、そのままずっと「わからない」で、グルグルする感じなんですよね」
あー!なるほど!そういう違いがあるわけかぁ。なんか、目から塗り壁です。
とにかくここの研究会は、みなさんが疑問に思っていることや、ボンヤリとではあるけど考えていることを持ち寄って議論ができます。しかも、わたしみたいな人間でも発言できる。とても居心地がいい場所です。
続いて研究発表。保育士さんが状況に応じて対応方法をスイッチするその背景を探ろうとしたものです。ここでも、枠組みそのものをみんなで論議をします。あえてつつくことを通して、自分が何をしたかったのかが少しずつ浮かびあがってきます。それが研究会なのかな。まさに「ひとりで抱え込むと一本の道しか見えない」です(笑)。
そんなこんなで、6時前研究会があって終了。次回日程決めです。ここ、いつもドキドキします。いちおうみんなで決めるのですが、わたしごときの予定も聞いてくださいます。でも、あんまり主張できないな。でも来たいな。そんなこんなで、なんとなく次も来られそうな日程になりました。ただし、島根からの参加ですけどね^^;;

研究会が終わったあとは「80回記念夕食会」です。向かったのは「片桐」。おぉ、安いものは安いけど高いものは高い!みんなでなにを注文するか、ここでも論議です。それにしても、確固とした主体を持たずに、雪崩を打つように同調していくのはいかがなものか。わたしは確固とした主体を持って「サンマ御前」を頼みました。
あとは、なんだかいろいろ日常のことを話すのですが、そこへのツッコミが研究者のなので、やはり爆笑です。が、そろそろ疲れてきたな。20時前におひらきです。
さて、帰ろう。

「あ、木梨さんだぁ」→心に刺さるムラ

起床は7時。せっかく三次まで来たので走りましょう。ということで、ホテルから川を目指します。なんでも、三次の町って3つの川が合流しているらしいです。となると、すべての橋を渡りたくなるというものです。
まずは馬洗川に到着。ここから川沿いの道を走ります。寒い。手が冷たくなるような気温です。軍手持ってきたらよかったかもというくらいです。川の左岸は、ピンとこないですね。新しい町の感じです。と、だんだん町並みが古くなって、やがて神社が出てきました。なるほど。ここで西城川と合流しますが、そっちの橋を渡らずに、さらに先に進みます。なんでも今日の夜に花火大会があるそうな。本来夏にあるんですが、災害のために延期になって「災害復興花火大会」らしいです。あちこちで場所取りをしておられます。そんな中を走って、やがて江の川へ。すでに20分くらい走っています。てことは、このままもどっても40分走ったことになります。さらに向こうに行くと、かなりの距離になりますね。瞬間迷ったけど、行くことにしました(笑)。
江の川に沿った国道を走ります。うーん、やはりピンとこない。でもまぁ、向こうの橋まで行くことにしましょう。国道を右折して坂を下りると、「あれ?」と「レーダー」が起動。なんなんだろう、この感覚は。でもま、寄り道もしんどいから、そのまま走り続けましょう。で、橋を渡ると、再び「あれ?」と「レーダー」が起動。まぁ確かに川の合流地点ですからねぇ。でもまぁ、寄り道もしんどいから、そのまま走り続けましょう。と、またまた「レーダー」が、今度はマックスに振り切れました。ここは避けて通れない感じです。なので、街中へ。しばらく走ると、なにやら建物があって、その前に大きな石碑があります。表を見ると「人の世に熱あれ、人間に光りあれ」と書いてます(笑)。
さらに走って行くと、左側に「ん?」と思う町並みがあります。神社があるから「あれ?レーダー」ではなさそうです。でも、なんか「ん?」なんですよね。うわぁ行きたい。けど、下まで下がってまたあがるのはキツイです。こんな時に走り込み不足が悲しいです。やむを得ず上の方から町並みを観察して、再び西城川の橋です。と、またまたなんとなく「レーダー」が起動。でも、このあたりになると、レーダー感度が慣れモードに入っていて、よくわかりません。そして、再び馬洗川の橋を渡ります。ここからは早くホテルに帰りたいので、下に降りることに。先ほどの神社のあたりを走るのですが、ここもなんとなく「感じる」ものの、町並みのこなれ感なのかなんなのか。そのまま駅のあたりまで走ると、「これは新しい町やな」と。たぶんそういうことなんですね。
てことで、ホテルに入って1Fからエレベーターに乗りました。と、2Fでとまって入ってきた人が…。
「あ、木梨さんだぁ」
すると、木梨憲武さんは
「ども」
とあいさつされました。さらに
木「走ってこられたんですか?」
い「はい、1時間ばっか」
木「じゃ、10kmぐらいですか。すごいなぁ」
い「いや、そんなたいしたことないです」
で、エレベーターが目的階に到着。
あー、びっくりした。

