多文化、多様化への時代の流れはとめられない

職場に着いて、事務室行って、京都新聞ひらいたら、あった(笑)。

いくつかニュアンスが違うところもあったけど、概ねいい記事だなぁと思いました。そりゃそうです。2回取材に来られて、さらに確認の電話取材。ていねいに話を聞かれましたからね。
最後のフレーズが一番言いたかったことなんですよ。それを最後に書いてくれたのがうれしかったかな。
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やはり三角関数はむずかしいのか?

高校レベルの三角関数なんて、ラジアンやって、定義をやって、相互関係やって、グラフやって、方程式不等式やって、加法定理やって、合成やる程度なので、ほんとに簡単なんですよね。ちなみに、ラジアンは数IIIでやる微積のためなんだけど、それは別として「そういう角度の考え方があるんだ」ってことは知っておいたほうがいいと思うのです。なぜなら、「度数法が唯一の方法=絶対じゃない」ってことを知ることで、それは「自分の既知の世界が絶対じゃない」ってことを知ることにつながるからです。てか、そもそもラジアンだと各象限間の関連づく角がすぐにわかるから、メッチャ便利なんですよね。
で、こないだの画期的方法はともかく、それ以外のところもほとんど計算は不要で、使うのはほとんどが図形やグラフからの読み取りで、計算といえばせいぜいが「3平方の定理」くらいしかありません。まぁとても簡単だってことです。
が、どうもそれが難しいらしい。なんでだろうと思うのですが、もしかしたら、図形が書けないのかな。てか、目盛りがとれない。具体的には、1/2と√2/2と√3/2の書き分けができない。んなもん、1/2は0と1のちょうど真ん中で、√2/2→√3/2というふうに1に近づくに決まってるんだけど、それがピンとこない。なぜなら数と量がつながってないからです。更に言うなら、水平線や鉛直線が円と交わる交点を考えると、中心から離れるに従って交点は近づくに決まってるんだけど、それもピンとこない。
かつて解放教育の現場で「生活と知識がつながらない」ということがよく言われました。よく「対流」がとりあげられました。家にお風呂がある子どもは、お風呂を沸かすと上が熱くて下が冷たいからお湯が上に行くことがわかる。でも、ムラの子らは内風呂がなくてムラ風呂に行くから、そういうことには出会わない。だから、実生活体験と知識がつながらず、理解しにくいという話です。
たぶんそれと同じなんだろうな。でも、そういうのって、どこでどういうふうに身につけたらいいんだろ。たぶん、日常に山のように転がってるんだろうけど、それをどうやったら意識化できるように伝えられるんだろう。
たぶん、三角関数の問題が解けるって、そういう感覚的なことなんだろうな。