その後、筋トレ→お風呂→朝ごはん。がっつり食べてしまいました。
で、Kひらさんが来られたので車に乗せてもらい、三次の町を案内してもらいました。
い「今朝、走っているとき石碑を見つけました」
K「あー、そこに行かれたんですね。じゃ、行かなくていいですか?」
い「いや、もう一回、あらためて行きたいです」
ということで、あちこち連れて行ってもらいました。
三次のムラの生業は、基本的には「川漁」と「川の監視」らしいです。なので、必然的に川のそばに住んでおられます。あるムラにいたっては、堤防の内側にあったとか。あるいは他のムラにいたっては、堤防がなく、大雨で全戸が水没したとか。そういう中で、事業を使って「安全な町」へと変えていかれたとか。そりゃ事業は必要ですよ。
なんでも、駅のあたりはもともとは田んぼだったとか。そして、旧の町は馬洗川の向こう側で、さらにその奥にある小高い丘のてっぺんにお城があったとか。ちなみに「ん?」と思ったところはかつて遊郭だったらしいです。そうか、だから建物のたたずまいが…。
さらにその後
K「じゃ、今度は町の外のムラへ」
ということで連れて行ってもらいましたが、こちらはレーダーが起動しません。でも、そこここに「なるほど」と思うところがあります。
K「あそこに古い活動家が住んでおられて、もともとやってたのが博労で」
い「博労o(^^)o!」
みたいな会話をしながら、次のムラへ。
うわ、完全にまわりから隔離されています。ムラから外が見えない。逆に、まわりからもムラが見えない。でも、そういうところにも、「人々の営み」があるんですよね。なんか、いろんなことが頭の中をグルグルして、ものすごく心に刺さってきます。思わず黙りこくってしまいそうになりますが、それはそれでなんなので、いろいろ話。
K「じゃぁ、広島に向かいましょうか」
ということで、あとは昔話などをしながら広島駅まで送っていただきました。

ということで、広島のお座敷終了です。
帰りの新幹線にはやはり赤い服の方がおられたり。そうか、昨日、リーグ優勝が決まったのか。

仲間感すごい

今日から中間試験がはじまります。となると、わたしは例によって例の如くな日常になります。ということで、1・2時間目は試験カントク。そのあとは雑務にまみれて、昼過ぎに職場をスタート。新幹線に乗って西へ西へ。と、なにやら「赤い人」が多い気がします。いや、ギョーカイでは「赤い人が多い」となると「人民列車か?」となるわけですが、今ごろだと「赤い人」は別ですね。
ネットで調べると「まだプロ野球やってたんだ」ってことがわかりました。もう10月も半ば過ぎなのにね。てことで、すでにお客さんが入ってました。

もっとも、わたしは着てる服やリュックこそ赤いけど、行く場所はここから北へ向かったところです。すでに迎えに来ていただいていて、車に乗せてもらって北へ北へ。到着したのは三次です。今日は北部解放研の全体学習会です。
なんでも北部解放研で過去呼んだ人は「松波さん」「阿久澤さん」「宮前さん」「川崎さん」「中村さん」「肥下さん」などなど、なんだかもう、関西圏の酒飲み(除く1人)ばかりです。で、今回、わたしに声をかけていただいたと。
「どんな話がいいですか?」
と質問したら
「したい話をしてほしい」
とのこと。これ、難しすぎます。だって「聞きたいと思ってもらう話をする」ことがお座敷と思っているので、わたしから積極的に「これを知ってほしい」とか思うことはあまりないんですよね。でも、いろいろやりとりしているうちに「ミッション1」かなぁと思うようになりました。なんでだろう。よくわからないけど、「原点回帰」という感じですね。
ミッション1は、もともと2002年に宮崎でやった、わたしにとってはじめてのお座敷が原型です。そこから10年ぐらいはネタがひとつしかなくて、ずっとこればかりしゃべってました。ところが、2010年ぐらいからトランスジェンダーの子どもたちのことをしゃべらないといけないなとおもいはじめてはいました。転機は、2012年の全同教大会でした。この時交流会のことをレポートして、さらにそれを膨らませた話を聞きたいというオファーがあって、そこからネタを1時間半~2時間に膨らませて「ミッション2」ができました。で、これをしゃべっていたら、そのうち「LGBT全般」とかいうオファーが来て、話しはじめたら「ミッション3」ができました。で、去年くらいまでミッション3が多かったのですが、今年に入って、なぜかミッション1の依頼が増えてきました。
なんなんだろう。
たぶん、2002年頃からわたしの話を聞いていた「マニアックな人たち」が一通り聞き終わって、「ミッション2」「ミッション3」となっていったけど、今新たな「マニアックな人たち」が、とりあえず聞きたいのが「ミッション1」なのかなと。だから、15年かけて、「ミッション1」が求められる時代があらたに来たのかもしれないなと思うようになりました。
で、お座敷開始です。はたして笑いはとれるのか?最初は笑っていいのかどうかとまどっているというか、慣れない関西弁+早口が聞きとれないというか、とまどい感が伝わってきましたが、そのうちいろいろ慣れてこられたのか、笑いが起こりはじめました。笑いがとれると快感なので、ついつい脱線しそうになります。が、今日は禁物です。というのは、みなさん遠方から来られていて、帰りの時間がけっこうシビアです。なので、延長は不可。できれば1時間半でおさめたいところです。てことで、最低限のネタだけ残して、あとのネタは刈り取る。ギリギリまで切り詰めて、なんとか1時間半で最後の直前まで来ました。まぁ、ここまで話ができたら、あとは越智だけなので、なんとかなるかな。ということで、終了時間5分前で終了。
でも、みなさん笑顔で帰って行かれたし、おひとり「握手しましょう」っていう方もおられたし、よかった。でも、たぶんベースにあるのは「解放研」なんですよね。そこの仲間だからこそわかる空気感が会場にあふれていました。なので、わたしも終わったら笑顔になっていました。

で、北部解放研恒例の呑み会。なんでも、必ず講師を囲んで呑むらしいです。てことで、近くの居酒屋へ。なんかもう、みなさんフリーダムです。呑んで食べて笑ってしゃべって。たぶん、みなさん市役所職員なので、ふだんは上下関係があるんでしょうね。でも、ここに来るとそんなものは消滅します。そして最後に自己紹介タイム。「カミングアウト話」へのレスポンスは「カミングアウト」なのかな。みなさん、ご自分の話をいっぱいされました。
これがいいですね。だって、「今日の話の感想」は、確かに聞きたいけど、ミッション1は「触媒話」なので、話に触れて自分のことを思いだしてもらいたいんですよね。なので、みなさんの自己紹介がおもしろかったしうれしかったです。
てことで、懇親会はお開き。その後、なぜか近所の長浜ラーメンへ。呑んだあとのラーメンはなんでこんなにおいしいんだろう。しかも、長浜ラーメンはおなかにこたえない。でも、これはカロリー、ヤバイわ。

取り出しの方法とかスモークとか

通勤途中にメールチェックすると、「モデレートせよ」というメールが入ってました。中身を見ると、こないだのブログへのご本人からのコメントでした。よくぞこんな寂れたところをと思ったのですが、とても大切なことを提起されてるので、やはりこれは真剣に返さなきゃ。とにかく考えて、時間ができたら返そう。
でも、今日は授業まみれです。てことで、「取り出し」開始。去年は2回ほど取り出しをしてカンフル剤を打てばよかったけど、今年はそういう感じじゃありません。たぶんカンフル剤を少し入れると効きすぎて遠くへ行ってしまう感じです。なので、問題をふたつやって「どっちかできたらそれでええし」みたいな感じでやりました。まぁ、去年は2回だったのを、今年は4回かけてやる感じですか。でもま、そのおかげで3人が限界だった取り出しを7人まで増やせたので、よしとしましょうか。

で、帰り道に買い物。車通勤だと駅のないところに行くのはできるのですが、電車通勤だと繁華街に行けるのがいいところです。今日は繁華街じゃないけど、京都駅でお買い物。なぜか下着や靴下に穴があくんですよね。同僚に「下着に穴、あきますか?」って聞いたら「あきませんよ(笑)」って言われたので、みんなあかないのかな。とにかく穴あきが増えてきたので、ここは総替えにしようかなということで、下着を6枚靴下6枚ゲットしました。これでしばらくもつな。

で、家に帰って「スモーク遊び」です。
facebookでIずみちゃんがポチったことを知ったこれ、わたしもポチりました。
すでに子どもたちはごはんを食べたあとでしたが、下の子どもが近所のスーパーに材料を買いに行ってくれました。そろった材料は「サーモンの刺し身」「6Pチーズ」「うずら卵の水煮」「バターピーナッツ」です。うずら卵とサーモンは水気を拭きとります。
で、ボールに入れて、ラップして、スイッチオン!

ゲホゲホゲホとなりましたが、やがてボールに煙が満タンになりました。ちなみに、満タンになったらパイプを抜いてしまうのがコツです。というのは、煙が薄くなった状態でパイプを入れっぱなしにすると、単純に空気が送り込まれて、煙が逃げてしまうからです。取説にはジップロックを使った図があるので、それはありでしょうね。
で、できあがったのを食べると…。

  • うずら卵
  • ほんのりスモークの味がついてます。おいしいけど、そんなに「おぉ!」って感じでもないですね。でも、やり方がまずかっただけかも。

  • サーモン
  • これはうまい!絶品です!スモークサーモンは塩味がきついし、薄切りにして食べる感じだけど、これは刺し身です。でも、ほんのりスモークの味がついていて、そしてフレッシュな甘みがあります。下の子どもが踊ってました(笑)。さらに藻塩をかけると、またおいしい!明日食べたらさらにうまいかも。

  • 6Pチーズ
  • これもうまい!サーモンもですが、基本冷熏なんですよね。だから難しいんです。でも、このやり方だと冷熏が基本です。時間を置くごとにおいしくなっていきます。と、上の子が「だから寝かせたほうがうまいって言ってるやろ」と。ごもっとも。

  • バターピーナッツ
  • はじめやった時は煙が漏れまくって味が薄かったので、もう一回密閉してやったら、ガッツリとスモークの味がついてました。わたしには渋い感じがしたのですが、上の子どもは「うまい!」って言ってました。
    いや、これはいい買い物をしました。
    よくM口さんのところで食べさせてもらいますが、シシャモとかタラコとかもやろうかな。

    不思議な光景

    1時間目は、やっぱり「取り出し」です。どうしたものかと思いましたが、とにかく「取り出しが自分にとって役に立つ」と思ってもらわないと、inclusiveな教育にならないので、ここはふんばりどころです。幸い明日もあるから、今日は三角関数のグラフだけをやることにしました。これだけならば15分で終われるので、3人グループと4人グループの2セッションできます。で、残りの時間はぐるぐるまわって質問受け付け。さすがに今日は手応えあったな。まぁそりゃ試験の2日前ですからね。
    とにかく、毎回のテストが足引っ張りにならないようにすれば、どこかで一発逆転も狙えるから、そこが目標ラインです。

    で、夜は北摂共和国のある市の人権担当者の飲み会です。いちおう「打ち合わせ」という名目ですが、相談もありーのよもやま話もありーの。
    それはそれでいいのですが、隣のテーブルの会話に、おそらく全員が耳ダンボでした。とにかくひたすらセクシュアリティにかかわる飲食店系の話が延々と続きます。飲んでる時の話題って、たいていくるくる変わっていくものなんじゃないかなと思うのですが、変わらない。どんだけその話が好きなんだというくらいに変わらない。ちなみに、話題を出すのは、当然そういう飲食店にいく人なので、男と思われる外見を持っておられる方で、そうなると女と思われる外見を持っておられる方は聞き役&相づち役&笑い役で、それがまたコントラストとしておもしろい。
    隣のテーブルに興味を持つのは悪いなと思うのですが、あまりにも興味をひいてしまうので、これはしかたないかなと。
    で、そろそろ帰ろうと思ったところで飛び込んできた単語が「トランスジェンダー」です。さっきまでの会話とどうつながるねんと思ったけど、たぶん一連の流れなんでしょうね。もちろん話を全部聞いてるわけじゃなくて、どうしようもなく飛び込んでくる単語が脳みそに蓄積していっただけなので、バイアスがかかってたんだと思うのですが、あまりにも唐突なので驚いたという。
    お店を出てからみんなで「あれはなんだったんだ」と話してたので、みんな同じ感想を持ったんじゃないかな。
    でもまぁ、考えてみると、例えばムラ中のお好みの話を暑く語るわたしも「あいつなんやねん」な存在だし、そこでの会話をとりあげるだけでその人がどんな人かなんてわかりません。かなりいろいろ知っている人が「ネタ」を話してたという可能性もかなりあるわけで、でもとにかく不思議な光景でした。
    てか、今日にしても、隣のテーブルから見たら「あいつらなんだったんだ」ってことになるかもしれないし、もっと言うなら、今日はかなりマトモなメンバーで、IずみちゃんとかK野さんとかKうさんとかHがしさんとか、その他たくさんの変態友だちと飲んでる時の会話を隣で小耳に挟んでたら、確実に「あいつらなんだったんだ」ってなるわけで、これはもう、お互いさまってことでしょうね。

    多文化、多様化への時代の流れはとめられない

    職場に着いて、事務室行って、京都新聞ひらいたら、あった(笑)。

    いくつかニュアンスが違うところもあったけど、概ねいい記事だなぁと思いました。そりゃそうです。2回取材に来られて、さらに確認の電話取材。ていねいに話を聞かれましたからね。
    最後のフレーズが一番言いたかったことなんですよ。それを最後に書いてくれたのがうれしかったかな。
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    やはり三角関数はむずかしいのか?

    高校レベルの三角関数なんて、ラジアンやって、定義をやって、相互関係やって、グラフやって、方程式不等式やって、加法定理やって、合成やる程度なので、ほんとに簡単なんですよね。ちなみに、ラジアンは数IIIでやる微積のためなんだけど、それは別として「そういう角度の考え方があるんだ」ってことは知っておいたほうがいいと思うのです。なぜなら、「度数法が唯一の方法=絶対じゃない」ってことを知ることで、それは「自分の既知の世界が絶対じゃない」ってことを知ることにつながるからです。てか、そもそもラジアンだと各象限間の関連づく角がすぐにわかるから、メッチャ便利なんですよね。
    で、こないだの画期的方法はともかく、それ以外のところもほとんど計算は不要で、使うのはほとんどが図形やグラフからの読み取りで、計算といえばせいぜいが「3平方の定理」くらいしかありません。まぁとても簡単だってことです。
    が、どうもそれが難しいらしい。なんでだろうと思うのですが、もしかしたら、図形が書けないのかな。てか、目盛りがとれない。具体的には、1/2と√2/2と√3/2の書き分けができない。んなもん、1/2は0と1のちょうど真ん中で、√2/2→√3/2というふうに1に近づくに決まってるんだけど、それがピンとこない。なぜなら数と量がつながってないからです。更に言うなら、水平線や鉛直線が円と交わる交点を考えると、中心から離れるに従って交点は近づくに決まってるんだけど、それもピンとこない。
    かつて解放教育の現場で「生活と知識がつながらない」ということがよく言われました。よく「対流」がとりあげられました。家にお風呂がある子どもは、お風呂を沸かすと上が熱くて下が冷たいからお湯が上に行くことがわかる。でも、ムラの子らは内風呂がなくてムラ風呂に行くから、そういうことには出会わない。だから、実生活体験と知識がつながらず、理解しにくいという話です。
    たぶんそれと同じなんだろうな。でも、そういうのって、どこでどういうふうに身につけたらいいんだろ。たぶん、日常に山のように転がってるんだろうけど、それをどうやったら意識化できるように伝えられるんだろう。
    たぶん、三角関数の問題が解けるって、そういう感覚的なことなんだろうな。

    図書館の自由に関する宣言

    この間、図書館について考えなきゃならないことがあるので、図書室学習のついでに司書の方に質問。というのは、前に『多様性と出会う学校図書館』という本にかかわった時に、司書の方が「情報へのアクセスの保障」と「プライバシー」に静かだけど熱い思いを持ち、うちの図書室はそれを表現している場として存在していることを、あらためて感じたんですね。で、それの資料が欲しいなと。
    すると、「これ」と言ってプリントアウトしてくださったのが、「図書館の自由に関する宣言」でした。

    図書館は、基本的人権のひとつとして知る自由をもつ国民に、資料と施設を提供することをもっとも重要な任務とする。
    第1 図書館は資料収集の自由を有する
    第2 図書館は資料提供の自由を有する
    第3 図書館は利用者の秘密を守る
    第4 図書館はすべての検閲に反対する

    もちろん、宣言には、その内容にまつわるいろいろなことが書いてあるのですが、それもすごいです。ちなみに、「国民」とありますが、それは日本国憲法にもとづいているからで「外国人もその権利は保障される」と書かれています。そして「検閲の拒否」です。まぁ「『はだしのゲン』問題」ってのがありますが、逆にあれがいかに図書館の自由を踏みにじる行為であるかということも、よくわかります。
    さらに、最後に
    「図書館の自由が侵されるとき、われわれは団結して、あくまで自由を守る」
    とあります。
    なんか「図書館すげー」と、あらためて思いました。この気持ちを、次のゲンコに織り込みたいな。

    抽出二景

    今日は授業まみれの月曜日。でも、図書室学習なので、普段と違う感じです。
    いま、2つのクラスを担当していますが、とにかく風景が違う。もちろん、与えられたクラスに全力を投入するのは当たり前なんですが、それの受け止めも「集団」によって異なるのも当たり前です。
    去年から、ヤバイ子については「教えあい」に頼れないので抽出をはじめました。が、この時の雰囲気が全然違います。ひとつのクラスは「〇〇さん、おいで」というと、まわりの子らが「ええなぁ」「わたしも行きたい」って言って、呼ばれた子もサッとこっちにきます。もうひとつのクラスは、まわりからそういう声は聞こえないし、呼ばれた子もなかなか来ない。言うまでもなく、前者のクラスのほうが苦手な子が少なく平均点も高いです。
    で、両者とも抽出は30分くらいにして、あとの20分は各自で勉強するようにしたけど、前者のクラスの子は勉強してたけど、後者のクラスの子はその後他の子にかまってたら遊んでました。「今やったことをその場で復習する」ことをしないんですね。別に生涯にわたって定着してほしいわけじゃないけど、とりあえず1週間くらい覚えててほしいんですよね。
    にしても、次の時間は図形的解法にチャレンジするつもりだけど、不安やな(笑)。